625: 弥次郎 :2022/05/20(金) 23:10:07 HOST:softbank126041244105.bbtec.net

憂鬱SRW アポカリプス 星暦恒星戦役編設定集【供与KMF/ギアーデ連邦フェルドレス「ヴェルナルト」】


サザーランド(星暦惑星仕様)

設計:神聖ブリタニア帝国
製造・改修:地球連合
運用:星暦惑星各国
全高:4.54m
基本重量:5.67t
動力:高性能バッテリー
装甲材:超硬スチール合金
防御機構:ブレイズルミナス(左腕部)
脱出機構:射出式自走シート
武装:
スラッシュハーケン×2
20㎜バルカンポッドシステム
胸部機銃×2
アサルトライフル
バズーカ砲
対装甲高周波ランス
高周波ブレード
グレネード

概要:
 星暦惑星各国に対して供与されたKMFの一種。
 ギアス世界において大量に生産運用されたサザーランドを技術発展に合わせて近代化し、輸出仕様としたもの。

 ベース機となっているのは劇場版において運用されていたリファイン型であり、造形などはそれを踏襲している。
他方で技術レベルに関しては星暦惑星各国が運用しやすく、あるいは導入しやすくするように意図的なグレードダウンやマイナーチェンジをした。
その為にギアス世界で運用されているものやほかに供与されていたアレクサンドロスほど高スペックではないものの、使い手への要求度も小さい。
そのため各国では前線に試験的に投入されて研究が重ねられている。

 実際のところ、星暦惑星各国で行われた現行のフェルドレスとの比較評価の結果はどっこいどっこいである。
 機動力や展開能力などは評価されているが、火力とその射程という面ではどうしてもフェルドレスに劣る。
防御力や要求される操縦技術、あるいは戦法、ドクトリンといったものが根本的に異なることもハードルを高くしている。
人型兵器の運用経験がないというのも相まって、まだまだ実績を重ね、試験を重ねる段階にすぎないようである。


武装解説:
  • スラッシュハーケン
 KMFの基本武装。星暦惑星各国の技術水準に合わせ、MVS化を行っていないモデル。

  • 20㎜バルカンポッドシステム
 頭部に装着される大型機銃システム。
 胸部機銃同様に近距離に接近してくるレギオンの排除を目的としている。
 その設置個所の関係上、トップアタックになり上部装甲を狙いやすいため、撃破しやすい。

  • 胸部機銃
 胸部に内蔵されている機銃。
 こちらは元々は対人用であったが、星暦惑星においては小型種のレギオンの排除に使われる。

  • アサルトライフル
 グラスゴーのころから引き継がれているメインウェポン。
 初期のモデルから何度か近代化改修を行っており、対兵器・対KMF・対機動兵器いずれにも適合する。
 グレネードランチャーも備え付けられており、各種弾種が選択して打ち出せる。

626: 弥次郎 :2022/05/20(金) 23:10:50 HOST:softbank126041244105.bbtec.net

  • バズーカ砲
 伸縮式の砲身を持つバズーカ砲。火砲としてはサザーランドの装備する中でも最大で、戦車型でも大打撃を与えられる。
取り回しや装弾に時間を要するなど問題点はあるものの、その火力は決して侮ることはできない。

  • 対装甲高周波ランス
  • 高周波ブレード
 近接格闘戦において使用される格闘兵装。
 どちらも元々サザーランドをはじめとしたKMFで用いられていたものをリファインしている。
 どうしても火砲での決着の方が楽であり、現地での兵士たちの評判はあまりよろしくないのが実情のようである。
ただし、大型の戦車型などを相手にするときには一撃で致命傷を与えられると評価は受けている。

  • グレネード
 腰部に備えられている各種グレネード。用途は色々あり、信管設定も多様に変更できる。



グラスゴー(星暦惑星仕様)

設計:神聖ブリタニア帝国
製造・改修:地球連合
運用:星暦惑星各国
全高:4.2m
基本重量:5.32t
動力:高性能バッテリー
装甲材:超硬スチール合金
脱出機構:射出式自走シート
武装:
スラッシュハーケン×2
20㎜バルカンポッドシステム
胸部機銃×2
アサルトライフル
バズーカ砲
高周波ブレード

概要:
 星暦惑星各国に提供されたKMFの一種。
 元々はギアス世界において初めて実戦で用いられたKMFであるグラスゴー。

 さすがに旧式化著しい本機種であったが、そこはサザーランド同様に近代化改修などが行われている。
その為、カタログのスペックでは他の供与機体には劣るが、それでも一丁前の戦力となりうる戦闘力を備える。
ただ、近代化などをしすぎても、その分のコストで新型KMFを配備した方が安上がりということもあり、基本的には民間用がメインで、軍では在庫が余っていた。
 ギアス世界が地球連合加盟後には、他のKMFと合わせ地球連合を経由して他国や他世界へ現地向けに改修して送り出すことで外貨を獲得している。
最も製造などはギアス世界だけでなく地球連合でも行われており、バージョンやバリエーションはこれまでの比ではなく増えている。

 星暦惑星各国ではKMFへの転科兵の訓練のほか、多目的な作業機械としても運用されている。
 現行の主力は未だにフェルドレスであるが、それを支援もしくは援護する役目としても期待されている。

627: 弥次郎 :2022/05/20(金) 23:11:42 HOST:softbank126041244105.bbtec.net

XM4D2 ヴェルナルト

設計・製造:WHM技術廠
生産体制:試作機
運用:ギアーデ連邦
全長:6.5m
全備重量:52.5t
搭乗員:2名
武装:
12.7㎜重機関銃×2
試作150㎜榴弾砲(もしくは多連装ミサイルランチャーに換装可能)

概要:
 ギアーデ連邦のWHM技術廠が試作した装脚自走砲。
 ヴァナルガンドの装脚歩行システムを土台とし、余計な装甲を取り払い、自走砲とすることで幅を広げるという目論見で建造された試作機。

 機動力や展開力に優れるMTやKMFと言った兵器の提供を受け、ギアーデ連邦では自軍の戦力運用の見直しが進むこととなった。
火力に重点を置き、人海戦術によってレギオンに対抗するという方針であったギアーデ連邦軍ではあるが、機動戦を見直す動きがあった。
即ち、地球連合からの救援の到着と彼らの活躍、そしてオペレーション・スカイフォールでの高い戦果が確認されたためであった。

 元々ヴァナルガンドは主砲に120㎜滑腔砲を採用、前面装甲が600ミリ圧延鋼板相当と重火力重装甲の装脚戦車とも呼ぶべきものであった。
それでいて、優れた8本足の装脚システムによる機動力により最高速度時速100㎞という速力も備えていた傑作機であった。
 しかし、連合から供与されたMTやKMF相手では、その性能を活かしてもなお、機動力や運動性で劣り、火砲でも負けるという結果を示した。
その理由を調べたところ、敗因は様々あったが、根本的には機動兵器に追従できないことが最大のものと判断された。
即ち、小回りが利かず、運動性に劣るがために有利なポジションや配置をとられてしまい、火力などを活かせないためであった。

 これを受け、次期主力フェルドレスの開発はヴァナルガンドの更新だけではなく、新型開発も視野に入ることとなった。
特にこれをプッシュしたのがWHM技術廠のグレーテ・ヴェンツェル中佐であり、新世代の戦術に合わせるべきと主張した。
ここには、電磁加速砲型(モルフォ)を撃破する際のシミュレーションにおいて、突破力のないヴァナルガンドが足止めを受けたことも関係している。
即ち、防衛戦力としてみるならばヴァナルガンドは申し分ないが、今後の領土奪還などを行うには突破力や展開力の重視が必要と判断されたのである。

 そして、その主力の座を一歩譲ることになるヴァナルガンドの活用法として提唱されたのが、この自走砲型への改造であった。
土台部分、すなわちベースの設計や操縦機構はそのままに、余計な装甲を排除、さらに長射程方への換装を行っている。
既存の生産ラインやパーツなどをかなり生かしたまま生産可能であり、機動力を追求する都合上不足する火力を補える、というわけである。

 主兵装としては試作型の150㎜榴弾砲もしくは大型のミサイルランチャーを選択で搭載。
 武装がほぼこれだけということもあり、その継戦能力や投射能力、そして展開速度は旧来の自走砲を遥かに超えている。
装脚兵器であるので地形の踏破能力や陣地転換速度も高く、ついでに言えば逃げ足も速い。
予備弾薬を運搬する無人機も追従させれば人員の省力化にもつながる、というわけである。

 とはいえ、その武装構成や運用などはほぼレギオンの長距離砲兵型の模倣と言えるものであり、心理的に歓迎されているとは言い難い。
また、未だにヴァナルガンドを支持する派閥の声もあり、現在のところは少数生産と試験運用にとどめられる形となっている。

628: 弥次郎 :2022/05/20(金) 23:12:13 HOST:softbank126041244105.bbtec.net
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最終更新:2023年08月23日 23:18