543: ホワイトベアー :2022/05/29(日) 11:15:25 HOST:sp1-72-2-79.msc.spmode.ne.jp
日本大陸×ワルパンネタ カイロの巣攻略作戦【砂漠の剣作戦】前のセリフ集

「人類史上最大の作戦、最大の軍勢だな。ろくなインフラもない、この神の見捨てたもう砂の大地で、これの維持にどれだけの労力がかかることやら」

「砂漠の剣」作戦総司令部参謀部第4部部長がこぼしたセリフ。北アフリカとシナイ半島、それにナイル川沿いと言う見事にインフラがしんでいる土地での大軍の運用のために、彼ら第4部の人間と後方部隊が地獄の囚人のように酷使されることになる。


「何とかジェット戦闘脚の完成は何とか間に合ったか」

「今だに1個連隊分しか調達できて居ませんが、それでもこの作戦では大きな戦力となるでしょう」

海軍軍令部でのやり取り。
帝国軍と倉崎はこの作戦に間に合わせるようにマッハ2級超音速ジェット戦闘脚である41式ジェット戦闘脚を完成させており、1個連隊分(108機)の初期生産型を調達。作戦の切り札であるウォーウルフ隊や戦略総予備であるメビウス隊、グリフィス隊の3個航空魔導大隊に配備させる。


「中佐、なんですかこれ?」

「賢者の石だ。今回の砂漠の剣作戦の為に技術研究局が実用化した新装備だよ。なんでも魔力を大幅に増幅させる特殊な合成宝石で、ストライカーユニットに装備することでウィッチにほぼ無尽蔵の魔力を与えることができるとのことだ」

「このネウロイのコアのような真っ赤な宝石がですか? 見た目と合わせてめちゃくちゃ胡散臭いですが。」

「だが効果は確からしい。実際に本国や中東戦線での試験運用ではテストを担当した複数のウィッチとウィザードが空間爆撃術式や攻性光学術式、魔力シールドをいくら使っても自分の魔力が微塵も減らなかったとのレポートを出している」

「テストパイロットの連中はよくもまあ、こんな不気味なものを使用できますね・・・。もしかして、私たちの機体にもこれが?」

「もしかしなくてもそうだ」

「まじですか…ただでさえジェット戦闘脚なんて最新の機材を使用するのに、さらにこれとは…」

海軍横須賀統合基地において対ネウロイ用特殊装備のサンプルを受け取った帝国海軍第1航空魔導大隊隊長、ウォーウルフ1 北郷章香中佐と彼女のウィングマンであるウォーウルフ2のやり取りの一部。
日本帝国は東アジア戦役の英雄、北郷章香中佐率いる海軍第1航空魔導大隊をカイロズネストのネストコア破壊部隊として指定させており、万全を期すために彼女らの機体には賢者の石と夢幻会が名付けた特殊な魔力増幅用合成宝石を取り付けられる事になった。

544: ホワイトベアー :2022/05/29(日) 11:15:58 HOST:sp1-72-2-79.msc.spmode.ne.jp
「M35 中戦車は素晴らしい。こいつは最高の戦車だ。日本人め、こんなに高性能な戦車を隠し持っていやがったとは」

「まったくだよ。だが、これでも我々はあの化け物と互角に戦えないと言うのだから、あの化け物どもの規格外っぷりを思い知らされる」

リベリオン軍アフリカ派遣軍総司令官パットン中将と同軍参謀長ブラッドレー少将とのやり取り。
このときのリベリオン陸軍は、日本軍が供与用戦車として史実のT-90をモデルに開発した35式戦車のライセンス生産版であるM35中戦車を主力戦車としてアフリカに大量に持ち込んでいた。


「ここでも守るべき女性達を最前線に押し立てて戦わせるのか…嫌だねぇ」

「しょうがないさ。俺たちは俺たちができることをやるしかない」

日本陸軍航空救難員達のやり取り。
墜落したウィッチを救出すると言う彼らの任務の性質上、彼らは多くの航空ウィッチ達を救い、あるいは救えずにおり、日本軍人のなかでも特にPTSDの発症割合が多い職種であった。


「豊富な物資に大量の通常戦力、さらに5桁の陸戦装甲機械化歩兵に4桁の機械化航空歩兵・・・まさに無尽蔵の物資と兵力だな。日本やリベリオンのけた違いの工業力は知ってはいたが、こうして直接見せられると色々とクるものがあるよ」

「全くです。私たちからはまだ爆発したものはいないですが、実際にアフリカでは日本軍の魔導兵やリベリオンのウィッチ達とこちらのウィッチ達の衝突が複数起きているとの報告もあります。」

「気持ちは分からんでも無いが、人類の統合を謳う国連軍内部でもこれか・・・先が思いやられるな」

第502統合戦闘航空団隊長グンドュラ・ラル少佐と先任下士官であるエディータ・ロスマン曹長のやりとり。
北アフリカ戦線の主力たる国連軍地中海方面第3軍は、ネウロイの侵攻により地獄の様な撤退戦の後に本土を失ったカールスラント軍やガリア軍の将兵も多くおり、
その将兵たちからしたら本土陥落時は高みの見物を決め込んだくせに、今更ヒーロー面して自分たちを指揮下に置いたあげく、自分たちの利権が脅かされるや否や即座に豊富かつ強力な物資や大軍を送り込んで前線を前に前に押し上げるリベリオン軍や日本軍に、それを表に出すか心の内に秘めるかは別であるが好意的な感情を持てるはずがなかった。
その為、特に年の若い国連軍のウィッチや兵達とリベリオン軍や日本軍将兵の衝突がそこかしこでおこることになる。



「今更ヒーローずらするなら何であの時に来てくれなかったの!?こんなにたくさんの部隊を、ウィッチを援軍に出せるのなら、なんでもっと早く助けにきてくれなかったの!?」

リベリオン軍所属のウィッチに殴り掛かったため、MPに羽交い絞めにされたカールスラント軍所属のウィッチがリベリオン軍のウィッチに言った言葉。
上記のように北アフリカ戦線の主力たる国連軍地中海方面軍第3軍将兵は日米軍の増援に対して複雑な気持ちを抱いている人間も多くいた。


「ウィッチ達はともかくとして大の大人までもが俺達に噛みつきやがって…自分達が助けて貰っているていう立場を忘れているのか、カールスラントのど阿呆共は」

「あのジャガイモ共は見え見えの落とし穴でも目先の利益の為に突っ込む猪共だ。奴らに理性と知性なんて期待するだけ無駄だよ無駄」

リベリオン陸軍の兵士たちのやり取り。
欧州諸国をネウロイの魔の手から助けてあげていると言うある意味恩着せがましい、しかし、事実としてそのとおりである考えをしている一般的なリベリオン人からしたら、ウィッチ達の反感や爆発はともかくとして、その他の欧州人の態度は苦々しいものであった。


「日本のお嬢さん方、貴女達の為にとっておきのワインを用意しておいたんだが、勝利を願って共に飲みかわさないか?」

「ええっと・・・」

日米のウィッチを口説いているロマーニャ兵と口説かれて困惑しているウィッチ達。
多くのロマーニャ男子達はリベリオンのウィッチ達や日本人のウィッチ達にも果敢に向かっていき、そして国連軍の憲兵にとっ捕まって説教を喰らうという光景が多く見られていった。

545: ホワイトベアー :2022/05/29(日) 11:16:29 HOST:sp1-72-2-79.msc.spmode.ne.jp
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最終更新:2022年06月03日 23:44