702:ナイ神父Mk-2:2022/12/31(土) 00:30:20 HOST:p618133-ipngn1902akita.akita.ocn.ne.jp
憂鬱スパロボ 台詞集その87
マブラヴネタ 事の真相或いは絶望的な事実
「真実を聞かせなさい。」
「真実…とは?」
「惚けないで。確かにG弾の存在は次元へと大幅な影響を与えるのは事実よ。けどそれだけじゃ足りない…仮に他の次元転移システムを連鎖的に暴走させたとしても生まれるのはこの連合の宇宙ではなく他の宇宙に出現することになる。」
「…」
「私達の世界をこの世界に呼んだのは何?」
「成る程、その為に我々の誘いに乗ったと…」
「そうよ、あんた達は明らかに何かを知っている。」
香月夕呼と連合高官との会話の一部。夕呼としては兼ねてより連合の行動の意図を探っており一連の戦闘の後に連合への所属を条件に機密案件の開示を求める事となっている。しかし、それは更なる絶望への片道切符で有った事に彼女は気が付いてはいなかった。
「…この融合惑星を形作るに至る事に成った現象に関しては幾つか可能性が有ります。しかし、一番可能性が高いのはこれです。」
「…何これ…仮面を被った天使見たいだけど…」
「アダマトロン…とある異星人が作った禁断の技術を使用した機動兵器…」
「まさかコレに?」
「クロスゲートパラダイムシステム…因果律を自在に操作し、新宇宙の創造すら可能とする新人祖を名乗る存在ですな」
「…冗談でしょ?そんな事もう神様の領域の話じゃない…」
「冗談なら良かったのですがね…」
アマダトロンの存在を明かされた夕呼と連合の高官の会話の一部。アマダトロンの存在は連合でもトップシークレットでありその存在を公表した事はそれだけ彼女を重要視して居た事が理由であるが、それと同時に彼女を大きく驚かせる情報が次々と明かされる形となっている。
703:ナイ神父Mk-2:2022/12/31(土) 00:31:01 HOST:p618133-ipngn1902akita.akita.ocn.ne.jp
「ちょっと待って…貴方さっき複数可能性が有るって言ったわよね?」
「はい。言いましたが…」
「こんな存在がまだ居るの?」
「単純な存在や力の規模と言う意味では他にも存在する事は事実です。こればかりは受け入れてもらうしか…」
「笑うしかないわ…創世神話の真っ最中とでもいうつもり?」
同上の会話の一部。連合としては融合惑星の出現は基本的にはアマダトロンが主原因と考えつつも、複数の同規模事例を観測していた事から直近で最も因果律に干渉した事態を明かす形となっている。
「それで、あの怪物以外に考えられる原因は?もう何を聞いても驚かないわよ…」
「…もう一つの有力候補としては逢魔と呼ばれる組織の作り上げたこの存在が挙げられます。」
「…今度のは大分小さいけど…くっ付いてるのコレ人間?」
「…逢魔は人類の認識に於いては妖怪と認識される存在の一種が構築した組織です…本来は我々の世界とは違う並行世界に属する存在なのですが…その逢魔が行った九十九計画。ソレこそが多数の次元融合を行い新世界を作るという事でした…本来不可逆である筈の時間軸やそれどころか生と死の境界すら曖昧にするそれは一時的な死者蘇生すら実現させるに至り成就寸前の計画はそのファクターを確保する為の作戦に於いて敵対した複数の勢力との戦闘によって頓挫しました。
その計画の要と成る存在こそ九十九…多数の次元融合を可能とする付喪神です…」
「SFときて今度はファンタジーって事?」
「既に原理的には解析できている事を考えれば科学の範疇では在りますがね…」
「…家の世界の
アメリカもそうだった訳だけど、あんた達の世界ポンポン世界の危機に陥り過ぎじゃない?」
同会話の一部。連合としては融合惑星誕生のファクターの重要な一部をなった存在として、複数の世界を強制的に引き寄せ融合させる逢魔の九十九計画も連合宇宙等における大規模な融合事案の原因の一つと目しており、博士に伝える事となるが、完全に既存の常識を覆すそれは更に博士を困惑させる結果と成って居る。
「最後に教えなさい。こういった事は今後も続きそうなの?」
「我々の宇宙は現在歪みは更に大きくなっており大規模な次元融合は今後も続くと想像されます…」
「…その為に私の技術を危険視したと…」
「今だから話ますが…連合では一時AL4を進める博士に対しては排除案も検討されて居ました。」
「そうなるとどの道、選択は限られてたって事ね…」
同上の会話の一部。連合では接触最初期余りに危険な分野を研究している香月博士の研究を危険視しており一時は排除案も出ていたものの、彼女があくまでも完成を目指している段階なのに対して、緊急の対応が必要とされた案件が多かった事や人格的に信頼できる事から博士の取り込み案が採用される形となっている。
704:ナイ神父Mk-2:2022/12/31(土) 00:32:11 HOST:p618133-ipngn1902akita.akita.ocn.ne.jp
以上です。WIKIへの転載は自由です。取り敢えず前々から言ってた博士への真相の公表の話を少し…
時系列的にはマブラヴネタの一連の事態の終結後ですね…
最終更新:2023年08月19日 18:22