646:ナイ神父Mk-2:2022/12/20(火) 01:25:02 HOST:p635078-ipngn2101akita.akita.ocn.ne.jp
憂鬱スパロボ 台詞集その85
ファンタジールート クロスネタ
光輝く裏側で その2
『あ、あの!なんかモニターに不明なユニットが接続されたって!システムがどうのって!』
「不明ってなんだ今回は規格通りの筈だぞ?」
「宮藤曹長の込める魔力の桁が違うせいで、規格外の炉につなげられたとセンサーが誤認した可能性が…」
「うわ、MPF用試作バスタックス・ガンがマスブレードみたいになってるぅ…」
「宮藤曹長!そのままでは武器が爆発する!武装を投棄しろ!」
『は、はい!』
連合における開発景色の一つ。連合に於いてはウィッチやMPF支援の為の兵器開発が続けられていた。その中でも特に高出力と引き換えに一定のチャージが必要な武装に対して過剰供給時の放出経路を考える為の試験が行われていたが、その役として選ばれたのが宮藤曹長であった。基本的に彼女以上の魔力出力を誇るウィッチ現状殆ど確認されない事から彼女に耐久試験を依頼したのである。その結果、耐久性は著しく向上した物の今度は向上した安全機構によって魔力消費量上昇と引き換えに威力上昇が見込める兵装として使い過ぎてしまうウィッチも発生する等、改良が続けられている。
「全く…アフリカ回廊を渡って扶桑に届け物をした後は扶桑から太平洋を横断してノイエカールスラント、その後は北上してベーリング海から北極海経由でオラーシャに物資の搬入とは…ここ数か月の往復だけで我々は地球何周分飛んで居るんだろうな…」
「仕方ありません。各地の連合の飛行艦艇が一時下げられている関係上、まともに動けるのは我々の重コルベットと空中揚陸艦だけですから…」
「とは言え、極寒から密林のジャングルまで下りないとは言え生身晒して飛ぶ我々には聊か応えます…」
「敵も居ない空を飛んで居るだけで給料がもらえるだけ有難いと思え。」
サラマンダー戦闘団旗艦重コルベットサラマンダーに於ける会話の一部。カールスラントでは現在連合軍が後退させた航空艦隊の代わりにライヒ同盟として建造していた大型空中艦艇を臨時の輸送作戦へと動員。その中には地上部隊の戦力更新に合わせて手漉きと成って居たサラマンダー戦闘団の艦艇も含まれていた。特に同戦闘団が旗艦としている重コルベットタイプは輸送能力と戦闘力を両立した旗艦タイプの艦艇であり戦闘力はお墨付きと言える。
647:ナイ神父Mk-2:2022/12/20(火) 01:25:44 HOST:p635078-ipngn2101akita.akita.ocn.ne.jp
「で?完成した刀がコレと…」
「はい。確かに対ネウロイ用に使える魔法力は備えていますが…」
「感知される魔力の反応や特性から考えればコレでは際限なくエネルギーを吸いウィッチの寿命を縮める妖刀だな。
坂本少佐からはなんと?」
「実戦ではリスクが大きい事を伝えて引き取りました。少佐は不満な様でしたが…」
「まあ、愛刀予定の刀を一方的に引き取ってはな…せっかくだ、無銘の刀を何本か用意してくれ。其方の鍛造品で代替とする。烈風丸の方は技術部へ預けてくれ機構で制御するなら使えるだろう。」
リーゼロッテと連合技術者の会話の一部。この世界でも生まれた坂本少佐の烈風丸であったがこの世界ではシールドの代わりに成り得る魔法剣という事で連合の興味を引き、研究される事となった。しかし、それで判明した事はこの剣が魔法力を吸い尽して、ウィッチとしての寿命すら縮め兼ねない妖刀であるという結論であった。その為、連合ではコレを回収、流石に製作者本人もウィッチとして飛べなくなる事態は避けたかったことから渋々ながら納得している。改修された剣は改修と連合側での魔術的な処置を受けてMPF用の武装として再錬成され制御機構と別動力からの魔力供給によって一種の光波ブレードとして改造される事となる。また、坂本少佐の刀に関しては連合側で新たに無銘の刀と呼ばれる特殊な媒体と成る刀に連合側の技術を応用する事によってシールドの代替も可能な一種の防御に優れた刀が開発される事となる。
「久しぶりと言えば良いのかな?ついこの間まで訓練してたけど…」
『その様子だと無事な様だな…一週間とは言え教えられる事は教えたんだそう簡単に落ちて貰っては困る。』
「お陰様で何とか502でもやっていけてる。502の皆も良い人だし…KNさんとEBさんは?」
『奴らは別の任務だ。此方は此方で忙しくてな。』
「そっか…」
(あ、あの人…人?がひかりの言ってたAAって人?)
(人っつうかなんだアレ?新手のMPFか?)
(カールスラントの魔導士の人たちの付けてる様な装甲服じゃない?)
(しかし、乙女の顔してるねぇ…僕にもああいう顔向けて欲しいかな?)
プライベート通信を行うひかり&AA及び覗き見る502他のメンバーの勧めで個別通信を試みてみたAAであったが大陸間クラスの通信の通じる個人端末を流石にひかりが携帯している事は無く、結果的には基地の通信設備を借りての会話になっていた。
其れを聞きつけた502のメンバーは彼女のよく話す教官達に興味を持っていた事から一部のメンバーが興味本位で通信を覗く事となった。その結果見えた物は彼女たちの予想とは違い明らかに人間には見えない見た目の存在であった。
648:ナイ神父Mk-2:2022/12/20(火) 01:26:19 HOST:p635078-ipngn2101akita.akita.ocn.ne.jp
「大規模な人類軍によるネウロイの巣の攻撃作戦…ですか?」
『そうだ。昨今のネウロイの活発化によってオラーシャの国家としての体力は既に限界に達しつつある。それを打開するための攻撃作戦だ。』
「しかし…グリゴーリには数個師団相当のネウロイが確認されています。現有戦力だけでは…」
『現在、各国から戦力の派遣が行われている。また、地球連合からも有る申し出があった。』
「申し出…?」
『惑星派遣軍と呼ばれる部隊を新たに配備するという事だ。細かい事を省くなら連合が関係を結ぶ他の惑星からの支援という事らしい…』
「らしい…とは?」
『連合の説明に対して我々の理解が追い付いていないという事のが事実と言える。なんでも宇宙規模での災害で被災し支援している惑星からの支援と引き換えの戦力派遣と言う話だが…』
502と軍上層部との会議の一部始終。オラーシャでは開戦以降史実で言うバラクチオン作戦に相当する戦力が前線へと張り付けられており、各国の支援を含めてもその維持は限界に達していると言えた。その為、ストパン各国では前線基地となっているグリゴーリ攻略と敵からの圧力軽減のための大規模な攻勢作戦が決定された。しかし、オーバーロードでのダメージから回復し切らない各国からすればこの頃の大規模作戦と言うのは歓迎できるものでは無く。更に戦艦等の大火砲戦力を大量に投入できない地上戦と言うのがその事に拍車を掛けていた。そうした実態を含めて連合では一部惑星派遣軍の投入を決定、連合との関係性からある種の血の代償を必要とする国家から戦力の派遣を受ける事で人員と戦力を増やす形となっている。
「で、俺達世界中引き摺り回された挙句に遂に星の海処か次元すら超えちまったって事か?」
「少佐の話じゃそうらしい…」
「資本企業の連中じゃないんだぞ…なんで俺達がこんな目に…」
「その資本企業様に他の勢力がみんな頭下げる事に成っちまったからこうなってるんだろ…」
「で、その連合は自前の戦力だけじゃ足りないからあっちこっちから戦力をかき集めてると…」
「だろうな…前派遣された所の連中…アメインって言ったっけ?アレの他になんか足の生えた戦車から色々居過ぎと言うかこんなに借り作ってる連中がいると見るべきか…」
「それでもウチのお姫様の機体クラスは流石に少ないか…他は情報同盟の所のだし…」
「こんな化け物ホイホイ他に有ってたまるかよ…」
とある惑星派遣軍のとある兵士達の会話の一部。連合では幾つかの希望する勢力から戦力を派遣を受け必要性や政治的な関係から配置を決定する事となる。その一部は戦闘が続く激戦区に配備が決定されておりそうした一団には一際目立つ大型戦力の存在も確認されておりアフリカ以外にはこれ迄派遣されて居なかった10隻以上のダブデ級やライノサラスの部隊も含めて多数の戦力を動員する事と成って居る。
649:ナイ神父Mk-2:2022/12/20(火) 01:27:14 HOST:p635078-ipngn2101akita.akita.ocn.ne.jp
以上です。WIKIへの転載は自由です。取り敢えずはブレイブにおけるグリゴーリの攻略戦の為の前準備とかを含めた描写をば…
最終更新:2023年08月19日 18:15