162: 弥次郎 :2022/06/04(土) 19:05:08 HOST:softbank060146109143.bbtec.net

憂鬱SRW アポカリプス 星暦恒星戦役編 設定集【ノイリャナルセ聖教国 神戟フェルドレス/KMF】


機甲砲二式ファル=ジャノ

設計:融合惑星 ε世界 ジルクスタン
原型機:ゲド・バッカ
再設計・生産:ブリタニア帝国/地球連合
運用:ノイリャナルセ聖教国 神戟
全高:6.59m
基本重量:14.2t
装甲材:超硬スチール合金
動力:高性能バッテリー/MT用プラズマジェネレーター
脱出機構:強化外骨格付き射出式自走シート
搭乗者:1名/AI制御
走行方式:装脚(6脚)/ランドスピナー/ホバー機構
武装:
腕部40㎜機関砲×2
脚部12.7㎜機関砲×6
肩部150㎜砲×2

概要:
 融合惑星に転移してきたε世界ジルクスタンにおいて用いられていたKMFのゲド・バッカを仕立て直した機動兵器。
どちらかと言えば人型自走砲台と言った方が正しい分類の兵器である。

 ジルクスタン崩壊に伴い、ジルクスタンの保有していた技術やKMFや兵器といったものは事実上著作権フリーとなり、各国の獲物となった。
実態はどうあれ神聖ブリタニア帝国の侵攻を跳ねのける国力と軍事力を持っていたこともあり、それらは非常に注目を浴びていた。
 地球連合でも役には立つだろうと多数の兵器を鹵獲したり接収したりとしており、その中にはこのゲド・バッカも含まれていた。
 時は流れ、星暦恒星系星暦惑星の人類に対して提供される兵器が選定されたときに、この手のKMFモドキも候補として組み込まれていた。
というのも、地球連合に加盟したε世界各国は外貨獲得のためにこういった兵器の輸出や兵力の供出などを行っていたためであった。
実際、低脅威や小型機動兵器という観点ではKMFは非常によくできており、技術を更新すれば一線に投じることも可能なものであった。

 そして、星暦惑星において確認された無人兵器「レギオン」を仮想敵とした場合、KMFというのは非常にコストパフォーマンスに優れた兵器と言えた。
レギオンというのは電磁加速砲型などを除けばそこまでサイズが大きいとは言い難く、主力たるMSを投じるには些か以上に弱すぎたのである。
また、宇宙怪獣との戦闘が各地で起こっている関係上、種戦力たりうるMSやACなどは温存したかったのが地球連合の意志であり、そういう意味でも丁度良かった。
斯くして、星暦惑星各国に対してはMTやPSなどと並行してギアス世界由来のKMFが提供されることとなったのである。

 本機は前述の通り、ゲド・バッカをノイリャナルセ聖教国の神戟が運用することを前提として改装したモデルとなる。
 主な変更点としては、主戦場となりうる白紙地帯の環境に合わせた脚部の増設と大型化、そして砲兵戦力としての火力の強化である。
脚部を増やして大型化したのはファ=マラスと同様の理由から出、地形に適合した運用と迅速な陣地展開、そして砲戦時に踏ん張れるようにするためである。
 本機は中遠距離からの砲撃により戦車型や重戦車型、あるいは長距離砲兵型の排除を担当とする。
前衛をファ=マラスや後述のフェルドレスによって行うのに対し、こちらは移動可能で環境に適応した後衛機としてのスタンスを持っている。

 また、本機は操縦者を脱出させるための射出式シートを採用しているほか、白紙地帯を踏破するための強化外骨格も組み込んでいるのが特徴である。
有人機においてみられるこれは、ファ=マラス同様に数が減りつつある神戟の保護を優先した結果であった。
コスト面においては悪化しているのであるが、人員枯渇という内紛につながりかねない問題の防止のためにここは惜しみなく投入が行われた。

163: 弥次郎 :2022/06/04(土) 19:06:12 HOST:softbank060146109143.bbtec.net

 総合的に見れば、強力な火力支援機として完成している。AI制御でもコントロールできるため、枚数を稼ぐこともできた。
 ただし、ノイリャナルセ聖教国側の心情、特に神戟が無人機をどのように捉えるかが未知数な面もあったため、あくまでAI運用は予備プランとしている。
極めて扱いやすく、習熟にも時間がかからないことから他の兵器より先んじて供与され、実践投入された。


武装解説:
  • 腕部40㎜機関砲
 腕部にスラッシュハーケンの代わりに装備されている機関砲。
 本機の設計・運用思想上、レギオンとの近接格闘戦は考慮されておらず、あくまでも近距離における迎撃用となる。

  • 脚部12.7㎜機関砲
 脚部に内蔵されている機関砲。近距離における自衛用。

  • 肩部150㎜砲
 肩部に搭載されているキャノン砲。
 直接射撃および間接射撃の両方に適合しており、多様な弾頭で砲撃支援を行うことが可能。



機甲丙二式改 デュ=マスラ
開発:ε世界ヨーロピア共和国連合(E.U.)
生産・改修:地球連合
運用:ノイリャナルセ聖教国 神戟
分類:KMF
全長:5.2m
基本重量:7t
生産体制:量産機
装甲:超硬スチール合金
動力機関:MT用プラズマジェネレーター
脱出機構:強化外骨格付き射出式自走シート
搭乗者:1名
走行方式:装脚(6脚)
固定武装:
スラッシュハーケン×2
頭部12.7mm機銃×2
脚部パイルバンカー×6

搭載武装:
40㎜機関砲
リニアガン
ロケットランチャー
近接戦用ブレード

概要:
 ノイリャナルセ聖教国 神戟に提供されたイッソスMarkⅡの姿。

 基本的にはイッソスMarkⅡを踏襲している。
 しかし、白紙地帯の環境に合わせて脚部を六脚型とし、大型化をしている他、機体の隙間などを埋めて火山灰が入り込まないように処置を施した。
また、武装を他の供与機体などと同じものに換装するなどして、補給や運用の面において支障をきたさないように配慮している。

164: 弥次郎 :2022/06/04(土) 19:06:53 HOST:softbank060146109143.bbtec.net

武装解説:
  • スラッシュハーケン
 肩部に内蔵されている標準的なKMFの武装。
 想定される環境を鑑みて、純粋に兵器としての面を強くした改良型。

  • 頭部12.7mm機銃
 簡略化されている頭部に内蔵されている機銃。自走地雷や斥候型などならば撃破可能。

  • 脚部パイルバンカー
 脚部に内蔵されている近接格闘兵装。取り付けば戦車型であっても一撃で致命傷を与えられる。

  • 40㎜機関砲
  • リニアガン
  • ロケットランチャー
  • 高周波ブレード
 背部武装アタッチメントに選択式で搭載される武装。
 任務やポジションなどに合わせて換装を行い、最大効果を発揮するように取り計らわれている。

  • 12.7㎜機銃
  • 近接戦用ブレード
 副腕部に搭載される選択式兵装。イッソスからは特に変更点はない。




機甲七式 リャノ=シュ
設計・開発・製造:聖教宮・鍛治殿・兵杖塔
監修:地球連合
全長:3.5m
全高:2.2m
基本重量:5.6t
装甲材:超硬スチール合金
動力:高性能バッテリー
搭乗者:-(AI制御)
走行方式:装脚(4脚)
武装:
40㎜機関砲
70㎜滑腔砲×2(同軸12.7㎜機関銃)
高周波ラムハーケン

概要:
 聖教宮・鍛治殿・兵杖塔の開発した無人機を地球連合が監修して、AI技術を提供するなどして完成させたもの。
 史実においては人ではなく神々の武器である神戟が乗っているからという解釈で無人機とされていたフェルドレスである。

 地球連合が救援に駆け付けた際、原作よりも早い時期だったことにより、まだノイリャナルセ聖教国の神戟の数は減ってはいたが健在であった。
その為、設計こそされていたものの、原作における機甲七式 リャノ=シュは試験機を除けばロールアウトせず、配備もされていなかった。
 しかし、降ってわいた他国からの救援ということもあり、流石に十代未満の神戟を載せるつもりだったなどとは口が裂けても言えなかった。
 そこでノイリャナルセ聖教国および開発元である聖教宮・鍛治殿・兵杖塔は「AIが未熟で未完成な無人兵器」という体裁で見せ、完成に協力を求めた。
地球連合としては憤慨モノの運用をしようとしていたコレであったが、まだ未遂であったことなどからあえて見過ごすこととした。
 加えて、要請された以上に運用や武装その他の面でも手を加えることで、より完成度の高いフェルドレスとして完成させた。

165: 弥次郎 :2022/06/04(土) 19:07:28 HOST:softbank060146109143.bbtec.net

 本機の役割というのは、主力となるファ=マラスの護衛及び露払いにある。
 即ち、戦車級など大型の敵をファ=マラスが排除するために、接近してくる斥候型や近接狩猟型・軽戦車型の排除を担当し、索敵も行うというものである。
その為機動力に割り振った設計となっており、元々のフェルドレスの小ささもあって、機敏に動き回りレギオンの排除を行う。
 主兵装となるのは、本来予定されていた105㎜無反動砲合計6門よりも減らした70㎜滑腔砲2門。
元々小さいサイズの本機に搭載可能で、尚且つ機動力と火力の両立を行える火砲となっている。
戦車型や重戦車型以上となると集中砲撃を加えねば撃破は難しいが、それ以下となれば容易く撃破できる。
 また、近距離格闘戦に備え、高周波ラムハーケンを先端部に搭載。昆虫の角を思わせるこれはそのまま突撃することでも効力を発揮できる。

 なお、本機を含む無人機の投入は、供与側である地球連合、運用側である神戟、指示を出すノイリャナルセ聖教国の三者での話し合いの後となった。
これは供与側である地球連合が神戟と政府の間で意見が割れることを懸念し、その回避を行うためであった。
最悪、レギオンに対抗するための無人機が、一般教徒を襲う尖兵として使われることを恐れたのである。

 その際、政府としては迅速な導入と数の展開を求めたが、運用を任される神戟側は神戟から戦いを奪うのかと反発の声をあげた。
そこで、地球連合からの提案で神戟から選ばれたオペレーターによる管制を受けるタイプの無人機とすることとなった。
また、あくまでもAI運用される機体は神戟の有人機体の数を超えないことなどが条件として付けられた。
運用方法としては非効率的な面もあったのであったが、神戟と政府の妥協案としては一番無難なモノであった。
提案に先駆けて、供給側の地球連合と運用側の神戟の間で忌憚のない意見交換が行われていたことが、トラブル回避に役立ったのである。



武装解説:
  • 40㎜機関砲
 胴体に搭載されている機関砲。
 他の供与戦力で採用されているモノと同じであり、弾薬やパーツなどは共用のものとなっている。
 使い勝手がよく、小型種だけでなく集中砲火を浴びせれば戦車型なども擱座させることができる。

  • 70㎜滑腔砲(同軸12.7㎜機関銃)
 胴体に設置された砲塔に組み込まれた本機の主兵装。本来想定されていた火砲(105㎜無反動砲計6門)よりも総合的な火力では劣る。
しかし、ファ=マラスの露払い役としての役目に徹して、軽戦車型や近接狩猟型・斥候型を排除する役目を負うためには十分と判断された。

  • 高周波ラムハーケン
 頭部、というか胴体の先端部に装備されたスラッシュハーケンの亜種。
 高周波ブレードを射出し、対象に深く浸透して内部構造を破壊する。そのまま体当たりをすることでも威力を発揮する。

166: 弥次郎 :2022/06/04(土) 19:08:11 HOST:softbank060146109143.bbtec.net
以上、wiki転載はご自由に。
後のSSのネタバレありですが、こんな感じを予定しています。
名前の付け方がわからんのでとりあえずフィーリングで…

イッソスMarkⅡについてはトゥ!ヘァ!氏の案を採用させていただきました。
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最終更新:2023年09月18日 21:20