619: 194 :2022/06/01(水) 23:00:29 HOST:ai126149075038.54.access-internet.ne.jp
現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件サードシーズン?その67 戦娘達の想いと深き絆


皆さんこんにちは、戦娘部隊の隊長を務める横手です。
戦娘達の限界突破を可能とするシステム・「マリアージュシステム」が届いた翌日から、妙に部隊内がギスギスし始めています。
昨日までそんな事は無かったのに、突然降って湧いたこの状況。
      • 正直な所、かなり困惑しています。
しかも部隊のあちこちで、これまで殆ど見られなかった現象・・・有体に言えば口論らしき物をしているシーンをちょくちょく目撃しております。
例えば・・・


イッチ「・・・レイー。どうしても譲る気は無いのー?」

レイ「当たり前です。こればかりは、例え先輩が相手でも絶対に譲れません!」

イッチ「年上の娘に譲ろうっていう気持ちは無いのー?」

レイ「他はともかく、これだけは絶対にダメです!先輩云々とかは関係有りません!!」

イッチ「意固地過ぎるよレイ―!そんな聞き分けの無い娘に育って、私は悲しいよー!」

レイ「先輩に育てて貰った覚えは有りません!馬鹿な事言ってないで、私に譲って下さい!!」

イッチ「こっちもこればかりは譲れないよー!私にも引けない物は有るんだから―!!」

レイ「むむむ!!」

イッチ「ぐぬぬー!!」


と言う感じの口論をしているシーンを見かけて、


(あの二人がこんな口論をしているシーンって、初めて見たな)


と思いつつも、一体何を言い争っているのかと止めに入ったら


レイ「え!?何を争っているのかって?・・・あ、あーちょっと限定品のスイーツの事で」

イッチ「そ、そう!一つしかないから、それで言い合っててー」

横手「え?スイーツなんて何処にも置いてないみたいだが?」

レイ「い、いえいえ!冷蔵庫の中に保管してまして!!」

イッチ「そ、そうそう!出しっぱなしは厳しい物だからー」

横手「・・・そういう物なのか?」

レイ「そういう物なんです!あ、そ、そろそろ取りに行きますか先輩!」

イッチ「そ、そうだねー!余り置きっぱなしだと、他の娘に食べられちゃうかもだしー」

620: 194 :2022/06/01(水) 23:00:59 HOST:ai126149075038.54.access-internet.ne.jp
そう言って、そそくさと去って行く二人。
余りの不自然さに、私は首を傾げるしかなかった。
また、次の日には・・・


カイ「チョット!新参者ガ先輩ヲ差シ置イテ、何考エテイルノ!?」

ラン「流石ニコレハ、看過スル訳ニハイカンゾ!」

アーティ「先輩トカ関係無イデショ!ソンナ理屈ヲ押シ通ソウトスルナンテ、横暴ヨ!」

ラクシャ「ソウヨ!ソレニ先輩後輩ガ絶対ナラ、ソレコソレイ達ガ絶対トイウ事ニナルワ!ソレヲ認メルノ?」

オーシャ「何デスッテ!!」

アーティ&ラクシャ「「何ヨ!!」」


と、一触即発なシーンに遭遇。
慌てて止めに入り、原因を問いただすが・・・


カイ「ア、エート・・・コッチノ話ダカラ」

横手「いや・・・だから何の話だ?先輩がどうとか言ってたが・・・」

アーティ「イヤ、ソノ・・・シェ、シェアシテイルゲームヲ、誰ガ先ニプレイスルカデ揉メテシマッテ」

ラン「ソ、ソウナンダ。ソレデツイツイ、熱クナッテシマッテナ」

横手「・・・ゲームソフトどころかゲーム機自体が無いが?」

オーシャ「ラ、ランノ部屋デ、コレカラプレイスル所ダッタカラ!!」

横手「そ、そうか・・・。くれぐれも喧嘩はしないようにな?」

ラクシャ「ハ、ハイ。・・・・・隊長サンガ、モット私達ノ気持チニ気付イテクレレバ(ボソッ)」

横手「え?なんだって?」

ラクシャ「イ、イエ何ニモ!サ、ランノ部屋ニ行キマショ!!」

621: 194 :2022/06/01(水) 23:01:29 HOST:ai126149075038.54.access-internet.ne.jp
そう言って、強引に話を切り上げてそそくさと退散するカイ達。
ますますおかしいと思うが、理由が全く思い至らない。

そして、それから二日後の事。
その日は一日の初めになっても、何故か本日の秘書官が来ない。最初は


(連日の激務で、寝坊でもしたのかな?)


と思いながら書類仕事を進めていたのだが・・・二時間経っても来る様子が無い。
流石におかしいと思い探しに行くと、普段は駐屯地内に居る戦娘達が一人も見当たらない。一体どこに行ったのかと探しに行くと・・・
基地内の体育館の周囲に完全装備の衛兵が複数おり、周りを警戒しているのが見えた。気になった私は、彼等の元へと向かったのだが・・・


衛兵「閣下、申し訳有りませんがここはお通しする事は出来ません」

横手「え?どういう事?」

衛兵「戦娘の皆さんから、『何が有ろうと閣下をお通ししない様に』という命令を受けていますので」

横手「はぁ!?・・・一体何をしているんだ?」

衛兵「詳しく述べる事は禁じられていますが・・・一言で言うなら『戦娘の皆さんによる話し合い』を行ってまして・・・」

横手「話し合い?一体何の?」

衛兵「申し訳ございませんが、お教えする事は出来ません」

横手「いやいやいや。戦娘達での話し合いなら、彼女達の上官たる私にとっても知らないといけないだろう?違うか?」

衛兵「・・・申し訳ございません。本日の書類仕事ですが、我々衛兵がサポートします。また、戦娘の方でないと分からない事でしたら、我々が戦娘の皆さんに直接聞いてきますので」

横手「・・・あからさまにおかしいだろ?・・・どうしても教えてくれないか」

衛兵「・・・申し訳ございませんが、固く口留めをされていますので。・・・閣下自身は、理由は思い至りませんか?」

横手「・・・思い至らないから、酷く困惑しているんだが?」


その一言に、衛兵達が顔を見合わせて揃って溜息を吐く。


横手「おい!上官に対して、その態度は失礼過ぎるだろ!」

衛兵「・・・いずれにせよ、何が起ころうがお通しする事は出来ませんので、業務に戻って下さい。これ以上は、何を聞かれてもお答え出来ませんので」


最早語れる言葉は無い。そういう態度の衛兵に辟易しつつ、長官室に戻るしかなかった。
話し合いの内容がとても気になるが、多分ここ数日ギスギスしていたから、その辺の解決の為の話し合いだろう。そう思う事として、私は勤務に戻った。

622: 194 :2022/06/01(水) 23:01:59 HOST:ai126149075038.54.access-internet.ne.jp
横手「・・・・・・・・・・そう思っていた時期が、私にも有りました」


最近覚えたネットミームで、そう呟く横手。
件の話し合いがあった翌日、戦娘・蒼空戦娘全員が長官室へと押しかけて来るや否や、とんでもない事を言い出したのだ。曰く


「私達全員を惚れさせた責任を取って、私達全員をお嫁さんにして下さい」


という内容だった。
何処をどうしたらそういう事になるのか、まるで見当が付かず、頭の中が真っ白になって呆然としてしまう。
だが、彼女達の眼差しは真剣そのもの。間違ってもジョークを言っている様には見えない。辛うじて頭を再起動させた私は、どういう事なのかを問いただす事にした。


横手「・・・ちょっと待って。あの、話が見えてこないんだが・・・」

いちご「今レイが述べた通りです。私達を、隊長のお嫁さんにして下さい!」

横手「いや待て待て待て!?どこをどうしたらそうなるんだ!?」

こんごう「つい先日届いた『マリアージュシステム』の事ハ、覚えてイマスネ?」

横手「あ、ああ・・・」

こんごう「書類まで揃ってイル以上、これはマサニ結婚そのもの!隊長を愛してイル私達にとって、これはどんな事ヨリモ重要な事デス」

横手「・・・ちょっと待って。それじゃあ、ここ数日ギスギスしてたのは」

おやしお「誰が隊長さんのお嫁さんになるかで、色々と揉めてたの。で、話し合いの結果・・・」

カイ「全員譲ル気ハナイシ、誰ヲ選ンデモ角ガ立ツ。ナノデ・・・『ナラバ全員デ隊長ノオ嫁サンニナッテ、隊長ヲシェアスレバ万事解決!』トイウ結論ニ至ッタノ!」

横手「道理でみんなあちこちに生傷や痣が・・・って、いやその理屈はおかしいだろ!」

ラン「ハッハッハ、イイジャナイカ隊長サン。男ナラ一度ハ夢見ル『ハーレム』ッテ奴ダゾ!」

横手「待て待て待て!?そもそも日本じゃ一夫多妻は認められていないし、年齢的に結婚出来ない娘も居る。それ以前に指輪は2個1セットしかないんだぞ!?」

ヒト「あ、その辺は心配いりません。まず指輪と書類ですが、問い合わせた所『欲しいだけ量産する事が可能』という回答が来ましたので。今は人数分+予備数セットを、全力で生産してもらっています」

横手「はぁ!?・・・いや、でもでも今言ったが、一夫多妻制や年齢の問題は」

きりしま「その辺も、既に手を打っています。イリアさん、テレビの国会中継を流して貰えますか?」

イリア「ハイ」

623: 194 :2022/06/01(水) 23:02:29 HOST:ai126149075038.54.access-internet.ne.jp
そういって、テレビのスイッチを入れてNHKの国会中継を流す。
画面の中では、法案成立の是非を問う投票が行われており、その結果が出たのだが・・・


議長「開票の結果、『戦娘・マリアージュ特別法案』は満場一致で可決される事となりました」


と言う場面が流れていた。


横手「」

きりしま「私の義両親にお願いして、国政の方に圧力(協力)をお願いしたのです」

横手「待て!文字が逆なんだが!?というか、『戦娘・マリアージュ特別法案』って何!?」

きりしま「簡単に言いますと、『戦娘又は蒼空戦娘であり、尚且つマリアージュシステムを通じての婚姻に限り、日本の婚姻制度の適用外となる』という法律です」

トウカ「ツマリ『重婚ダロウガ年齢的ニアウトナ娘ガ相手ダロウガ、今言ッタ条件ヲ満タスナラ何モ問題無イ。大正義!合法セーフ!!』トイウ訳デス!」

横手「問題しか無いだろ!?今の我が国の倫理観はどうなってるんだ!?」

セン「ある政治家の人曰く『隊長一人を人身御供するだけで戦娘達の能力や、何より士気が天元突破するんだ。ならば安い買い物。彼は犠牲になったのだ』と言ってましたわ」

横手「・・・」


まさか自国の政治家にまで売り飛ばされていたとは予想外だった事も有り、ガックリ項垂れる横手。


横手「・・・・・どうしてこうなった」

レイ「隊長・・・もしかして、私達と結婚するのがそんなに嫌ですか・・・?」※心底悲しそうな目で見つめて来る

横手「いや、そんな訳では無いが・・・逆に聞くが、本当に俺なんかで良いのか?」

レイ「はい、隊長以外あり得ません」

カイ「アノ時、私達ノ境遇ニ本気デ涙ヲ流シテクレタアノ時カラ・・・私達ノ心ハ決マッテイマス」

イッチ「これ程の優良物件な隊長を見た後だとー、他の男性とか見劣りしてしまうだけだしー」

レツ「どんな娘だろうと、分け隔てる事無く接してくれる素敵な男性だしな」

ラクシャ「兵器型生命体ニサレタ私達ダケド・・・貴方トイウ人ト共ニ生キレルナラ、『人トシテノ幸セ』ヲ掴メル。ソウ確信シテイルノ」

レイ「お願いです。隊長の・・・いえ、平文さんの気持ちを教えて下さい」

624: 194 :2022/06/01(水) 23:02:59 HOST:ai126149075038.54.access-internet.ne.jp
レイの言葉に、いま一度目を瞑り想いを整理する横手。
まず浮かんできたのは・・・・・意味有り気にサムズアップをする神崎提督の姿だった。
今までは訳が分からなかったが・・・流石に今は分かる。こうなるというのを確信している顔だった。


(知ってて教えてくれなかったなんて・・・恨みますよ、神崎提督ぅぅぅ!!)


そう思ったが、最早後の祭りである。それよりも、彼女達の想いにどう答えるか。
最初に出会った時はその現状の酷さに愕然とし、何とかして生きて元の生活へと戻そうという気持ちが強かった。
過労で倒れ、レイ達に心を救われたあの日、彼女達との絆を確かに感じた。
流石に全員に惚れられ、求婚されるとは予想外にも程が有るが、それをどこか嬉しく思う気持ちも、確かにある。
既に答えは決まっていた。


横手「・・・皆の気持ちはよく分かった。その上で、聞いて欲しい」

横手「言うまでも無く、俺は戦娘部隊の隊長だ。そして・・・若い女性達を戦場へと駆り立てている存在でもある」

いちご「隊長、それは!?」

横手「最後まで聞いて欲しい。そういう立場故に、自分は死後に地獄へと落ちる存在、人並みの幸せは望めない。そういう立場の男だと思っていた」

横手「それに家事能力は微妙だし、此処までされるまで、皆の気持ちに気付けなかった唐変木だ。だけど・・・」

オーシャ「ダケド?」

横手「皆は、そんな俺の事を本気で慕ってくれた。俺以外あり得ない、人としての幸せを掴めるたった一人の存在。こんな俺の事を・・・そこまで思ってくれていた」

横手「だから・・・答えは既に決まっている」

アーティ「・・・ソレジャア」


アーティの言葉に、力強く頷く。


横手「こんな俺だが・・・これからも、傍にいて欲しい。そして、互いに支え合って生きて行こう!」


横手の力強い言葉に、戦娘達から部屋の外にまで響く大きな歓喜の声が上がる。
この瞬間、戦娘達と横手司令の間に誰にも断つ事の出来ない強固な絆が結ばれたのだった。

625: 194 :2022/06/01(水) 23:03:31 HOST:ai126149075038.54.access-internet.ne.jp
さて、取り敢えず問題が一つ解決した物の、まだもう一つの問題が残っている。それは・・・


「誰がお嫁さん第一号となるのか?」


だった。
何せ、今ここに有るのは1セット分の指輪と必要書類しかない。増産しているというが、届くのは早くて3日後との事。
これはまた揉める案件では無いかと横手も身構えていたのだが・・・。


セン「それに関してですが、皆の間で結論は出ています」

横手「そうなのか。で、その結論とは?」

セン「『他ならぬ隊長自ら選んでもらう』という事で、全員一致しています。例え誰が選ばれようと、それを受け入れる事にしました」

横手「・・・そうか。さて、その人物は・・・」


もう一度目を瞑り、誰にするか熟考する。
付き合いの長さやそれぞれの性格、様々な事を考慮して考える。そんな中で浮かんできたのは・・・。
過労で倒れた時、弱り切っていた自分を抱きしめてくれた彼女。全くの想定外な職場に飛ばされ、味方の振りをした敵に囲まれ、心身共に壊れる寸前だった自分を優しく包み込んでくれた彼女。
何時も真っすぐで、それでいてどこか危なっかしく、でも・・・最後まで諦める事無く前へと進み続ける彼女。最初の指輪は、彼女にこそ渡したかった。
横手はレイの手を取り、指輪をはめる。彼女は目を見開き、横手を見つめる。


レイ「・・・平文さんッ!」

横手「・・・戦娘部隊が実戦投入される前から、俺の事を支えてくれた。そんな君にこそ、この指輪を受け取って欲しい」

レイ「はいっ・・・はいっ!!」


涙を一杯浮かべながら、はっきりと頷くレイ。
そんな二人を、皆は拍手しながら祝福した。


イッチ「あー、やっぱりレイが選ばれたかー」

いちご「まぁある意味残当って奴だね」

カイ「付キ合イモ一番長イシネ・・・」

ゆきかぜ「・・・」

そよかぜ「・・・」

こんごう「・・・二人共、駄目デスヨ」

ゆきかぜ「・・・いえ、流石に暴れたりはしませんよ?」

そよかぜ「流石に空気は読みますので・・・」


暴発しそうと危惧された二人だったが、どうにか堪えたようである。


ゆきかぜ「・・・レイ」

レイ「・・・何?ゆきかぜちゃん」

ゆきかぜ「お兄ちゃんのお嫁さん第一号の座は取られたけど・・・ボクは負けないから!!」

そよかぜ「・・・私も、兄さんをもっと振り向かせて見せる!!」

レイ「・・・うん。でも、私も平文さんにもっと好きになってもらえるよう、頑張るから!!」


そんな感じで互いに誓い合う三人。勿論、他の娘達も気持ちは同じだ。
そんな彼女達の様子を、誰よりも慈しむ目で見る横手だった。

626: 194 :2022/06/01(水) 23:04:03 HOST:ai126149075038.54.access-internet.ne.jp
さて、その日の夜は皆の想いの成就を祝ったパーティーが開かれ、皆飲んで食べてと大いに楽しむ。その宴は深夜近くまで続いた。
疲れからか、いつのまにか寝てしまっていた横手。見ると、他の娘達も疲れて眠り込んでいた。


横手「・・・やれやれ、皆はしゃぎ過ぎだな。ま、無理もないが・・・」


そう苦笑しながら、他の娘達の様子を見る横手。ふと、レイの様子が目に映る。
他の娘達と違って上に掛ける物の確保に失敗したらしく、少々寒そうにしている。


横手「・・・レイ、そんな所で寝たら風邪引くぞ?」

レイ「・・・う、うぅーん」


やれやれと思いながら、お姫様抱っこで抱える横手。彼女を寝室へと連れて行く。
予想していた以上に軽い彼女の体。こんな小さな体で、家族の敵と世界の命運を救う。そんな重い戦いを続けて来たのだなと思う。
寝室に着き、彼女をベッドの上に寝かせる。起こさない様に、そっと退室しようとしたのだが・・・


グイッ


服の裾を掴まれ、動けなくなる。
見ると、レイが目を覚ましており、どこか壊れてしまいそうな目で横手を見つめていた。


レイ「平文さん・・・。お願い・・・一人にしないで。傍に・・・居て欲しい」

横手「れ、レイ?起きて・・・ムグッ!?」


体を引っ張られ、唇に柔らかい感触が押し当てられる。レイにキスされたと気付き、頭が真っ白に。
十数秒後、それも途中から水音すら響かせていたそれがようやく終わる。まさかの展開に、顔を真っ赤にする横手。


横手「れ、レイ・・・!?」

レイ「・・・お願いです。今夜は、私の傍にずっといて下さい」

横手「・・・そ、それって」

レイ「・・・・・麗子」

横手「・・・え?」

レイ「美空 麗子(みそら れいこ)・・・。私の、本当の名前です」

横手「・・・れ、麗子」

レイ「・・・平文さん。誰よりも一番愛しています。・・・平文さんのお嫁さんの証、私に・・・一杯刻み込んで下さい」

横手「・・・れ、麗子!!」

レイ「あっ・・・平文さん♡♡」


超絶唐変木だが、性欲は普通にちゃんとある横手。彼も男である以上、此処までお膳立てされて何もしないで終わる訳が無かった。
      • 因みにどうでもいい事だが、後1時間程で「魔法使いになれる権利」を得る筈だったが、見事にそれを投げ捨てたのだった。

627: 194 :2022/06/01(水) 23:04:33 HOST:ai126149075038.54.access-internet.ne.jp
以上です。何とも長い話となりました(汗)
部隊内のギスギスと、戦娘達の告白。それに対する横手の返事と、最初のお嫁さんの選出。そして・・・レイと二人での特別夜間演習(意味深)でした(血涙)
いやはや、久々に筆が大いに進みましたwやっぱラブラブは至高。はっきり分かんだね(ヲイ)
因みに特別夜間演習に関する誰得な情報ですが・・・戦娘は痛みに強いという特性が有るのと、ここ最近の激務で碌々自家発電(意味深)出来ていなかった事、
何より気持ちが大いに盛り上がった結果・・・特別夜間演習は実に第七次にまで及びました(爆)

内訳
オフトゥンで二回→シャワー中に一回→湯船で一回→そのままオフトゥンに戻って三連続

取り敢えず、皆様全員で彼に言ってやりましょう。せーの


「奴はもげるべき!慈悲は無い!!(血涙)」


ではまた次回お会いしましょう。
wiki掲載は、自由です。

630: 194 :2022/06/01(水) 23:20:38 HOST:ai126149075038.54.access-internet.ne.jp
おっと、表記ゆれを確認したので修正を。
      • 変なテンションで書いたらアカンな(汗)

627
  • 誤 そして・・・レイと二人での夜間特別演習(意味深)でした(血涙)
  • 正 そして・・・レイと二人での特別夜間演習(意味深)でした(血涙)

wiki掲載時に、修正をお願いします。

636: 194 :2022/06/02(木) 06:28:42 HOST:ai126149075038.54.access-internet.ne.jp
もう一か所、誤字を発見(汗)

626
誤 予想していた以上に軽い彼女の体。こんな小さな体で、家族の敵と世界の命運を救う。そんな思い戦いを続けて来たのだなと思う。

正 予想していた以上に軽い彼女の体。こんな小さな体で、家族の敵と世界の命運を救う。そんな重い戦いを続けて来たのだなと思う。

wiki掲載時に、修正をお願いします。

6/12 一部修正

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最終更新:2022年06月12日 19:25