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日蘭世界 日蘭世界における平行世界で伊507とかローレライとか呼ばれた艦の人生


戦前
米潜水空母と同様にビンソン計画に付随した砲戦補助、漸減用大型航洋型潜水艦として開発スタートし潜水艦シュルクーフとして建造される。
しかし完成したはいいが潜水艦の主砲は時代遅れな上に建造費が掛かるために一隻で建造終了。

大戦初期
開戦時は浮上砲撃など時代遅れで主砲に活躍の機会なし。
しかしフランス陥落と共に国外へ脱出、フランス軍所属の数少ない長距離航行可能な大型潜水艦として重宝され通商破壊に従事。

大戦中期
米英海軍の補給艦は補給を嫌がり(呪のせい)、イル・ド・フランス、ノルマンディーなど元フランス船を臨時特設潜水母艦として活動。
そのサイズと余計なモン(主砲)で日蘭の護衛艦に良く補足されるも運と艦長以下熟練の乗組員のお陰で生き延び戦果を重ねる。
なお、この時期では数少ないフランス海軍の戦果となる。
日蘭は音紋などから同一艦からの被害と確信、少なくない被害とその不死身っぷりから日蘭輸送部隊から警戒対象となる。

大戦後期
水上打撃部隊支援の為にゼーラント沖海戦に参加、リシュリュー以下の中央突破を支援し発射した魚雷が巡洋艦、駆逐艦等に命中。後に海域を離脱。
海戦後、特設潜水母艦より最後の補給を受け、残存フランス海軍艦艇と合流すべく別れを告げる。
しかし、無線機が不調となり脱出したリシュリュー以下の降伏を知らず、フランス本土にも接近出来ないためシュルクーフは大西洋上を彷徨うこととなった。
そして一時無線が回復時に米本土への大規模攻撃によりニューヨークが灰となったことを知る。
その後実際は誤情報であったがフランス本土における残存抵抗勢力のいる沿岸都市を戦艦による艦砲射撃で灰に帰すとの情報を取得しシュルクーフはフランス本土へ接近を決意。
ブリテン島近海にてシュルクーフは中小艦艇及び大型水上艦艇含む艦隊の存在を探知し、ラジオ等の情報から米英艦艇が活動しているのは有り得ず日蘭の戦艦と判断。
一隻でも沈めればフランスの都市が灰になる可能性を減らせると艦長は戦艦撃沈を決意、雷撃により戦艦を撃沈。
慌てふためく艦隊の目の前で急速浮上し砲戦へ移行、巡洋艦や駆逐艦の撃沈に成功。
だが後に分かったことだがシュルクーフが実際に撃沈したのは降伏し回向中であった英国戦艦と米国巡洋艦であった。
そして混乱を利用し急速潜航に成功し海域を離脱したシュルクーフはフランス本土近海にて浮上。
しかし攻撃を知り網を張っていた日蘭に補足、包囲され最早逃げること能わずと艦長は判断し降伏した。

戦後
日蘭が同艦を接収、調査を行うが夢幻会は主砲なんて船体貫通してる邪魔者があるシュルクーフに使い道をないと判断し接収する気はなかった。
故に日本は所有を望まず蘭帝が引き取ることとなるが蘭帝はその船体貫通してる主砲塔構造そのものに価値を見出していた。
単純に言ってしまえばその穴が初期の戦術弾道ミサイルがすっぽりそのまま入るサイズであったであったからだ。
結果、シュルクーフは蘭帝で改造を受け世界初の弾道ミサイル潜水艦となり後に記念艦として保存、大戦時の仏艦艇としてはリシュリュー以外で生き残った数少ない艦の一隻となった。

現代
FFRにおいて軍艦に対する女神信仰が根付いた後は米英に無体な扱いを受けたフランス艦船達の悲しみを復讐を以て晴らした艦、即ち復讐の女神として信仰を受けている。
なお、シュルクーフ進水日にはFFRが蘭帝に対しシュルクーフの艦体の返還要求をするのがお決まりとなっているとかなんとか。

47: 635 :2022/05/23(月) 23:04:21 HOST:119-171-248-234.rev.home.ne.jp
以上になります。転載はこちらをお願いします。
これでモントゴメリー氏の提言は問題ないハズ。

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最終更新:2022年05月31日 01:37