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憂鬱SRW ファンタジールート 設定集【マギリング・ウェポン】




マギリング・ウェポン

概要:
 ナイツ&マジック世界のエーテル技術および連合の持つ未来の技術も合わせて開発された、エーテルを用いた兵装の総称。
 原理としては非常に単純であり、取得したエーテルを質量固定濃度まで圧縮、それに術式によるエンチャントで質を変化させ、武器として用いる。
マギリング・ウェポンあるいはマギリング兵装などとも呼称され、普及した光学兵器として各国で運用される。

 もう少し細かく述べると、リアクターで獲得されるエーテルを触媒(あるいは触媒機構)を備えた出力機関に供給。
この触媒が魔術演算領域の役を果たすコンピューター乃至演算宝珠から魔法術式(スクリプト)を呼び出し、エーテルを任意の形で変化させる。
これを利用することで、光学射撃兵器(エーテル式のビーム射撃兵器)にも、光学格闘兵器にも変化する。
より複雑な制御にはコンピューターが望ましいが、演算宝珠でもその代用ができることが判明している。
また、触媒結晶については、旧来では採掘されたものを用いていたが、現在では人工結晶を用いて需要の増加に対応していることをここに記す。
 結論としてマギリング兵装というのは、ナイツマ世界で言うところの魔法を再現したものであり、魔法というより科学に近しいものである。

 1941年より扶桑皇国のシティシスにおいて始まった研究の結果、このマギリング兵装は完成を見て、のちのMPFなどに積極採用された。
ビームに極めて類似した性質を持ち、実弾よりも高威力ということもあって、ネウロイに対しては有効度合いが高いと評価されている。
 ストパン各国ではライセンス生産やノックダウン生産に依存しているが、蓄積により独自に開発が進んでいる国も見受けられるようになった。
特にオーバーロード作戦失敗後においては、改めてウィッチの戦力的価値が評価され、それの上乗せを図って装備としての開発が推進した。
MPFの配備や試験運用が進むことで、徐々にではあるがそれらの浸透度合いも加速していっているようである。



マギリング兵装紹介:

マギリング・ライフル
概要:
 マギリング兵装の中でも最も基礎的な射撃兵装。
 その名の通り、ライフルの中にエーテル式ビームの発生機構を組み込んで誕生している。
意図的にこれまでのライフルに類似した形状を持たせることで、慣熟や習熟の時間を短縮、さらに生産性や整備性を良くしている。
試作されたものには、既存の銃火器のガワの中に機構を押し込んだモデルも存在している。
 これと言って強い特性があるわけではないが、標準的且つスタンダードであり、あらゆる状況に対応する汎用性に秀でる。

 このライフルに限った話ではないのだが、エーテル(魔力)の供給さえできればウィッチでも一応装備可能である。
 ただ、装備は可能であるが、通常の実弾兵器の比にならないエーテルを消費するため、使うのは推奨されない。
使うとすれば消費するエーテルを何らかの形で供給する必要があるが、その分だけ装備が重くなるなど弊害の方が大きい。

7:弥次郎:2022/11/22(火) 00:16:43 HOST:softbank060146109143.bbtec.net


マギリング・ブレード
概要:
 エーテルを用いた光学格闘兵装の一種。
 質量固定濃度に圧縮し、切断力の向上やエーテル粒子の興奮を発生させることで、ネウロイさえも容易く切断する切れ味を発揮する。
その性質上、刀身を展開すると質量が発生し、実際にそのサイズの刀剣を持っているかのような感覚となる。
触媒結晶を用いて連続して反応させ続けるため、地味に機構の消耗などが起こりやすい。
 とはいえ、刀身がその場で形成されるという特性上、携行性に優れ、刀身の長さも制御しやすいという利点がある。
 無論リーチが短く、有効打を与えるためにはそれだけ接近する必要もあるのだが、クロスレンジでの威力は侮れない。




マギリング・キャノン
概要:
 マギリング・ライフルをそのままスケールアップし、より大口径且つ大出力化した兵装。
 大きさや消費するエーテルの量に相応しい、より強力なエーテル式ビームを発射することが可能となっている。
無論、重量はかさむし、エーテルの消費量も決して馬鹿にはできず、整備も専用の設備が必須となっている。
それを差し引きしても十分な価値があることも確かであり、中型以上のネウロイの防御を貫通するのにはもってこいとなる。

 MPFへの搭載以外では、要塞砲や対空砲、あるいは艦載砲の一つとしての採用がみられている。
 通常の実弾砲などよりも機構が複雑であり、エーテルリアクターと合わせてそのメンテナンス性などに問題はまだ残っている。
しかして、有効打を与えやすく、弾速も早いことから命中率が期待できるという点で評価されている。
実弾砲と違い砲弾や装薬などのかかわる機構やスペースのことを考えなくてもよいという点でも後付けしやすいことも採用を後押ししている。






マギリング・マグナム
概要:
 マギリング・ライフルの発展形の一つ。
 マグナムの名にふさわしく、ライフルサイズでありながらも、その威力などを数倍に高めた高威力兵器。
 使われる触媒やコンピューターなどはグレードが高いものを採用しており、銃身などもその威力に応じて発生する負荷に耐久出来るものとなっている。
触媒の消費が著しいため、触媒を詰め込んだ専用のマガジンを使うことにより一発当たりの威力の底上げと連射性の確保を行っている。
ぶっちゃけ、MSで用いられているビームマグナムの再現である。




マギリング・ガトリングガン
概要:
 マギリング兵装の一つ。
 名前の通り、いくつもの銃身を備えたガトリング砲である。
 一発当たりの威力は高くはないが、圧倒的な連射性能で弾幕形成が可能。数に任せて押し寄せるネウロイに対処するには望ましい性質を持つ。
その為、中小のネウロイの掃討に使われることが多く、対地攻撃能力の高さも特筆される。

 こちらもスケールアップされたものが要塞砲や艦載砲として活用されている。
 特に個別艦防御における弾幕形成能力を底上げしやすいというのは非常に魅力的であった。
所謂CIWSなどの形で輸送艦などにも搭載しやすく、既存艦艇にも対空砲や対空機銃の代替品として積まれることが増えた。
ネウロイがより強大となったオーバーロード作戦以降においては連合が生産したものが各国へと急ぎで供与された。



ハンドマギリングガン
概要:
 マギリング兵装の一つ。
 バージョンにもよるが、その名の通り拳銃サイズのマギリングライフル、あるいは内蔵式のマギリングガンとなる。
当然のことながら、その射程や威力に関してはその大きさなどに比例するため、他の兵装と比べるべくもない。
 しかし、実弾拳銃よりも威力があることも確か。携行性に優れ、フェイルセーフとしてふさわしく、多くのMPFにおいて搭載されている。

8:弥次郎:2022/11/22(火) 00:17:47 HOST:softbank060146109143.bbtec.net

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ナイツマのwikiとにらめっこしながら設定作りました。

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最終更新:2022年11月27日 10:17