968:ナイ神父Mk-2:2022/11/04(金) 01:10:12 HOST:p464083-ipngn2601akita.akita.ocn.ne.jp
憂鬱スパロボ 台詞集その82
ファンタジールート クロスネタ
主人公たちの動向 その4
『新型の推力はどうですか?』
「推力は中々だが30㎜機関砲6門と広域立体制圧用爆裂焼夷擲弾弾頭8つでは火力が足りん」
『では多連装ビーム砲はどうですか?広域殲滅と言う点では…』
「次いでだからもう少し派手に出来ないか?そっちの技術では自分の意思で動かせる飛ぶ銃器が有ると聞いたが?」
『ビット系列…オールレンジ兵器ですか…』
「そうだ、ウィッチ用に出来ないのか?」
『サイボーグ用の物やエアレイダーの近距離防衛用に普及して居ますが…』
「どうせならソレも載せられるだけ載せてくれ」
『そうなると、既存機の改造では無理ですね。専門の大型追加ユニットを検討します。』
「大型化するならもっと武装を載せられるように頼んでくれ」
ハンナ・ウルリーケ・ルーデルとオペレーターの会話の一部。カールスラント有数のエースにて現在でも第一線を張るある種出撃狂と言える彼女が更なる強力な兵器を求めてエネラン戦略要塞を訪問する事はある種の必然であった。そうして始まった彼女用の機体開発であったがその開発は難航していた。基礎フレームは雁淵ひかりへと渡す予定であったファントムフレームを流用したコア機体の他に追加の大型ユニットの開発を迫られる事となる。
「うーむ…ルーデル大佐の要求…どう対応する?」
「大前提として人型は諦めた方が良いだろうな…既に人型に載せきれるハードポイントは全て使ってるこれ以上を考えるなら非人型を考えるべきだ。」
「ビットを乗せたタイプと言うとガデラーザか?」
「いっそ、異星人の機体をモデルにするのはどうだ?バラン=シュナイル辺り…」
「…鋼龍戦隊に参加していたあの機体ならビットと実弾が…」
エネラン内に於ける専用機開発部署での会議の一部始終。開発部ではルーデルの要望は既に人型或いはパワードスーツサイズに納まるレベルでは無いと判断。それを含めて連合ではMS等の機動兵器と同様の大型追加ユニットに寄る武装と突破力の維持を行い開発を行っていくと事と確定。それに合わせた調整も同時進行していく事となる。
969:ナイ神父Mk-2:2022/11/04(金) 01:10:42 HOST:p464083-ipngn2601akita.akita.ocn.ne.jp
「…コレ…なんです?」
「ああ、コレ試作段階ですけどMPF用の追加装備ですね」
「…使いこなせる人居るんですか?」
「ルーデル大佐には喜んでいただけましたよ?」
「ええ…」
雁淵ひかりと整備兵の会話の一部。ルーデル専用機の開発は順調に進んでおり追加ユニットは10mを超える規模の物と成って居たこの規格外と言えるMPFは試作段階より格納庫に置かれている事からその存在は話題となっており驚愕と畏怖を与える事と成って居る。
『アサルト4。人型機動兵器との戦闘経験は?』
「い、いえありません。対ネウロイの講習も既存種だけで…」
『オーバーロードでは数万単位での空中戦可能の人型が出現している。人型機動兵器サイズの敵機と成ればパワードスーツで有ればその四肢だけも致命的な武器と成る。だからこそ単なる火線を張るだけのネウロイ以上に接近戦を行うので有れば脅威となる。』
「はい。」
『だからこそ、回避時には起動しつつの牽制射撃等が有効となる。突撃の時はより的確な隙の見つけ方が重要になる。やってみろ』
「解りました!」
ひかりの対ネウロイ訓練の一幕。オーバーロード作戦に於いてネウロイが人型機動兵器を模したと思われる個体を出してきていた事から近年に於いては対機動兵器訓練も重要性を帯びてきていた。特にひかりの出向する欧州におけるネウロイ軍に於いては量産型にも人型が見受けられオラーシャ軍は巨人の軍勢と相対する必要性からその威圧感を一身に受ける事と成って居る。又、脅威はそれだけに留まらず亜音速下でドックファイトを演じる事の出来る個体の出現等から近接戦を行う予定であるひかりには専門訓練が短期に集中して行われた。
970:ナイ神父Mk-2:2022/11/04(金) 01:11:20 HOST:p464083-ipngn2601akita.akita.ocn.ne.jp
『姉の様に成りたい…か…』
『あら、考え事?』
『EBか…貴様には関係無かろう?』
『そう邪険にしないの。オリジナルとの付き合い方に関しては私達オリジナルの生存しているファンタズマビーイング共通の悩みでしょ?』
『…』
『姉の様に成りたい。普通なら可愛い願いなんだけどね?』
『向かう先は容赦のない戦場だ。どうしても現実と向き合う時は来るだろう。それに…』
『それに?』
『…人格をコピーし、同じDNA、同じ記憶を得た所でそれが産まれた時点で既に分かたれた存在だ。とは言え幼い頃からの情景、簡単には変わるまい…これがな』
『それなら伝えるしかないんじゃ無いの?アクセル・アルマーとしてW
シリーズやレモン・ブロウニングを見た記憶では無く貴方としての…』
死神部隊用の秘匿通信での会話の一部。他者の様に成りたいという願いは強く影響を受ける物でありそうした面に会する会話は彼等の考えにも深く影響する事とと成る。そして、それは後に重要な選択肢を彼等と雁淵ひかりとの間に齎す事と成って居る。
「大佐、教えて下さい。死神部隊、そしてファンタズマビーイングについて…」
「…連中から聞いたのか?」
「はい。」
「…コレは連合の中でも秘匿度の高い情報だ。コレを聞くという事はソレなりの覚悟が必要だぞ?」
「それでも、聞かせてください。」
「…良かろう。」
リーゼロッテと雁淵ひかりとの会話の一部。とある選択肢を選んだひかりはリーゼロッテから自分に戦い方を教えて貰っていたKN達死神部隊の事に付いてしることとなる。そして、その真実を確かめる為にひかりは一人基地の責任者であるリーゼロッテと向き合う事と成る。
971:ナイ神父Mk-2:2022/11/04(金) 01:12:02 HOST:p464083-ipngn2601akita.akita.ocn.ne.jp
以上です。WIKIへの転載は自由です。取り敢えずネタとしてはひかりちゃんの前日譚の前後の話をば…
最終更新:2022年11月27日 10:47