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銀河連合日本×神崎島ネタSS ネタ ゲートの向こうには(ry・超大陸日本クロス 神崎島おウマさんVS日本ウマ娘 第五話「ウマと馬は異文化交流なようです」
「その…創造主デメテルでよろしいのデスカ?」
「ええ、そうよ。」
膝の上に対州要塞姫を乗せニコニコしている女性に超大陸のフェルさんが話掛ける。
あのレース終わった後にやよいのウィニングライブと諸々の説明するので暫し待てという鶴の一声で時間を作った一行はトレセン理事長室で話し合ってた。
それで超大陸側柏木は今回来ちゃった経緯を戦々恐々しながら説明中である。
まあ、仕方なかろうこっちの神様に原因ある上に目の前の方も神様だと言われりゃ。
ついでに連れて来られちゃった艦娘やらウマ娘?やらの一番偉い人尋ねたら…。
「僕らウマじゃないよね…」
「電お姉さんでしょうか?」
「寧ろ艦艇としての規模と権威的なの考えると…デメテル様なのです?」
神様、それもアレなことで有名なギリシャ神話である。その中でもまともな方だが、もうどないせえちゅうねん。何で日本で権威あるのさと柏木頭抱えた。
まあ不幸中の幸いだったのは然程連れ去ったこと怒ってないことだが。
怒ってない理由、連れ去ったこっちの神様のとこに向こうの太母とその神様のカミさんがカチコミ行ってるからとか…。
その頃どっかでは旦那相手に太母×2がツープラトン決めてたり。
しかし怒ってないにしても何かしらの対価が必要ではないかと問いかけたら…神相手に対価云々を言い出さないよう電にクギ刺された。
「デメテル様やティアマト様はそんなことないですが…対価に命や大切な人を要求されるケースだってありますよ。」
「……。」
よくよく考えれば十分あり得ることだった。
この前のゴーストウィニングでの事件でも犯人達はやらかしたことの対価に人であることそのものを神に持っていかれたのだ。
「ティアマト様とデメテル様に対しては政府代表が豊受大神宮と大和神社へ参拝して玉串を収めて謝罪すれば大丈夫なのです。」
「アノ、イナヅマサン…創造主ティアマトも創造主デメテルもニホンの創造主に関係ないのデハ?」
「え?………ハッ!?それがずっと当たり前でしたからすっかり忘れてたのです!!」
「自分の常識、他人の非常識とは至言じゃのう…。」
フェルのツッコミにハッとする電。世界の違いというものを忘れていた。
で、電による対馬とかドイツとか現在進行系ギリシャメソポタミア聖書記紀複合神話群とかの説明に超大陸柏木達はさらに頭抱えた。
ついでに資料として令和改訂版現代ギリシャ神話・メソポタミア神話・創世記・記紀神話の書籍データを渡された。
無論全てノンフィクションだぞ。
「日本での神格持ちってなんだよ…。」
「エット…私達で言えばノクタル創世記がノンフィクションで現在まで続いてるト…。」
アレだどう考えても各宗教頭抱える要素しかない。なんだその世界と思う柏木ら。
「こっちもこっちで色々と凄いのです…。超大陸化とかウマ娘の皆さん引っ張って来るとか…。」
「フリーダムです…。まあ元々神とはフリーダムですが…私達座礁したりとか無かったようですが…。」
電の言葉に同意するマシュ…というか柏木からは浜風にしか見えない誰か。
誰だと柏木は問う。
「あーそういえばそっちの暁型の制服着た浜風ちゃんぽいの一体…。」
「ああ、私の実妹の暁型五番艦【霓】で並行宇宙フェルさん妹分のマシュ・キリエライトちゃんなのです。」
「イナヅマサンの妹?」
「はい!マシュ・キリエライトです!」
「マシュ・キリエライト…?えっと…人理継続保証機関のと同じ名前だけど…」
「そのマシュ・キリエライト本人です!」
「「……。」」
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元気に答えるマシュ風の言葉に表情が宇宙猫になる二人。
「いやいやいやマシュ・キリエライトなのは良くないけどまあいいとして!」
「ワタシの妹分って置いといて暁型五番艦ってナンナンデスカ!?」
「本来なら人間のままで良かったのですが!九条教信奉してる人達のせいで艦娘に成らざるを得なかったのです。」
「九条信じてる連中が原因て…九条教!?」
「はい、私達の世界と繋がった並行日本で憲法九条を信仰する宗教設立されて国教にしようとした人達がいたのです。
差別的フェミズムや共産主義者モドキも合流してそれはもう大変な人達だったのです。」
「それでティアマトお母さんの実の娘、電お姉さんの実妹として生まれ変わったのです!」
ドヤァとするマシュ。さらに開いた口が塞がらず頭抱える突撃バカ夫妻二人、あいつら何処の世界でも迷惑掛けるんかいと。
宗教の九条化の衝撃でティアマトの実子という言葉は流れていった。
「グランドなオーダー知ってるなら話が早いのです。後、フィニス・カルデアは私達の世界にあるのです。」
「人理継続保証機関あるの…?」
「はいなのです!私達の世界に施設ごと流れ着いて所長さんを日本の総理大臣さんが口説き落として私達の所に所属してるのです。」
「えっと…二藤部さんか菅田さん辺がゴルドルフ所長口説いて…?」
「お二人に作品中だとあのちょっとへそ曲がりな所長サン相手にそんなコト出来るデショウカ?」
「私達の世界の総理大臣はそのお二人ではなく。マイケル・ウィルソン・Jrさんなのですよ。後所長さんはオルガマリー・アニムスフィアさんなのです。」
「レッツパアアアリィィィィ?」
「なのです。」
「地球国家元首?」
「御本人黒歴史らしいのでやめてあげて欲しいのです。
加え幾つかの異聞帯の一部とか人物とかも流れ着いて私達の世界にあるのです。
後、それらの世界の影響と思われるものあったり。お陰で魔術とか科学技術とか多分色々と差異が生まれてるのです。」
「「………。」」
恐る恐る尋ねる柏木
「…例えば?」
「大西洋に星間都市山脈来ちゃったり、妖精國のモルガンさんやトトロットさん流れ着いたり、
汎人類史の影響か、アーサー王が実在してアルトリアさんだったり、ギリシャ神話の神様達が機神だったり…。
あ、日本で言えば電の摂津式大具足・熊野を元に機神の残骸から大具足再現したりしてるのです。」
「…いや色々とツッコミたいんだが…そっちの日本の平安時代って……。」
「地獄界曼荼羅の描写通りの魔境なのです。今の日本も魔境なのですが…あ、ナヨさま女性の源頼光さんがお知り合いなのです。」
「イナヅマチャンの摂津式大具足・熊野って一体?」
「電はマシュちゃん同様にギャラハッドのデミサーヴァントぽいのであると同時に足柄山の金太郎さんのデミサーヴァントぽいのでもあるのです!」
堂々と胸を張る電の話聞いて二人の目がだんだんと死んでいくぞ。この人でなし!
「たづなよ。何を話してるか分かるか?」
「いえ…私も宗教や政治関係はとんと疎くて…。」
宗教兎も角政治なのだろうか柏木らの話は?
そこへデメテルが柏木達の話へ割り込む。
746:635:2022/11/09(水) 07:12:20 HOST:119-171-248-234.rev.home.ne.jp
「先程対価の話出たけど私から要望一つよろしいかしら?これはトレセン学園の貴方達も関わることなんだけど?」
「……(どうする?)」
「(話だけでも聞きマショウ。何か勝手にされても困りマスシ。)」
「(だな…。)取り敢えず話だけは聞きましょう…。」
デメテルの要望の言葉に相談する柏木とフェル。先程の電の忠告もあり身構える超大陸側。
そんなに難しいことではないと微笑むデメテル。
「この子達をトレセン学園にそうね…一、二週間くらい留学という形で通わせてあげてくれないかしら?」
「はにゃ?」「ええ!?」「どういうことじゃデメテルかか様!?」
驚く電達に対し訝しむ柏木達。
「だって自分自身の根源に会えたりちょっと違うとはいえ家族に再会出来たのにはいさようならでは余りにも無慈悲でしょう?」
「まあ確かに…(そういえばデメテルって娘のペルセポネと…)。」
「加えマシュは学校に通ったことなくペルセポネの身体は学校に通う年齢になる前に深海棲艦になったもの。
少しくらい学校というもの知ったていいじゃない?」
「ん…?ペルセポネが深海棲艦…?」
「あー色々とあって妾と一体化しとるのじゃ…お陰で妾は記紀神話、メソポタミア神話、ギリシャ神話にガッツリ関わる珍妙な存在と成り果ててしまったがの。」
「神が深海棲艦と一体化…?」
「そもそも妾の生まれが対馬の民への虐殺と日本人殺し合わせて作った蠱毒組み込んだ核兵器の恨み辛みが器となった殺された少女の遺骸に流れ込んだ上、
そこが神域だった故に遺骸に影響で祟り神化した神が降りと核兵器に使われた伊邪那美かか様の遺骸が原因で誕生。
その後ティアマトかか様を召喚する為の道具で体内に召喚されたかか様の影響も受け取るからのお…。」
「実質三女神の娘なのです。」
虐殺や蠱毒等現代の日本ではほぼ聞かない言葉に顔を青くする一般人なやよいとたづな。
「虐殺…?」
「殺し合いをさせた…。」
対州要塞姫はため息をつく。
「自分からしてもどうしてこうなったという存在が妾のなのじゃ。
そういえばこっちでは人から深海棲艦になった娘がいるようじゃが人から鬼へはまあない話ではないが…。」
「対州ちゃんの場合純粋な深海棲艦に近い誕生方法、しかも実質人為的な、なのです。」
「「………。」」
色々とツッコミたい所あったが対州要塞姫の誕生経緯に背筋が凍る柏木達であった、が…。
747:635:2022/11/09(水) 07:12:57 HOST:119-171-248-234.rev.home.ne.jp
「まあ信仰で考えるとリシュリューに負けるがのお。」
「リシュリュー…?」
何故ここで戦艦リシュリューの話がとなる柏木。
「リシュリューさんフランス全国民×2から信仰集めてるのです。」
「「!?」」
「リシュリューが示せばそれを実行する国民性というレベルじゃぞ?共和国から王国になった方は規律を尊び個を抑え国民皆兵に近い状態じゃし…。」
「疑問ッ!?あのフランスが王政復古で!?」「規律を尊び!?」「個を抑え!?」「国民皆兵!?」
リシュリュー率いるフランスが空気とか全部ぶち壊していった。
「流石リシュリューさん、空気を一瞬で変えました。流石は今を生きる現艦神様です!!」
「マシュちゃん…そういうことじゃないと思うのです…。
748:635:2022/11/09(水) 07:13:34 HOST:119-171-248-234.rev.home.ne.jp
以上になります。転載はご自由にどうぞ。
最終更新:2022年11月14日 23:11