749: トゥ!ヘァ! :2022/05/21(土) 21:20:43 HOST:FL1-220-144-100-182.kng.mesh.ad.jp
逆転マブラヴ 設定集2


  • ハイヴ
原作と違い北米という狭い地域でBETAが活動していたため、原作のハイヴと比べてハイヴ間の距離が比較的近い。

特に北米だけでも7個ものハイヴが存在しており、その量は過密と言えるほど。


1:ネブラスカハイヴ
地球における第一号ハイヴ。落下地点はアメリカのネブラスカ州。
基本的にはネブラスカハイヴと呼ばれているがこれは俗称。

正式名称は落下地点近隣に存在していた街であるバレンタインから取ってバレンタインハイヴという。

米軍が攻撃を仕掛けていたが、その最中にレーザー級が出現し、航空戦力が壊滅。
そのままBETAの軍勢に交戦していた米軍部隊が引き潰された事例は血のバレンタインと呼ばれている。


2:ニューヨークハイヴ

3:エドモントンハイヴ

4:ハバナハイヴ
メキシコ湾からキューバへ渡海したBETA群が建設。初の北米外で建設されたハイヴ。

5:アオハカハイヴ

6:サウサンプトン島ハイヴ

7:バンクーバーハイヴ

8:グリーランドハイヴ
グリーランド島のど真ん中に建設されたハイヴ。後の激戦地の一つ。

9:バンクス島ハイヴ

10:アイスランドハイヴ
アイスランド島のど真ん中に建設されたハイヴ。

11:フェロー諸島ハイヴ

12:エディンバラハイヴ
BETA群が英本土上陸後に建設されたハイヴ。

13:パナマハイヴ

14:オルレアンハイヴ

15:ベルゲンハイヴ

16:ドルトムントハイヴ

17:マナウスハイヴ

18:マドリードハイヴ
1991年のBETAの大攻勢により陥落したスペインで建設されたハイヴ。

19:ジェノヴァハイヴ
マドリード同様に1991年代攻勢により陥落したイタリアのジェノヴァにおいて建設されたハイヴ。

750: トゥ!ヘァ! :2022/05/21(土) 21:21:23 HOST:FL1-220-144-100-182.kng.mesh.ad.jp
  • 戦術機の世代区分

第一世代戦術機:人類初の戦術機。これと言った特徴はなく、重装甲から軽装甲。射撃重視から近接重視まで割と何でもある。
大まかに日本系、米国系、ソ連系の三種類があり、ソ連系は戦術機開発が遅れていたため初期の機体は米国のF-4やF-5を参考にしている点が多い。

実は日本によるOS開発促進の影響を受けて原作よりOS面が大きく改善している。


第二世代戦術機:戦訓が溜まり本格的に対BETA戦に特化し始めた世代。
主に適切な装甲配分による軽量化と腰部跳躍ユニットの追加による機動性の高機動化が特徴。
また傑作OSとCPUのセットであるXM3が標準搭載されている世代でもある。


第三世代戦術機:戦術補助AIを搭載した新世代戦術機。
またAI搭載可能なレベルの高性能CPUの搭載により機体レスポンスと通信機能も強化されている。

ぱっと見では第二世代機と左程大きな差はなさそうだが、戦術補助AIによる戦闘効率の上昇が著しい。
第二世代機と比べ戦果が8割ほど向上している。


第四世代戦術機:高性能大容量バッテリーの搭載により運用火力が劇的に向上した世代。
具体的にはレーザー級を解析して開発されたレーザーライフルや連射可能なレールガン、突撃型の装甲すら容易に切り裂く高周波ブレード。
そしてレーザーを防ぐことが可能な電磁バリアの実用化など高出力兵装を無理なく使用可能となった。

1996年に試作機が登場。1999年に正式モデルが配備開始。因みにBETA大戦中に登場した最後の世代である。
試作型はG元素を使っていたが、正式採用モデルからはG元素を使わずに運用を可能としている。


第五世代戦術機:BETA大戦後に日本が送り出した新世代機。
小型化されたGリアクターを搭載しており、G元素技術を用いた慣性制御機能搭載に始まり、ラザフォード力場を用いたディストーションフィールド、重力操作を用いた高出力荷電粒子砲やレーザーブレードの実用化など機体性能及び武装性能が一新された。

まさに小型化されたXGシリーズと言える代物で、かねてより日本が目指していた小型化されたXGシリーズによる戦術機軍団という野心を見事実現した機体群と言える。

2012年に正式モデルが配備開始。
第四世代と比べ正式配備が大分遅いが、これはBETA大戦中では第四世代の性能で十分とされたことと、XGシリーズや電磁バリア搭載航空機と併用した戦術でBETAを圧倒可能であったため。

このため第五世代機開発は後回しとされ、ロールアウトされたのは結局BETA大戦終結の6年後となった。

その後は皮肉なことに初の実戦は対BETA戦ではなく日本とソ連の間に起こった第三次世界大戦となり、同大戦において活躍した。
WW3戦後は改めて太陽系内BETA掃討戦に投入され活躍している。

751: トゥ!ヘァ! :2022/05/21(土) 21:21:54 HOST:FL1-220-144-100-182.kng.mesh.ad.jp
  • BETA大戦における兵器の推移

  • 月面戦争時
強化外骨格や月面戦車が投入される。日本のテコ入れにより原作より善戦するがBETAの物量に耐え切れずに撤退。


  • BETA大戦初期
1970~1980年代。
日米の送り出した戦術機が大戦果を挙げる。各国が挙って戦術機を採用し、BETA戦で活躍。
兵器の性能もそうだが、ソフトウェア技術やPC技術が原作よりも速く発達していたため、兵器全般の性能が同時期の原作よりも高い。


  • BETA大戦中盤
1980~1990年代。
主力は第二世代と第三世代に。原作よりも強力な兵器が数多く出てきたため、対BETA戦を有利に運べている。

この時期になるとXGシリーズを始めとする大型兵器や日本による無人兵器が投入され始める。
中盤末頃には日本によって第四世代戦術機とそれに付随してレーザーをある程度無効化できる電磁バリア技術が登場する。


BETA大戦終盤
1990年代末から2000年代。

90年代末頃に登場した電磁バリア技術によりレーザー級の攻撃に対して強い耐性を得た人類は航空戦力を本格的復活させ始める。

この結果日米ソ以外の国々のみでもBETA大攻勢の阻止やハイヴ攻略などを可能にしだし、終盤における連続攻勢を支える要因となった。

以降は第四世代戦術機の普及。航空戦力の復活。巨大兵器の量産などにより人類側が圧倒する場面が多くなり、あ号目標撃破後はBETA側のハイヴ間の連携や学習が失われたため、人類優位が尚更顕著となる。


BETA大戦終結
2000年代中のこと。
人類は地球上のハイヴを全て攻略して、BETAの脅威に打ち勝った。

以降は地球の復興作業と共に整備した宇宙艦隊を以て月や火星の攻略を進め始める。

なお大戦後の地球では早速日本陣営とソ連陣営の対立が表面化してきている模様。





  • 陣営の変化
BETA大戦以前は日米ソの三陣営による冷戦が行われていたが、BETA大戦勃発以降は初期にアメリカが脱落したことにより実質日ソによる奇妙な協力関係が続いていくこととなった。

その後欧米の西側諸国が陥落していくにつれ、それらの亡命政府へと日本が大きく支援することにより影響力を増大させていき、BETA大戦後半では実質旧西側諸国の過半を取り込むまでとなる。
特に1991年のBETA大攻勢によりギリシャ以外のNATO加盟国全てが本土を失陥したことにより実質陣営として消滅。
以降は亡命NATO諸国の多くを受け入れた日本陣営が便宜上新たな西側と呼ばれるようになる。

対してソ連はBETA大戦において欧州及び大西洋側における主力を務めており、戦後は北欧全てとドイツ全域。そしてベネルスク三国を陣営に取り込み、またグリーランドやアイスランドを影響下に置くなど戦前よりも欧州を強い影響下に置いた。
また北米においてもカナダから東海岸にかけては東側陣営の国になるなどソビエトの影響力は全体的に増強されている。

BETA大戦後の地球を見ると全体的に北半球が東側、南半球が西側と言える。

無論BETA大戦後も東西陣営の衝突は頻発した。
大戦中の事件が切っ掛けで南北に分けられた中国、大戦後に東西へ分割されてしまったアメリカ、大戦中ドサクサ紛れドイツに奪われたアルザス=ロレーヌ地方などではBETA大戦後も度々大小多くの武力衝突が起こっている。

これらの武力衝突はむしろBETAという共通の敵がいなくなった戦後から頻発しており、BETAを順調に駆逐し続ける宇宙とは逆に地上は東西間の緊張が高まり続ける一方であった。
その結果が2014年に起きた第三次世界大戦と言えよう。

752: トゥ!ヘァ! :2022/05/21(土) 21:22:29 HOST:FL1-220-144-100-182.kng.mesh.ad.jp
  • BETA大戦後における所属陣営一覧

日本率いる新生西側陣営一覧

アジア:戦前から太平洋条約機構に加盟しているアジア諸国。また南中国、チベット共和国、朝鮮王国。
北米:中米及びメキシコ。カリブ海諸国と西カナダ、西アメリカ合衆国。
南米:南米全域。
オセアニア:オセアニア全域。
欧州:イギリス、アイルランド、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル。そしてオーストリア、スイス、ギリシャ、トルコ。
中東:イスラエル、レバノン。そしてサウジアラビア、イエメン、オマーンなどのアラビア半島の国々。
アフリカ:北アフリカ、東アフリカ、南アフリカ一帯。


ソ連率いる東側陣営一覧

アジア:モンゴル、北中国、ウイグル共和国、満州人民共和国。
北米:東カナダ、グリーランド、東アメリカ連邦。
欧州:東欧と北欧全般。ギリシャ以外のバルカン半島諸国。ドイツ、アイスランド、ベネルスク三国。
中東及び中央アジア:シリア、イラク、イラン、アフガニスタン、パキスタン。
アフリカ:西アフリカ及び中央アフリカ。





  • 分断国家の悲哀

BETA大戦中、もしくは大戦後に分断されてしまった国が幾つかある。

極東におけるBETAの降下ユニット迎撃時に日ソへ核ミサイルを発射し、報復として幾つかの国に分割されてしまった中国。
大戦後に無理矢理東西へ分かたれてしまったアメリカ。
分断ではないがドサクサ紛れにドイツにアルザス=ロレーヌ地方を持っていかれたフランスなど。

ここではそれらの国々の詳しい解説を行う。



中国:大まかに五つの国に分割されてしまった。
満州人民共和国、ウイグル共和国、チベット共和国、北中華人民共和国、南中華民国の五つ。また内蒙古自治区はモンゴルへ割譲された。

このうち北中国と南中国は長江ラインで区切られており、長江より北が北中国、南が南中国とされている。

これら五カ国の中で満州人民共和国とウイグル共和国、北中華人民共和国がソ連陣営。南中華民国とチベット共和国が日本陣営へと組み込まれた。



アメリカ:戦後のソ連による強権的な北米北部及び東部への駐留により半ば無理矢理分かたれる形となってしまった。

これは自前で制圧したハイヴの少ないソ連がニューヨークハイヴを手中に収めようとした結果の行動と言われている。
更に南部州にも部隊を進駐させたのはフロリダ半島を橋頭保にキューバのハバナハイヴを手に入れようと目論んだ結果と専らの噂である。
幸いキューバは日本陣営の駐留部隊が存在していたためか、手を出してはこなかった。

このためカナダ及びアメリカ合衆国は二つに分断されてしまった。

アメリカ東部及びテキサスを除く南部地域を合わせた東アメリカ連邦。
あ号目標の存在していたネブラスカ州を始めとする中部州とロッキー山脈以西の西部地域、そしてテキサス州が合わさった西アメリカ合衆国。
東米連邦がソ連側で西米合衆国が日本側となる。このうち旧米国政府の直系が西米合衆国となる。

753: トゥ!ヘァ! :2022/05/21(土) 21:23:01 HOST:FL1-220-144-100-182.kng.mesh.ad.jp
カナダ:こちらも例に埋もれず東西に分断された。
ユーコンテリトリー、ブリテッシュコロンビア州、アルバータ州を有する西カナダ連邦。
それ以外の東部および北部地域を合わせた東カナダ人民共和国。
西加が日本側。東加がソ連側である。



このようにカナダやグリーランドなどに強制的に駐留したソ連は結果的にだが多くのG元素を手に入れることとなる。

無論日本側もこれには強い抗議を入れ、国境付近に軍を展開。
カナダ西部及びアラスカ方面を保証占領し、ソ連の北米支配に釘をさす形となった。

その後は日ソによる一触即発の空気が流れ続けたが、BETA大戦が終結したばかりということで両者共に妥協。

ソ連が東部カナダ、東部アメリカ、グリーランド地域を。日本が西アメリカ、西カナダ、アラスカ地域を担当することで決着した。


なお本来制圧したハイヴからの戦利品は国連管理下となるバンクーバー協定が存在しているのだが、ソ連はそれを黙殺。
自国が制圧した北欧のベルゲンハイヴや強制的に駐留したアイスランド、グリーンランド、東カナダ、そしてニューヨークにあるハイヴを自国の管理下に置いていた。

最も日本側もBETA大戦終盤頃には自勢力が制圧したハイヴを実質独占していたため、バンクーバー協定はBETA大戦の終盤には既に有名無実化していたと言えよう。



アルザス=ロレーヌ地方:1994年にソ連主導の火星作戦のドサクサ紛れにWTOの占領保証地とされ、戦後は統一ドイツの領土とされた地域。

本来はWW2に勝利したフランスの領土と定められていたが、火星作戦時にWTO及びソ連の手によってBETAから奪還されていた同地域は、その後ソ連主導で東西統一されたドイツへのプレゼントとしてあてがわれてしまった。

無論フランスもこのことへは厳重な抗議を行ったが、日本と双璧をなすソ連の取り決めとあっては無しのつぶてと言うほかなく、BETA大戦後においても問題となっていた。

このためBETA大戦後のドイツとフランスは非常に不仲である。





  • 戦後のハイヴ取り分

戦後になり日ソ両陣営が実質的に保有しているハイヴ跡の説明。


日本
ネブラスカ、エドモントン、ハバナ、アオハカ、バンクーバー、エディンバラ、パナマ、フェロー諸島、オルレアン、マナウス、マドリード、ジェノヴァ。
合計12ハイヴ。


ソ連
ニューヨーク、サウサンプトン島、グリーンランド、バンクス島、アイスランド、ベルゲン、ドルトムント。
合計7ハイヴ。

754: トゥ!ヘァ! :2022/05/21(土) 21:23:40 HOST:FL1-220-144-100-182.kng.mesh.ad.jp
  • グランドガンポート構想
日本主導のAL4計画にて大型兵器開発の情報を得たソ連が対抗して始めた大型兵器開発プロジェクトのこと。
略称はGG計画。

最もAL4計画のXGシリーズと異なりG元素技術を使わず、極力既存技術のみを使用している。

これ単純に当時のソ連がG元素技術に左程精通していなかったことと、貴重なG元素サンプルや研究者を魔女計画の方に全て回していたためである。

基本的には野戦において戦術機含む通常兵器群と連携し、BETA群を撃滅することを前提に開発された大型大火力強襲兵器とも言える代物が出来上がっていく。

特に使い勝手の良いGG-03や大火力機として頼りにされたGG-07、傑作機と呼ばれたGG-08など多くの大型兵器を世に送り出した。

この成果に気を良くしたソ連上層部は対BETAではなく、対人類…専ら日本の開発したXGシリーズに対抗できる大型兵器を開発するという欲望を抱き始めた。
このためGG計画はその後対人類用大型兵器解発計画である大帝計画へと派生していくこととなる。


因みにGG計画で開発された大型機は全てフロントミッションシリーズに登場した大型兵器や特殊兵器をモデルにしている。
GG-03はゴールトン、GG-07はシーキング、GG-08はグルックがモデル。





  • 特務部隊「彗星隊」
1986年のウラヌス作戦においてドルトムントハイヴ攻略に多大な貢献をなした太平洋条約機構の彗星部隊が作戦後に改めて常設部隊として再編された姿である。

ドルトムントハイヴ攻略時には100名ほどの部隊であったが、同ハイヴ攻略時に20名が戦死。10名が重傷。
10名の重傷者のうち5名は後方勤務に。2名は退役。3名がサイボーグ化手術を希望し、後に同部隊へ復帰。

サイボーグ化措置し復帰した3名を加えた73名の残存人員に追加要員47名を加えた120名が総員となる特務部隊となった。


専用母艦となる空母三隻と付随の補給艦や整備艦を加えた小艦隊を編成。
第13独立任務艦隊として各地を動き回る遊撃部隊として活躍していくこととなる。

1987年に結成されて以降は各地を転戦。火消部隊兼一番槍部隊として多くの作戦に参加し、様々な伝説を作り上げた。

BETA大戦後に解散。
しかし第三次世界大戦が勃発するとともに残存人員を集め再結成。
第13独立機動部隊と改名し、世界中を駆けずり回ることとなる。

WW3中ではソ連の大型兵器相手に八面六臂の活躍をし、最終決戦となったオデッサの戦いでもソ連の繰り出してきた決戦兵器。通称「アンサラー」を撃破するなど大戦果を挙げた。


なおこの第13という数字は便宜上のものであり、実際に13個も独立部隊がいるわけではない。
これは対ソ連を念頭とした情報戦の結果であり、残りの12個の独立部隊は書類上の存在である。

WW3にて再結成された際の部隊名は序盤劣勢であった西側諸国を鼓舞するためにBETA大戦中に活躍した同部隊の名前をそのまま流用したにすぎない。
最もWW3においては同じような精鋭を集めた火消部隊を多く結成させており、13個のうちの半分ほどは実際に部隊が存在している。

755: トゥ!ヘァ! :2022/05/21(土) 21:24:10 HOST:FL1-220-144-100-182.kng.mesh.ad.jp
投下終了

細かい設定を色々と。

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最終更新:2022年06月03日 23:39