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日米枢軸ネタ 設定
欧州連合(European Union)
フィンランドやドウナ連邦、オスマン帝国などの日米の同盟国やハワイ条約機構加盟国、旧イギリス植民地(現イギリス連邦加盟国および加盟自治体)を除いた欧州諸国を加盟国としている国際組織。
ヨーロッパに本土を有する18の主権国家をその加盟国としており、加盟国の管理下にある海外領土や自治領、保護国、植民地等も含めるとヨーロッパとアフリカの大半をその勢力圏としいている。
世界でも有数の規模を誇るヨーロッパの工業力とアフリカ及びシベリアの莫大な資源、そして10億近い人口を抱えていることから潜在的な国力は日米すら超えるほど高く、
欧州連合を連邦国家と見た場合は単独で日米同盟に匹敵、あるいは凌駕する超大国となりうるだけのポテンシャルを誇っている。
もともと欧州連合は日米同盟という強大なシーパワー連合に対抗することを目的に西欧戦争で勝利したことで欧州の主導権を握ったドイツ帝国とその事実上の同盟国であったソビエト社会主義共和国連邦が主導して1940年に締結されたベルリン条約にて誕生した政治統合体で、
その政策は基本的に安全保障に関連する事項の統合に重きをおく一方、その他の政策や権限に関する統合は良く言えば加盟国の主権を尊重した非常に緩やかなものであった。
しかし、1960年代に入ると欧州連合という体制を維持するために独ソが影で日向で積極的に行っていたプロパガンダと冷戦の激化にともなう日米の核戦力や戦略兵器に対する危機感の増大やインドシナ戦争およびインドネシア戦争での敗戦、
日本の文化的侵略への恐怖心などが化学反応を起こしたことで欧州の統合を求める声が急速に高まっていき、欧州連合により強力な権限を付与することを目的として1967年にベルリン条約に変わる欧州連合条約が締結されたことで現在の欧州連合が誕生した。
日米英といった列強は公的には欧州連合を超国家主義的国際組織と定義しているが、全ての加盟国は欧州連合条約及び欧州連合憲章によって外交権や統帥権、
貨幣発行権を初めとした自国の有する主権の大部分を欧州連合中央機関(連合行政総局、連合議会、連合裁判所)に譲渡していることや、
欧州連合中央機関が欧州連合加盟国の自然人や法人に対して直接的効果を発する法令を交付する権限や租税の賦課・徴収に関する権限等を有していることから欧州連合を連邦国家と見なしている国家や組織も少なくない。
(余談であるが、ここで言う超国家主義とは国際政治法や政治学にてスープラナショナリズムと呼ばれているものであり、国粋主義や急進的国家主義などのようなウルトラナショナリズムとはまた別のものである。)
欧州連合はその強大な国力と経済力から国際的にも非常に大きな影響力を有しており、日本と
アメリカを中心とした共同防衛機構であるハワイ条約機構、
イギリスとかつてのイギリスの植民地からなるイギリス連邦とともに世界三大勢力の一角を担っている。
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最終更新:2023年01月16日 09:16