518:弥次郎:2022/12/28(水) 20:12:35 HOST:softbank060146109143.bbtec.net


憂鬱SRW ファンタジールート 設定集【第101独立飛行隊小隊「オーカ・ニエーバ」配備MPF】(修正版)



MPF-002K-Bst ナハト・リッターBst

《諸元》
開発・設計・製造:CMA
運用:第502統合航空戦闘団「ブレイブウィッチーズ」第101独立飛行隊「オーカ・ニエーバ」
動力:エーテルリアクター/エーテルバッテリーハイブリッド方式
OSおよびFCS:魔導コンピューター「ゼフィランサス・ツヴァイ」
操縦方式:サイコ・エミュレート・デバイス
防御機構:エーテルバリア/魔導反応装甲
全高:2.5m(対ネウロイレーダーコンプレックスユニットMk-2含みで3.2m)

固定武装:
膝部ホーミングレーザーキャノン×2
旋回式マギリング・ガトリングガン×2
肩部サブアームユニット×2

携行武装:
30㎜アサルトライフル
ホーミングレーザーライフル
マギリング・ブレード
空中機雷散布コンテナ

オプション:
対ネウロイレーダーコンプレックスユニットMk-2
胸部複合センサーユニット
信号拳銃
長距離巡行ブースターユニットセット

解説:
 第502統合航空戦闘団「ブレイブウィッチーズ」隷下にある支援部隊の第101独立飛行隊「オーカ・ニエーバ」に配備されたMPF。
夜間哨戒を主軸とするナハト・リッターをベースとして、係争領域での偵察哨戒を行うためのカスタムを行ったモデル。

 カスタムを行った箇所は非常に多岐にわたる。
 1942年にロールアウトした「ナハト・リッター」自体が技術発展に伴って相対的に旧式化したことや、激戦区といえる任務地であることに由来する。
特に任務中において発生したいくつかの戦闘やそれに関するデータが反映されているため、実質「オーカ・ニエーバ」専用という括りになっている。
 まずは内装系・外装系およびシステム関連一式を配備が開始された1944年段階での最新モデルへと換装を行っている。
余剰や遊びを大きくとり、また意図的なデチューンを行い生産性などを優先していたものを、スペック追及に費やした形となる。
量産や配備を優先したのは決して間違いではなかったのだが、前述の通り本来の想定以上に戦闘のリスクがあり、これに対処するためである。

 ついで行われたのは固定武装および携行武装の追加やそれに伴う既存オプションの変更である。
 元々は固定武装などは少数で、携行することによって補っていたのであるが、より火力の優れ航空戦に特化した兵装を追加している。
これは遭遇戦での運用を考慮したもので、逃げながらでも追いかけながらでも使えるホーミングレーザーキャノンやライフルはその一例である。
また、後方の敵への対処に使える武装としてマギリング・ガトリングガンや後方へばらまける空中機雷などを実装した。
過剰ともいえる火力の追加ではあったが、実際に遭遇するネウロイが徐々に「哨戒機狩り」にシフトしたと判断され、推進された。

 さらに変更点となるのは、長距離巡行ブースターの追加であった。
 これは哨戒や偵察で長時間の飛行を行い、場合によっては速度を以て逃げることも考慮した装備である。
純粋な速力だけでも最高速でマッハ3以上、クルーズ飛行でもマッハ2以上を担保し、危険からの離脱と任務遂行を果たせるようになっている。
 このブースターユニットの追加に伴い、本来は背部に接続されていた対ネウロイレーダーコンプレックスユニットは、より小型のモノへと換装された。
スペック的には落ちてはいないが、より小型且つコンパクトにまとまったものとなっている。

 これらの改修により、最前線での任務に耐えうるMPFとしての完成を見た。
 運用データなどに関しては逐次開発拠点であるエネラン戦略要塞に送られており、逐次アップデートを行い今後も強化を図ることになっている。
 オーカ・ニエーバには合計で4機が配備されており、それらのいずれもが夜間哨戒装備から換装することでこちらに変更可能となっている。

519:弥次郎:2022/12/28(水) 20:13:19 HOST:softbank060146109143.bbtec.net

武装解説:
  • 膝部ホーミングレーザーキャノン
 膝部アーマーに内蔵されている光学誘導射撃兵器。
 姿勢や方向を問わないずに大口径のレーザー砲による射撃能力を発揮可能で、安定した迎撃能力を誇る。

  • 旋回式マギリング・ガトリングガン
 主に後方への射撃をメインとするガトリングガン。
 腰部もしくは翼部、あるいは肩部やバックパックの一部に搭載される。
 弾幕形成により敵機の足止めを行うほか、スウォーム攻撃に対して高い適応力を見せる。

  • 肩部サブアームユニット
 肩部に内蔵された副腕。携行している武装を保持させて指向方向を問わない射撃能力を発揮可能。
 精度などには今一なところもあるが、迎撃能力を高めるという意味合いでは目的を果たしている。

  • 30㎜アサルトライフル
 MPFにおいて広く採用される主兵装。
 特に変更点はない。

  • ホーミングレーザーライフル
 携行可能なレベルにダウンサイズさせたホーミングレーザーキャノン。
 本来ならば射角の外にある標的へも、屈曲させることで問題なく射届かせることが可能な便利な武装。
 無論サイズを小さくしたことで威力は落ちているが、それでも取り回しの良さなどは優れる。
 ホーミング機能をカットして通常のレーザーライフルとして運用することもできる。

  • マギリング・ブレード
 フェイルセーフとして携行される格闘兵装。
 使用回数はそれほど高くはないのであるが、肉薄されたケースが多いことから護身用に装備されることに。

  • 空中機雷散布コンテナ
 現場での声を基に採用された兵装。
 翼部や脚部側面などにハードポイントなどを経由して装備し、使用時にはコンテナ内部から機雷を散布する。
 搭載しているエーテルの作用により一定時間自律浮遊し、接触もしくは遠隔からの操作で起爆する。

  • 対ネウロイレーダーコンプレックスユニットMk-2
 Mk-1からかなり小型化を進めている。単価は上昇したが、それでも性能などはむしろ向上している。

  • 胸部複合センサーユニット
 元々は肩部に搭載されていた複合センサーユニットを胸部へと移したもの。
 指向索敵に特化しており、その精度は非常に高い。

  • 信号拳銃
 原型機と変わらない、ジャミングなどを想定した非常用連絡手段。

  • 長距離巡行ブースターユニットセット
 MPFの共通規格で作成された大型のブースターユニット。本機専用というわけではないが、「オーカ・ニエーバ」ではカスタムモデルを使用する。
 これを装着することで、長時間の長距離飛行を実現し、さらには加速性能や速度などを大幅に上乗せすることができる。
「オーカ・ニエーバ」独自の改修点として、空中機雷コンテナのハードポイントの追加や追加のエーテルバリアユニットを組み込めるようにしている。
 また、戦闘時にデッドウェイトになることも考慮し、パージ及び自律飛行が可能となっている。

520:弥次郎:2022/12/28(水) 20:13:49 HOST:softbank060146109143.bbtec.net

MPF-002Io ブライト・リッター要撃装備

《諸元》
開発・設計・製造:シティシス
運用:第502統合航空戦闘団「ブレイブウィッチーズ」第101独立飛行隊「オーカ・ニエーバ」
全高:2.8m
動力:エーテルリアクター/エーテルバッテリーハイブリッド方式
操縦方式:サイコ・エミュレート・デバイス
防御機構:エーテルバリア/魔導反応装甲
OSおよびFCS:魔導コンピューター「ゼフィランサス・ツヴァイ・レーベン」
固定武装:
腕部マギリング・ハンドガン×2
背部バインダー内蔵型ホーミングレーザーキャノン×2
拡散型マギリング・キャノン×2
空対空ミサイルポッド
対大型種ミサイル

携行武装:
30㎜アサルトライフル
ホーミングレーザーライフル
マギリング・ブレード
75㎜×60口径対大型種スナイパーライフル
ハンドミサイルユニット

オプション:
長距離巡行ブースターユニットセット

解説:
 第502統合航空戦闘団「ブレイブウィッチーズ」第101独立飛行隊「オーカ・ニエーバ」に配備されたMPF「ブライト・リッター」のバリエーション。
同独立飛行隊の任務に合わせてアセンブリおよび改装がされているために、実質的な専用機である。
4機+補機が合計で6機配備されており、作戦に応じてオーカ・ニエーバのウォーザード達が装備を運用を行う。
その中でも本機は迎撃任務へ特化した装備を搭載している。

 形式番号のIoは「Intercept Option」の略であることからもうかがえるように、本機は迎撃機である。
 即ち、502JFW本隊と合同で、人類の版図へ侵攻して攻撃を試みるネウロイに対してインターセプトを行い、撃破することを主眼としている。

 ベース機となっているのが、汎用性主眼であるブライト・リッターであるため、換装するだけで簡単に性質を変えることができた。
 また、同部隊に配備されているナハト・リッター同様に近代化を行っているほかに、航空戦への適応を高めるために各所に追加パーツなどを装着。
さらにOSの制御系の一部に変更を加えることで、より迎撃に特化した仕様となっている。

 武装面では少ないアプローチで確実に撃破するということを主眼として、各種兵装が装備されている。
 主兵装となるのは背部のバインダーに内蔵されている大型ホーミングレーザーキャノンもしくは拡散型マギリングキャノンとなる。
さらにバインダーに積載されている空対空ミサイルで取りこぼしを拾う形で運用されている。
余計な武装を排し、これ2つに絞ったことで扱いやすさを追求しているためここまで単純化されている。
 そのほかには一般的なMPFの武装を採用しており、比較的近距離における戦闘にも適合している。

 運用面では基本的な部分がナハト・リッターと共通であるため、整備および兵站管理の面でも優れている。
1944年の時点では、上位互換機となる「MPF-003 翡翠椿」が配備され始めていた。
 しかし、それでもブライト・リッターが選ばれたのは、整備性などに加えて現場の慣熟度も含めてのことである。

521:弥次郎:2022/12/28(水) 20:14:24 HOST:softbank060146109143.bbtec.net

武装解説:
  • 腕部マギリング・ハンドガン
 腕部に内蔵されているハンドガン。
 原型機では実弾であったが、より威力を求めた結果、マギリング・ウェポンへと換装された。

  • 背部バインダー内蔵型ホーミングレーザーキャノン
 姿勢制御用のスラスターや推力を高めるためのブースターなどを内蔵したバインダーに内蔵された光学兵器。
バインダー内部にサブのエーテルリアクターを搭載して直接供給しているため、その威力は他の機体よりも非常に高い。
射程や精度の面でも非常に優れており、航空戦においては非常に強力。

  • 拡散型マギリング・キャノン
 ホーミングレーザーキャノンと選択して搭載される光学兵器。
 こちらはマギリングウェポンの一つであり、供給されたエーテルを用いた強力な砲撃が可能。
 大雑把な狙いでもあてやすい拡散型であり、同時に一対大多数という状況を想定している。

  • 空対空ミサイルポッド
 バインダーにハードポイントによって搭載される空対空ミサイルポッド。
 どちらかといえば近・中距離での飽和攻撃を意識しており、追尾性をある程度にとどめ、威力と爆風範囲を強化している。

  • 対大型種ミサイル
 バインダーに選択式で搭載可能な空対空ミサイルの一種。
 大型種を想定し、炸薬および飛翔機構にグレードの高いものを採用している。

  • 30㎜アサルトライフル
  • ホーミングレーザーライフル
  • マギリング・ブレード
  • 75㎜×60口径対大型種スナイパーライフル
 他のMPFにおいて採用されているものと同型の武装。
 基本的にはホーミングレーザーキャノンなどで決着をつける構想であるが、通常戦闘に備えてこれらも携行していることが多い。

  • ハンドミサイルユニット
 短距離ミサイルを内蔵したハンドユニット。
 射程は短いものの、威力や誘導性には優れており、また装弾数も非常に多いため利便性は高く、他のMPFにおいても採用されている。

522:弥次郎:2022/12/28(水) 20:14:54 HOST:softbank060146109143.bbtec.net
以上、wiki転載はご自由に。
ちょっと設定と描写に矛盾があったので修正。
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あと、以前投下した話の改訂版も今夜投下予定です
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最終更新:2023年10月15日 00:34