891:トゥ!ヘァ!:2022/10/14(金) 18:00:23 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
大ゲート世界 パキスタン動乱
203X年 日本
「今回の議題はパキスタンの情勢ですか…」
日本国内のどこかのビル。その一室を使い
夢幻会の会合が行われていた。
議題はパキスタンの情勢。
このパキスタンの国は少々特殊な状況に置かれている。
分類としてはユーロシアの側に立つ国なのだが、同勢力に加盟しているわけではなく、あくまで同盟国扱い。
それでいて国内には独自の派閥が幾つかあり、ユーロシア一辺倒というわけでもないのが、かの国の政情である。
そんなパキスタンで現在問題が起きていた。
「十数年前にパキスタンで開いたゲート。その先に存在している国家アルドニア。
かの国からの侵食がここ数年目立っていると」
「はい。パキスタン国内にはアルドニアからの支援を基に独自勢力として独立すべきという自称愛国派という派閥も出てきている始末でして」
パキスタンとゲートを通して交流している異世界国家アルドニア。
国家が国民の全てを統制するディストピア国家。技術体系は科学型だが非常に高い技術力を持つ。
超能力者が認知されている世界であり、昨今ではその高い技術力から人造超能力者も排出されている。
勿論ゲートを通して繋がったパキスタンよりも技術レベルは高い。
こいつが非常に厄介であった。
戦争を仕掛けるでも、見下すでもなく。笑顔と耳障りの良いセールストークで見事自国の技術をパキスタンに売りつけることに成功。
その後その進んだ技術力を基にパキスタンへ徐々に浸透していき、進出してきたアルドニア現地法人やそれに協力する地元勢は今やパキスタン経済の3割を保有する大勢力となっていた。
そうして生まれたのが愛国派という過激派集団である。
友邦アルドニアの手助けを借り、仮初の友好国を装うユーロシアや怨敵インドと手を組む日本の影響を跳ねのけ、パキスタン独自の勢力圏を築くべしと宣っている。
無論この派閥の後ろ盾はアルドニア系企業だ。
どうやらアルドニアも自分達の世界では敵が多いらしく、地球という別市場への進出を目論んでいた模様。
経済と愛国派を利用し、パキスタンを己の影響下に置こうとするのが目的と見られている。
これに対して反発しているのが従来のユーロシアとの協調を続けるべしという国防派と一度戦場となれば我が国の自立なんて吹き飛ぶのだから大人しくしてろという現実派である。
国防派はその主張の通りユーロシア派で、かの国の支援の下で国を発展させ、インドや中東諸国に負けない国を作るべきという従来の主流派である。
現実派はどのみち大国に目を付けられればろくでもないことになるのだから、八方美人して大人しくしておこうというある種の穏健派である。
これに対して愛国派という過激派が台頭してきており、現在のパキスタンは三派閥が入り乱れ、政治的な内戦状態になっていた。
そして、その状況は徐々に物理的にも内戦に向かいだしているという。
これに困ったのが同盟相手のユーロシアと隣で国境を接するインド有する大東亜共栄圏である。
ユーロシアが介入するのはわかる。名目上とは言え盟主であるし、同盟相手。
パキスタンが他国に侵食されるのをこれ以上は黙ってみてはいないだろう。
892:トゥ!ヘァ!:2022/10/14(金) 18:00:55 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
問題はもしもユーロシアがパキスタンまたゲートの先のアルドニアの制圧に成功した場合だ。
かの国がアルドニアの技術を手に入れれば厄介なことになる。
最も情報が少ないので確かなことは言えないが、少なくとも技術力はパキスタンやユーロシアすらも超えている可能性が高い。このため早々簡単に制圧されるとは思えないが…
とは言え万が一と言う可能性がある。逆にユーロシアが撃退されてアルドニアが地球へ本格的に進出を開始しても厄介だ。
つまるところどっちに転ぼうと隣で国境を接している大東亜共栄圏としては看過できないのだ。
一度事態が泥沼になれば難民やら兵隊崩れやらがインド国境までやってくる可能性も十分あり得る。
となればやることは限られてくる。どのみち衝突が不可避というのならば、先んじてこちらから介入すればいい。
幸いパキスタン内の現実派とはインドや日本は伝手を持っている。
彼等の手引きを大義名分として介入する準備は整っている。
「つまり今回の会議では、このパキスタンへの介入をいつ頃にするか決定するわけですが」
「いやだなぁ。頭では必要性は理解しても感情的にはいやだなぁ」
「何が悲しくて仮想敵国の領土ど真ん中に部隊を送らなければいけないのかというね」
「しかも一時的ではなく半ば恒久的に派遣し続けてる必要があるというね…」
会合の面子は誰一人として乗り気でなかった。
考えてみれば当たり前で、こちらに余り良い感情を持っていない仮想敵国のど真ん中へ、半永久的に部隊を派遣しなければならない。
しかもそれをすればユーロシアの強い反感も買う。
面倒…非常に面倒だ…我々は面倒が嫌いなんだ…
そんな憂鬱の気分の中で、とある一報が届く。
パキスタンでことが動く。
愛国派が蜂起を開始。ゲートからはアルドニアの部隊も続々出現。
パキスタン動乱の幕開けである。
パキスタン国内 大東亜共栄圏統合軍 第501独立機動大隊 新城直江少佐
いやだいやだ。何が良くてこんな目に合っているのか。
そんな愚痴を内心話しているのは東亜圏統合軍所属。第501独立機動大隊を指揮する新城直江少佐である。
この男。夢幻会所属の転生者であり、現代に復活した剣牙虎部隊を率いるプロフェッショナルである。
しかし結構抜けてるというかアホというか。
小説皇国の守護者の大ファンで自分の名前がその作品の主人公に似ているというだけで軍に入ったアホである。
本人は割と優秀だったため、夢幻会派閥という後押しもあってか30代初めで少佐というスピード出世である。
なお見た目は穏和でひょろ長い身長という皇国の守護者の主人公とは真逆の容姿である。
因みに既婚者。
そんな彼が派遣されているのが現在動乱真っ盛りのパキスタン。
既に先んじて介入を開始しているユーロシア軍とパキスタンの現実派・国防派連合とそれを対抗している愛国派・アルドニア連合の戦いは何と愛・ア連合側の優勢である。
どうやらアルドニア側が本腰入れて部隊を派遣してきたらしく、ユーロシアの想定を上回る規模の部隊らしい。
そうした状況下で彼率いる大隊や他の部隊の役割はユーロシア部隊と連携してのアルドニア、愛国派部隊の制圧とゲートの確保であった。
893:トゥ!ヘァ!:2022/10/14(金) 18:01:52 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
結局先を制したのがアルドニア側であり、しかも予想以上の大部隊派遣と事前に潜り込ませていた工作員による大規模な破壊工作が行われた結果、初動でパキスタン重要都市や基地の過半を制圧されてしまった。
ことここによっては敵対関係だなんだは言っていられないとユーロシアと日本は一時的に手を組み、両国揃ってアルドニア部隊の制圧とゲートの確保。
そしてアルドニア本国の制圧を決定した。因みに遠からずSEUや北米の部隊も来る予定である。
先んじて介入を開始したユーロシア軍であったが、予想以上の強さを誇るアルドニア部隊相手に苦戦。
現地の国防派、現実派部隊も後手となり有効的な対抗が出来てない始末である。
このため日本こと東亜圏は急遽インドで待機させていた緊急展開部隊をパキスタンへ向けて出動。
その第一陣が新城大佐の501大隊含める一個師団であった。
大型ヘリに乗って輸送されているのは専用のパワードスーツを着込んだ兵士とその相棒である魔導剣牙虎である。
この魔導剣牙虎は異世界産の魔獣との交配によって生み出された新種であり、元の
日本大陸産剣牙虎より高い戦闘力と知能を誇っている。
メタいことを言えば原作の剣牙虎に近い特性を持つことに成功したと言っていい。
更には魔獣の血のため独自の身体強化や魔法も使用可能であり、山岳部や森林内ならばパワードスーツを着込んだ現代歩兵にも後れを取らない強さを持つ。
最も通常は治安維持部隊などで運用されており、この501は実戦運用がどこまで行えるか試験的に魔導虎を組み込まれた実験部隊の一つである。
いつもは東亜圏内にあるゲート先の異世界で敵対勢力相手に暴れているのだが、今回のパキスタンへの介入に際して急遽招集された。
森林や山岳部の多いパキスタンならば暴れやすいだろうという考えと、そろそろ現代軍相手の実戦データも取っておきたいという思惑があっての招集であった。
そんな思惑を半ば知っている新城大佐からすれば現実は創作ほど甘くないんだぞ!と派遣を決定した上層部を呪っているが、そんな様子を表に出すわけにはいかない。
原作の直衛大尉もこんな感じだったのかなぁっと思いながらも部下に指示を出す。
「到着10分前だ。ブリーフィングの通り我々は森林部に降下した後に、森を突き抜け近くの市街地に突入する。
市街地では既にユーロシア軍とアルドニア軍が戦闘中で、どうやらユーロシア側が劣勢らしい。
不甲斐ない雪の国の住人共を助けてやるとしよう!」
表向きはなんてことない風にいうが、腐っても四大国の一角であるユーロシアの部隊を押しているアルドニアが相手だ。
ゲートの向こうということで情報も今一集まらず、情報不足気味。
それでいて事前に余程現地を調べたのか、はたまた愛国派の手引きか随分と地元の地理にも詳しいようだ。
全く持って嫌になることばかりだ。
幸い陸空海からの支援は滞りなく受けられている。明朝には後詰の部隊も到着予定。
数日あれば北米やSEUからも援軍が到着すると明るい見込みはある。
情報は少ないが、こちらも悪い条件ではない。
そう内心不安が支配する自分へ言い聞かせる。自分達は十分実戦を経た精鋭なのだと。
それと同時にこうも思う。最も援軍が来るとは言え、それも自分達が生き残れていればという話だがと…
894:トゥ!ヘァ!:2022/10/14(金) 18:02:31 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
報告 パキスタンにおける異世界勢力の侵食により発生した紛争。以降パキスタン騒乱における戦況報告。
騒乱発生から三週間。パキスタン全土の愛国派の蜂起は鎮圧完了。
ゲートを超えてやってきたアルドニア軍相手には日露合同部隊でもてこずったが、両国本土からの援軍とダメ押しの北米軍とSEU軍の到着により戦況は逆転。
同軍をゲート向こうへ押し返すことに成功。同時にゲートを越境。
異世界側への橋頭保の構築にも成功。アルドニア側の攻撃も撃退に成功。
現在は橋頭保の要塞化を進めながら、アルドニア兵の捕虜の尋問及び鹵獲した機器からのデータ吸出しから得られた情報を基に周辺を偵察中。
ある程度情報が集まってからは橋頭保を拡大。アルドニア側への圧力を増やしていく予定。
東亜圏、ユーロシア、SEU、北米の四勢力会合ではアルドニアへの正式な戦争決議が決定。
アルドニア側を降伏させるまで国際連合軍が継続することが決まった。
これにより四カ国は追加での援軍派兵を決定。事態を脅威度Aと認定し、異世界戦線認定となる。
一時期脅威度S認定の話も出たが、最終的には戦局は国連軍側優位で固定できたためA級とされた。
パキスタンは国防派と現実派の連立政権が成立。旧愛国派を駆り立てながらも国連軍統治を受け入れる模様。
我が国も現地の復興を手助けし、愛国派に愛着を持つ現地民を減らさねばならない。
追記。
新城直江少佐率いる501独立機動大隊を始めとする魔導剣牙虎を配属した実験部隊はどこも大きな戦果を挙げる。
アルドニア相手に相応に被害は出たが、愛国派部隊相手には圧勝気味との報告が出ている。
しかし屋内や森林部はともかく平地や建物の外では被害も相応に大きくなるようで、運用の再度の練り直しが必要とのこと。
どちらにせよ魔導剣牙虎兵は現代軍相手にも一定の戦果を収めることに成功したのは変わりなく、今回の戦訓を取り入れ局地的任務への投入を前提とする特殊部隊としての再編が適切かと思われる。
895:トゥ!ヘァ!:2022/10/14(金) 18:03:19 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
〇説明
今回の事件のこと。
十数年前に繋がった異世界の国家アルドニアとの国交樹立を契機に技術的に優位にあるアルドニア側からの経済、政治的な侵食が発生。
10年以上かけてパキスタンに侵食していったアルドニアは彼ら自身が支援する現地の自称愛国派を操りクーデターを起こさせたのが今回の動乱である。
同時にゲートからアルドニア本国軍が大挙して越界。
破壊工作で混乱する現地パキスタン軍及び駐留ユーロシア軍を一蹴し、パキスタンの過半を掌握した。
しかしその後日露の部隊が本格的に介入し始めると戦況は動かなくなり、両国の本国軍とSEUと北米の派遣部隊が到着すると戦況は逆転。
各地の愛国派は鎮圧され、アルドニア軍もゲート向こうへ追い返されることとなる。
その後四カ国連合こと国際連合軍は間髪入れずゲートを越界。
アルドニア側へ侵攻し、現地に橋頭保を確保。奪い返しに来たアルドニア軍も撃退し、現地橋頭保を確固たるものとすることに成功した。
アルドニアへの越界以降はパキスタンの出来事とは切り離され、アルドニア戦争と別名で呼ばれ始めている。
現地パキスタンではユーロシアの支援する国防派と東亜圏が支援する現実派が手を組み連立政権を樹立。
現地の復興に当たっている。
アルドニア進出による経済的恩寵を受けていた現地民が多数存在していたため、現在では日露その他の国々による手厚い復興支援と新しい経済政策が始まり、現地へのアルドニア擁護の風潮を消そうと苦労している。
動乱以降日露欧米四カ国の駐留部隊がパキスタンに駐留しており、国際連合軍保護国として保護が続いている。
パキスタンゲートで繋がった先にある異世界の国家。
国家が国民の生活すら差配する統制型ディストピア国家で、異世界側を三分する大国の一つ。
非常に高い科学技術を誇り、単純な技術力では地球世界に勝る。
また古来より超能力者が表立って存在している世界で、強力な能力者を多数抱えている。
アルドニアは近年人造能力者の開発に成功しており、能力は天然ものに劣るが、数を揃えられるということで多数軍へ採用されている。
この人造能力者部隊はパキスタン動乱でも活躍している。
パキスタンへの進出においては意外にも大きくのめり込んでおり、これは元の世界が冷戦構造のため新しい進出先に困っていた矢先にゲートの向こうに丁度良い鴨が見えたためである。
このため動乱の際に派遣した部隊も本国で主力とされる精鋭が多く、結果それらの多くを失った現在ではかなり戦力不足気味。
更にトドメと言わんばかりに国連軍がゲートを超えてやってきてはアルドニア本土に橋頭保を築いたため以外にも追い詰められている。
そしてこのことを知った冷戦中の他二個もアルドニア領やその傘下国への侵攻を計画し始めており、アルドニア勢力の崩壊はそう遠くないとされている。
そして近い将来起こる大アルドニアの崩壊は国連軍こと地球側がこの世界に深く関わる(泥沼る)理由にもなっていく…
因みにアルドニアがある異世界はマーキャサズという名称。
同国が冷戦中の他二国は片方が狂信者による宗教狂い国家で、片方は血統最重視の貴族型超階級国家となっている。
どちらも非常に好戦的。技術力は高いが安定性、危険度という意味では外れ異世界である。
勿論大アルドニア崩壊後は同国にあるゲートを狙って上記の二国家が手を伸ばしてきているため、仕方なく国連軍がアルドニアを再編し、ゲートの守りを固める羽目となっている。
このためアルドニア崩壊後は改めて脅威度S認定がなされており、その頃には北米の四大ゲート、イスラエルゲートと合わせ世界で六番目のS級ゲート認定となる。
なおアルドニア単独を相手していた時には常に国連軍側が優勢であったため脅威度はA級判定であった。
896:トゥ!ヘァ!:2022/10/14(金) 18:03:51 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
大東亜共栄圏統合軍。第501独立機動大隊を率いる少佐。男性。30代。
転生者。皇国の守護者の大ファンで、名前が同小説の主人公とそっくりだからという非常にアホな理由で軍に入った経歴を持つ。
意外に性に合っていたのか、本人が優秀だからか、夢幻会筋の人間だったからなのか割とトントン拍子で出世した。
代わりと言ってはなんだがヘンテコな実験部隊を預けられ、各地の戦場を転々とさせられている。
パキスタン動乱後には今までの活躍が評価され、中佐に昇進。
率いている部隊も森林部または山岳部投入用の特殊部隊に再編され、そこの司令官に抜擢された。
なお率いる部下の数が増えたので気苦労は更に加速している。
実は既婚者。本人も相棒の剣牙虎も奥さんに頭が上がらない。
ゲート出現から幾分立ったある時に立ち上がった魔獣と剣牙虎の交配実験により生み出された人工種。
異世界では剣牙虎を警備に参加させるとわかりやすく威圧出来ることを踏まえ、いざという時のために虎の戦闘力も向上させられないかという提案から行われた実験である。
実験の結果生まれた虎の知能向上と魔力出現が確認され正式な計画としてスタートされた。
以降幾度かの交配と世代交代を重ね、203X年には実戦投入可能なレベルまで仕上がっている。
メタいことを言えば原作の剣牙虎並の知能や能力が上がっており、更に魔法や身体強化までを可能としている。
知能が高いため、人がヤバイ生き物だと理解しており、人間社会に良く馴染むように心がけている。
また仲間意識が強く、一度仲間と認めたものには付き従うため、軍や警察との相性も良い。
反面知能が高くなった分、人の好き嫌いが強くなっており、高圧的な人間やそりの合わない人間の言うことは一切聞かない。
このため彼らのパートナー選びは非常に難儀している。
部隊においてはも専用の一人の兵士とコンビを組んでおり、一人と一匹で1ユニット扱いとなる。
もっぱら異世界における治安維持任務で駆り出されており、多くの世界においては見事に活躍している。
反面地球世界においての正規軍同士の衝突では運用された試しがなく、新城少佐率いる501大隊を始めとした幾つかの実験部隊が創設され、そこで正規軍同士が衝突する実戦運用が可能かを試されていた。
パキスタン動乱以降は今まで上げた戦果から実験部隊から正式な特殊部隊に昇格することとなり、現在は度々正規軍同士の衝突にも投入されている。
897:トゥ!ヘァ!:2022/10/14(金) 18:04:32 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
戦決隊こと特殊空挺作戦隊も投入されたヨ。
アルドニア軍が占拠するゲート付近にポッドごと突入したあとは散々に暴れて同地のアルドニア軍を殲滅。
連中を恐怖のどん底に陥れたよ。その様子を見た他国の人間もドン引きしていたよ。
ゲートを超えた先の対アルドニア戦争にも参加し、散々同国の軍と首脳部を恐怖で入院させたよ。同地では悪魔と呼ばれ、早く寝ない子は悪魔が襲ってくるという新しい逸話が誕生したほどだよ。
人造能力者はユーロシアの超能力部隊よりも弱いが、パワードスーツを着込んでいない旧来の兵士よりは強い。
天然能力者部隊はユーロシアの超能力部隊と互角かそれ以上に強く、場合によって個人で一個中隊ほどの戦闘力を誇る人物もいた。
そんな相手側の英雄とも言える兵士や強力な天然物超能力者のみで構成された精鋭部隊を真正面から皆殺しにしたのが日本の戦決服部隊だよ。
敵どころか味方すらも顔がこわばっていたね。可笑しいね!
因みに同じくらいアルドニアの超能力者を屠っていたのが北米合衆国から派遣されたデーモンスレイヤーズと呼ばれる精鋭部隊だよ。
第一ゲートの悪魔軍団と初期から戦い続けているベテランで、米国内でも三本指に入る精鋭部隊。マスターチーフとかドゥームガイとかストーム1とかそういったタイプが沢山所属している系の部隊である。
898:トゥ!ヘァ!:2022/10/14(金) 18:05:22 HOST:FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp
投下終了
前回のイスラエルがゲート初動をトチるとどうなるかという見本。
今回のパキスタンはゲート側から悪質な勢力に侵食されるとどうなるかという見本です。
最終更新:2022年11月18日 23:46