921:モントゴメリー:2022/11/23(水) 23:48:04 HOST:116-64-135-196.rev.home.ne.jp
フラッシュデッキ・カーニバル世界SS——「ロンドン海軍軍縮条約」

〇千九百三十年「ロンドン」海軍条約
  • 戦艦
保有枠及び個艦制限は「海軍軍備制限ニ関スル条約(通称:ワシントン軍縮条約)」に準拠する。
ただし、新規建造禁止期間は延長しない。
また、飛行甲板を設置し航空機着艦機能を追加することを認める。ただし飛行甲板の全長は船体長さの50%以下までとする。
この措置を実施した艦は、排水量の50%を航空母艦として計算する。
ただし、備砲は16インチ6門、又は14インチ8門以下とする。
またこの措置を実施した艦においても排水量の個艦制限は従来のままとする。

  • 巡洋艦
上限排水量は前条約を踏襲するが、下限排水量を1850トンに改訂する。
また合計排水量とその種類も明記する。

カテゴリーa(通称:重巡洋艦)
備砲は6.1インチ以上、8インチ以下。
合計排水量は、米18万トン、英14万6800トン、日12万6000トン。比率で10.00:8.10:7.00である。
カテゴリーb(通称:軽巡洋艦)
備砲は5.1インチ以上、6.1インチ以下。
合計排水量は、米14万3500トン、英20万0900トン、日10万0450トン。比率で10.0:14.0:7.0である。

巡洋艦に関しても飛行甲板の追加を認める。
飛行甲板全長も戦艦の規定に準じるが、備砲はカテゴリーaで8インチ6門、カテゴリーbで6.1インチ10門以下とする。

922:モントゴメリー:2022/11/23(水) 23:50:30 HOST:116-64-135-196.rev.home.ne.jp
  • 航空母艦
従前は条約外であった1万トン以下の空母も前条約の規定の範囲とする。
ただし、これに関連して保有枠を各国共に戦艦の50%まで拡大する。
合計排水量は、米26万2500トン、英26万2500トン、日15万7500トン。比率で10.0:10.0:6.0である。

  • 駆逐艦
備砲は5.1インチ以下。排水量は800トンを超え1850トン以下。合計排水量の16パーセント分のみ1500トン以上の艦を建造可能(米英ならば24,000トン、日本ならば16,880トンの枠内)。
合計排水量は、米15万トン、英15万トン、日10万5500トン。比率で10:10:7である。

  • 潜水艦
上限排水量は2000トン、備砲は5.1インチ以下。3艦に限り2800トンで6.1インチ以下。
合計排水量は、各国とも5万2700トンである。
  • その他
保有比率は米・英・日で10:10:7である。
排水量1万トン以下かつ速力20ノット以下の特務艦、排水量2000トン以下で速力20ノット以下かつ備砲6.1インチ砲4門以下の艦、および排水量800トン以下の艦は無制限とする。

923:モントゴメリー:2022/11/23(水) 23:51:13 HOST:116-64-135-196.rev.home.ne.jp
以上です。
ウィキ掲載は自由です。

ロンドン海軍軍縮条約、取り敢えずこんなものでどうでしょうか。
大きな変更点として空母の保有枠を大拡大いたしました。
Yukikaze先生が「4隻改造するのは空母保有枠を7万トンは確保しないといけないぞ」と仰っていたので、日本の保有枠を7万6500トン増加させました。
この世界は『扶桑型と伊勢型を空母に改装する』というのが存在理由なので、それを実現するためには労を惜しみません!!()

そして重巡比率を対米7割確保。これで軍令部の艦隊派も大人しくさせられますし、統帥権干犯問題も押しとどめたいと思います。
あとは英国に配慮して軽巡保有枠を13.4から14.0に拡大させました。
で、憂鬱本編世界では駆逐艦の排水量制限を緩和させてましたが、こちらの世界では失敗しました…。
しかし、地味に下限を600トンから800トンに変更させましたので友鶴の悲劇を回避すると同時に海防艦相当の護衛艦艇を早期建造します。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2023年01月15日 09:05