682: ホワイトベアー :2022/05/21(土) 18:30:38 HOST:sp1-72-1-245.msc.spmode.ne.jp
Muv-Luv Alternative The Melancholy of Admirals 小ネタ 設定集(戦術機/兵装)
日本海軍運用戦術機
F-6A 秋雷
世代 :第3世代戦術機
開発メーカ:倉崎重工
生産体制 :量産機
配備年数 :1980年
跳躍ユニットエンジン:FE-100-KI-300
機体全高 :19.9m
OS :M3S
搭乗員 :1名
運用国 :大日本帝国
基本兵装
:AMWS-80 突撃砲
:CIWS-78 折り畳み式短刀
オプション兵装
:AMWS-78S 支援突撃砲
:CIWS-80 近接戦闘長刀
:AIM-1 フェニックス 長距離対地巡航ミサイル4連装発射機
:M-80 突撃砲装着型短剣
固定兵装
:近接戦用戦突
(肩部装甲ブロック両端に各1箇所)
:スーパーカーボン製ブレードエッジ
(両下腿部前縁に各1箇所)
:スーパーカーボン製スパイクベーン
(両足部に各2箇所)
:跳躍ユニット
(スーパーカーボンが使用されており、鋭利な部分は近接戦用補助兵装となるようになっている。)
特別兵装
JRSS(統合補給支援機構)
アクティブ・ステルス・システム
日本海軍が運用している第3世代戦術機。
倉崎が開発を担当しており、陸軍で運用されていF-3 震電と並んでアクティブステルスなどの対人戦を想定した特殊兵装を有する稀有な戦術機でもある。
宇宙軍が計画し、陸軍が引き継いだF-1 陽炎後継機開発計画であった先端戦術機開発計画において開発された試作機であるYF-31を原型機としている。
同機はF-1 陽炎の高い汎用性を維持した機体として、設計段階から防衛戦闘からハイヴ攻略までの多岐に渡る戦闘を視野に入れ、原作のYF-23をモデルにしつつ、M3S(XM3)やアクティブステルス、次世代兵装管制システムなどの最新のアビオニクスの搭載前提に開発された。
YF-31は推力・機動力・稼働時間・運動性・火力・継戦能力・ステルス性・砲撃戦能力・近接格闘戦能力・対BETA戦能力・AH戦能力など、ほぼ全ての要項で競合機であった三菱重工製の試作機であるYF-32より優れた性能を叩き出す。
しかし、調達コストの高さと陸軍のドクトリン的には過剰性能である事から日本陸軍主力戦術機の座はYF-32に奪われ、日本陸軍での採用は見送られてしまった。
しかし、高い性能をバランス良くまとめ上げているYF-31は、(比較的)少数の機体での作戦活動を前提としている為に、F-4 初凪の後継機として陸軍の要求よりも遥よりかも遥かに高い統合戦闘能力と継続戦闘能力、作戦稼働時間を有した機体を求めていた日本海軍にとっては(お値段以外は)理想的な戦術機であり、倉崎側から提案が来る前に空母積載用戦術機としての改修を指示。
空母運用に必要な機体仰臥位での管制ブロック水平展開機構、各部装甲ブロック(主に肩部)保持アームの伸延、長距離対地巡航ミサイル AIM-1フェニックスの運用能力の付与など、数年間の調整を経て、1980年に海軍の次期主力戦術機として採用された。
基本的には日本軍の対BETAドクトリンである機動砲撃戦や海軍の対BETAドクトリンである一撃離脱を重視した機体であり、アビオニクスやセンサーの補助を受けて遠中距離からの高精度の砲撃を叩き込むことやフェニックスミサイルでの面制圧を重視した機体として運用されている。
しかし、原型機であるYF-31が原作のYF-23 をモデルにしている事もあって、機体各所に近接戦用戦突やスーパーカーボン製のブレードエッジやスパイクベーンなど本機も近接戦を想定した固定兵装を豊富に配置しており、近接密集戦においても圧倒的な攻撃力を発揮できる究極の近接戦戦術機としても評価されている。
現在、倉崎では生産数を年間144機程度に抑えており、他の機種と比べるとそこまで多くの生産数を有していない。
しかしこれはあくまでもF-4更新用の需要しかないためであり、適切な需要があればこれを3倍程度まで引き上げる事を可能としている。
余談であるが、高性能な本機であるがステルス性の維持の為に独自のペイントの塗装が禁止されており、一部の部隊では受領拒否運動が発生している。
684: ホワイトベアー :2022/05/21(土) 18:31:23 HOST:sp1-72-1-245.msc.spmode.ne.jp
F-4D 夕凪改
世代 :第2.5世代戦術機
開発メーカ:倉崎重工
生産体制 :量産機
配備年数 :1979年
跳躍ユニットエンジン:FE-110-KI-129
機体全高 :19.3m
OS :M3S
搭乗員 :2名
運用国 :大日本帝国
:アメリカ合衆国
基本兵装
AMWS-78 突撃砲
CIWS-72A 短刀
オプション兵装
:AIM-1 フェニックス 長距離対地巡航ミサイル3連装発射機
:AGM-20 多目的自立誘導弾システム
固定兵装
:跳躍ユニット
(スーパーカーボンが使用されており、鋭利な部分は近接戦用補助兵装となるようになっている。)
F-4D 初凪改は、日本海軍とアメリカ海軍にて海軍戦術機部隊のHiを担う戦術機として運用されている第2.5世代戦術機。原型機であるF-4 夕凪を開発した倉崎重工が開発を担当し、陸軍で運用されているF-1E 陽炎と共に最強の第2世代戦術機と評さている。
原型機であるF-4 夕凪第2世代機としては非常に優秀な機体であり、本機の存在により帝国海軍は初めて実戦投入可能な戦術機部隊を搭載した機動艦隊の編成に成功したと言っても過言ではない。
しかし、BETA地球侵攻を防ぐことに成功していたことで基本的に演習以外の出番がなく、そこに技術の急速な進歩も合わさった事でF-4 初凪は機体寿命を大量に残したまま急速に旧式化してしまう。
予算的な意味でこれに慌てた日本海軍は倉崎にF-4の大規模な近代化改修を依頼する。
海軍からの依頼を受けた倉崎重工は、F-4 初凪を原型機としつつ、同時期の倉崎が行っていた陸軍戦術機近代化改修計画(F-1への近代化改修。後のF-1E 陽炎改への発展)で研究中の技術や陸軍の次期主力戦術機開発計画である先端戦術機開発計画の技術や成果をフィードバックすることによって、F-4 初凪を最小限の改修で第3世代戦術機に準ずる性能を誇る戦術機として生まれ変わらせる事を提案した。
倉崎からの提案はF-4の後継機として既に同社が先端戦術機開発計画で試作したYF-31を海軍仕様に改修したYF-6を次期主力戦術機に内定していたため、近代化改修に大量の予算を投じたくない海軍上層部にとっても喜ばしいもので、
倉崎の提案を下に、海軍はF-4やF-5などの日本海軍戦術機部隊を構成する戦術機のアップグレード計画である海軍主力戦術機近代化改修計画を実施する。
あくまでも近代化改修の実施であったことから開発は順調に進み、1978年には試作1号機が海軍に納入され、特にトラブルもなく各種トライアルをパス。79年末には量産1号機が納入された。
上記したように改修費用を抑えるため、OSのM3Sへの換装、それに伴う中央処理装置の換装を含めたアビオニクスの全面的な刷新と各種センサー、レーダーなどの増設、跳躍ユニットエンジンの換装、肩部への多目的自立誘導弾システム搭載用パイロンの追加などあくまでも必要最低限の改修しか施されていない。
それでも、機体そのもののポテンシャルが高かったことから、F-1E 陽炎改と同等の総合性能を獲得するに至っている。
1984年現在ではF-6A 秋雷への置き換えが進んでいるのものの、依然として日本海軍母艦戦術機部隊の中核を担う機体であり続けている。
685: ホワイトベアー :2022/05/21(土) 18:32:17 HOST:sp1-72-1-245.msc.spmode.ne.jp
F-5E/F 野分改
世代 :第2.5世代戦術機
開発メーカ:三菱重工
生産体制 :量産機
配備年数 :1980年
跳躍ユニットエンジン:FE-414-MI-400
機体全高 :18m
OS :M3S
搭乗員 :1名(E型)
:2名(F型)
運用国 :大日本帝国
:アメリカ合衆国
:オーストラリア
:ニュージランド
:東南アジア諸国連合加盟国
:その他中南米諸国の数カ国
基本兵装
AMWS-78 突撃砲
CIWS-72A 短刀
オプション兵装
:AGM-20 多目的自立誘導弾システム
固定兵装
:跳躍ユニット
(スーパーカーボンが使用されており、鋭利な部分は近接戦用補助兵装となるようになっている。)
F-5E/F 野分改は日本海軍とアメリカ海軍戦術機部隊のLoを担う機体として運用されている他、両国の海兵隊やオセアニア、ASEAN、南米諸国などの後方諸国において主力戦術機として運用されている第2.5世代戦術機。
原型機であるF-5 野分を開発した三菱重工が開発を担当し、性能の割に安価な戦術機としてF-2 不知火と並んで三菱重工の主力製品となっている。
原型機であったF-5 野分は費用対効果に優れた多任務戦術機であり、日本海軍戦術機部隊の拡充に高く貢献した戦術機であった。しかし、その性能はソ連の自称第2世代戦術機や欧州の第1.5世代機よりかは高いものの日本製第2世代機としては最低のもので、現場の海軍衛士や用兵側からはF-4 夕凪の追加導入や新型戦術機の導入を求める声が根強く残っていた。
こうした声は三菱重工も重く見ており、自社費用で独自に先端戦術機開発計画で培った技術を流用してF-5の性能をF-4以上にまで引き上げるF-5近代化改修計画、スーパー野分計画を進めていた。
この計画はF-4の近代化改修機開発計画が立案されているのと同時期に日の目を見る事になり、海軍主力戦術機近代化改修計画において海軍の正式計画に引き上げられ、1980年初頭に量産1号機が海軍に納入された。
基本設計から全面的に再設計することで開発されたF-5の大規模改修機であり、再設計された事で機体の大型化を招いてしまったものの、新素材の採用と再設計による機体耐久力の向上と新素材を使用した事によるフレーム強度の向上により、従来機では難しかった跳躍ユニット主機のさらなる大出力化が可能とった。これにより、本機の弱点とまで言われた垂直上昇性飛躍的能が向上。推力比の増大と機体の大型化による兵装積載能力と稼働時間の向上も図られており、継続戦闘能力そのものも向上している。
また、搭載アビオニクスも全面的に刷新され、機体OSはM3Sにバージョンアップ。頭部モジュールの大型化を許容しての各種センサーの刷新と増設による射撃精度の向上なども図られている。
単純な数値上の個別性能ではF-4DやF-1Eの優位性は未だ揺るがない。
しかし、大規模な改修が施された事で、多様な運用局面に於ける総合的な作戦遂行能力となれば本機はF-1EやF-4Dにやや劣る程度のものであり、総合的なパフォーマンスではF-1EやF-4Dに匹敵する優良機として生まれ変わった。
686: ホワイトベアー :2022/05/21(土) 18:33:20 HOST:sp1-72-1-245.msc.spmode.ne.jp
兵装
AMWS-80 突撃砲
倉崎が先端戦術機開発計画において開発したXAMWS-31 突撃砲の正式採用版。
近接格闘戦での使用も想定されており、スパイクが搭載されている他、M-80 突撃砲装着型短剣を装備することができる。
また、従来の弾倉の他に新開発された弾倉を使用可能としており、新型弾倉を使用する場合は36mm弾を2600発、120mm弾を10発まで装填段数を増量することが可能となっている。
AMWS-78 突撃砲
三菱が先端戦術歩行戦闘機開発計画において開発した突撃砲。36㎜突撃機関砲(チェーンガン)と戦術機のFCS(火器管制装置)に情報を転送するためのレーザー測距装置を一体化し、さらにモジュール化された120mm滑腔砲を搭載可能としている。 日本陸軍および海兵隊においてはMWS-68の後継として採用されている。
AMWS-78S 支援突撃砲
三菱が開発した長距離狙撃用兵装。AMWS-78の設計を流用しつつ36mm機関砲を排除し、搭載砲を120mm滑腔砲に統一した上でロングバレル化有効射程の延長と命中精度の向上が図られている。
また、搭載マガジンも36mm弾を省いたことでロング化され、搭載弾数が6発から48発に増大化されている。
CIWS-80 近接戦闘長刀
日本軍が正式採用した初の近接戦闘長刀。第1次月面戦争時代に日本宇宙軍で少数が試験運用されていた 68式近接戦闘長刀やそれを基に中華人民共和国国家人民軍向けに開発された79式近接戦闘長刀の製造技術を流用して開発された。
F-6 秋雷のオプション兵装の1つであるが、基本的に日本軍は近接格闘戦を緊急措置と認識しているために装備されることは滅多になく、倉庫の肥しとなっている。
AIM-1 フェニックス
日米海軍が運用している対地長距離ミサイル。
クラスター爆弾搭載巡航ミサイルであり、母機から発射された後は複合センサーによる地形照合と画像識別システム、GPSシステムの複合的な自律誘導システムを用いて目標に向けて飛行、目標上空でミサイルは分解し、広範囲に子爆弾をばら撒く事で面制圧を行う。
687: ホワイトベアー :2022/05/21(土) 18:34:04 HOST:sp1-72-1-245.msc.spmode.ne.jp
以上、日本海軍戦術機部隊で運用されている戦術機3機種になります。
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最終更新:2022年06月12日 18:36