194: 弥次郎 :2022/07/10(日) 00:24:42 HOST:softbank060146109143.bbtec.net

憂鬱SRW ファンタジールート 設定集【シルフィー タスクスワロー、CMA-S1303 スカイバウンサーMk-2】



シルフィー タスクスワロー

形式番号:Si-43
設計・開発・製造:ブリタニア連邦 シルフィー社
監修:CMA
区分:魔導士装備
生産体制:試作機 → 量産機
全長:3.2m
制御系:演算宝珠「ルーク33型」
エンジン:魔導エンジン「ケサーリュ14型」×2
操縦方式:埋め込み式演算宝珠モニター、フットペダル
防御機構:エーテルバリア
固定武装:
12.7㎜機銃×2
機首30㎜機関砲

概要:
 ブリタニア連邦のシルフィー社が、CMAの技術提供および監修のもとで開発した魔導士装備。
 レッドメイプルから大きく発展し、大型化と高出力化を果たした最新鋭機となる。

 元々レッドメイプルというのは、かつてウィッチが用いていた箒に魔導士を乗せることにより戦う力を与えるという方式であった。
 しかし、宝珠の出力不足、ストライカーユニット型と比較して自由度の低い飛行性能、さらには急造品ということもありスペックは低いものであった。
事実、オーバーロード作戦においては多数の魔導士と共に投入されたレッドメイプルは、しかしそのキルレシオはよろしくなかった。
特にネウロイからの巻き返しがあってからは加速度的に被害を増しており、部隊の文字通りの全滅も珍しくはなかった。
 これによって魔導士の価値は期待値を大きく下回ることになったが、それでも自前で用意できるウィッチに追従できる戦力という魅力は残っていた。
MPFという上位互換となる新兵科が登場したことは速報として流れ込んではいたが、それに手が届くのはまだ先の事。
そういう意味では届かぬ高嶺の花より、手元にある花の方が価値はあると判断されていたのであった。

 しかし、不幸にもウィッチに代わる戦力としてウォーロックの開発が強力に推進されることとなり、魔導士装備開発は大きく停滞を強いられた。
具体的にはシルフィー社の技術者がウォーロックなどに引き抜かれることとなり、予算のカットも行われることになったのである。
 その不遇が終ったのはウォーロック事件の後、ブリタニア連邦において大規模な粛清が完了してからであった。

 CMAから出向した開発チームは、ウィッチの互換となる設計や汎用性などを評価しつつも、やはり速力や運動性などに劣る箒型魔導士装備の限界を指摘。
その解決として箒型魔導装備にさらに外骨格を付け足し、それに合わせた新型のエーテル獲得機関を搭載することにより、解決を試みた。
コンセプトは一世代前のウィッチではなく、個人装備にまで小型化した航空機と定められたのである。

 コンセプトの変化に伴い、箒型飛行補助機は大型化及び飛行能力を高めるための外骨格式の特徴的な可変翼が実装された。
従来よりも大型化した箒本体からアームで連結されることで一体化している。
この可変翼(F-16を参照)が高速飛行と巡行飛行さらに格闘戦にと合わせることで、動きは格段に向上した。
また、この可変翼にはハードポイントハードを介して武装を搭載することにより、任務に合わせた装備換装が可能となっている。
 無論、大型化の弊害で重量の増大や調達コストの増加、整備性の悪化が起こったが、スペックの頭打ちの打破のためには問題ないとみなされた。
むしろ、従来の魔導士装備は数を送り出すことを優先しすぎて個体能力が低く、人的資源の損耗を加速させたと結論付けされていたのである。

 武装面では、箒部先端部に内蔵された30㎜機関砲と箒本体につけられているスタブウィング搭載の機銃を固定武装としている。
この武装の大きな強化も、進化したネウロイへの対抗策という意味が非常に強くなっている。

 これらのスペックを以てタスクスワローは誕生、即座に再前線投入がされる運びとなった。
 地球連合とブリタニア連邦の和解の象徴という、極めて政治的な意味合いからも、これの開発投入が急がれたことは言うまでもなかった。
とはいえ、性能などは申し分ないものであり、最前線で大きく活躍することとなる。

195: 弥次郎 :2022/07/10(日) 00:25:21 HOST:softbank060146109143.bbtec.net

CMA-S1303 スカイバウンサーMk-2

設計元:ウルトラマリン
ベース機:ウルトラマリン スピットファイアMk.IX
再設計・改修・製造:シティシス魔導工廠(CMA)
生産体制:量産機
動力:魔導エンジン
魔力供給法:ウィッチ直接供給/補助エーテルリアクターハイブリッド仕様
全長:1.23m
固定武装:-(なし)
防御兵装:シールド発生補助システム

概要:
 CMAがウルトラマリンの開発したスピットファイアを基に開発したストライカーユニット。
 扶桑皇国に出自を持つ「アイビス」と同じく、CMAが連合の有する技術を注いで開発したものである。

 シティシスがその拠点を扶桑皇国に置いていた都合上、調達のしやすさなどから技術研究のために作られたストライカーユニットには扶桑皇国のそれが多かった。
無論のこと、他国から派遣されてきた技術者やウィッチたちがいたこともあり、持ち込まれたストライカーユニットを改造して製造されることもあった。
それでも制式量産されたものとしての数が多かったのはアイビスが主体であったことは事実であった。
 Mk-2とあるように、これはウルトラマリン スピットファイアを素体としたストライカーユニットの2種目にあたる。
Mk-1があくまでも技術研究用の試作機にとどまったのに対し、Mk-2は実戦配備を前提とし、より実践的に仕上がっているのが特徴となる。
また、シティシスで開発された順番的には後発であるため、アイビスよりは純粋なスペック面では一歩リードする形となっている。

 本機はストライカーユニットとして1943年時点で要求されていた、進化したネウロイに対抗しスペックにたどり着くための工夫が取り込まれている。
シールド発生補助システムや補助エーテルリアクターによる燃費改善などはもちろんのこと、空力学を基にしたユニット自体の設計の見直しも行われた。
CADの導入や航空力学、あるいは魔導技術を積極的に盛り込むことによる強化も合わせて実施されており、工業・魔導の双方から手を尽くしてある。

 これらが合わさることにより、Mk-1の時点で停滞していたブリタニアのストライカーユニットの中ではトップランクのスペックとなった。
ブリタニア独自のストライカーユニットに技術を反映させるまでのタイムラグがあることから、このMk-2が一時的にしろ主力を担うこととなった。
ブリタニアの国防の一翼を外部に委託するという屈辱的なモノであったが、それを許すほど情勢は甘くなかったのである。

196: 弥次郎 :2022/07/10(日) 00:25:52 HOST:softbank060146109143.bbtec.net
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最終更新:2023年08月24日 22:44