950: 弥次郎 :2022/07/06(水) 23:28:24 HOST:softbank060146109143.bbtec.net

憂鬱SRW 融合惑星編「The Hound Dog in Megapolis」設定集【N-β怪獣13号改】



N-β怪獣13号改

全長:約40m
分類:水陸両用強襲揚陸型N-β怪獣
素体:N-β細胞培養体
活動範囲:陸上・水中・水上
製造・運用:テロリスト、ユニトロジスト

攻撃器官:
口部
前腕部
触手
消化液噴出孔
生体レーザー発生器官

防御器官:
体表部生体装甲

概要:
 PP世界日本の入居している海上都市群「カナン」でのテロにおいて確認されたB.O.W.。
 同じ融合惑星のγ世界およびβ世界に出自を持つN-β細胞をもとに培養して制作された。

 元々γ世界においては13号と呼ばれていた個体はBETAの特質ではなく、N-β細胞が成長するままに任せた形で誕生したB.O.W.だった。
特異的な環境で育成されたある種イレギュラーではあったのだが、それでも破壊力やその活動域の広さ、あるいは大きさゆえのタフネスを備えていた。
このことから、テロリストではこの性質を再現することを目的に培養を行い、量産化することに成功した。

 個体としての特徴を見ていくと、13号を基にしながらも、部分的にBETAの遺伝的形質を発現させることにより改造が施されている。
 まず、ほぼ全身を覆いつくす生体装甲。突撃級や要塞級のそれを基にしていると思われる。
単純な銃火器や一定以下の火砲ならば容易く凌ぐことができ、戦車砲でも弾くレベルというのが確認されている。
生体装甲であるので欠損しても素早く再生してしまうほか、丸みを帯びた鱗のようであるため意図的にパージすることさえできる。
 ついで、各所に設けられている攻撃器官がある。一般的なB.O.W.のそれを踏襲あるいは再現しており、BETAのそれを取り込んでいることが窺える。
それらの攻撃性は非常に高く、対人・対通常兵器・対航空機などそれぞれに対応したものとなっている。
 そしてN-β細胞を用いていることによる高い再生能力が売りとなっている。手足がもげようが、臓器が消し飛ぼうが、瞬く間に再生をしてしまう。
元々の能力に加えて他のB.O.W.の性質や細胞なども取り込んだことによりさらに強化されているようである。

 これらの攻撃器官を備えながらも、個体としての活動能力も極めて高い。
 6本の足による踏破能力は高く、また水中も容易く泳ぐ能力を備えているため、展開力に非常に優れているのである。
動き自体も鈍重ではなく、むしろ車両などを容易く追従するだけの速力なども発揮できる。

 一見して完璧に思えるB.O.W.ではあるが、その運用コストや培養コストに関してはかなり高くつくものである。
完成系まで育成するためには大型の設備が必要であり、その培養や育成までの時間は他のB.O.W.よりも長い。
 また、その性質上外部からのコントロールが難しく、解き放ってからは標的となる生物を追尾し、破壊活動を本能のままに行うのが基本となる。
他方、N-β怪獣の特徴を踏襲したのか、餌となる人間を優先的に狙い、その為の障害を排除する知能は有しているようである。

 これの撃破を行うためには、通常兵器や個人の携行可能装備では非常に難しいのが実情となっている。
 生半可な攻撃では倒しきる前に再生されてしまい、N-β細胞を周囲にまき散らすだけになってしまう。
その為、機動兵器が持つような火力を集中投射し、尚且つ再生を阻害するか再生をしても殺しきる殲滅が必要となっている。

951: 弥次郎 :2022/07/06(水) 23:29:47 HOST:softbank060146109143.bbtec.net


 PP世界日本の区画において投入されたこれらは、カムイを追って軍事ドローンの実験場を訪れた刑事課の監視官および執行官を一方的に虐殺。
さらには現場に展開していた軍事ドローンらも全く歯牙にもかけることなく悉く撃破し、市街地へと向かおうとしていた。
 幸い、現地にはBSAAや地球連合の戦力が同道しており、彼らが時間稼ぎを行い、その間に増援が駆けつけてすべてが殲滅された。
 しかし、原作同様にカムイはドミネーターを回収することに成功しており、目的を果たしたいたのであった。

 このテロにおいてはPP世界日本の公安局刑事課と外部からの警察組織及び専門機関との軋轢が致命的になったことも問題視されることとなった。
さらに、現地警察組織の対応力の限界や、テロに対する対応力の低さを露呈し、犠牲者を多く出す羽目になった。
実際、専門知識が乏しい状態でB.O.W.への対処を行うとした刑事課3係は壊滅していた。
更に事前に公安局刑事課に提供されていたB.O.W.に関する資料が閲覧されておらず、認識がずれたままであったことも発覚した。
 これらの失態は地球連合他の公安局という体制への不信感、ひいてはPP世界日本の人員への不信を招くこととなった。
これらの状況の打破のためにシュビラシステムや状況を重く見た常守朱らがさらに苦労することになったのだが、それはまた別の話となる。


解説:

  • 口部
 主に捕食を行うための大型の口。人間を容易く飲み込める程度には大きく、また意図的に発達させた牙を有する。

  • 前腕部
 歩行にも使われる腕部。突撃級の正面装甲や要撃級の腕部同様に生体装甲を有する。
 極めて耐久性に優れ、さらには巨大な爪が生えている。
 13号には見られたものではないことから、テロリストが攻撃性を増すために遺伝子を撃ち込み発生させたと推測される。
その瞬発力・破壊力は言うまでもなく危険であり、軍用ドローンを一撃で木っ端みじんにできる力を発揮する。

  • 触手
 体の各所に生えている触手。こちらも他の生物の遺伝子から培養した触手を植え付けて改造したと思われる。
伸縮性が高く、振り回したり、あるいは先端部にある針で突き刺すなどする。先端部からはN-β細胞が分泌されており、刺されると感染する。
さらに厄介なことに、B.O.W.の意志に応じて細胞を分化させ生成してしまうこともかのうであり、膨大な数を叩きつけてくることもある。

  • 消化液噴出孔
 口部に付随する消化液を噴出する器官。
 極めて純度の高く強力な酸を含んだ体液を任意に飛ばすことが可能となっている。

  • 生体レーザー発生器官
 首の付け根付近に2か所存在する大きく尖った部分に内蔵された生体レーザー発射器官。
 N-β細胞の中でも光線級の遺伝情報を基に生成されていると思われる。
 G元素による強力なアシストはないが、それでも人間を容易く蒸発させ、軍用ドローンも武装ヘリも撃墜する出力を誇る。

952: 弥次郎 :2022/07/06(水) 23:30:37 HOST:softbank060146109143.bbtec.net
以上、wiki転載はご自由に。

せっかくなのでカムイの事件に合わせて投じられた13号改の設定を。
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最終更新:2023年06月03日 21:49