703: ホワイトベアー :2022/05/30(月) 22:18:40 HOST:sp1-72-2-79.msc.spmode.ne.jp
日本大陸×ワルパンネタ
SF-41/41式艦上戦闘脚 ファントム
世代 :第2世代ジェット戦闘脚
開発メーカ:倉崎重工
生産体制 :量産機
配備年数 :1941年
ユニットエンジン:MJ-79-KS-17
最高速度 :マッハ2.3
最高上昇高度:約19000m
探知兵装 :APS-41M 対空魔導探知術式
:APQ-41M 特殊魔導探知術式
搭乗員 :1名
運用国 :大日本帝国
特別兵装
:空間拡張収納システム
:テトラクテュス・システム
(海軍第1航空魔導大隊向け決戦仕様機のみ)
大日本帝国の航空宇宙産業の大手である倉崎重工が開発したジェット戦闘脚。
第2世代ジェット戦闘脚に分類される機体であり、第二次ネウロイ大戦初期に正式採用され、戦争初期ではカイロネストの破壊に貢献し、第二次ネウロイ大戦中期から日本空海軍の主力戦闘脚として運用されていった。
その最大の特徴は安定的かつ低燃費高出力を誇る倉崎重工製の最新鋭ターボジェット魔導エンジンであるMJ-79-KS-17を採用したことによる圧倒的なスピードと加速力であり、これにより本機は音速の2倍以上の速度で飛行することを可能としている。
さらに、機体各所にエリアルールなどに基づいた運動性能の向上を目的とした設計が施されていることから運動性も(ジェット戦闘脚としては)高い水準を維持しており、格闘戦においても決して無力な機体ではない。
航空魔導兵を保護することも忘れておらず、41式艦上戦闘脚には38式戦闘脚と同様に衝撃からパイロットを護るシステムも存在している他、身体保護術式と自己回復術式の性能向上、および管制慣性負荷を拡張空間に一時的に蓄積させ少量ずつ通常空間に還元する慣性蓄積コンバーターシステムなどの新規術式システムの搭載による保護能力の向上も図られている。
その他の特徴としては、魔導レーダーを標準装備している事が挙げられる。
41式艦上戦闘脚は世界でも初めて対空魔導レーダーを標準装備した機体であり、高性能な魔導探知術式であるAPS-41M対空魔導探知術式を標準的に搭載することで、固有魔法を持たないウィッチであっても最大で57キロ先の目視外の敵の数や位置もほぼ正確に把握することを可能としている。
これにより長距離の敵を補足できるようになったほか、ナイトウィッチではない通常のウィッチでも高い水準の夜間戦闘を行えるようになり、航空魔導兵は全天候で活躍できる兵科へと進化した。
また、通常の対空捜索魔導探知術式とは別に、コア持ちネウロイへの対抗策としてAPQ-41特殊探査術式も合わせて搭載している。
この対空探査術式は、日本のN研究(ネウロイ研究)において実用化された術式であり、魔眼持ち以外のウィッチでも目視内程度の距離であれば魔眼持ちと同様にネウロイのコアの位置を正確に探知する事を可能としている。
これにより、本機を纏うウィッチはコア持ちネウロイ対策でもっとも厄介な、コアの位置を探索すると言う手間が省かれることになった。
一見すると素晴らしい機能のように思えるこれら2つの探査術式であるが、その発動と維持には莫大な魔力/魔法力が必要となっており、どちらか1つだけであっても行使しようものなら、良くて魔力を軒並み持ってかれてその場で魔力欠乏症を発症、最悪の場合には生命を脅かされる危険性すらある欠陥術式である。
倉崎が搭載を決められたのは、大気中のエーテルを魔力に変換することで戦闘や術式の使用などでの自身の魔力の消費量を極限まで0に近づけられ、さらに擬似的な魔力の増大すら行えるエーテル・魔力転換システムを実用化し、エンジンに搭載できているからであり、莫大な魔力を喰らうなら莫大な魔力を生み出せばいいのだ! と言うヤンキーもびっくりな脳筋プレイが行えたからである。
そのため、エーテル・魔力転換システム、それも性能を制限している輸出仕様ではなく本国仕様のものを搭載している上で、高出力を出せるジェット魔導エンジンを搭載した機体以外での使用はこれを厳禁とされいる
704: ホワイトベアー :2022/05/30(月) 22:19:30 HOST:sp1-72-2-79.msc.spmode.ne.jp
特殊兵装として標準装備されている空間拡張収納システムは、日本製機体に標準装備されているストライカーユニットの基礎機能の1つであり、ストライカーユニットに使用されている空間拡張技術を発展させたものである。
その機能は簡単に言えばゲームの【持物/アイテム】の項目を現実化させたもので、一定数の弾薬、予備の武器、食料等の物資を異空間内の“倉庫”にしまい、必要なときに持ち出す事ができるようにした。
これにより、戦闘脚を履いているウィッチ達は自身にかかる重量や空気抵抗を無視して、戦闘時に多くの物資を携帯する事が可能となり、ウィッチの戦闘継続可能時間の延長と生存性の上昇に寄与している。
【砂漠の剣】作戦前に計108機が調達された事を契機として、採用・調達が開始され、日本軍は1944年までには主要な部隊の更新を終了することを計画して一気に大量導入を図っている。
また、満州連邦やリベリオ合衆国などの重要同盟兼高い技術力を有した国家には、本国仕様よりも性能を落とし、いくつかの術式を削減した機体を輸出、後にライセンス生産の許可も与え、これらの国々でも主力戦闘脚として調達が進められていく。
余談であるが、1941年、正式採用の決定と同年に実施された【砂漠の剣】作戦では、約108機ほどが日本軍の手により持ち込まれ、同作戦の中核を担う海軍第1航空魔導大隊【ウォーウルフ】、海軍第2航空魔導大隊【グリフィス】、空軍第118航空魔導大隊【メビウス】の3個航空魔導大隊に配備されていた。
そして、カイロの巣を破壊した第1航空魔導大隊隊長北郷章香中佐が装備していたということで一気に世間に知れ渡ることになり、第二次ネウロイ大戦中の日本製戦闘脚としてはもっとも知名度の高いユニットとなった。
705: ホワイトベアー :2022/05/30(月) 22:20:53 HOST:sp1-72-2-79.msc.spmode.ne.jp
SF-38/38式戦闘脚 タイガー
世代 :第1世代ジェット戦闘脚
開発メーカ:倉崎重工
生産体制 :量産機
配備年数 :1938年
ユニットエンジン:MJ-47-KS-27
最高速度 :マッハ1.08
最高上昇高度:約14,300m
搭乗員 :1名
運用国 :大日本帝国
特別兵装
:空間拡張収納システム(オプション)
倉崎重工がSF-41/41式艦上戦闘機開発の為の試作機として開発した試作ジェット戦闘脚の1つをベースとして、実戦に投入できるように各種改装を施す形で開発された戦闘脚。
高い信頼性と整備性、性能を有しており、さらに運用・調達コストと技術的何度が低いことから、第二次ネウロイ大戦時にはF-38ジェット戦闘機とともに前線諸国の防空を担った。
その高い操縦性とコストの安さから、ジェット戦闘脚と既存のレシプロ戦闘脚のギャップを埋める高等練習機としても目をつけられ、ST-39/39式高等訓練脚と言うバリエーションも存在している。
もともとは正式採用される予定はなく、あくまでも実験機として終わるはずであったが、東アジア戦役末からネウロイが繰り出してきたジェット戦闘機型ネウロイに対抗するために、開発中だったジェット戦闘脚の試作機群の中でももっとも実用的かつ生産性の高いXJSU-03に急遽最低限の改修を施した上で採用された。
試験機に最低限の改修を施す形での正式採用と言う稀有な経緯から、配備され始めた頃は信頼性や整備性、操縦性に不安を抱かえられていた本機であるが、
機体設計の段階から操縦性の確保と運動性の高さも重視して設計されていた。
もともと音速を超える機体の実験機の1つということあって素の耐久性は高かった。
開発コストの削減の為と量産時の事を考えて、なるべく機体構造を簡素化されており、SF-36/36式戦闘脚となるべく部品を共通化させていたことなどによる高い信頼性が担保されていた。
試作機ゆえにエンジンや部品の交換を安易にできるように設計されていたことなどによって結果として高い整備性が存在していた。
など、主に倉崎の技術者(ヘンタイ)達の功績によりこうした不安は次第に解消していくことになり、さらにその素直な操縦特性と高い性能から、38式戦闘脚は自身の活躍をもってこうしたマイナスなイメージを完全に払拭、36式戦闘脚とならんで日本軍最良戦闘脚と呼ばれることになった。
余談であるが、本機の原型機であるXJSF-03は他の試作戦闘脚と比べても不自然なまでに実用機としての性能が高く、一部の識者やミリタリーオタク界隈では
『試験機という名目で、SF-41が完成するまでにジェット型ネウロイが発生した場合の保険として、予算を流用して開発していた別種の機体ではないか』
という意見が根強く存在している。
706: ホワイトベアー :2022/05/30(月) 22:21:31 HOST:sp1-72-2-79.msc.spmode.ne.jp
機体構造としては原型機が試験機と言うこともあって、従来の日本軍の大日本帝国空軍ウィッチ部隊のドクトリンに基づいて高速度における性能を重視した設計が施されており、最高時速はおよそマッハ1.08と超音速まで発揮可能と東アジア戦役で投入された戦闘脚や戦闘機型ネウロイの中ではもっとも早い速度を誇る。
高速度を誇る一方で決して直線番長と言うわけではなく、操縦性に難があるわけでもなかった。
むしろ、極めて高い操縦性と高い旋回性能を誇っており、試験時には中速度域でSF-36を纏ったアグレッサー部隊を時に撃破するといった結果を出すほどには格闘戦能力でも秀でたポテンシャルを有しているなど、高速性と運動性を兼ね備えた機体と言える。
また、本ユニットには高速時の衝撃から魔女を守るために、速度に応じて新規に開発された空気を弾く特殊なシールド術式を展開、大気の干渉を拡散させる機能も持たせており、さらに従来の飛行支援術式群もその効力が上昇している。これらは使い魔によって適時使用されていき、航空魔導兵は空気の壁の衝突やブラックアウト等を気にせずに戦闘に集中する事が可能となった。
エンジンとしては倉崎製の魔力・エーテル転換システムを搭載したMJ-47-KU-27 を搭載している。このエンジンは出力こそMJ-79-KS-17と比べると高くはないが、その反面、魔力消費量は既存の、すなわちレシプロ型ストライカーユニットと大差なく、出力と消費魔力量の比率ではSF-41のMJ-79-KS-17 すら超えている。
東アジア戦役末の1938年頃から海軍第1航空魔導大隊への配備を皮切りに東アジアに派兵している練度の高い部隊への配備を優先する形で更新がかけられ、東アジア戦役後から本国防空部隊への配備が開始された。
幸いにしろ東アジア戦役により、日本の国防意識も大きく変わっており、ウィッチ部隊への配備そのものは順調に進んでいき、第二次ネウロイ大戦時には空軍航空魔導部隊の戦闘脚の大半が本機に更新されていた。
1941年からSF-41の配備開始により日本軍では第1線からの退役が開始されるものの、SF-41はSF-36C/36式戦闘脚C型を主力として運用していた海軍航空魔導部隊に優先配備されていくことになり、ネウロイ大戦中期までは本機が日本空軍の主力戦闘脚であり、日本本国の空の護りについていた。
また、他国を自国の盾と見なす国防方針から、自国での調達が一段落すると東アジア協力機構加盟国(東アジア・東南アジア諸国)やアジア太平洋戦略協力会議参加国(インド・中東・南北リベリオン大陸諸国)に輸出を開始。ガリア陥落後は国連加盟国全体へのライセンス生産の許可と輸出を積極的に行っていく。
日本の売り込みと性能の高さ、取得および運用時の技術的・コスト的な難易度の低さから、大戦中期以降は国連軍標準戦闘脚と呼ばれる程度まで普及し、日本軍ウィッチ部隊がSF-41への機種転換を完全に完了させた後でも多くの国の航空ウィッチがSF-38を纏ってネウロイとの戦闘に臨んだ。
707: ホワイトベアー :2022/05/30(月) 22:22:01 HOST:sp1-72-2-79.msc.spmode.ne.jp
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最終更新:2022年06月03日 23:48