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銀河連合日本×神崎島ネタSS ネタ ゲートの向こうには(ry・超大陸日本クロス 神崎島おウマさんVS日本ウマ娘 第五話「ウマと馬は色々知ってライブするそうです」


「ネイチャ、アレどうしようか…。」

「泣いて笑って突撃して眠って少しして起きたと思ったら今度は涙目で威嚇しだすとは…。」


ナイスネイチャとセイウンスカイは頭抱える。
ライブ会場に移動中、竹内の背中に背負われてる涙目のゴーストウィニングに威嚇されてるライスシャワー号。
そのライスシャワー号はライスシャワー号でライスシャワー(ウマ娘)が引っ付いてる。


「なんかゴーストウィニングさんに威嚇されてるだけど…ライスなにかした…?」


困惑するライスシャワー号にナイスネイチャが謝る。


「あーライスシャワー?でいいのかしら?ゴメンね。いやなんでああなのか私らもわかんないんだけどねえ…。」

「ふぇ?」


そしてセイウンスカイが真面目に注意するという極めて珍しい光景が見られた。


「ゴースト、セイちゃん珍しく真面目に怒ってます。流石にその感じ悪い態度はないんじゃないの?。」


セイウンスカイに怒られてるゴーストウィニングであるが。


「ずるい…。」

「え?」

「わたしと同じ様に馬からウマ娘になったのにトレーナーさん乗せて走ることも出来るなんて…。」

「ああ…そういうことかあ…。」

「成る程ねえ…。」


腑に落ちた感じのナイスネイチャとセイウンスカイはため息を吐く。
ナイスネイチャは再度ライスシャワー号に謝る。


「ゴメンね。いやねえ…ゴーストウィニングは私らみたくウマソウル継いだんじゃなくてそのままウマ娘になったレア中のレア。
まだウマ娘になってすぐ、実年齢で言えば子供というか幼児レベル…。
だから、四足歩行で竹内トレーナー乗せて元気に走り回ってた時代のこと忘れられないみたい…。
ウマ娘の姿にも馬の姿にもなれて竹内トレーナー乗せて走れる貴女に嫉妬してるんだと思う…。」


ナイスネイチャの言葉に納得し、うむむむと悩むライスシャワー号。
関わる人々に祝福を、と願われ祝福の名を与えられた馬である。
このままではライスシャワーの名折れ、ウマ娘ライスシャワーにも顔向け出来ない。
そしてポンと手を叩きライスシャワー(ウマ娘)を腰に付けたままゴーストウィニングに近づき語り掛ける。


「えっとじゃあ…竹内騎手と一緒に走れればいいのかな?」

「ふえ…うん。」

「ライスシャワー真面目な話するからちょっと離れて?」

「あ、はいお姉様。」


ライスシャワー号の想定してない言葉に幼い子どもの様な声を出すゴーストウィニング。
後、お姉様ってなんだ。


「後で竹内騎手と一緒に私の背に乗ろう?」

「「「「「えええええええっ!?」」」」」

「…その発想はなかったわ…。」

「た、確かに馬に乗って一緒に走るだけど!?」

「ゴーストウィニングさんの背中に乗れないなら一緒に私の背に乗ればいいんだよ。」

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力説するライスシャワー号、それを聞きナイスネイチャはボソりと呟く。


「いやだけど馬に一緒に乗るって…それじゃウマ娘のいない世界で良くある男女の結ばれる二人の話じゃあ…。」

「え…だってトレーナーさんとウマ娘は比翼連理でしょう?」

「いやまあそうだけどさあ…。」

「それに主に比翼連理って夫婦のことだよね?」

「えっとまあ…。」

「それにプリティダービーやってたタマモさんやイナリさんが言ってたよ。
『なんやこのウチの魂継いだ子!自分のトレーナーを自分の身内にする早いわ!トゥインクルシリーズは婚活の場やないかああああい!!』や
『かーっ!見てみい!こっちのあたしもトレーナー完全に旦那にしてやがる!ドリームトロフィーは婚約発表の場だったんでぃ!』って。」

「「「「えええええ……。」」」」

「だからトレーナーさんと担当ウマ娘は夫婦同然でしょ?」


竹内と武勇はおウマさんがウマ娘するんだ…と思ったり。
で、全員がタマモクロスとイナリワンの方をむく。


「何でウチらの方向くんやあ”あ”あ”あ”あ”!?」

「そっちのあたし何いってんでぃ!?」


ウマ娘達は自分もなにかあるのかとワチャワチャしだした。
紙装甲で反動技使う恋愛クソ雑魚ウマ娘だの加湿器ステークス単位1ネイチャだのハヤヒデオルタだのションボリたぬきとスケートだの。
言葉が出るわ出るわ。
それを遠目に見ているいつの間にか人の姿になってるトウカイテイオー号とメジロマックイーン号。


「何か大変なことになってるね…。」

「ホントにゲームやら馬な自分が原因で…。」


そこへやってくる芦毛×2、騒いでる筈のタマモクロスとオグリキャップだった。


「自分のことながら何やってんねん…。」

「あ、タマモにオグリも神隠しされてたんだ。」

「ああ、タマと一緒に馬の姿で北海道のコース走ってたらいきなりだったんだ。」

「レース中の地方競馬場に出たからビックリしたで!ホンマ…で、アンタらの気配感じてコッチ来たっちゅうわけや。」


この二人、オグリキャップ号とタマモクロス号であったらしい。
顔を見合わせるトウカイテイオー号とメジロマックイーン号。


「レース中の地方競馬場に…。」「オグリキャップとタマモクロスが…?」

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で、数時間経過、日も暮れ始めた。
ライブ会場に来た面々であるがおウマさんズと別れウマ娘のスペシャルウィークやアドマイヤベガ、ライスシャワーにサイレンススズカも何故か観客席にいた。
ウィニングライブは?という疑問に対し理事長より直々に「研鑽ッ!異なる世界の己のライブを見るのもまた勉強である!!」とのお達しがあったからだ。
だけど三位以下が団子状態なのでどうすんだべという疑問は残る。
さてはてそんな疑問他所に理事長の秋川やよいがおウマさんズ+艦娘ニ名と神様二柱連れてステージに出てくると秘書のたづなさんがスタンドマイクを置く。
ちなみにティアマトマッマはヒメちゃんズの場所判明した時点で自分を某バイオライダー如く液体にして三女神の噴水から出現し追跡してた人達を困惑させていた。
なお、柏木夫妻は観客席の隅にいたりしてる。


『謝罪ッ!!諸君、待たせて申し訳ない!』


あいも変わらずバッと扇子を広げるやよいはまずレースについてSNSに上がったのはしょうがないがこれからの説明内容やライブを許可するまで外に出さないよう釘を刺す。


『まずこちらのウマ娘っぽい方々であるがウマ娘ではなくまたこの世界の存在でもない!』


Ω ΩΩ< な、なんだってー!!となりそうだがこれについては皆納得したウマ娘になった馬はいるが馬にもウマ娘にもなれる存在なぞおらず、
ましてや外見が完全にトレセン学園に在籍するウマ娘である。
まあそっからが驚愕ッ!である。


「天に召し上げられた競争馬の魂、つまりはウマソウルそのもので天の草原走ってたけど色々あってまた下界に降りましたと…。」

「何よそれ…しかも今もレースしてるって…。」


頭抱えるスピカの沖野とリギルのおハナさん、なお他のウマ娘相当…後それこそウマ娘にとっても伝説級の存在もいると聞いてさらに頭抱えた。


「はあ、シンザンやセントライトが現役で出走とかさあ…凄い見たい。」

「私だって見たいわよ…しかしそれならおいそれと外に情報出せないわね…。」


納得もする。寧ろ走ってる所お金出すから見せてくれとも言いたい。
で、資料映像で北海道の牧場のコースで電乗せたサイレンススズカが諸々まとめて撫で斬りにしたレースが放映され反応したのがニ名。


「「ガタッ!!」」

「ステイ!ステイ!ステイ!」


まあジョッキー二名(元含む)である。
その馬には絶対があると言われ武勇も憧れたシンボリルドルフ号、日本競馬の結晶とも言われた英雄ディープインパクト号、
そしてサイレンススズカ号とスペシャルウィーク号とか絶対にお目に掛かれないレースである。
柏木夫妻は最近競馬に興味持って知ったのでほへえーという感じ。
そして続いて艦娘二名、反応したのがタイシンだった。


「坂田金時とマシュ・キリエライト…マジ…?」

「知っているのかタイシン?」


電やマシュの背景とか聞いて寧ろ人間から艦娘へって…と全員の視線がゴーストウィニングに視線が向けられる。
それを見たやよいは聞いた時の感情思い出し苦虫を潰した様な表情浮かべ似た経緯だと認め、
全員がゴーストウィニングの悲劇を思い出しやよいと似た表情をする。
で、問題はその後である。


「こちらにおわすのはギリシャ神話の地母神兼日本神話の豊穣神であるデメテルとメソポタミア神話の原初神兼日本の国土の神であるティアマトである。」

「「「「「神って…。」」」」」


ゴッドうんにゃゴッデス、つまりは女神。ウマ娘らがこの世界来る原因なったのと同じ神だそうである。
日本の豊穣神とか国土そのものとか良くないけどいいとしてなんだギリシャ神話やメソポタミア神話との兼務ってという感想抱く面々。
ちなみについでにデメテルが日本の馬の始祖・母神であること知るとその場の柏木夫妻、ライスシャワー除く全員が吹いた。
この場にいるウマ娘も全員辿ると目の前の女神サマに行き着くということである。

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「コホン。まあこれ以上の私の説明を聞くのも飽きるであろう…。」


ドーンという感じで扇子で前を差すやよい。


「なお曲はライスシャワー号とサイレンススズカ号のウマ娘にメッセージを送りたいとの要望により通常のウィニングライブ曲ではない。」


その言葉にザワつくウマ娘達。


「ではウィニングライブスタート!!曲はアニメ機動戦士ガ○ダム水星○魔女より【祝福】ッ!!」


曲名を聞きガタリと立ち上がる柏木。


「【祝福】!?アカン、それはアカン!!」

「マサトサン!?どうしたんデス!?」

「その歌でウマソウルからウマ娘へのメッセージとかウマ娘にメッチャ突き刺さるわ!?」





夜のトレセン学園、理事長室だけが煌々と灯りが灯っていた。


「披露…いや疲労…はあ…大変だった…。いやウマ娘にとっては良い事だったので良いのだが…。」

「ウマ娘の皆さんウィニングライブ聴いて嬉しさの余り泣き崩れていましたからね。」


その理事長室では疲れた感じのやよいと困った顔しながらも嬉しそうなたづなの姿があった。
ライスシャワー号とサイレンススズカ号メインにしたおウマさんズのウィニングライブ聴いたウマ娘達は皆泣いちゃって立てなくなって大騒ぎになり、
理事長以下トレーナーに至るまで後処理に奔走することとなった。
ウマ娘&おウマさんズは現在カフェテリアで歓迎のパーティーをしている。
その後はウマソウルを継いだ子の所や親族の部屋に一時泊まる予定である。なおライブ終了後に柏木夫妻はそのまま総理官邸に直行した。
二人はウィニングライブを思い出す。


「まあウマ娘に突き刺さるも突き刺さるなあの歌を馬…いやウマソウルが歌うと…。」

「ウマソウルにウマ娘と共に生き、共に走る決して一人にさせない自分達ならどんなことでも出来る言われるだけでもアレですのに…。
自分達の呪縛をウマ娘が解いて運命から飛び出すんだ…呪われた未来はウマ娘自身が変えていくんだ…。」

「ウマ娘の人生はウマ娘のものであり自分達を気にする必要はない…。」

「そしてウマ娘として生を受けたこと、ウマ娘として生きていこと…その全てを愛せるよう…。」

「私達は貴女達にたくさんの祝福を贈ろう。ウマソウル自身にそう言われては…な…。」


ライスシャワー号とサイレンススズカ号の歌う歌を思い出し涙腺が緩みやよいは鼻をスンとすする。
たづななどは既に目を涙で潤ませている。
ライスシャワー号やサイレンススズカ号の史実を知っていれば想い入れも一入(ひとしお)であろう。
なお、ライスシャワーと武勇が即轟沈していたのは言うまでもない。
そして二人は仕事に戻ろうとうする。全てはウマ娘の為に。


「さてと明日の急遽の【留学生】受け入れに向けての処理をするとするか…。
たづな、明朝には今回の件での急遽JURA理事会をオンラインで開催するが…各役員及び関係機関への伝達は?」

「JURA理事会及び関係各所への伝達は終わっています。政府機関に関してはフェルフェリアさんより伝えられるとのことです。」

「そうか…ん?私だが…何…!?」


その時やよいのウマホが鳴りウマホを取ったやよいの表情が一変する。


「たづな!テレビを点けろ!!」

「あの理事長?「早く!!」は、はい!!」


やよいの指示でたづなが理事長室に据えられていたテレビを点ける。


『臨時ニュースです。府中及び西ノ島で確認され姿を消した未確認巨大物体は平行世界より来たものということです。
また、トレセン学園に平行世界より新たなウマ娘が来た模様、同じ世界から来たのではないかとのことです。
現在本局の取材班が真相を確認すべくトレセン学園に急行しています。』

「どいうことだ…!何故情報が漏れてる!?」


やよいは机に腕を強く叩きつけた。

896:635:2022/11/14(月) 15:16:49 HOST:119-171-248-234.rev.home.ne.jp
以上になります。転載はご自由にどうぞ。

なお、ライブ前の地方競馬場のレース生放送中のワクワク動画生放送。


『おっと大外から何か来たー!!芦毛!?何だこのゼッケン付けてない芦毛二頭は!
これは一体どういうことか!!芦毛速い!芦毛速い!!どんどん各馬を抜いていく!!今同着でゴール!!』

:何だあのゼッケン付けてない芦毛!?

:すげえ末脚だ

:なんぞ?

:一緒に競馬見てた親父とじいさまがあの馬見てオグリキャップって叫んだんだが

:あ、オグリに見えたの俺だけじゃなかったのね

:お袋もオグリ言う取ったで!

:オグリキャップ(馬)?

:薄い本が厚く…ならねえな

:薄い本が厚くなるぞ(競馬雑誌のページ的な意味で)

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最終更新:2022年11月14日 23:13