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銀河連合日本×神崎島ネタSS ネタ ゲートの先は神崎島もヤルバーンも無いようです欧州大戦 プロローグ
「助けてくれ！！」
「俺たちはあんたらの指示に従っただけだろ！？」
「神がこの様なことを許すと思っているのか！！」
憂国騎士団の団員達（イスラム難民）、自らが犯した罪を棚に上げ自分勝手なことを言う男達が殺し合いをさせられていく。
撲殺され、絞殺かれ、刺殺され、時折思い出したかの様に観客に銃殺される。
殺し合い最後に残った一人の男に身なりの良い女が近づく。
「こ、これで俺をこの地獄から解放してくれるんだよな！？」
ツカツカと女は男に近づく。
ブスリ、そんな音が聞こえそうな光景、女の手に持った刃で貫かれる男。
「は、話が違う…。」
「あら？確かに現世の苦界から解放しましたよ？」
ドサリと男は倒れる。
他の積み重なった者と同じ物言わぬ骸となったその濁った瞳が女…首相と呼ばれる者を映す。
「貴方々が声高に言う神の為に死んだのだから良いことでしょう？」
男の血に呪物が浸される。
件の毒…艦娘に対しての対馬の結果から日本人のものでなくともある程度通用すると判断され"量産"された。
何せ人々の怨嗟を大量に受けた原料（難民）や怨嗟を溜めてる原料（自国民及び諸国民）はゴミ箱（収容所）にごまんとあるのだこれを使わない手はない。
毒の原料としてでなく戦力強化のリソース等使い道は多い。
そしてこの場には他の生者、女子供老人までもいるが同じ人間、しかもついさっきまで知人だった者達が互いを殺し合うの光景を見て顔を青くする。
しかし全員が鎖で繋がれ逃げ出すことも構わない。
それらがいる床に描かれているのは幾何学模様、見るものが見れば幾重幾層にも重ねられた神代のルーンで形成された陣だと分かる。
女が顎を動かすと床の幾何学模様が輝き、生者の命が搾取され魂は消費されていく。
助けれくれ、殺さないでと言う者達。
「貴方達も『聖戦』のための礎となって頂きます。大丈夫貴方達が言うように神の為に死ねるのです、光栄なことでしょう？」
女は嗤う。全ての命が失われていく。
響く悲鳴と助けを求める声、掠れる怨嗟の声それらは尽く無意味だ。
そしてその魂は贄に使われ、罪により元から天へと召されることはなかったが地の底へ落ちることすら許されない。
全ての人間性が捧げられ魂と命が焚べられただ燃料として消費されていく。
そして全ての命の火が消えるとその場は暗闇で閉ざされる。
女はボソリと呟く。
「最も、神は神でも"終わらせる者"と"堕ちた世界樹"な訳ですが…。」
それにあの四文字がお前達を助けるとでも思っていたかと呆れた様に呟く。
その言葉が終わると石がそこにあった、莫大な力を秘めた所謂賢者の石とか呼ばれるモノ。
それだけではないその場に残る肉塊が起き出し屍鬼となり或いは骨や肉が集まり巨大な骸骨や化け物と化し、或いは何もない空間から溶け出るように何体もの巨人や怪物が姿を現し、艦艇が出現し、現行の地球の技術を凌駕する兵器達が召喚される。
だが、それだけではない。
元からその場で待機状態であった全身に梵語の書かれた気色の悪い宇宙生物か何か、それも機械と融合したかの様な化け物も起動し人間の屍肉を漁る。
その光景に女は満足気な表情を浮かべる。
「【羅刹王】、どの世界のどの時間軸の方は知りませんが素晴らしい贈り物、【ヂラール】と【ハイクァーン】をありがとう。
ヂラールの餌は増えすぎた人間でいいなんて実にエコロジーですね…。
ハイクァーンも兵器の生産と生体改造以外出来ず、ヂラールに食わせた人間の怨念や怨嗟、それは貴方の下へ送られるのは…少々見当違いでしたが…。」
女は狂い笑い、宣言するように神託を告げるように謳い上げる。
「さあさあさあ、さあ！！楽しい宴を始めましょう！世界を終わらせる戦いを！新しい世界を生み出す創世記を！奪い、殺し、嬲りつくしましょう！！現在の世界壊す為！！」
ケタケタと女は笑う。
開演を告げる司会者の様に手を大きく広げる。
「先の愚か者達が対馬で演じた第一幕は大いなる冬の時代の幕開け！！第二幕私と彼らが脚本、演出を手掛けるは再度の黄昏！！皆々様御照覧あれ！！
この世界を維持する東方の世界樹・扶桑（日本）を切り落とし焼尽しつくす黄昏を！！
…………ｄじゃきｈぢあｓふぃおｆはおふぁひおふぁ…私は…！私は…！こんなこ『ゴッ！！』ゴフッ！」
突如、女の口から声にならぬ声が漏れた瞬間女は己の頬を全力で殴りつけ歯が抜け口から口から血が流れ頬は赤く腫れ上がる。
女はそんなことを気にせず言葉を漏らす。
「…全く何を言ってるんですか。『私』さん…これは貴女が望んだこと。貴女の罪、貴女の罰…日本人をああして殺した時点で既に手遅れなんですよ…。
全く今になって救って欲しいなどと…全く度し難いですね…。」
226： 635 ：2022/05/15(日) 06:00:49 HOST:119-171-248-237.rev.home.ne.jp
以上になります。転載はご自由にどうぞ。
話の入りなので短いのはご勘弁を
最終更新：2022年05月22日 22:01
