964:弥次郎:2023/01/12(木) 21:14:19 HOST:softbank060146109143.bbtec.net

憂鬱SRW 融合惑星 マブラヴ世界編設定集【HMFF-1000 凄乃皇+YFF-505 浜風】



凄乃皇(融合惑星仕様)

型式番号:HMFF-1000
原型機:XG-70
改修・改装:地球連合
運用勢力:AL4
全長:175m
全高:187m
装甲材:ナノマシン装甲
動力:ブラックホールエンジン
補助機関:テスラドライブ
防御システム:空間歪曲フィールド
搭乗員:3~4名
(帳作戦時乗員:社霞 香月夕呼 イリーナ・ピアティフ)

武装:
胸部複列大型ビーム砲
肩部400㎜ドライバーキャノン×2
腕部重力収束式ビームソード×2
迎撃用パルスレーザー砲×16
フレキシブルビームキャノン×8
小型VLS×10セル×10か所
大型VLS×12セル×4か所
サイズミックボール×2
大型ビット×16

必殺技:
メガグラビトンウェーブ

概要:
 HI-MAERF計画が生み出した、戦略航空機動要塞XG-70を、AL4が地球連合の手を借りて大改装して生み出した兵器。
 区分的には高機動航空要塞(High-Maneuver Flying Fortress)とされているが、実質的にはMAもしくは超巨大AMといった方が正しい。

 跳躍者である白銀武の進言により、史実より早くにXG-70を接収したAL4であったが、その動力源たるML機関はごっそり抜き取られてしまっていた。
その為、横浜に届けられたのは膨大な電力を必要とする兵装を山積みにし、しかし供給機関がないという状態であった。
 その状態のXG-70を改装したのが地球連合---β世界日本帝国を担当する大洋連合であった。
 元は単なる航空要塞であったそれを、機動兵器へと改変せしめる大改装を実行したのである。

 具体的には手足および駆動範囲の広い関節部の追加による、より小回りの利く構造への変更。
 それに合わせ機体を俊敏に動かすためのテスラドライブの追加と、機体制御用のスラスターユニットなどの追加。
そしてそれらを動かすためのOSおよび制御系とコクピットなどを新規に製造して搭載するなどしている。
 さらに、元々搭載が予定されていた火器の多くが大洋連合が用意した武装への置換が行われ、総合的な火力向上を果たした。
MAP兵器クラスの主砲のほかにも全身に多様な火器・武装を搭載し、さらには近接防御火力にも重点的に強化が行われた。
特に格闘兵装および近距離での使用を想定した武装の追加により、砲撃戦だけでなく格闘戦に持ち込まれた際の対処能力も備わっている。

 頭部に存在するコクピットは、β世界の人員でも問題なく運用できるだけのインターフェイスの導入が行われ、一般衛士でも操縦可能となっている。
ただし、当然ではあるが通常の戦術機の比ではない量の情報処理と状況把握、さらに操作が求められるのは言うまでもない。
 そのため、頭部そのものが一つの脱出装置としての能力を持ち、万が一の際には自力飛行による戦場からの離脱も可能となっている。

 これらの大電力を要求する火器およびシステムを動かすため、動力にはブラックホールエンジンを採用している。
いうまでもなく半永久機関であるこれによる潤沢を通り越した電力供給は、大飯ぐらいのこの機体を十全に動かすことができる。
改装にあたってはブラックホールキャノンのような武装も搭載されることも検討されたというが詳細は不明である。

 所属と運用に関してはAL4がになっているのであるが、当然であるがメンテナンスや整備あるいは調整などは地球連合がになっている。
AL4が実質的に地球連合の管轄に収まっていることと合わせ、本機は連合から貸与されている、という形で運用がなされている。

965:弥次郎:2023/01/12(木) 21:15:08 HOST:softbank060146109143.bbtec.net

武装解説:

  • 胸部複列大型ビーム砲
 胸部に内蔵された重力収束式の大型ビーム砲。
 そのスケールは非常に巨大であり、最大出力では戦略級の威力と射程を誇る。
 いわゆるMAP兵器に該当し、その有効範囲と破壊力は単なるビーム砲で収まるものではない。

  • 肩部400㎜ドライバーキャノン
 肩部に内蔵された実弾砲。新西暦式の重力式であり、大口径砲弾を容赦なくぶち込むことができる。
 胸部ビーム砲のCTの合間を埋める副砲であり、元々搭載予定だった120㎜電磁投射砲の代替となる武装である。

  • 腕部重力収束式ビームソード
 腕部に装着されている大型のビームソード。
 その巨体に見合ったリーチと出力を持ち、一振りでも地形が容易く変わってしまう。

  • 迎撃用パルスレーザー砲
 原型機において36㎜チェーンガンの搭載されていた箇所に搭載されている迎撃用兵装。
 数で押し寄せてくるBETAを近距離において迎撃するために使用される。

  • フレキシブルビームキャノン
 機体各所に搭載されているビームキャノン。
 パルスレーザーよりも砲門数自体は少ないが、より威力が高く、射程にも優れている。
 何より砲塔の射角が非常に広く、設置個所が計算されていることも相まって、どの方向へも的確に射撃が可能なのが特徴。

  • 小型VLS
 機体各所に内蔵されたVLS。こちらは小さいサイズであり、弾幕形成などを重視している。

  • 大型VLS
 機体各所のVLS。こちらはより大型のミサイルの搭載を主眼とし、BETAの群れをまとめて吹き飛ばすことを主眼とする。
MAP兵器級のミサイル「ヒュージミサイル」も運用可能。

  • サイズミックボール
 遠隔誘導攻撃端末の一つ。こちらは突撃して攻撃を行うタイプとなる。
 機体サイズに合わせてあるため、非常に大型であり、バカにならない威力を誇る。

  • 大型ビット
 後部のコンテナに内蔵されている大型の遠隔誘導攻撃端末。
 普段は折りたたまれているが、展開すると全長20m程のビットとなって自在に飛び回って攻撃を行う。
大きさに見合った出力のビーム砲およびビームラムを搭載し、また稼働時間と稼働距離も大型ゆえに破格となっている。





YFF-505 浜風

設計元:日本帝国(アメリカ合衆国)
原型機:89式戦術歩行戦闘機 陽炎(F-15 イーグル)
改装:横浜技術廠/地球連合
運用:AL4直轄部隊A-01
世代:2.5世代
生産体制:試作量産機
装甲材:スターライト樹脂および強化スーパーカーボン材複合素材
防御塗装:臨界半透膜
動力源:燃料電池/マグネシウム電池
OS:AL4製試作XM3
搭乗員:1名

966:弥次郎:2023/01/12(木) 21:15:56 HOST:softbank060146109143.bbtec.net

固定武装:
頭部12.7mm近接防御機関砲×2
対小型種跳躍地雷発射管×6(腰部3連装×2)

武装:
87式突撃砲
87式支援突撃砲
74式近接戦闘長刀
65式近接戦闘短刀
74式可動兵装担架システム
その他一般的な戦術機の兵装を使用可能

概要:
 AL4において改造された89式戦術歩行戦闘機 陽炎の姿。
 AL4の技術において用いられていた技術をスピンオフし、戦術機へと組み込むことで大幅な強化を行った。

 形式番号が示すように、本機はAL4に提供されていた89式戦術歩行戦闘機 陽炎をベースに、横浜技術廠が製造を行った戦術機である。
基本的には元々の陽炎の構造を踏襲しており、武装面でも大幅な変更などは行われていない。
 しかし、本機は白銀武の持ち込んだXM3の試作型を搭載し、また演習で得られていたデータをもとに逸れに最適化された機体構造を有している。
「コンボ、キャンセル、先行入力」さらに「パターン認識と集積」という新概念を持ち込んだXM3であるが、連合の視点ではそれでは不足があった。
即ち、OSによって自在に動くようになった戦術機の構造及びハード面での強化と最適化である。
白銀武の経験上、XM3に導入とそれに合わせた機動制御ユニットへの換装でかなりの効果があったのであるが、その先を目指したのである。
 というのも、提唱者である白銀武を含む207B訓練小隊やA-01がテストを行った際には、連合からもたらされた機動データも相まって、さらなる自由度を得た。
それに白銀武の導いてきた因果律によって各世界線での経験が流入したA-01は、飛躍的に能力を向上させていた。
 それらの複合の結果として、新型OSを以てしても、機体が追従しきれず、運用後には即座にオーバーホール整備が必要になる事態が発生した。

 ソフトウェア関連ではともかく、戦術機の構造までいじくることができなかったため、香月博士はとりあえず間に合わせの変更を連合に依頼。
無理なく、試作段階とはいえAL4およびβ世界の技術水準で整備や量産、あるいは運用ができる程度の、ほんのりとした改装を施した。
 戦術機全体としては数%にも満たないその改装と装甲材の変更であったが、これによって稼働率は劇的に改善された。
自由度が高すぎて一般衛士では制御しきれないと判断されて一定程度のリミッターもつけられたことで、誰もが一定以上の技量を発揮できるようになった。

 帳作戦には、新型OSの実践テストおよび帝国をはじめとしたβ世界各国への売り込みのためのデモンストレーションとして参戦した。
武装面において変更などを行っていないのも、武器の変更によるものではなく、衛士とOSによってパフォーマンスが変化したことをPRするためである。
 運用者がこれに慣熟訓練をした部隊であり、尚且つほかの兵器による援護があったことを差し引きしても、その性能はそれまでの戦術機の比ではなかった。
 これにより、AL4による新型OSのプレゼンは成功し、地球連合から供与されたOSと合わせ、β世界の戦術機のOSの置換を進める土台となった。

967:弥次郎:2023/01/12(木) 21:16:31 HOST:softbank060146109143.bbtec.net

以上、wiki転載はご自由に。
凄乃皇と、A-01が乗る予定の陽炎の改造機についてでした。
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最終更新:2024年06月07日 20:49