507:635:2022/12/25(日) 05:57:20 HOST:119-171-248-234.rev.home.ne.jp
銀河連合日本×神崎島ネタSS ネタ ゲートの向こうには(ry・超大陸日本クロス 神崎島おウマさんVS日本ウマ娘 第七話「ウマと馬のその頃のようです」
電とマシュが下に降りた頃、ウマ娘らはデメテルの中のホールで思い思いに過ごしていた。
沖野や竹内など男の子な一部の者は散策に行ったりしている。
「おめえなんであんなこと言ったんでい!?」
「なんのことや?」
「な”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!?イナリこいつ分かっとらんでぇ”!」
同じ濁声関西弁二つと江戸っ子言葉が言い争う。というか関西弁の片方にもう片方の関西弁と江戸っ子言葉が突っかかるような感じだ。
そんな二人、イナリワンとタマモクロスが突っかかるのはタマモクロス号だ。
近くではオグリキャップ号とオグリキャップがモシャモシャとハイクァーンで造成した食べ物食べてる
「イナリワンにタマモクロス、二人共どうどう。」
二人を宥めるオグリキャップ号。
「そっちのオグリ、あたしら馬じゃねえ!?」
「いや娘だけどウマやろ?」
「あ“あ”あ”あ”!このウチ、ああ言えばこういう!?」
「二人共劇画チックな凄い顔になってるぞ?」
「プリティとはシグレイ(シンデレラグレイ)なんやな…。」
ライスシャワー号はお姉様と慕ってくるライスシャワーに(彼女としては意外な事に些か強引に)強請られライスシャワー号の世界、
つまりは異世界のお話なんぞしていた。
まあ色々と血の気の多い話などはボカしているが。
ライスシャワーと一緒に聞いていたのはゼンノロブロイやマンハッタンカフェ、
近くにはBNWやアグネスデジタルなどもいるが…デジたん偶に推しの過剰摂取で口から白いモンが出て、
ゼンノロブロイは古代SFギリシャ神話とか現代ギリシャ神話とか聞かされて理解追っつかず頭から煙吹いてる。
「それでね。アーサー王さんやローマ皇帝のネロさんは女の子でアルテミス様やデメテル様はロボなんだよ。」
「いやそっちの世界どうして私のしてるソシャゲな訳…?」
「え?ソーシャルゲームな世界は別にあるよ?マシュちゃんや立香くん達の世界がそうだよ。」
「マシュやぐだ男がいるの!?」
「タイシンさん、あの駆逐艦霓ちゃん=マシュちゃんだよ。」
ナリタタイシンのツッコミが飛ぶがライスシャワー号にとんでもない返しをされ問いにもなんでもなように答える。
ついていけないウィニングチケットなどはほへーという感じである。
ビワハヤヒデは感心し、マンハッタンカフェはお友達以上にアレな存在多数で驚いている。
「ふむ興味深いな。童話などの妖精が実在するのか…。」
「私のお友達の様な存在もそんなに珍しくないとは驚きです。」
「あ、実際に妖精さんもこっちに一緒に来た子いるよ。トトロットさーん!」
「んあ?ライスか何だい?」
ふよふよと浮かぶ糸車に乗りこちらに来る明らかに人間じゃない桃色小人な人物、というか童話に出る妖精そのもの姿にウマ娘らは息を飲む。
「ハベトロットさんのトトロットさんだよ。」
「ハベトロットということは…スコットランドの老婆の姿の糸紡ぎの守護妖精!…って老婆じゃない!?」
508:635:2022/12/25(日) 05:58:00 HOST:119-171-248-234.rev.home.ne.jp
トトロットの紹介に復活してゼンノロブロイであったがトトロットの姿見て目を剥く。
「スコットランド生まれじゃなくて異聞帯のブリテン出身なんだけどなあ…。」
「(そっちもそっちもなの!?)」
内心驚愕するナリタタイシン。
「あ、そうだ!トトロットさんの世界の話だけど日本がこの世界みたいに大陸な世界の古いイギリス童話になってる冬の女王のお話、
解説付きでしてくれないかな?」
「へ?いやまあいいけどさ…。」
「冬の女王!?」「童話!!」
「ゼンノロブロイさんは英雄譚好きで、ライスは童話が好きでしょ?」
食いつくゼンノロブロイとライスシャワー、トトロットは本を造成すると取り出すとよいしょと近くにある椅子に座り語りだす。
トトロットの持つ本の表紙には黒い槍を持つ魔女の姿が描かれている。
「さて…これから語るはこことは違う異聞の世界での出来事。
後に救世主、さらにその未来には魔女、或いは冬の女王モルガン呼ばれることになるトネリコという名の一人の妖精の物語…。」
「モルガン!アーサー王物語の妖姫モルガンですか!!」
「妖精さんのお話なのかな…?」
「(妖精円卓領域―――!?)」
ナリタタイシンは心の中で絶叫した。
更に並行宇宙な大陸な日本の世界で古い英国童話な妖精円卓領域って一体なんだと。
後、読んだ後ライスシャワーとか号泣したの言うまでもない。
他にもアドマイヤベガが自分(アドマイヤベガ号)と妹(マラトノカノチウ号)家族に紹介、
両親が驚愕しつつマラトノカノチウ号の存在を生まれる筈だったアドマイヤベガの妹のウマソウルと認識して母親が号泣したり、
スペシャルウィークがお母ちゃんに自分(スペシャルウィーク号)とお母ちゃん(おウマさんキャンペンガール号)紹介して幽霊かと騒動になったりしていた。
そしてこの場にはウマ娘だけでなくトレーナー筆頭に学園のスタッフ…ヒト息子やヒト娘、挙げ句転生者な夢幻会員少ないがもいる訳で。
「ふむ、そちらの凱旋門賞は戦争の影響で長らく休止していたのか…。」
「そうだよ、何年か前に復活してそれを記念した女王陛下主催の特別レースに僕らおウマさんも招待されたからね。」
「そっちの僕ロンシャン競馬場走ったことあるの!?いいなあ…。」
「(フランスで女王陛下…?)」
「(直通ゲートあった世界のフランスみたくブルボン朝が続いてるのか?)」
「(マリーアントワネット王妃と直接お会いしたことあったな…。)」
トウカイテイオー号とウマ娘シンボリルドルフ&トウカイテイオーとの会話に聞き耳立てたりしてた。
「うん。それでレース後にマリーアントワネット陛下のお茶会にもお呼ばれしてね。」
「マリーアントワネット?」
「へー歴史の授業で出てきた王妃と同じ名前なんだ。」
「へ?ああ普通じゃその反応だよね。女王陛下は処刑されたとされるマリーアントワネット王妃その人だよ。
ま、実質的な政治云々は総督務めてる戦艦リシュリューがしてるんだけどね。」 転生者ズ「「「(!?)」」」
「そ、そうか…だが総督?」
「うん。僕たちの世界のフランスは戦争で政府自体が消えちゃって神崎島の実質的な保護国になってるんだ。」
「うへーそりゃ大変だ…。」
「でねリシュリューも色々大変そうなんだよ。女神として祀り上げるられたりしてるし。」転生者ズ「「「(!?)」」」
「戦艦リシュリューが…。」「女神…?」
「まあ並行宇宙には似た世界あるらしいよ。リシュリューが迷い込んだ世界でえっと、フランス連邦共和国とかい「「「FFRに迷いこんだ!?ハッ!?」」」…?」
509:635:2022/12/25(日) 05:58:47 HOST:119-171-248-234.rev.home.ne.jp
声を上げる転生者達に訝しげな視線を向けるトウカイテイオー号、その時だった。
「誰かフラワー見てない!?」
「ここにフラワーさんいませんか!!」
セイウンスカイとミホノブルボンが駆け込んで来た。
そこへニシノフラワーの同クラスの一般通過ウマ娘とナイスネイチャが発言する。
「フラワーさんなら忘れ物思い出したってトレセン学園に行ったよ?」
「あ、ゴーストも一緒に勝負服取りに行くって言ってた記憶が…。」
その言葉に固まるおウマさん達。
トウカイテイオー号が叫びトウカイテイオーが疑問の声を上げる。
「マズイ、マズ過ぎる!!」
「どうしたのさ?取りに行っただけでしょ?」
「競走馬のゴーストウィニングが亡くなった時にやらかしたのと同種の活動家がトレセン学園に侵入しているんだよ!!」
「「「「!!」」」」
トウカイテイオー号の言葉に身体を強張らせるウマ娘達、特にナイスネイチャやセイウンスカイは青い顔をする。
あの時のことは直接見ていないにせよ彼女らにとってトラウマとなっている。
そして今度はウマ娘となったゴーストウィニングやニシノフラワー何かあれば…。
強張らせたウマ娘達に対しトウカイテイオー号は独り言の様に言葉を続ける。
「クソ…そうだ!PVMCGで場所を特定して転送すれば…。」
トウカイテイオー号は手元のPVMCGを操作する。
そのトウカイテイオー号の言葉に顔を明るくするウマ娘達だったが…。
「ダメだ…!二人の信号を検知出来ない…そうか…今下には対州がいて相当キレてるから…。」
「あのーテイオー…二人の転送は…?」
ブツブツと呟くトウカイテイオー号に声を掛けるセイウンスカイだったが返答は成されなかった。
沖野と竹内が駆け込んで来たからだ。
「ゴーストウィニングとニシノフラワーがウマウマ生放送してるんだが!?」
「しかもゴースト達が何かに追われてる。何がどうなってるんだ!?」
「「「「ハァッ!?」」」」
『怪物がぁ!トレセンにぃ!!視界端ぃ!!”おともだち”さん!!ナビゲーション!!フラワー背負って!!逃走中ゥ!!
WBRRが昨年度謎の二位だった『ゴーストウィニング』が鞍上(仮免許)を背負えば誰にも追い付けさせない!!でも何アレ気持ち悪い!』
『いやぁぁー!!お化けぇぇー!スカイさん!助けてスカイさーん!!』
:二人共逃げてえええええ!!
:何アレガチ気持ち悪りいい!?
:あ、なんかゴーストウィニングが地面にある麻袋の股間らしき所思いきり踏んづけた
:麻袋がビクンビクンしてきめえええ!!
:あの麻袋の中身なんじゃろ?注連縄されてるけど
:さっきからそこら中にあるな…
510:635:2022/12/25(日) 05:59:34 HOST:119-171-248-234.rev.home.ne.jp
以上になります。転載はご自由にどうぞ
最終更新:2023年01月14日 10:23