82: ホワイトベアー :2022/05/24(火) 20:02:02 HOST:157-14-234-250.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
Muv-Luv Alternative The Melancholy of Admirals 小ネタ 設定集(戦術機/兵装)

欧州連合 主要独自戦術機

フランス製
EF-2 ミラージュ2000
世代   :第2.5世代戦術機
開発メーカ:三菱重工 ダッソー
生産体制 :量産機
配備年数 :1980年
跳躍ユニットエンジン:F110-IHI-132
機体全高 :17.3m
OS    :M3S
搭乗員  :1名(A型 M型)
     :2名(B型 N型 R型)
運用国  :フランス
     :アフリカ諸国数カ国

基本兵装
:MWS-68 突撃砲
:CIWS-68 折り畳み式短刀

オプション兵装
:MWS-68S 支援突撃砲 
:CIWS-68 近接戦闘長刀
:AGM-20 多目的自立誘導弾システム
:M68 多目的追加装甲
:AIM-2 スパロー中距離誘導弾システム
(シュペル530D)


固定兵装
:アーマースパイク
 (膝部装甲ブロック両端に各1箇所)
:スーパーカーボン製ブレードエッジ
 (両前腕部外縁および両膝部から下腿部前縁にかけて各1箇所)
:リアクティブアーマー
 (胸部部ユニットと腰部装甲ユニット)
:跳躍ユニット
 (スーパーカーボンが使用されており、鋭利な部分は近接戦用補助兵装となるようになっている。) 

概要
三菱重工が開発した第2世代戦術機であるF-2A/B 不知火を基に、フランスのダッソー社と三菱重工が共同で開発した第2.5世代機。

共同開発と銘打っているが、実際にはフランス側の要望に沿って三菱側がF-2A/Bを発展改良させた機体であった。
欧州連合初の第2.5世代機であるものの、使用されている技術の権利関係は大抵が日本の三菱のものとなっている。

小型・軽量ゆえの高い機動性と運動性、素直な操縦性、さらに月面戦線での戦訓を活かした多任務汎用性と各性能のバランスの高さを備えたEF-105 トーネードの登場は、他国の戦術機メーカーを見下していた日本の戦術機メーカーを驚愕させた。
無論、EF-105の性能は帝国各軍にて活躍する日本製第2世代戦術機と比べると劣るものであるが、それでも帝国がアフリカ諸国や南米・アジア各国に輸出しているF-104Dと比べるとその統合性能は遥かに勝っていたのだ。

このままでは海外市場を奪われかねないと考えた日本の戦術機メーカーはF-104Eスーパーハツカゼ計画を始めとしたいくつもの計画を実施、こうした流れに欧州連合とは離れた正面装備の確保によるある程度のフランス軍の主体性の確率を望むフランスのダッソー社が共同で開発したのが本機である。

本機は不知火の問題の1つであった小型故の稼働時間の短さや長躯進攻能力の欠如を補うべく、機体各部に出力効率が高く消費電力が少ない新開発のパーツが組み込まれ、跳躍ユニットの主機も石川島播磨重工が開発した高出力低燃費を特徴とする最新のF110-IHI-132(フランス名アター9B)を搭載している。
加えて、さらなる稼働時間の延長の為に肩部装甲ブロックと脚部の延長と大型化による推進剤容量の増大が図られている。

また、日本陸軍と国防総省技術研究本部が共同で行った先導技術実験機計画の機密データの開示が許可された事により、ナイフシーケンスが膝部から腕部に移されるなど機体形状もより空力形状が改善し、近距離格闘戦能力が向上している。

兵装としては基本的には日本のF-2A/B シラヌイのものを踏襲しているが、機動防御ドクトリンと言う性質上、BETAの群れに突っ込んでの近接機動砲撃戦が前提として存在しているため、前腕部外縁部と膝部から下腿部前縁部にかけてカーボンブレードが装備され、前胸部ユニットや腰部装甲ユニットにリアクティブアーマーが搭載されるなど、ミラージュⅢよりさらに近接格闘戦を意識した固定兵装が与えられている。

また、ミラージュⅢと同様に肩部上部のハードポイントにおいてAGM-20 多目的自立誘導弾システムを使用可能としているが、
それとは他に、肩部には倉崎 F-4 夕凪(原作F-14)と同様の形式のハードポイントが存在しており、複座型の機体であれば倉崎が廉価かつ限定的な性能の中距離クラスターミサイルとして開発したAIM-2 スパロー(フランス側採用名:シュペル530D)中距離クラスターミサイルの5連装発射機を片側に1基ずつ計2基運用できる。

なので、その気になれば両肩の上に12発の小型ミサイルを収めた多目的自立誘導弾システムのコンテナを1基ずつ、両肩の側面に5発のクラスターミサイルを搭載したミサイルランチャーを1基ずつ、中小合わせて38発のミサイルを運用可能なミサイルキャリアーとしても運用することが可能となっている。
(もっとも、実戦でそれをやろうものなら、運動性と機動性が死ぬ上に燃費もヤバいことになるので普通は両方盛りなんてやらないが)

83: ホワイトベアー :2022/05/24(火) 20:02:32 HOST:157-14-234-250.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
これらの改良により、その性能はそれまでフランス軍の主力戦術機であったF-105系列に属するEF-105F ミラージュⅢ とは比べ物にならないほど高く、東ドイツのF-1E カゲロウカスタムとならぶ欧州でも最強クラスの戦術機である。
また、日米や有力後方諸国の主力機であるF-2シリーズの1種と言うこともあって保守パーツも手に入れやすく、製造コストも第2.5世代機としては比較的安価となっている。

しかし、あくまでも“第2.5世代機”としてはのコストであり、総コスト高はEF-105E/FやF-104Eなどの第1.5世代戦術機には勝てず、
さらに日本が本機の開発を活かしてF-2A/Bの発展型である第2.5世代戦術機 F-2C/Dを開発し売り込み開始、アメリカが第3世代機であるF-20を売り込んでいたことで、フランス以外ではアフリカの親フランス諸国に売れるだけであった。

また、共同開発時の契約でEF-2Aの国外に輸出する場合は三菱の許可が必要であり、フランスの名誉のために共同開発と言う体裁を取っているが、実態にはフランス側の要求に沿って三菱がF-2に改修を施した機体であり、貿易時の利益も三菱に多く流れてしまうようになっている。
このことが兵器輸出でもソロバンを引いていたダッソーの怒りの触れ、以後のフランスの純国産戦術機開発を促進させるきっかけとなる。

現在は日米から供与されたF-104DやEF-105F ミラージュⅢをLoに、本機をHiにした状態での軍拡を行っている。

イメージは原作イスラエル陸軍のラビ

主なバリエーション
FF-2A
陸軍向けの単座型。
現在生産されているFF-2 ミラージュ2000の中では最多の数を誇っており、陸軍戦術機甲部隊のHi戦力を担っているので。
現在の陸軍正面戦力を担う部隊に配備されているFF-2は全て本機である。


FF-2B
陸軍向けの複座型。
機体転換訓練や将来的には訓練兵の練熟のために使用する高等練習機とて使用する事を目的とした機体。
主に後方の教育部隊に配備されている。


FF-2M
海軍向けの単座型
空母や強襲揚陸艦での運用を前提として、艦載機として使用できるように各種改良が施されている。
N型とともに海軍戦術機甲部隊の中核を担う。


FF-2N
海軍向けの複座型。
空母や強襲揚陸艦での運用を前提として、艦載機として使用できるように各種改良が施されている。
機数の不足を補うためにAIM-1フェニックスよりも小型な中距離クラスターミサイルであるシュペル530Dの運用能力も付与されている。
M型とともに海軍戦術機甲部隊の中核を担う。


FF-2R
偵察型。肩部ウェポンラックに音紋観測用機材と振動感知センサーを搭載し、背後のウェポンラックにも各種センサーが搭載されている。

84: ホワイトベアー :2022/05/24(火) 20:03:13 HOST:157-14-234-250.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
第1.5世代機
FF-105 ミラージュⅢ
世代   :第1.5世代戦術機
開発メーカ:カモミール
生産体制 :量産機
配備年数 :1979年
跳躍ユニットエンジン:FE-94-GE-21
機体全高 :17.3m
OS    :M3S
搭乗員  :1名(A型 B型 M型)
     :2名(C型)
運用国  :フランス

基本兵装
:MWS-68 突撃砲
:CIWS-68 折り畳み式短刀

オプション兵装 
:AMWS-68S 支援突撃砲 
:AGM-20 多目的自立誘導弾システム
:M68 多目的追加装甲

固定兵装
:近接戦用戦突
 (膝部装甲ブロックに各1箇所)
:跳躍ユニット
 (スーパーカーボンが使用されており、鋭利な部分は近接戦用補助兵装となるようになっている。) 

概要
フランス陸軍とフランス海軍が運用している第1.5世代戦術機であり、EF-2シリーズの配備が始まった今でも事実上のフランス軍の主力戦術機であり続けている。

他の欧州連合のEF-105トーネードと同様にアメリカ合衆国が緊急援助用にNCAF-5に1G下での運用のために最低限の改修を施すことで開発されたF-105 フリーダム・ファイターシリーズの1つではあるが、
文字通り欧州連合の主力戦術機として開発されたEF-105 トーネードとは違い、ダッソーと三菱が共同開発していたEF-2 ミラージュ2000の配備完了までの繋としての面が強い。

そのため、機体の開発においても、カモミールのF-105強化プランに基づいたものが大半を占めている。

具体的には、

跳躍ユニットの主機を従来のJ85-GE-51から、低燃費高出力を誇るFE-94-GE-21に換装して機動力と稼働時間の延長、
限定的なオペレーション・バイ・ワイアの採用
主機変更による発電量の増大と限定的なオペレーション・バイ・ワイアの導入を活かしたアビオニクスの刷新と増強、
簡易センサーマストを本格的なモノに換装
FCS多目的ミサイルコンテナの搭載運用能力の追加付与、
近接格闘戦を見越しての各種関節部やマニピュレーターの強化、

などカモミール製の第1.5世代戦術機であるF-105E タイガー 相当にこそ性能を向上させいるが、独自の改装は、

ドクトリンの関係上、近接格闘戦も考慮に入れなければならなかった事から膝部装甲ユニットに固定兵装としてアーマースパイクを装備させる。
空母での運用のためにSTOL性の向上と着艦装備の追加

オブラートに包まずに言えば、空母で運用可能なF-105E タイガー である。

主な装備はNATO加盟国の標準装備であるMWS-68 突撃砲とCIWS-68 折り畳み式短刀であり、状況やポジションに応じてこれAMWS-68S 支援突撃砲、AGM-20 多目的自立誘導弾システム、M68 多目的追加装甲などのオプション兵器を使用可能としている。

性能的には第1.5世代機の中でも下から数えた方が高く、国際的な評価はF-105Eより高性能程度でしかない。当然、第2.5世代機であるEF-2 ミラージュ2000とは比べ物にならないほどの性能差がある。
しかし、その小型・軽量ゆえの高い機動性と運動性、素直な操縦性、月面戦線で磨かれた整備性、信頼性の高さから現場からの評価は海の物とも山の物ともつかぬ新型機よりかも遥かに高く、さらに権利関係のゴタゴタや1984年以降の日欧関係悪化に伴う軍備計画変更を理由としたEF-2の配備スケジュールの乱れもあって、今だ当面の間はフランス陸軍の主力戦術機の座を担う予定である。

イメージは原作のF-5E/F タイガーⅡ

主なバリエーション
FF-105A
初期生産型、エンジンが未だにJ85-GE-51から換装されておらず、出力不足が目立った。
現在はFF-105Bに改装済み


FF-105B
本格生産型。エンジンの換装も終了し、完全な作戦遂行能力を手に入れた機体。陸軍機として不要な着艦装備等は軒並み取り外されており、性能的にはF-105E タイガーとほぼ変わらない。
そのため、アメリカ人からはエッフェルタイガーと呼ばれている。


FF-105C
複座練習機型。主に陸軍衛士訓練学校や海軍衛士訓練学校などで使用されている。FF-2Bで置き換えられる予定。


FF-105N
海軍仕様機。FF-105Bに艦載機として必要な着艦用装備等を一通り装備した機体。
空母や強襲揚陸艦での運用を可能としたが、その対価として機動性や運動性がFF-105Bよりかも低下している。
現在は全機がFF-2M/Nに置き換えられ、B仕様に改修された上で陸軍戦術機甲部隊の戦力として運用されている。

85: ホワイトベアー :2022/05/24(火) 20:04:21 HOST:157-14-234-250.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
欧州連合共同開発機
第1.5世代戦術機
EF-105E/G/I IDS トーネード
世代   :第1.5世代戦術機
開発メーカ:カモミール
生産体制 :量産機
配備年数 :1979年
跳躍ユニットエンジン:RB199-34R
機体全高 :17.3m
OS    :M3S
搭乗員  :1名(E型 GR.1型 I型 G型 VTN型)
     :2名(E GR.2型 EN型)
運用国  :イギリス
     :イタリア
     :西ドイツ
基本兵装
:MWS-68 突撃砲
:CIWS-68 折り畳み式短刀

オプション兵装
:AIM-2 スパロー中距離誘導弾システム
(イギリス名:スカイフラッシュ)
:MWS-68S 支援突撃砲 
:AGM-20 多目的自立誘導弾システム
:M68 多目的追加装甲
:CIWS-68 近接戦闘長刀
:可動式ブレードベーン
(方腕に2箇所ずつ軽4本)


固定兵装
:近接戦用戦突
 (膝部装甲ブロックに各1箇所)
:固定式ブレードベーン
(両膝部から下腿部前縁にかけて)
:跳躍ユニット
 (スーパーカーボンが使用されており、鋭利な部分は近接戦用補助兵装となるようになっている。) 

西欧諸国の依頼を受け、アメリカ合衆国で開発されたF-105 フリーダムファイターを基に西欧諸国向けにカモミールとボーイングが共同で開発し、英独伊三カ国が共同出資したパナヴィア・エアクラフト社(現ユーロファイター社)がライセンス生産している第1世代型戦術機。

F-105を母体としているものの、STOL性や、運動性に加え、最高速度を向上させるために跳躍ユニットには可変翼機構を搭載しており、主機自体も稼働時間の短いJ85-GE-5ではなく専用に開発された低燃費高出力を誇る優秀な主機であるRB199-34Rを搭載している。
また、機体制御システムとしてオペレーション・バイ・ワイヤが一部に採用されており、制御OSも発電量の増大によるアビオニクスの高性能化から日米の運用する機体制御OSであるM3Sを採用できた。

これらにより本機は第1世代機の改修機でありながら第2世代機に準じた機動性と運動性を有しており、さらに兵装制御システムや各種センサーの能力向上と肩部ウェポンラックの増設が行われ、第1世代機では運用不可能なミサイルコンテナの運用が可能となっている。

IDS(阻止攻撃型)の名の通り、砲撃戦を主体とした日米に近いドクトリンの下に設計されている本機であるが、GR.1型やVTN型などの一部の派生型はレーザーヤークト時にネウロイの群れに突っ込んでいく事から、基本装備として脚部及び跳躍ユニットには戦車級を意識して固定式ブレードベーンなどの固定武装を装備している他、両前腕部にスパーカーボン製の可動式ブレードベーンを追加装備可能なようにしている。

機体の小型・軽量さと主機の出力の高さ、アビオニクスによる操作性の向上と機体の反応速度の向上などに合わさって、これだけの近接格闘戦用の装備が与えられていることから近接格闘戦も極めて高い水準を誇っている。

また、通信能力と探知能力向上の為に頭部通信アンテア及び前方赤外線監視装置が日本製のF-104Dのものに換装されており、消費電力の増加や主機出力の増大による稼働時間の低下を起こさぬように脚部の延長と大型化が図られている。

これらの改装により本機は、安価な第1世代機を母体としながらも第2世代機に匹敵するに機体性能を発揮可能な優秀かつ費用対効果に優れた戦術機であり、1979年には実戦配備が開始されると、F-104を超える軽快な運動性と高い多任務汎用性、第2世代期匹敵するポテンシャルの高さなどの利点を活かして大々的に売りに出された。

しかし、欧州連合独自の規格や部品を多数使用している事や、ソ連のやらかしにキレた日本による怒りの第2世代戦術機や第2.5世代戦術機輸出許可販、第1.5世代機も似たような性能でより安価なF-104EスーパーハツカゼやF-105E/Fタイガーなどの機体が時間をおかずに戦術機市場に登場したことで予想より売れず、欧州連合で主力戦術機として採用された他はエジプトや南アフリカなどの、イギリスの影響力が強いいくつかのアフリカ諸国で採用されるにとどまっている

86: ホワイトベアー :2022/05/24(火) 20:04:53 HOST:157-14-234-250.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
バリエーション
EF-105E
イギリス陸軍向けのトーネード。その基本型。性能自体は他国のトーネードと変わらないが、本型とその派生型のみ、従来のサバイバルセットなどを収めた装備とは別に、設計段階からコックピット内部に湯沸かし器と茶葉保管箱と真水と茶菓子とコップ(強化プラスチック製)が保管されている特殊装備が増設されている。

F-1EやF-5E/Fでの置き換えが進んでいるものの、依然としてイギリス陸軍戦術機部隊の数的な主力を担っている。


EF-105E GR.1
イギリス陸軍がレーザーヤークト用にFE-105Eに追加装備を装着した機体。近接格闘戦を可能とするために、両腕に追加装備として可動式ブレードベーンが追加装備されている他、背部兵装担架を長刀が搭載可能なものへと改装されている機体もある。
イメージは原作のトーネードADV
コックピット内のティーセット保管装備は健在。


EF-105E GR.2
BETA支配地域に単独もしくは少数で侵入し、現地地域やBETA群の情報を収集する偵察任務用のバリエーション。肩部ウェポンラックに音紋観測用機材と振動感知センサーを搭載し、頭部ユニット通信アンテアを換装し通信機能を強化、推進剤容量の増大による航続力の延長が図られている。

主にUAV(無人偵察機)の不足を補うための戦術偵察に用いられたが、広域データリンクによる戦域管制が不十分だった場合には簡易管制任務に就く事もあるので複座型機となっている。
複座型ゆえに流石にティーセット保管装備は取り外されている。


EF-105EN
イギリス海軍向けの機体。複座型の機体であり、戦術機母艦として改造されたインヴィンシブル級やジブラルタル級、クィーン・エリザベス級などで運用されている。
イギリス海軍戦術機部隊は母艦の関係から小規模での戦闘行動が多いため、GR.1相当の近接格闘戦能力を有する他に火力不足を補うために日本のAIM-2スパローミサイルのライセンス品であるスカイフラッシュを搭載した三連装ミサイル発射機の搭載・運用能力が付与されている。


EF-105I
イタリア陸軍向けの機体。山岳部が多いイタリアでの使用が前提のため、NOE(匍匐飛行)能力が重視されている。


EF-105G
西ドイツ軍向けの機体。コックピットに湯沸かし器がない以外はE型と同様。なお、スペインやオーストリア、オランダ、デンマークなど西ドイツ以外の欧州西側諸国にも輸出され、主力機として配備されている事から欧州標準戦術機とも呼ばれている。


EF-105 VTN
レーザーヤークト用の機体。紅茶用の湯沸かし器がコックピットにない以外はEF-105E GR.1と同様の機体となっている。

87: ホワイトベアー :2022/05/24(火) 20:05:23 HOST:157-14-234-250.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
兵装解説
MWS-68 突撃砲
三菱が開発した世界初の自動人形用突撃砲。原作とは違い初期から120ミリ砲と36ミリ砲の組み合わせとなっている。
日米ではAMWS-78やAMWS-80によって完全に代替されているが、価格や整備性、信頼性、豊富な保守パーツなどの存在から、地域ごとに多少のバリエーションこそ存在するが、その他の国の突撃砲は未だに本砲で統一されている。
原作のMWS-16相当


MWS-68S 支援突撃砲
MWS-68から120ミリ砲モジュールを取り外し、36ミリ砲の砲身を大幅に伸ばし、さらに狙撃用高精度多機能センサーを取り付けた遠距離支援用の狙撃砲。


AIM-2 スパロー
倉崎と国防総省技術研究開発局が共同で開発した中距離クラスターミサイルおよびその運用システム。イギリスではスカイフラッシュ、フランスではシュペル530Dの名目で採用されている。

中隊規模(約120発)での集中運用で旅団規模BETA群の大半をミンチにできる圧倒的な火力を有したクラスター兵器であり、誘導能力・火力を妥協して運用・調達コストを優先した廉価版AIM-1 フェニックスとも言える兵器である。

視界外攻撃能力を有してはいるものの、完全な打ちっぱなし機能は搭載されていない。
そのため、本ミサイルで攻撃を行う場合は基本的に発射母機もしくは別の観測・誘導局(照準誘導システムがあれば戦術機じゃなくてもOK)による継続的な誘導を必要としている。

本兵装システムは単座機体でも使用することもできるが、その場合、衛士1人だとかかる負担が大きくなるため、戦術機に兵装システム士官役を任せられるAIを搭載するなど、技術力の暴力でパイロットの負担を軽減できる日本以外の諸外国では、素直に兵装システム士官役の衛士を載せた複座型でのみ使用している。

88: ホワイトベアー :2022/05/24(火) 20:05:54 HOST:157-14-234-250.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
以上、欧州連合軍の主要な戦術機でした。wikiへの転載はOKです。
なお、フランス以外の国はトーネードの他に日本製第2世代機も運用・調達中です。

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最終更新:2022年06月03日 23:37