51 :ひゅうが:2012/02/27(月) 07:23:04
ちょっとスランプなので、夢幻会のような転生者の皆さんが就職しやすい場所を考えてみます。
数回シリーズで就職案内をば。
ではいってみます。


ネタ――転生者のお仕事先候補 欧州編その1


1、12世紀末オクシタニア(南フランス)

南フランスの大部分を占めています。言語的にもフランス語と異なりラテン語に近いオック語を話し、ローマカトリックとも一線を画する信仰を持つ由緒ある地域です。
気候も温暖で農業生産にも適していることはいうまでもありません。
ただ、問題となるのはむしろその独立性です。
北方のフランス王家は虎視眈眈とこっちを見ていますし、それにつけこんで海の向こうからイングランド王が介入してくるかもしれません。
何より、カトリックとはちょっと違うカタリ派が異端認定されたら恐ろしいことに――
目標は、13世紀初頭のアルビジョワ十字軍のジェノサイドから生き残り、フランス王の干渉を排除することになります。


2、14-15世紀ブルゴーニュ公国

中世の秋で有名なブルゴーニュ公国です。
かつてはブルグント王国と呼ばれた地域にネーデルラントが加わった地域で、経済的には羊毛や港湾を利用した貿易などでほぼ百点満点に近い経済大国です。
しかも、主筋にあたるフランスはイングランドと百年戦争を戦っており、しかもほとんど敗北寸前(笑)。
非常に豊かな南欧と、神聖ローマ帝国国境地帯にある回廊を挟んだネーデルラントをつなぐ形の国土は、ラインラントもつながる交通の十字路ですし国内には騎士道文化が花開いており文化的にもガリアの野蛮人どもとは一線を画していますね。
問題は、その恵まれた状況ゆえに慢心してしまうことでしょうか。
国家が豊かゆえに改革が断行できるかが勝負の分かれ目ですね。
アルザス生まれの某娘さんの排除に加え、15世紀後半には某フォーク参謀みたいなのがトップに立ちますからそれの対策も必要でしょう。


3、13世紀トレビゾンド帝国

第4次十字軍により都を追われた東ローマ帝国の亡命皇族が建てた国です。
黒海南東沿岸にあり、交易の重要拠点となりますし東ローマ帝国最盛期のコノネムス朝の血を継ぐ由緒正しい国家ですね。
縁戚関係にあるグルジアの助けも借りられます。
ただ難点は、ビザンツ系の地政学的位置の悪さです。
アナトリア半島の北岸ですので、南からはセルジューク朝が攻めたててきますし、西からはラテン帝国なる裏切り者と海の上でだけはめちゃくちゃ強いヴェネツイアやとち狂ったカトリックの十字軍(笑)がやってきます。
ここは、同じ亡命政権や地方豪族と協力して帝都コンスタンティノポリスの奪還を狙いましょう。
ただし忘れないでください。奪還が成功し、外国の影響力を排除できたとしても、はるか極東からは恐るべき敵「タタール」がやってくることを・・・。

52 :ひゅうが:2012/02/27(月) 07:58:47

ネタ――転生者のお仕事先候補 欧州編その2


4、西暦306年ローマ帝国

あのコンスタンティヌス大帝と一緒に栄光の日々を過ごしましょう!
夢幻会の皆さんのように国家建て直しのプロならではの遣り甲斐のある仕事の数々、産業空洞化の阻止と国軍の立て直し、そして国家体制の再構築という明治維新の栄光を再びもたらすような課題があり、また手ごわいながらも味方にすれば心強いゲルマニアの皆さんもいます。
ここはローマ人の誇りにかけて団結し、ハンニバルを迎え撃った故事にならいましょう。
問題は、混乱の中で幅を利かせるようになっている一つの神しか信じない人たちですが、これをどうするかもあなたの腕の見せ所です。
うまくいかなければ累卵ですが、うまくいけばかのアレクサンダー大王もなしえなかった栄光を手に入れられるかもしれませんよ?


5、16世紀後半―ポーランド・リトアニア連合王国

東欧の超大国ポーランドで歴史を股にかけて戦いましょう!
無敵の騎兵軍団をもってモスクワを蹂躙するもよし、トルコ人を相手に戦うもよし。
バルト海交易で稼ぎまくるもよし。
自由度の固いプレイができますよ。
ただし、王権の強化はお忘れなく。もしも王家が断絶なんてしてしまったらイベントで共和制への移行が起こりますが、自由にやりすぎると欧州の中心の大平原めがけて周囲の敵が殺到してきかねません。
ことに陸軍だけに目を向けていれば、海の向こうから――
ですが序盤を乗り切れば、あとは大国プレイが楽しめるでしょう。


6、16世紀神聖ローマ帝国

ここまできたあなたにとっては簡単かもしれませんね。
ハプスブルグ最強君主、カール5世と一緒に海を目指していざ出発!
大丈夫。欧州の大半は従えました。イスパニア、ドイツ、そしてネーデルラントを従えた神聖ローマは無敵です。
難点といえば、建国後長い時間がたっているために細分化しはじめている国内とか、皇帝家は同じでも制度が違う国内とかですが――
そこをなんとかすれば新大陸を超えてはるか極東で第六天魔王様と握手ができるかもしれませんよ。
南の教皇とか、国内のルターとかがうるさいですがそこはそれ。イベントと思って乗り切りましょう。
間違ってもウェストファリアENDのような最悪のバッドエンドを迎えないようにね!
恥ですよ!

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最終更新:2012年03月05日 21:52