710:トゥ!ヘァ!:2022/10/02(日) 20:10:06 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
日本大陸ネタ 大ゲート世界 日本この地にて斯く苦労せり
「えー。これより第何十回目かのゲート先異世界及び地球世界の現状報告会議を始めます。
今回の司会は現総理大臣である嶋田が行います。総理なのになんで司会を…」
「他にできそうな人が出払っているからですねぇ。近衛さんは外地の外交に向かっていますし、吉田さんは
アメリカへですし」
「ぐすん…辻さん変わって…はくれませんよね、はい…
取りあえずまずは現状のおさらいです。200X年に我が国の国内に突如開いた異空間ですが、これの先に地球とは異なる惑星を確認。
我々はこの異空間をゲート、その先の惑星を異世界と命名し、調査を行いました。
調査の結果ゲートの近くには現地の国家の存在が確認されました。
しかし向こう側と突如現れたゲートに警戒していたため、調査初期は一触即発の状況になりましたが、現地に派遣していた責任者による粘り強い交渉…という名の下着一丁によるボディランゲージによりどうにか武力衝突は免れました。
以降この時に接触した現地国家イースラウ帝国とは今に続くまで友好関係を築いております。
どうにか平和裏に交渉を進められそうだと胸を撫で下ろしましたが、世界はそれだけでは留まりませんでした。
日本以外のも複数のゲートが出現したのです。
当初わかっているだけでも
アメリカ、イタリア、バチカン、イギリス、中国、ロシアでゲートが確認され、日本でもまた別のゲートが現れました。
以降もゲートは世界中で現れ続け、202X年になりようやく新規のゲート出現が止まりました。
その際には日本国内だけでも10個のゲートが確認され、上記に上げた国々以外にも世界中にゲートが確認されました」
「当初異世界へのゲートが出現した際には世界は狂喜乱舞しました。
我が国が先んじて発表した産物一式だけでも莫大な価値が認められていたからです。
その後世界の国々は平和的に交渉、もしくは武力を持っての侵攻を行い異世界の技術や産物を確保。
地球世界は異世界フィーバー状態となり、好景気に沸きに沸いて当時の熱狂は凄いことになっていた記憶はこの会合にいる皆様の記憶にもあるはずですね」
「あの時は凄い騒ぎだったよなぁ」
「連日速報だらけ。各種学会は既存の説がひっくり返ったり、新しい説が出てきたりでてんやわんや」
「まさに世は大異世界時代って感じだった」
「まあ当時は我々も大分テンション上がってましたしね。
しかし異世界からもたらされるものは良い物ばかりではないことも突き付けられました」
「中国…異世界ウィルスで滅んじゃったからなぁ」
「えー、話を戻します。
話題にも出ていたように異世界ブームに沸いていた地球世界ですが、もちろん良いことばかりではありませんでした。
そのうちの一つが中国が滅ぶきっかけとなった新種のウィルス。今ではまんまゾンビウィルスと呼ばれるそれによって中国は瞬く間に死者の国になりました。
そして党上層部との連絡が途絶えたからか中国潜水艦部隊による核攻撃が実施。
我が国を始め大体の国は迎撃に成功しましたが、運悪くフランスが一発だけ迎撃に失敗。
地方都市の一つが消滅しました。
その後は皆さんも覚えていると思いますが、速攻で核報復が実施されゾンビだらけになった中国の大都市圏の多くが吹き飛びました。
北京や天津当たりなんて米露の新兵器によって消滅して今じゃ北京湾になっていますしね」
711:トゥ!ヘァ!:2022/10/02(日) 20:12:48 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
「我が国も勿論報復を行い、その後も中国本土駐留にも参加しております。
現時点でも継続中で米印露などと協力して国境地帯や沿岸部を確保し、残りの生き残りの人民やゾンビは内陸へ隔離する方針となりました」
「だがロシアの連中なんかはドサクサ紛れにウイグルあたりまで併合。
旧中国軍も少なくない数迎え入れていたがな」
「既に国外に出ていた中国難民も膨大な数いて問題になっていたしなぁ」
「東南アジア地域なんて難民とゾンビと軍人崩れごった返して崩壊した国もあった…」
「インドと協力としてそこら辺どうにかした結果が今の大東亜共栄圏なんていう勢力だしな…」
「あと半島もひっそりとゾンビ禍に巻き込まれてお亡くなりなっていたね」
「話を戻します。この中国の例を代表とする異世界禍とでも言うべき事態によってようやく地球の国々も冷静になりました。
しかし先ほど話した通り202X年までゲートの出現が止まることはなく、様々な地域に現れ問題が起きました」
「中東は元々異世界技術や資源により中東の石油が売れなくなってきていたところにゲート利権を巡って現地の国々対立。
戦争が勃発し、今現在でも紛争地域と化しています。
アフリカはゲート利権を巡って現地勢の衝突もありましたが、そのゲートを通し異世界の軍勢や生物が攻めてきたことにより情勢は更に混沌度を増していきました。
元々ゲートの数や場所も把握しきれていない部分が多い地域でしたので、介入も後手に回り、現在のアフリカ大陸は北部と南部を除いて完全に暗黒大陸へ逆戻りしています。
南米ではゲート先の異世界から迫害されていた諸々の人々が流入しました。
現地と衝突する地域もあれば、現地国家に潜り込み乗っ取りをかました集団や現地の南米民衆の支持を得て合法的にトップに立った人物や革命が起こった地域もあります」
「アフリカは今はマジの暗黒大陸だったけか」
「オークやゴブリンや怪獣みたいのや巨大昆虫や、それに適応した現地ヒャッハーやらで世紀末環境だな」
「南米はあれだっけ。今だと亜人の国とミュータントの国と超能力者の国とロボの国があるんだっけか」
「まあ既存の南米諸国の多くは革命やら選挙やら戦争やらで消え去って今じゃ完全に異世界勢の大陸になっているぜよ」
「その異世界国家同士も余り仲良くないから外には左程出てきてないのが幸いだわな」
「まあ大概の勢力は
アメリカにビビってるのが大きいからな。パナマが核武装してブイブイ言わせ始めた結果問答無用でパナマ湾にされたのを見ればなぁ」
「そのほかの地域も大なり小なりゲートの影響は受け始めましたしね。
アメリカは国内に開いた四つのゲート先の対応に手一杯となり外部への影響力を多く減らすこととなりました。
我が国も異世界植物と生物により緑化侵攻されていたオーストラリアへの救援と、ゲート先の異世界の軍勢との戦いに疲弊していたインドへの支援、中国崩壊により混乱の続く東南アジアの保護に崩壊した中国大陸の封鎖と仕事が多く、必然外への圧力は減りました。
日米中三大国の圧力が減ったことを感じ取ったのか、そんな中でロシアが行動を開始。
ウクライナへ侵攻し、それを阻止しようとするEUの大規模介入により起こった欧州戦争が勃発しましたね」
「国内のゲートの数が少ないために逆に安定していたロシアと北アフリカの確保により比較的安定していたEUによるウクライナを舞台にした戦争だものなぁ」
「あの時はうちも余力無くて戦争を阻止できませんでしたね」
「何よりロシアもEUもお互いやる気満々だったからなぁ」
「結果が新兵器投入し合って今じゃウクライナは汚染と化け物とモヒカンが跋扈する世紀末だ」
712:トゥ!ヘァ!:2022/10/02(日) 20:13:28 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
「皆さんが話している通り欧州戦争はウクライナを中心に周辺を巻き込んでの戦争となりました。
当初はウクライナ国内のみだった戦闘は次第にベラルーシ、モルドバ、バルト三国にも普及し、白ロシア地域全体が戦場と化しました。
異世界からもたらされた魔法技術を全面に押し出したEUと同じく異世界から持たされた生体科学技術を使ったロシア。
白ロシア地域は両国新兵器の実験場と化しました。
最終的にはウクライナとベラルーシの地に欧露両方の戦略兵器が数発落とされ、停戦。
汚染された両地域を境として未だに睨み合いが続いています。
そしてこの欧州大戦を契機に様々な国々の統廃合が続き現在の情勢へと落ち着きました」
「日本を中心とする東南アジア、オセアニア、南アジアによる大東亜共栄圏」
「
アメリカを中心とする北米、中米、カリブ海による北米合衆国」
「バチカンが音頭取って再編された欧州諸国と北アフリカ諸国による神聖欧州連合」
「ロシアが旧ソ連時代の国々とモンゴルや中東の幾つかの国々を合わせたユーラシア・ロシア連邦」
「パナマ事件を契機に南米諸国間が軍事同盟を結んで発足された南米条約機構」
「地球世界は大凡この五つの勢力に別れました。しかしどの勢力も国内に複数のゲートを保有しているため、実際の数値より国力は上だと推測されています。
同時に同じ理由でこれからの伸びしろも未知数です」
「おさらいはここまでにしまして。
次は近年の話です。
ここ最近国内のゲート数が少ないロシアが中国封鎖区域内に残っているゲートを確保しようと北部での軍事行動が見られます。
我が国はこのロシアの動きを度々牽制していますが、どうしてもロシア国境付近のことなので出来ることが限られているのが現状です」
「ロシアも表立って動くのではなく独立させたウイグルやモンゴルを動かして間接的に旧中国国内のゲートを狙っているしな」
「何がウイグルやモンゴルによる自発的な行動だ。両国の部隊内にロシア系のPMCが数多く入ってるのは知っているんだぞ」
「どう見ても名前を変えただけのロシア正規軍です」
「ロシアだけを見ているわけにもいかない。国外に逃れた中国難民や外国華僑を中心に中国地域奪還を目指す運動が起こり始めている」
「そしてその中国難民が一番多いのも我々の勢力内ですしね…」
「幸いなのは我が国の国内にあるゲートと繋がった先とはどれも大きな武力衝突は起こっていないことでしょうか。
どこも平和的に交流を続けられているか、荒廃しているせいで大勢力が存在せず専ら現地民へ支援しながら復興途中ですので」
「代わりに東南アジアやインド国内のゲートを通じた先の戦いに部隊を派遣しているのでトントンといったところでしょうか。
ああ、
アメリカにも派遣してましたね。あそこのゲート先は割と洒落にならない相手ですから」
「おかげで海軍は大変だ。インド洋から太平洋まで駆けずり回らなければならん」
「陸軍もですよ。ゲート先は勿論東南アジアにインドに中国に果ては北米にまで部隊派遣しているのですから」
「空軍も各地への監視や派遣で大忙しですねぇ。特に欧露の監視が大変です。
どちらもまだまだやる気満々ですし」
「いつになったら私たちは休めるんでしょうかねぇ…」
「なに。どう見てもこれからが本番ですよ。12年連続首相の嶋田総理大臣?」
「次の4年も続きそうで個人的には非常に困っているんですけどね…」
頑張れ嶋田さん!頑張れ
夢幻会!
特に嶋田さんは中国崩壊以降の混乱を切り抜けた大宰相として国民人気は勿論、政界、財界、軍からも信頼が厚く、更には大東亜共栄圏内の国々からも高く評価されているぞ!
多分次の四年間も確定で総理になる。まだまだ仕事は続くのだ。
713:トゥ!ヘァ!:2022/10/02(日) 20:14:18 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
〇国家説明
中国崩壊後に発足された
アジアの巨大勢力。
英名Greater East Asia Co-Prosperity Sphere 略称は大東亜やら東亜圏。もしくはGEACPS(ゲコパス)やら。
日本を盟主としながら東南アジア、南アジア、オセアニアが所属。
これとは別に中国沿岸部とチベット、一部内陸地域、朝鮮半島がゾンビ禍封鎖のための保護領として存在している。
盟主日本は国内のゲート事情と合わせて非常に安定しており、五大勢力内で最も多くのゲートを保有しているなど単純な国力では世界一と呼べるものを持っている。
しかし近隣に崩壊した中国隔離地域が存在しており、日本の介入により事なきを得たとはいえ国土の6割が謎の植物と異世界生物の縄張りとなってしまったオーストラリアや未だゾンビ禍や中国難民との衝突で悩む東南アジア、国内のゲートを通して二つの異世界勢力と戦争状態のインドなど日本以外では問題を抱えている地域も多い。
このため発足以降内寄りの動きばかりだが、欧州戦争への仲介や東アフリカ地域への介入、北米への援軍など全く外に興味がないわけではない。
異世界戦線への援軍繋がりの北米、初期のゲート案件における協力関係の伝手が残るSEU、異世界から流入してきた人々が中心故に地球社会に不慣れな新南米諸国との友好外交など外交政策は積極的に行っている。
またゲート先の異世界勢力に関しても基本的には友好的に接することが多く、相手の方から喧嘩を吹っ掛けられない限りは穏和に対応するのが基本となっている。
これの穏健外交姿勢に反して軍事力は非常に強力。
冷戦体制を続けているSEUやユーロシアを抜き、異世界戦線を抱える
アメリカと並んでツートップを走り続けている。
これは国内に抱えたゲートが多く、更に隣に中国封鎖地域を抱える関係上、常に多くの戦力を必要としているため。
初期はそのマンパワーを基にした動員で解決していたが、現在は異世界技術を基に開発された無人兵器を中心に軍備を整えている。
異世界技術に関しては第一ゲート以降に発生したポストアポカリプス系世界やエレクトロパンク系世界との交流や発掘で手に入れたロボット系技術をメインとしているが、最初に繋がった先の世界がファンタジー系であったため、魔法系技術も非常に高いレベルを保有している、
また自前のポストアポカリプス系世界と繋がったゲートを用いて生体科学系技術を取得。
アメリカと交流にてエイリアン系技術を取得し、中国への派兵によりゾンビ系生体科学技術も入手しているなど割と無節操に様々な異世界技術を取り入れている。
逆にこのことが功を奏したのかゾンビウィルスへの特攻薬をいち早く開発した実績がある。
特に盟主である日本は世界で最も国内にゲートが存在している国家として有名。
世界初のゲートであるファンタジー系世界に繋がっている第一ゲートを始め、現戦力の中心となっているロボット系技術を手に入れた気候変動によって文明が崩壊したアポカリプス系世界が有名。
また錬金術で発達した世界や魔導工学という科学と魔法が融合したような技術が盛り上がった世界、電気技術が変則的に発達したエレクトロパンク系世界、人類が滅び魚介類が支配している世界、鳥類と猿人類が星の支配者となって争っている世界、言葉を喋って文明的なドラゴンが住んでいる世界など他の例を見ない世界へ繋がっているゲートが多いのも特徴。
勢力としてまとめると技術、国力、人口、ゲート保有数のどれをとっても現在地球におけるナンバー1勢力と言える。
714:トゥ!ヘァ!:2022/10/02(日) 20:14:51 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
ゲートの数が加速度的に増えていって2010年代に入り
アメリカを中心に発足された共同体。
英名United States of North America。略称は北米もしくはUSNA。
北米には繋がった先の異世界に地球目線でも非常に危険と呼べる勢力が多く、これらに対抗するための安全保障という観点で発足された勢力となる。
特に四大戦線と呼ばれる米国内のデビル、エイリアン、ターミネイター、モンスターと呼称される四つのゲートは通り名通りの敵がゲート先に存在しており、どれから一つが地球側に溢れ出ても非常に厄介なため、開通後から米軍は常に戦闘態勢が続いている。
その他にもカナダに開いたダークファンタジー系ゲートやメキシコのサイバーパンク系ゲートなど、北米と言う土地はどうにも厄介な異世界とばかり繋がる傾向がある。
このため米国はゲート出現前と比べ非常に内向きの体制となっており、他国への圧力が減っている。
ゲート開通と日米体制が崩壊した結果パナマの暴走、南米の転換、ロシアと欧州の戦争などが起きた理由の一つとされている。
欧州大戦の勃発とその後のパナマ事件を契機に、軍事及び経済的な面から中米、カリブ海諸国が相次いで合流。
現在の北米合衆国という名の連邦国家として完成した。
これは単純に自前のゲート資産が少ない中米やカリブ海諸国が経済的な理由から北米合衆国の経済圏の恩恵を得ようとしたという点と、人外国家の多くなった南米圏を恐れてという点がある。
最もそれ以上に喧嘩売ったパナマを速攻運河から湾へ転身させたという事実への恐怖とある種の信用が彼らの合衆国への参加を決定させたのは言うまでもない。
軍事技術に関しては日本と並んで非常に高い水準に達している。
これはゲート先の戦線で戦い続けているため軍事技術の発達させる必要があったのと、繋がった先の異世界がそれぞれ独自の技術や高い技術力を有していた世界が多い事が理由として挙げられる。
逆に言えば技術力や戦力を上げなければ対応しきれない事例が多いという面もある。
特にカナダゲートやメキシコゲートから流入してくる異世界人は独自の技術や高い蚊が気宇技術を持っている場合が多く、彼らによる犯罪へ対応するための技術力の向上が必須だったという点がある。
こうして必要性に磨かれた技術や戦力は多数の戦線や問題を抱えながらも今現在の北米合衆国という国家を維持し続けられるだけの自身となっている。
パナマ事件以降は南米へ多少の睨みを利かせながらも日本との関係を強化し、国内の異世界戦線への対応を強化し続けている。
716:トゥ!ヘァ!:2022/10/02(日) 20:15:35 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
ゲート開通後に繋がりを深めたEU諸国がロシアとの欧州戦争を介して連邦国家として再編された姿。
英名Sacred European Union。略称神欧連もしくはSEU。
神聖とついているのは欧州で異世界との交流及び魔法技術の習得の音頭を取ったのがバチカンとイタリアであり、欧州戦争及び戦後の再編においても、この二か国が先導したからである。
その経歴を説明すると欧州で最も早くゲートが開いた場所がバチカンであり、次点でイタリア国内であった。
この状況に際してバチカンとイタリアは手を組み対応。
当時諸々の不祥事で人気を落としていたキリスト教関係各員と経済不調で人気の落ちていたイタリア政府の思惑が一致した瞬間でもあった。
彼等は積極的に異世界との交流と技術、資源習得に動き、それをEU内でばら撒くことにより利権を確立し、確かな影響力を確保することに成功した。
以降はバチカン式もしくはイタリア式と呼ばれる現地勢との接触方法が欧州スタンダードとなり、この功績を以て欧州戦争後の旗頭となることに成功したのである。
現在のSEUにおいては様々な国が加盟している。
盟主と目されるのがバチカン・イタリア連合。
次点が早くからゲート関連において独自の立ち位置を築いたイギリス。
三番手が欧州では国内ゲート保有数が少ないためゲート技術で後れを取っているが未だに経済では強い影響力を持つドイツとなっている。
この他にもWW2以前から日本と独自のパイプを保ち続けているオランダ。
開通先の異世界との関連から独自の立ち位置に確立しているギリシャ。
中国軍の核弾頭を迎撃しきれなかったために以降は軍事力強化を全面的に推し進め、欧州戦争でも対ロシアの急先鋒として戦ったフランス。
狂犬ポーランドとフィンランド。
などといった面子が存在している。
技術としては異世界から取り入れた魔法系技術をメインに発展させており、これに関しては純粋に世界一位といっても過言ではない。
最も欧州戦争が勃発した関係上、特に軍事方面を中心に伸ばした結果汎用性という意味では日本の魔法技術に劣っている。
また加盟国ごとに繋がった異世界の違いによって特色が異なっているのが特徴。
多数のファンタジー系世界を始め、妖精世界といった他の国でも類を見ない奇妙な世界に繋がったイギリス。
スチームパンク系世界との繋がりと日本との繋がりから
アジア方面の技術を取り込み独自の発展を見せるオランダ。
異世界のマイナー宗教を取り込み、大々的な布教に成功した結果神聖魔法とでも呼べる独自体系の確立に成功したバチカン・イタリア連合。
異世界側とギリシャ神話において奇妙な共通点を持ち、そこから友好関係を築き上げたギリシャ。
ファンタジー系世界と繋がりが多い欧州では珍しくサイバーパンク系世界と繋がった結果、異世界科学技術をメインにしているドイツ。
繋がった先のゲートから人員をスカウトし、白ロシア地域の調査やユーロシア勢の監視に用いているフィランドとポーランド。
などといった様々な技術体系が確立された故の汎用性もしくは特殊性がSEU戦力の特徴と言える。
またバチカンの方針から融和外交が前提となっている部分が大きいため、異世界でスカウトした人員も積極的に運用している。
反面EU時代よりはマシになったが加盟国ごとの独立性が大きく、それぞれの国ごとの特徴を活かして編成された精鋭部隊は各国も手放したがらずにいる。
このため各国の精鋭部隊や特殊部隊といった類の命令権をSEU統合司令部が未だ持ち得ていない
このため欧州戦争時においても各国の精鋭部隊がそれぞれバラバラにロシア相手に戦うこととなり、最後まで押しきれずにいた要因の一つであった。
欧州戦争後は汚染された白ロシア地域を境にユーロシアと睨み合いを続けている。
しかし対ロシア以外の方針についてはバラバラであり、異世界開拓を主軸とすべきだというバチカン、イタリア、イギリス、ギリシャ、オランダに対してアフリカ解放を目指すべきだとというフランス、ドイツ、スペイン、トルコなどで政治的対立が起きている。
717:トゥ!ヘァ!:2022/10/02(日) 20:17:46 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
ロシアが旧ソ連領土とモンゴル、ウイグル、旧中国満州地域、アフガン、パキスタンなどを加盟させ成立した勢力。
英名Eurasian Russian Federation。略称はユーロシアもしくはERF。
日米の動きが鈍い隙をついてウクライナに手を出したが、予想に反して欧州側がやる気満々だったために泥沼になり、最終的には放射能、生物兵器、魔導汚染などによりウクライナどころかベラルーシまで汚染され、欧州との間に巨大な緩衝地帯を生み出してしまった国家の片割れ。
現在世界で最も警戒されている国であるが、反面その過大な軍事力はゲート先の異世界からの搾取によって成り立っている部分が強い。
五大勢力の中で最もゲート保有数が低く、尚且つ繋がった先の異世界も荒廃したものばかりで人口や技術的に目を見張るものが少ない。
特にファンタジー系世界へ通じるゲートが一つも存在していないため、魔法系技術に関しては殆ど研究が進んでいない始末である。
反面単純な資源という意味では他国に負けず劣らずの量を異世界で確保しており、また数少ない当たりの部類のアポカリプス系世界においてクローン技術やサイボーグ技術のサルベージに成功している。
同時に中国崩壊後に受け入れた研究者や技術者がもたらした生態科学技術と合わせ独自の技術への昇華に成功している。
こうして生み出されたのが欧州戦争で有名となったクローン兵団とサイキック兵団であり、同じように猛威を振るったバイオウェポン
シリーズとサイボーグ
シリーズである。
異世界からもたらされた資源と独自に開発した異科学技術を用いた生体兵器の量産化は急速な戦力拡充を可能とし、異世界の制圧や欧州戦争時の戦力として活用された。
人海戦術を仕掛けてくるクローン兵団。欧州の精鋭魔導兵士とも渡り合える少数精鋭のサイキック部隊。
ゾンビウィルスの研究を基に開発された生物兵器の数々と、それを用いて作り上げたサイボーグ軍団。
欧州戦争以前にもコーカサス地域やアフガニスタンなどで運用されており、これらの地域の国々を取り込む際に活躍した。
勿論異世界においても多量に運用されており、有能な資源がある地域を武力で制圧。
ユーロシアに反抗的な国家相手への制圧などにも運用されている。
現在欧州戦争の遺恨から聖欧連と冷戦状態が続いており、ゲート保有数の少なさから旧中国地域に残っているゲートを狙っているなど、怪しい動きを見せているユーロシアであるが、反面北米の四大戦線へはきちんと援軍を送っており、近年では南米条約機構へ接近し、かの勢力の保有技術、知識を対価に少なくない支援を行っているなど抜け目ない行動を進めている。
その動きから聖欧連は勿論日本率いる大東亜共栄圏からも警戒されているが、旧中国防疫線の維持や北米の四大戦線への貢献の観点から見るとかの国を排除しにくい空気が存在しているのも事実である。
718:トゥ!ヘァ!:2022/10/02(日) 20:20:12 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
異世界からやってきた一団が現地国家を内倒し、対
アメリカを目的として設立された非常に奇異な勢力。
英名South American Treaty Organization。略称南米機構もしくはSATO(サトー)
南米に発生したゲートから流入してきた異世界人たちが現地国家を打ち倒す、もしくは現地民と合わさり革命を起こすなどして新しい国家を作り上げたのが始まりである。
地球へ流入してきた異世界人の一団の多くは故郷の世界では迫害されている側の人種であり、地球へは一縷の望みを持ってのある種亡命、もしくは民族大移動であった。
現在コロンビア、ベネズエラ、アルゼンチン、ブラジルなどが異世界人主導の国家となっている。
コロンビアは意思を持った機械人の国へ。ベネズエラは亜人と呼ばれる人々の国へ。
アルゼンチンはミュータントと呼ばれている人々の国に。ブラジルは超能力者の国と黒魔術士の国へと分割された。
他の南米諸国も多かれ少なかれ異世界人は受け入れており、南米大陸は大凡異世界人の大陸になっていると言っても過言ではない。
こう言っては現地人からの反発もありそうだが、大体の新政府は旧来の政府より善政を敷いており、汚職やマフィアの摘発をガンガン行っているため現地民からの好感度は割と高い。
新政府側も未だ数では現地民の方が多いため統治には気を使っているという点も大きいと思われる。
このため以外にも南米の現地住民の間では余り危機感は持たれておらず、むしろ好意を持って迎え入れられているのが多数という現状である。
反面南米以外の外国からの目線は厳しい…というわけではない。
本来異世界からやってきた一団が既存国家を倒して新しい国を打ち立てているのだから警戒されて当然であるのだが、ここら辺は地球世界特有の複雑な政治情勢によるところが大きい。
それぞれ紹介していくと北米合衆国では警戒感が強い。内に幾つもの異世界戦線を抱えて異世界人に迷惑かけられているという認識が強いためである。
その認識がパナマ事件の警告に繋がったと思われる。
異世界へは融和政策(という名の教化政策)を敷いているはずの聖欧連に関しては対応が加盟国によってまちまちである。
これは南米は元々キリスト教徒が多いのだから現在の融和政策に基づいて友好的に接した方がいいというバチカン・イタリア派と、これは異世界からの明確なる侵略だと反論するフランス、ドイツ派によって内部意見が別れているためである。
このため聖欧連の南米への態度はどっちつかずであり、ユーロシアの南米への接近を許してしまうことに繋がっている。
日本は良くも悪くも友好的に接している。世界で最も異世界人の移住数が多い勢力は伊達ではない。
ユーロシアも対聖欧連目的で友好的に接しているが、日本率いる東亜圏の存在から南米との友好関係を独占できずにいる。
あと元々迫害者たちが作った国だけあって、ユーロシアの危険性を見抜いているのが大きい。
他の地域では一応まだ国家の残っている中東からは大きな反感を持たれている。
異教徒&異世界人&人外だからである。最も中東は年がら年中紛争中のため、そこまで大きな影響力はない。
アフリカに関しては手を出さないなら好きにしてくれというのが実情である。そもそも独立国家として残っているのが南アフリカ共和国のみであるため(それも東亜圏からのひも付きで生き残っている状況)
このように南米条約機構への対応は以外にも悪くない。
しかし何故彼らが南米条約機構などを設立したかと言えば、それは欧州戦争末期ごろに起きたパナマ事件によるものである。
当時中国から逃げ込んできた中国原潜部隊を受け入れと核兵器の提供。
そして異世界人に乗っ取られた旧南米諸国の上層部やマフィア、軍隊などを受け入れ急速に力を付けたパナマが核兵器を周辺諸国への恫喝に使いだしたのだが、これに対して切れたのが
アメリカこと北米合衆国であった。
パナマの反応を待たずに即日対消滅弾頭を撃ち込みパナマ運河を当時の政府上層部や軍隊ごと消滅させ、パナマ湾にしたのだ。
この光景を見て危機感を募ったのが当時の新南米諸国である。
元々異世界人の国に良い感情を抱いていない
アメリカという国が、何かあればノータイムで戦略兵器を打ち込む様子を見たのだからさもありんというべきか。
そうして
アメリカこと北米合衆国への危機感からバラバラだった新南米諸国が集まり結成されたのが南米条約機構なのである。
最も独立国家同士の同盟でしかないため動きは割とバラバラのままであり、一応は協力関係にあるとといっただけと言える。
今後この勢力がどれだけ固まれるか、はたまた世界にどのような影響をもたらすかはまだわからない。
720:トゥ!ヘァ!:2022/10/02(日) 20:22:15 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
中東地域は国家こそ存続しているが、紛争が続いた結果統廃合が進んでいる。
現在では大凡イラン、イラク、シリア、イスラエル、アラビア連合の五つが存在している。
アラビア連合はサウジアラビアが盟主となり近隣の中小国が加盟している連合国家である。
彼等は日夜それぞれが保有するゲートや、ゲートからやってくる異世界の軍勢や生物相手にドンパチを繰り返しており、統一された動きは皆無である。
中には聖欧連やユーロシアから支援を受けて代理戦争染みたことが起こっている地域もある。
これだけ紛争だらけとなったのは元々石油利権やガス利権で栄えていたところ、ゲートの出現で、異世界で石油やそれに変われるエネルギー資源が見つかったことに起因している。
手つかずの大油田や代替エネルギーが発見され、それを自由に出来るとなれば既存の石油価格が暴落するの必然であり、その結果が中東地域の経済崩壊と治安悪化である。
そして中東にも少なからずゲートは出現していたのだから、あとは生き残るためにゲートを奪い合う現在となったわけである。
大凡の方針としては国ごとにバラバラであるが、大凡中東が没落する原因となった異世界と異世界人死ねが共通している。
このため異世界人が興した国が多い南米条約機構には一方的に敵意を向けている国は少なくない。
アフリカ大陸に関しては独立国家と言えるのは南アフリカ共和国のみとなった。
ゲートの出現、資源価格の低迷、大国の国際圧力の減少といった様々な要因により殆どの地域が世紀末かしてしまったためである。
北アフリカ地域はSEUに取り込まれ、東アフリカの沿岸部とマダガスカルは東亜圏に組み込まれた。
唯一国家として残った南アフリカ自体も現在では常に襲い来る異世界生物、異世界勢力、地元のモヒカン勢などを相手にして疲弊しており、東亜圏や聖欧連からの支援なしには立ち行かなくなっている。
現状のアフリカはその過半が人の手を離れており、正に暗黒大陸再びといった現状と言えよう。
中国に関しては作中で話したように異世界から流入したゾンビウィルスによる
パンデミックで滅んだ。
詳しく言えばゲートで繋がった先の世界がゾンビアポカリプス系世界であり、そこでサンプルを採取し、本国に持ち帰り研究していたのだが、それが些細なミスで外に出てしまい、そこから気づかないうちに中国中に広がって
パンデミックとなったわけである。
内から漏れ出したものなので北京などの首都でも瞬く間に感染者が増加し、党上層部は逃げる間もなく死者の群れに飲み込まれたか、逃げた先で動く死者となった。
結果潜水艦隊が本国音信不通と判断し、独自に核攻撃を行い、その結果は話した通りである。
中には核攻撃を拒否した船もいたが、そういった船は大凡浮上してから降伏している。
発射してしまった潜水艦は撃沈されるか、運よく逃げることに成功したが、大体の逃げ先は南米であった。
パナマが手に入れた核はこの亡命してきた中国原潜部隊から手に入れた物。
本国崩壊以降は大量の難民が四方八方にゾンビと共に散らばりどの国でも頭の痛い問題となっている。
ロシアはシベリア地域に無理矢理押し込め、日本は海上都市を一々作ってそこに押し込めた。
旧中国軍は各国の核攻撃の際にその多くが共に消滅したが、満州方面やウイグル方面などではそのままロシアが取り込むなどして生き残っているのも少なくない。
ロシアにもいけず、東亜圏にも拒否された集団は今では元気に内陸部でモヒカンをやっている。
また中国技術者の多くも外国に逃げ出しており、ゲート研究で後れを取っていたロシアは旧中国の技術者や知識を取り込み急速な軍事拡大に成功した。
中国国内にあったゲートについては勿論核攻撃の目標とされたが、その多くが核投下後も存在が確認されている。
また中国が報告せずに抱え込んでいた秘密ゲートも多く、核攻撃を受けていないゲートも多いと推測されている。
唯一の消滅成功例は土地ごと消滅し、北京湾となってしまった北京及び天津周辺のゲートのみである。
これによりゲートはその土地と何かしら結びつきがあるのではないかという仮説が囁かれるようになった。
現在の中国はこれら無事だったゲート、もしくは存在が発覚してないゲートなどからゾンビやら異世界生物やら異世界ヒャッハーやらが流入し続けており、未だ封鎖地域内が騒がしい一因となっている。
ユーロシアなどはこの中護国国内の無事なゲートを確保し、自国のゲート保有数を増やそうと画策している。
因みに中国国内に出現したゲートの多くはロシア同様マッポーアポカリプス的な荒廃世界が多かったそうな。
721:トゥ!ヘァ!:2022/10/02(日) 20:22:56 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
〇用語説明
突如現れた謎の異次元空間。一定範囲の風景が歪んだように見える空間で、向こう側が異世界に繋がっている。
様々な大きさがあり、人がギリギリ通れるかどうかといったものもあれば、大型タンカーでも余裕で通れるクラスもある。
200X年に日本に現れたのを契機に世界中に出現しだし、2020年に新規の出現が止まるまで世界中で数十個まで数を増やした。
最も未確認のものも含めれば100以上のゲートが地球上に存在していると言われていている。
ゲートには幾つか共通する特徴がある。
1:繋がる先の異世界は地球人類が赴いても問題ない生息環境が存在しているという点。
2:陸上にあるゲートの先は陸上で繋がっており、海上にあるものは海上と繋がっているなど大凡似たような環境と繋がっているという点。
3:大凡知的生命体と呼べる存在がいる世界へ繋がっている。
4:生き物や無機物の行き来はできるが、毒ガスや粉塵などの大気の状況はゲート先の影響を受けない。
などである。
ゲートが発生してから30年以上であるが、地球、異世界側両方で研究が続いているが、何だかよくわからない不思議な存在というくらいの認識から先に進んでいないのが実情である。
また現在の地球では人口、技術、経済力と並びゲートの保有数が国のランクを決定づける要素となっている。
722:トゥ!ヘァ!:2022/10/02(日) 20:24:50 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
日本:広く浅く、汎用性が高い異世界技術が多い。反面それらを合わせ独自に昇華させた技術は非常にピーキーで扱いにくい。
北米:生産性やコストパフォーマンスに優れる異世界技術が多い。反面軍事技術に関しては使い勝手と火力と優先する傾向がある。
聖欧州:魔法技術を用いた少数精鋭主義。既存技術の一般兵と魔法技術の精鋭部隊に別れる。精鋭用魔法兵装は日本の独自兵装に負けず劣らずピーキー。
ユーロシア:非常に高いコストパフォーマンスと反面低い汎用性が特徴。局地戦仕様兵器を多数開発、製造し汎用性の低さを補っている。整備性に関しては悪くなったら丸ごと取り換えればよかろうの精神で通している。
南米:それぞれの世界で磨き上げられた専用技術が特徴。非常に強力な反面共通した汎用性は存在せず、専ら地球既存技術が汎用性の面を補助している。
また成立して日が浅いのと知識、技術不足のため他技術と合わせた独自技術への昇華に苦戦している。
いわゆるゲートの先に敵対的勢力を抱えている国々のこと。
アメリカの四大戦線とインドの二大戦線が有名。
特に
アメリカの四大戦線は知的生命体相手には致命的な交渉不可能勢力のため国によってはゲート先に援軍を送っていたりする。
アメリカの場合は
1:デビル戦線
2:エイリアン戦線
3:ターミネイター戦線
4:モンスター戦線
の四つを抱えて言える。
名前の通り悪魔が跋扈している世界、エイリアンと現地の勢力が争っている世界、反乱を起こした機械の軍勢と現地勢が戦争している世界、モンスターと現地勢が生存競争を続けている世界。
どれも現地知的生命体勢力側が劣勢であり、これが崩れれば地球側に雪崩れ込まれることが危惧されている。
ある種北米合衆国が建国されたのはこれらの戦線に対応するためであり、現在の
アメリカが非常に内向きになっているのも、これらの戦線のせいである。
現状ゲートを閉じる手段が判明していないため、四世界それぞれに前線基地を設置し、現地友好勢力を支援しながらも大規模な派兵を続けている。
前述の通り戦線が崩壊すれば地球人類規模の問題となるため、援軍を派遣している国々も存在している。
東亜圏やSEUなどがその代表であり、
アメリカを仮想敵としている南米条約機構やユーロシア連邦も部隊を派遣していると言えばその重要度がわかる。
インドの二大戦線は単純にゲート先の異世界国家との戦争であり、それぞれ魔法系勢力で尚且つ現地世界最大の国家である。
どちらも非常に強権的で軍事的な国家であり、現地の人を派遣していたインドにも割と一方的に宣戦布告されている。
しかし一応は交渉できなくもないため危険度という意味では北米の四大戦線よりは一段低く見られている。
因みに相手をしている片方が魔王軍で、もう片方は聖教会軍と名乗っている。
こちらは現地国家を支援しながらも基本は地球人類側が優勢を取っており、特に近頃ユーロシアの動きを警戒した日本がさっさと面倒事片づけたいのか大規模な部隊を派遣しており、そう遠からずインド二大戦線が片付くのではないかとも噂されている。
723:トゥ!ヘァ!:2022/10/02(日) 20:28:54 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
投下終了
718と>>719はダブりです(汗
最終更新:2022年11月18日 23:42