203:加賀:2022/09/24(土) 20:03:14 HOST:om126158147093.30.openmobile.ne.jp
『翔鶴』型航空母艦
基準排水量 45,000トン
満載排水量 60,000トン
全長 280m
全幅 34m
飛行甲板 270m×30m
エレベーター×3
ボイラー 九五式艦本式重油専焼水管缶×12
主機 艦本式タービン×4
出力 180,000馬力
速力 34.3ノット
航続距離 11,100海里
兵装 45口径12.7サンチ連装両用砲×8
99式40ミリ連装機関砲×8
25ミリ三連装機銃×6
同単装機銃×72(後に96基まで増加)
対空設備 13号対空電探改
搭載機 艦戦×36 艦爆×36 艦攻×36 偵察×9 補用×12
同型艦
『翔鶴』『瑞鶴』
【概要】
マル3計画で建造された『飛龍』を拡大設計した航空母艦である。
夢幻会の松本喜久雄少将が設計しており史実改『大鳳』型『G14』型等を一部踏襲していた。
- 水中防御を、史実『大鳳』のTNT換算300kgから2倍の600kg相当に耐えるように強化。
- 飛行甲板に電動揚弾筒×2、電動揚魚雷筒×2を設置し、飛行甲板での装弾を容易にした(従来の空母は格納庫にしか揚弾されず)
- 艦橋(アイランド)を1m外側にシフトさせ、中央部での有効飛行甲板幅を拡張。
- 全長が10m以上延長され、排水量が10,000トン程増加(主にアイランド~前部昇降機間が延長されている)。
前部昇降機の位置が5m前進し、飛行甲板の全長も長くなる。格納庫も前後に広くなるが閉鎖式のまま。
等々であった。またボイラーも余裕を持たせた10基であり速度も34ノットを維持する事に成功している。
飛行甲板は残念ながら装甲化は見送られ実際の装甲化は次の『大鳳』になっている。
なお、甲板の強度については史実『エセックス』級と同等にしており格納庫甲板に64ミリ、第四甲板では50ミリの装甲板防御が為されている。
着艦用の制動索には呉式四型だったが南太平洋海戦で空母『ホーネット』を鹵獲後に調査で入手したMk.4 mod.3Aを無理やり『瑞鶴』に装備させ44年1月に油圧式に改めた呉式五型(Mk.4 mod.3Aの量産型)を搭載するまで搭載していた。
なお、これの件で後に『秋雲』に『ホーネット』のブラジャー(制動索)を着用して提督さん(加賀大尉)に夜戦を挑む『瑞鶴』の同人誌が発売されこれを知った『ホーネット』と『瑞鶴』に簀巻きにされて柱島泊地に投げられる事案もあったりする。
また、艦橋と煙突についてだが在来の下向き煙突では海水浸入の恐れ直立煙突併置のアイランド型艦橋を採用している。
夢幻会の関係者からは「和製『ミッドウェイ』級」と呼ばれている。
搭載機については格納庫も『加賀』以上になっており後の新型機である流星や烈風、天山等も予定通りに搭載可能となっていた。
二隻とも開戦前に就役し第五航空戦隊を編成、真珠湾に参加し新参ながらも一航艦のメンバー入りをする。その後インド洋作戦、MO作戦、そしてMI作戦に参加する。この作戦で攻撃隊発艦前だった『翔鶴』が被弾、大炎上を起こし後に爆沈してしまうが唯一残った『瑞鶴』は日本海軍史に名を何度も連ねる戦いを生き残る。
第二次ソロモン海戦で無傷ながら飛行隊は半壊、南太平洋海戦で『エンタープライズ』を撃沈し『ホーネット』を鹵獲するも飛行隊は壊滅する。その後、『瑞鶴』飛行隊はドッグ入りしている各空母から選抜されたパイロットが選ばれ精鋭『瑞鶴』隊と呼ばれる。
しかし、い号作戦、ろ号作戦で共に半壊し空母『イントレピッド』を鹵獲する功績をするトラック諸島沖海戦で再び壊滅、再度再建するも続くマリアナ沖海戦でも壊滅しエンガノ岬沖海戦では囮のため戦闘機隊だけ参加、最後の沖縄沖海戦では第一次沖縄沖航空戦で壊滅、その後宜野湾に突撃するも撤退し残った空母からより集めで編成された臨時飛行隊も橋本中将の第五艦隊の支援のため英東洋艦隊に最後の航空攻撃を仕掛けて壊滅するのである。
沖縄沖海戦後、飛行長は『瑞鶴』のこれまでの戦果を纏めて提出するが最後の一文にはこう記載されていた。
「航空母艦『瑞鶴』斯ク戦ヘリ。『瑞鶴』二対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」
なお、判明しているだけで『瑞鶴』飛行隊の戦果は以下の通りである。
撃沈
戦艦×2
正規空母×5
護衛空母×2
巡洋艦×3
駆逐艦×8
鹵獲
正規空母×3
防空巡×1
戦後、『瑞鶴』は戦艦『信濃』共々米国に供与されるが(大型艦艇不足のため一時的供与)米国負担での数度の大規模改装(SCB-27C及びSCB-125相当)が実施され『瑞鶴』が長期間運用出来るようにされている。また、日本国内でも
第四次改装が実施されこの時、『大和』級の対51サンチ主砲弾装甲が設置され後の湾岸戦争参加時にイラク軍からの対艦ミサイル攻撃を五発受けながらも被害無しで乗り切る幸運を発揮している。
また戦時中、幾度となく米海軍の前に立ち塞がったためか米海軍からは『怪鳥』と呼ばれている。
そのためか20✕✕年でも多目的航空母艦として今なお日本の四方を守っているのである。
202:加賀:2022/09/24(土) 20:01:51 HOST:om126158147093.30.openmobile.ne.jp
制動索の事が↑にあったので『ホーネット』の制動索を取り入れました。その為、その情報を仕入れたオータムクラウド先生によって『ホ姉×瑞妹』本が世に産み出される結果になりました(何
艦橋も『大鳳』型と同じく煙突一体化型したので発艦に関しては問題無しとしてます。
最終更新:2022年11月14日 21:46