897: 名無しさん :2022/05/01(日) 21:59:49 HOST:sp1-79-84-142.msb.spmode.ne.jp
【松島型自航マスドライバー】

松島型自航マスドライバー(Mathusima-class SPMD)とは、低軌道へのペイロード投入を目的として宇宙航空研究開発機構(JAXA)と日本国宇宙軍及び海軍が共同で開発した、自己航行型マスドライバー(Self-Propelled Mass Driver/SPMD)である。


[主要諸元]
全長:450m
全幅:120m
排水量:約35万トン
機関:核融合/液体金属MHD発電システム
速力:公称30ノット
乗員:30名前後(+支援要員1200名前後)


[主要機器]
  • 径50m回転加速130口径188cm電磁式軌道投入システム
:軸線上1基

  • 小型ロケット射出器
: 24セル×2基 計48セル


[同型艦]
  • 松島
  • 厳島(計画中)
  • 橋立(計画中)


【概要】
従来計画されていた固定式マスドライバーは軌道投入時のエネルギーを最小化する為、赤道直下から真東向き(自転方向と平行)に射出され、そこから加減速用ロケットで任意の軌道へと遷移されることとなっている。
しかし、この方法では必ず赤道上の軌道を経由することになり、期間あたりの打ち上げ回数の増加によって将来的に軌道の“渋滞”が発生すると予想されていた。
そこで、より直接的な軌道投入を実施する為に、射角や仰角を自由に取れる「旋回式マスドライバー」が計画され、各種概念実証試験の結果として本船が設計された。

今後の運用状況が良好である場合、2番艦「厳島」と3番艦「橋立」の建造が計画されている。



【船体】
全体的にはステルス艦を思わせるタンブルホーム型の滑らかな船形となっている。
トリマラン(三胴船)であり、船体中央より少し後方の左右に大きく張り出している。このサイドハルは減揺機能を備えており、船全体への波の影響を最小化している。
前方と後方にはそれぞれサイドスラスターが備え付けられており、マスドライバー基部を中心軸とした超信地旋回が可能である。
また、支援設備として船体後方に観測用無人航空機の射出及び着艦機能が備わっている。


【主要装置】
本船の最も重要な装備であるマスドライバー、径50m回転加速(ローテートアクセラレーション)130口径188cm電磁式軌道投入(レールマスドライバー)システムは、複合加速式の小型直線マスドライバーシステムである。

このマスドライバーにおいて先ずペイロードは、長さ25メートル程度の矩形翼型の回転羽を有する初期加速室にて、回転羽の先端部に固定される。
続いて初期加速室がほぼ真空状態になるまで減圧され、回転羽が回転を始める。
直径約50メートルの円周上を加速する回転羽の先端速度がマッハ5~6に達した段階でペイロードが切り離され、ペイロードはそのまま慣性で直線加速器へと突入し、そこで電磁誘導で任意の速度まで増速されて衛星軌道へと投射される。
また、その投射能力を生かして将来的には隕石迎撃用の飛翔体を投射することも視野に入れているという噂もある。


支援設備として、寿命1週間程度の小型観測衛星を搭載したロケットが48基、戦略原潜用のSLBM発射管の設計を流用した射出器に搭載されている。
これによって本船は、外部からの情報支援が受けられない状態であっても、単独で測位用24基+観測用24基によるリアルタイム全球観測態勢を構築することが可能である。
観測衛星はライダー(レーザーレーダー)が備わっており、複数機でマスドライバー射線上の大気状態を精密に観測・データ化することで、極めて精密な照準支援を行うことが可能である。

898: 名無しさん :2022/05/01(日) 22:04:23 HOST:sp1-79-84-142.msb.spmode.ne.jp
以上となります。
なんか近似世界が自分の趣味を叩き込むおもちゃ箱になっていってる気がする…
188cmはトライデントSLBMがその直径だったので、それくらいあればいいのかなと決めました。

はい、はい……マスドライバーですよ…あくまでも平和的なマスドライバー……

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最終更新:2022年05月09日 22:37