769: 弥次郎 :2022/05/12(木) 22:26:14 HOST:softbank126041244105.bbtec.net
憂鬱SRW アポカリプス 星暦恒星戦役編設定集「レギオン個体/パラライズバレット」
強化対空自走砲型(シュタッヘルシュバイン・ツヴァイ)
対空自走砲型を強化したと思われるレギオン。
命名の理由は砲身が二倍に増やされていることに由来する。
内部構造も改造が行われているためか、砲塔の旋回速度や発射レートなども改善されていることが確認された。
なお、その分だけ本体重量は増大し、動きが鈍重となっているようである。
対空レーザー自走砲型(シュタッヘルシュバイン・イデ)
対空自走砲型と射撃子機型を融合したと思われる、対空レーザーを搭載したレギオン。
従来よりも大型化した砲身から中~高高度まで届くレーザーを発射する。
精度は悪くはなく、威力は星暦惑星の航空機相手であるならば十分に通用する出力があるが、連合の機体には通用しなかった。
レーザーの発振に必要な発電力を確保するためか、発電子機型を大量に引き連れて行動しているのが確認されている。
まだ試作段階のためか、あるいは大量運用には問題があるためか、数としては決して多くはない。
軽戦車型(レーヴェ・クラウン)
戦車型をベースとしていると思われるレギオン。
旧来型よりも射角の自由度を高め、尚且つ高速の標的をねらい打てるように砲塔の旋回性能などを向上させたモデル。
更に砲塔上部のセンサーも強化されており、旧来型とはそこで見わけが付けられる。
その犠牲として搭載砲が90㎜に変更され、砲塔部と本体部の装甲を削減しており、非常に撃たれ弱くなっている。
しかし、その分だけ本体重量が軽くなっており、展開能力や運動性については向上することとなった。
これの投入が確認されたのは他の改良型のレギオン同様にオペレーション・スカイフォール以降であり、連合の機動兵器の速度に対抗するためと思われる。
子機輸送型(ネスト)
回収輸送型をベースとしていると思われる、小型のレギオンを運搬するレギオン。
阻電撹乱型や発電子機型あるいは射撃子機型を運搬し、展開することで支援を行うのが役目と思われる。
TMSや航空戦力によって阻電撹乱型の母艦となる警戒管制型が積極的に撃墜されていることへの対処と思われる。
ただ、地上に活動場所を移して他のレギオンの援護を受けられるようになっても、このタイプが標的であることには変わりがなかった。
対空斥候型(アーマイゼ・ステアー)
斥候型を基礎に開発されたと思われるレギオン。
変更点としてはその高性能センサーが大型化され、また可動域を大きくとることにより、対空警戒を行えるようにした点である。
航空戦力を持たないレギオンにとっては対空警戒というのも非常に重要であり、殊更地球連合の参戦からその脅威におびえることとなった。
その対抗策の一環として、強化対空自走砲型などと共に送り出され、セットで運用される。
一応検知はできたのであるが、問題なのは連合の航空戦力の速度に砲兵側が追従できないことか。
770: 弥次郎 :2022/05/12(木) 22:27:04 HOST:softbank126041244105.bbtec.net
試作電磁加速砲型(モルフォ・プロト)
オペレーション・スカイフォール発動直後、MAP兵器ヘリオスによる阻電攪乱型の排除後に確認された大型のレギオン。
発見時にはコクーンのデコイと判断され、コクーン・イミテーションと呼称された。
そのスペック、サイズ、形状などから電磁加速砲型のプロトタイプと目されている。
全長は25.4m、重量は約1000t。完成系ほどの移動速度は出せないものの、それでもレールを用いるならば100㎞/h以上で移動が可能。
武装としては400㎜レールキャノンを搭載しており、自衛兵装としては40㎜ガトリングキャノンを多数搭載している。
その他にも近距離戦闘用のミサイルランチャーや近接格闘用導電ワイヤーなどを持っており、近距離戦闘にも対応する。
しかし、あくまでもプロトタイプ、あるいは建造を行いテストを行うためであるためか、本家ほどの戦闘能力は有していない。
これが投じられた理由は、阻電攪乱型の雲の下で密かに展開することで、モルフォが攻撃を受けている間に各国を攻撃するためだったと推測される。
本家には劣るものの、鹵獲後のテストの結果、射程は200㎞程度と判明。配置された地点によっては十分に各国の前哨基地などを狙い撃ち可能だった。
実際、モルフォは最低二機存在することは確認されていたが、直前までの情報ではそれ以上は確認されていなかった。
直前までの情報だけならば、そちらにばかりに目をとられて戦力を集中投射していた可能性もあった。
しかし、レギオン側が阻電攪乱型による雲を展開させすぎたことで地球連合の不審を招き、MAP兵器の投入によるクリアリングを行われてしまい奇襲は失敗。
待機していた予備戦力による強襲を受け、アクションを起こす前に全機が鹵獲あるは撃破されてしまうこととなった。
対レギオン中枢麻酔弾(パラライズバレット)
開発・製造・生産:地球連合
種別:レギオン鹵獲用マイクロマシン
概要:
地球連合星暦恒星系星暦惑星地上軍が配備している対レギオン兵装。
撃破したレギオン、あるいはレギオンに関する情報などを元手にリバースエンジニアリングして生み出したマイクロマシンを用いる侵食装備の一つ。
理論や理屈としては非常に単純で、レギオンの中枢処理装置を構成するマイクロマシン、あるいはそこから延びる電子回路に侵入し、信号伝達などを阻害する。
マイクロマシンの組成や特性がレギオンのそれに限りなく近づけられているため、レギオンの電子系によくなじむ。
ただし、入力されている情報は動きの停止や麻痺などであり、あるいは伝達される情報の切断もしくは妨害にある。
ただし、これを的確に作用させるためには、レギオン内部の構造図を良く把握したうえで、必要な量を的確に打ち込む必要がある。
中央処理装置あるいは主要な電子回路を不必要に破壊することなく、的確かつ慎重にマイクロマシンを注入して効果を発揮するのである。
その為、コクーン(モルフォ)の鹵獲の際には装甲を引っぺがし、内部構造をあらわにするなどして注入箇所を特定する必要に迫られた。
また、その内部構造のスキャンと解析が完了するまでに逃走や妨害などを受けないようにするため、可能な限り武装を排除する必要も存在した。
弾丸(バレット)という名称になっているが、どちらかというとグリスガンのような注入器を押し当てて内部に押し込む形となる。
極論電子回路をむき出しにしたところにばしゃりと浴びせかけてやっても、浸食能力も持ち合わせているので効果は得られる。
771: 弥次郎 :2022/05/12(木) 22:27:34 HOST:softbank126041244105.bbtec.net
以上、wiki転載はご自由に。
スカイフォール編もあと2話くらいで決着の予定です。
最終更新:2024年05月30日 23:20