393:トゥ!ヘァ!:2022/09/11(日) 17:56:26 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
大逆転世界 兵士の日記
これは「クロス物劇場日本は大日本帝国と呼ばれるそうです」改め大逆転世界における記録の一つである。
祖国が日本に侵攻するらしい。
どうやら
アジア協商やオセアニアも誘ってとのこと。
上官も四大経済圏のうち三カ国が手を組み戦うのだから楽勝だと言っていた。
こんな世界になる前から日本は不気味な国だったが、流石にブリタニアと戦争している最中に横から殴られればどうしようもないだろう。
20XX □月△日
何が楽勝だ…全く逆じゃないか…
万全の用意をしてきたはずなのに全部跳ね返された。
ブリタニアの連中なんてどこにもいなかったじゃないか!
連中俺達のことを待ち伏せしてやがったんだ。
そうじゃなきゃ可笑しいだろう…
三カ国の
アジア方面艦隊全部だったんだぞ。
何なんだよあの馬鹿でかい戦艦は…
俺の部隊は今となっては数少ない戦争初期の生き残りになった。
元々海を越えての侵攻だから生き残れた奴ら自体が少ないらしいから幸運だったみたいだ。
楽勝だと浮かれてた上官もあの戦いで死んだ。
あとで知ったことだが俺達が侵攻した時には既にブリタニアの侵攻部隊は壊滅していたらしい。
道理で日本の部隊の数が多かったはずだ。
多分ブリキ連中もあの馬鹿でかい戦艦にやられたんだろう。
しかし心配事は別にある。
日本の連中が海を越えてやり返して来ないかってことだ。
本土の連中や新しい上官たちは地元での迎撃だから準備は万全だやら、あの巨大陸上戦艦は海を越えてこないから問題ないなんてことを言っているが雰囲気が日本への侵攻前の時とそっくりだ。
なんだか嫌な予感がする。
恐れていたことが起こった。
日本が祖国へ侵攻してきたんだ。それだけじゃない。
アジア協商やオセアニアの方にも来ているらしい。
いつの間にそれだけの戦力をとも思うが、それ以上に驚きなのがあの巨大戦艦が海を越えてやってきたことだ。
他にも見たことない巨大兵器が沢山やってきた。
前に準備が万全だとか言ってら連中はとうの昔に粉砕されている。
俺はどうにか生き残れたがこれから先どうなるのか…
394:トゥ!ヘァ!:2022/09/11(日) 17:57:30 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
日本の連中がまた新兵器を出してきやがった。
無人兵器だ。それも大量の。
奥地に引き込んで補給線が伸びたところで叩く戦略だったらしいが、日本の主力がこの無人機軍団だったせいでそれも破綻した。
どうやら連中は途中にある資材や資源を自力で見繕って自分で修理や補給、増産をしているらしい。
日本の連中なんてものを作るんだ!!!
おかげで防衛戦はそこら中で食い破られている。
俺も今から出撃だ。今度は生きて帰れるだろうか…
あれから随分時間がたった。日記を書くのも久しぶりだ。
俺のいる部隊はどうにか退却できたが、あれは退却と言うよりも潰走だ。
偶然その時の上官が生きていて、偶然俺達の部隊が一番生き残りが多かっただけだ。
日本が投入した無人兵器軍団と超大型陸上戦艦のせいで戦線は破綻。
三カ国同盟もそれぞれが独自に抵抗している状況になっていて連携なんて殆ど取れちゃいない。
祖国は欧州方面から援軍を送るらしいが、それもどこまで役に立つか。
噂では日本の大型戦艦に対抗するために祖国も似たようなものを開発中らしい。
嘘か本当かわからないが、戦争中に間に合えばいいが。
今日も生き残れた。疲れた…
また部隊が敗走した。これで何度目だろうか…
合流した先の新しい部隊。俺を腫れもの扱いしていたが、連中も全員消えた。どこに逃げたのかもわからない。
久々にきちんと日記を書いてみようと思う。
開戦から数年が立った。
俺のいた部隊が撤退に撤退を重ねシベリアを西へ進んでいたが、途中でレギオン(日本の無人機のコードネームらしい)共に補足され壊滅した。
その時も運よく生き残れたが、その後は部隊を転々としては行く先々が壊滅したり、敗走したりの繰り返しだった。
別に珍しいことじゃない。今いる部隊も敗残兵の集まりだ。つまるところ我が軍はまともに部隊の再編すらおぼついていないということになる。
これは噂だが俺達は捨て駒らしい。旧極東方面軍及び中央ロシア方面軍と
アジア協商とオセアニアの兵士たちで時間稼ぎして、その間に欧州方面できっちり仕上げた主力部隊で逆襲するらしい。
使い捨てにされる側としては溜まったもんじゃない。
いっそのこと降伏してやろうかと思うが相手が機械野郎じゃきちんと生きて降伏できるかもわからない。
これも噂だが捕まった捕虜はばらされて資材にされているって話もある。
うちはどこもが機械野郎の事を恐れていて、それをばら撒いた日本を恨んでる。
だけど俺は思うんだ。あの時日本へ攻め込むのではなく、手助けしてブリタニアへ対抗していれば、今頃はあの機械野郎たちも頼もしい味方だったんだろうかと。
オセアニアがいよいよヤバいらしい。
アジア協商も盟主の中国本土が壊滅して今やウイグル方面に撤退。更に傘下の東南アジア諸国が離脱し始めてるって噂だ。
ブリタニアに関してはよくわからない。ただ聞いた話だと太平洋からは追い出されと聞く。
流石に祖国の上層部もこれ以上悠長なこと言っていられないと欧州で仕上げていた主力を回すらしい。
そこで今度
アジアやオセアニアも残りの余力を注いで大反攻作戦とやらをやると上官が話していた。
うちはともかくオセアニアと
アジア協商は虫の息だ。今更反攻作戦なんてしても成功するんだろうか。
395:トゥ!ヘァ!:2022/09/11(日) 17:58:33 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
欧州から主力部隊が来た。凄い数だ。装備も見たことない物が多い。多分新型なんだろう。
噂も巨大陸上戦艦もある。本当に作っていたんだなぁ。
こんなに集まるのは開戦初期の日本侵攻以来だ。
周りの連中もはしゃいでいる。今度こそ日本を叩き潰せると。
ただ俺は心配なんだ。だって今の雰囲気が日本侵攻直前や本土迎撃戦直前の雰囲気と同じだから…
ダメだった。作戦は失敗だ。日本の連中俺達の反撃を読んでやがった。
途中までは上手くていってた。だがそれは俺達を誘い込む罠だった。
伏せていて連中の伏兵に気づかず主力は包囲されて全滅した。
あんだけ自慢していた祖国の陸上戦艦や新型アメインも全部AF(連中の大型戦艦のことらしい)に叩き潰された。
ここまで深入りしたのは元はこっちの土地だったからだ。
取り返したと思った土地の地下から突然機械野郎どもが沸いて出てきて、気づけば味方はチリジリだ。
俺も今は少数の味方と当てもなくさまよってる最中だ。今度こそ死ぬかもしれない。
運よく味方の後続と合流して無事撤退できた。
だがこの戦争はもう駄目なんじゃないかと思う。
合流した後で聞いたのはオセアニアが降伏したって話だった。
そりゃなけなしの残存戦力が消えればもう抵抗することも出来ないしな。
アジア協商は南アジアやウイグルまで引いてまだ粘るらしいが、もう逆転の芽はないだろう。
俺達もウラル山脈より東は捨てて、欧州方面へ全面撤退するらしい。
そもそも無事に撤退できるかは別の話だが…
あれから2年が過ぎた。
アジア協商はもう駄目だ。
最後の綱のインドも降伏した。東南アジアは当の昔に協商を抜けて日本側へついてる。
インド降伏前なんてインド洋から新オセアニア軍による攻撃を受けているらしい。
オセアニア降伏後に傀儡政権によって編成された旧オセアニア軍の連中だ。
アジア協商の残存戦力は中央アジア方面に集結して、最後の決戦を叫んでいるらしいがまともな戦いになるとは思えない。
俺達も中央アジア方面軍を殿としながらどうにかウラル以東に撤退できたが、これからどう反撃すればいいのか。
欧州方面から送られてきた援軍は名ばかりの新兵ばかりだ。
きちんと訓練を積めた兵士は2年前の攻勢と、今までの時間稼ぎですり減っている。
それでいて見捨てられかけてるロシア勢とまだ戦闘の余波が及んでいない欧州勢に別れて日夜喧嘩会議らしい。
我が祖国もウラルを突破されれば、いよいよもって駄目かもしれんな。
396:トゥ!ヘァ!:2022/09/11(日) 17:59:42 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
奇跡が起きたというべきなのか。
よくわからんが戦線から機械共の数が減った。それどころか巨大戦艦や日本の有人部隊も引いたらしい。
前線への圧力が大きく減った。上層部はこのチャンスを無為にしないために大規模な再編を行っている。
なんでも日本本国が正体不明の敵に襲われていて、日本はその対処に躍起になってるらしい。
噂だと異世界の軍勢との話だが、俺達にとってみれば異世界人だろうが宇宙人だろうが何でもいい。ありがたいもんだ。
どうやら我が祖国は
アジア協商やオセアニア連合の残党も引き入れたらしい。
前線じゃちょくちょく
アジアやオセアニアの装備に身を包んだ連中を見かけている。
あとアメリカ大陸の北米同盟も俺達を支援してくれることを決めたそうだ。
その証拠に米国製の兵器がじゃんじゃか前線に送られてくる。
俺はまだ見たことないがどうやら義勇兵も来ているらしい。
あのブリキ野郎どもも北米方面を落とされながら南米に落ち延びて抵抗を続けているらしく、それを向こうの世界の欧州が支援しているらしい。
周りは世界が俺達の味方をしてくれているとはしゃいでる。
俺も似たようなことを思う。
戦争5年目にしてようやく掴んだチャンスだ。ものにしたい。
あれから1年がたった。
前線はまやかし戦争状態で小規模な衝突だけが続いていた。
我が祖国は見事に前線の立て直しを成功した。
強固に供えられた防衛戦に、多数の航空部隊。
そして戦場では我が祖国のほかに
アジア、オセアニア、北米と世界中の人間が集まって肩を並べている。
向こうの欧州から遥々やってきた連中もいる。
この1年で大分状況が変わった。
アジアとオセアニアの残党を吸収した我が祖国は北米同盟と向こう側の欧州ことユーロピアと同盟を結び、新たな三カ国連合を結成した。
今じゃ義勇兵ではなく正規の北米同盟部隊が前線に来ている。
前線も後方も世界の人々が俺達の味方であると高い士気を維持している。
近々大きな反攻作戦も開始するとの噂だ。
この戦争が起きてから始めて勝てると思えた。
なんだあの化け物は。皆…皆やられた…
どこまで行っても変な霧ばかりだ。味方の航空部隊はどうしたんだ。
前線も後方もない。どこに行っても戦闘が行われている。どうなっているだ。
397:トゥ!ヘァ!:2022/09/11(日) 18:00:53 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
今東欧にいる。ウラル山脈あたりからよくここまで逃げて来れたと思う。
だがそれも終わりだ。
俺達の部隊は包囲されている。周りに味方は誰もいない。
ノイズまみれで役にたたない通信機から時折聞こえるのはベルリンが落ちたやらローマが戦場になっているやらだ。
多分本当だろう。奴らの強さを見ればわかる。
あの時…再編が完了し、世界が味方したとぬか喜びしていた時。翌々考えればあの雰囲気はいつもの大敗する前の雰囲気だった。
俺は気づくべきだった…いや気づいたところでどうしようもないか。
俺達は北米同盟からの援軍と共に行った反攻作戦は真正面から打ち砕かれた。
緑色の光を発する人型兵器や空を飛ぶ大型戦艦。
そして航空兵器を無力化する謎の霧。今まで以上の数を揃えていた機械共。
俺達は勘違いしていたんだ。備えているのは相手も同じ。1年という時間は向こうにも時間を与えていた。
異世界の軍勢に襲われたという話自体が嘘かもしれん。
何はともあれこれで終わりだ。今から白旗を掲げて投降する。この部隊の責任者は俺なのだから。
最も投降する相手は機械共になる。日本の有人部隊は周りにいないから。無事生き延びられればいいのだが。
普通に投降を受け入れられた。別に身体をばらされたりもしていない。
というか機械共と人間のようにコミュニケーションが取れている。
今思えば奇襲した時は随分とコミカルな反応をしていたと今更ながら思い出した。
後方に移送された。移送された先で大戦初期に死に別れたと思っていた戦友と再会した。
どうやら初めの頃に捕虜となり、今ではここの責任者をやっているらしい。
俺が機械共に降伏するとばらされると話したら腹を抱えて笑っていやがる。
俺は本気で悩んでいたんだぞ!!
今は戦地となった土地の復興作業を地元の人々と共にやっている。
しかも日本の有人人型兵器…ACというらしいやつや、あの無人機械共と一緒にだ。
俺達捕虜と地元住民が接触するのも特に気を留めていない。
まあ俺達も、地元の人達もこれと言って抵抗する気もないが。
あれだけコテンパンにされれば抵抗する気力もわかなくなる。
少なくとも俺達の戦争は終わったのだから。
398:トゥ!ヘァ!:2022/09/11(日) 18:01:36 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
祖国が落ちた。正確には大分欧州方面は陥落したんだが、グリーンランド方面に逃げ出して僅かばかりの抵抗を続けていたらしい。
何でもつい数時間前にグリーランドの亡命政府拠点が制圧されて実質滅亡だとか。
前線にいたころは情報が錯綜してばかりだったが、捕虜になってからの方がすぐに世の中の情勢を知れるようになるとはなぁ。
久々に日記を書こうと思う。
今はもう戦後だ。
祖国が降伏して以降は故郷への復帰や戦後復興やらでゴタゴタしていて大変だった。
祖国はその後欧州閥とロシア閥が激しく責任を押し付け合い分裂した。
今は欧州連盟とロシア協定に分裂している。私はロシア協定側に住みついている。
極東ロシアに住めるからな。
今極東ロシアは日本との玄関口ということで旧ユーラシア1栄えている。
欧露で分裂する際に意外とロシアへ移住する人々が多かったのもわかるというものだ。
アジア協商は空中分解した。まあ中国残党が中央アジアで降伏した時には既に参加国の殆どが離脱した後だったからな。
オセアニア連合はまとまったまま残った。そして旧三カ国連合の中では一番景気がいい。
一番早く降伏した分だけ復興も早かったためだ。
日本が戦時中から戦場続きの
アジア、ロシアよりも早々に手に入れた豪州の資源や食料を多く買い取っていたことも大きいと思う。
北米同盟は瓦解した。今では州ごとに独立して争っている紛争地域だ。
戦争責任や民衆の恨みつらみ全てが連邦政府の方へ向けられた結果だったようだ。
逆に今アメリカ大陸では南米機構が乗りに乗っている。北米と南米の地位や情勢は戦前と逆転したな。
向こうの世界の欧州。ユーロピアといったか。あそこは解体された。
最後は同じ向こうの世界の国々によって四方八方食い散らかされたようだ。
大戦のきっかけを作ったブリタニアは植民地や南米を手放して北米のみの国家として再編された。
ブリタニア合衆国だそうだ。大統領は元第一皇子だから内実は余り変わっていないかもしれないという話だ。
最後に日本勢だが、日本に協力した国はどこも躍進した。
最初から最後まで味方していたジルクスタン。さっさと降伏したのが良かったのかせっせと傭兵と食料と資源を輸出したオセアニア。
北米同盟ボコる時に協力した南米。ユーロピアを滅ぼすために協力したブリタニア合衆国、中華連邦、ノーブルユニオンことNU(元々はユーロブリタニアとか名乗っていた連中なんだとか)
どこも領土を広げたり、新しく国を興したりと勢いがある。
そして日本は戦後に全世界共栄圏なる国連に変わる新しい国際組織を樹立した。
加盟は自由で非加盟でも国際社会からハブるようなことはしないということだが、ほぼ全ての国が加盟している。
まあ逆に加盟しない理由もないからな。そのせいで従来の国際連合は自然消滅した。
こっちでも向こうでもアフリカは未だに紛争が起きるとこもあるそうだが、大体は戦後になって平穏無事になった。
今思うとデカい勢力同士でバチバチやりあっていた戦前よりも今の方が平和かもしれないな。
俺も良く今まで生き残れたものだと思う。
今後は日記にも良いことばかりを書けそうだとらしくもなく期待しているのはきっと間違いじゃない。
なんせ戦時中みたいな嫌な雰囲気や予感ってのがないからな!
399:トゥ!ヘァ!:2022/09/11(日) 18:02:19 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
〇用語
日本が導入したレギオンのこと。結構賢い。
捕虜の扱いは割ときちんとしていた。
AFのこと。最初はランドクラブから始まり開戦から5年立つあたりではギガベースへ変わり始めている。
大ユーラシア連邦や北米同盟なども日本のAFに対抗するために似たような大型兵器を開発して戦線へ投入している。
しかし戦前から用意していた日本と比べ戦時中開発のため場当たり的なものであり、余り戦局へは影響しなかった。
コジマ粒子運用兵器群のこと。
後期型AF。ネクストなど。この時期のは無毒化や治療が確立しているため安心安全の緑色。
幻霧のこと。返り討ちにした真国日本が運用していたものを接収して利用した。
こいつが発生している範囲内では航空機もミサイルも飛べなくなる。
この世界の幻霧は霧に使われている特殊物質がエンジンへ干渉し破壊する。
一定高度以上で効力が発揮され、地上付近では効果を発揮しない。
旧大ユーラシア連邦のうち欧州に属する国々が興した国。
戦争の責任の押し付け合いと復興度合いの違いから反露感情が強い。
戦争後半においてより苛烈な戦場になった結果欧州中の主要都市が荒廃しており、旧欧州諸国同士のせめぎ合いもありロシア地域と比べ復興は遅れ気味。
戦後に大ユーラシア連邦内のロシア及び親ロシア派国家が手を組み興した国。
大戦において真っ先に戦場になり、早々に日本に制圧され出したため逆に日本の手によって侵攻のためのインフラその他が整備されており、極東地域に近いほど復興が進んでいる。
親ロシア派国家というのも、間接的に日本からの影響のおこぼれに預かりたいがためにロシア協定に参加した国々というのが実情である。
降伏したブリタニアが再編されたもの。
各エリアや中南米地域やカリブ地域と切り離され、北米のみで独立した。
北米地域に関してもハワイとアラスカは日本領となっている。
戦時中の再編であり、再編後は禊の意味も込めてユーロピア侵攻へ協力した。
体制的には旧来の皇族体制を実質的に引き継いでおり、そのため意外にも安定している。
最もそれも日本の支援あっての安定であるが。
略称NU。旧ユーロブリタニア。
ブリタニア降伏後に改めて日本が旧ユーロブリタニア関係者を集め、対ユーロピア用部隊として再編したもの。
ユーロピア争奪大会に参加し、そのまま奪い返した西欧地域と一部東欧取り込み建国された。
因みに残りの地域と言うとロシア地域は中華連邦、コーカサスとアナトリアはジルクスタンが奪取。
残りの北欧、一部東欧、南欧などはそれぞれ勝手気ままに独立したり、荒廃したり、ユーロピアの残骸をやっていたりする。
日本が戦後に設立した新しい国際組織。
甲乙世界ことギアス、境界戦機の両世界にまたがる始めての国際組織だったりする。
加盟していない国や地域もちょくちょくいるが、大体の国々は加盟している。
400:トゥ!ヘァ!:2022/09/11(日) 18:02:57 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
投下終了
この前投下した新ネタ世界におけるお話です。
最終更新:2022年09月27日 21:01