239:ナイ神父Mk-2:2023/01/05(木) 14:00:03 HOST:p561031-ipngn1301akita.akita.ocn.ne.jp
再調整したので投下させて頂きます。

憂鬱スパロボ 台詞集その89


マブラヴネタ 帳が降りるまでの悲喜交々 その2


「敵を取りつかせるな!」

「潜水隊より入電!何かが地面を突き破って次々出現してきます!」

「母艦級では無いのか!」

「いえ、弾丸やドリルの様な形状と言う報告が…」

「BETAが実弾兵器を使い始めたと?」

「帝国軍潜水艦に出現した物体が衝突、一撃で撃沈されました!」

戦闘中の一部始終。母艦級による降下が行われ始めてから、時間をおいて追撃を掛ける様に海底からBETAと思われる反応が浮上。スピードと相当な質量を持つと思われるそれは友軍の帝国軍等の潜水艦に衝突すると一撃で船体を穿ち、脱出や海神の緊急射出も間に合わないままに撃沈している。そして、それは更に水面へと加速を続け潜水艦のみならず味方艦艇の船底に大穴を開ける存在も確認され始めた。


「潜水隊より浮上中の物体の映像が来ました」

「アレは、突撃級か…」

「恐らく二体一組でお互いの腹部を隠す様にしている事から弾丸の様な形状に成って居るのかと…」

「まるでドリルだな…とは言え手は分かった。爆雷投射準備とMS隊に攻撃を開始させろ!」

「艦長、浮上に成功した突撃級は泳いでの衝角戦術のみに終始して居ます。恐らくですが再度の潜水は難しいのかと…」

「だが油断はするな…奴ら恐らく此方の攻撃を読んで手を変えてきた…変化を見逃すな!」

連合軍艦艇内に於ける会話の一部始終。浮上してきた物の正体が突撃級である事は水陸両用MS部隊の映像から早期に割れ迎撃が開始されるが、一部の浮上を許した個体群が群れで水上を泳いで衝角戦術を開始した。落下してくるBETAに掛かり切りの一部の船はコレを避ける事が出来ず艦艇側面に大穴を開けられて轢断されるという事態も発生。艦艇や上陸艇は陸に登れないまま水底に送られる事となる。


「全く世の中何が幸いするか分かりませんね…」

「AC用の水上システムか…」

「はい、コレに寄って安定して水上でのAC運用が出来ますから今回の突撃級への対処などの小回りに丁度良いです。」

「元は長距離に於ける海上活動を目的としていた単独運用用の物だったが…」

同上の会話。連合ではUNACやVAC用の小型船舶型のサブシステムを導入、人間が載る小型カヌーの様に下半身を埋める様に接続する事で操縦を可能とする上陸や海上戦闘時における長時間展開を狙った物であった。通常の船舶以上に高速で動けるそれが今回は対空兵器としても高い火力を披露し、AC本体の武装と船体に備え付けられたガトリングやミサイル等による弾幕を形成して敵の取り付き防止に一役買っている。

240:ナイ神父Mk-2:2023/01/05(木) 14:00:36 HOST:p561031-ipngn1301akita.akita.ocn.ne.jp
『パンテオン全機起動』

「目標は味方艦隊取り付いた害虫の駆除だ!全部隊降下!」

『降下開始』

「着上陸後はヘビーストライカー隊はインテグラルレイにて近づいて来る水上の突撃級や近くに浮いて取り付いて来ようとする連中の排除、パンテオン隊はそのハンマーと腕で無粋な連中を海に叩き落せ!」

『任務了解』

連合の降下部隊に於ける会話の一部。元々、上陸後の小型種への対処の為に多連装誘導兵器を持ってきていた他、そういった砲撃部隊を護衛する為に近接戦を重視した機械歩兵部隊が多数準備されていたが、予想外の事態が発生したことにより急遽他の艦への海兵隊として投入小型種BETAの排除を行う事となる。


「オイオイ、連中なんだよアレ…」

「レーザーが誘導している?」

「と言うか、あの幾ら装甲付けてるからって素手とかモーニングスターとか何時の時代だよオイ・・・」

「おい…水面見て見ろ…」

「ホバー乗ってハンマー振り回してやがる…」

連合の白兵戦部隊を見た帝国軍兵士達の会話の一部。大洋の有するパンテオンシリーズは元より見本とした機体が汎用性に優れた機体であったことから事から様々な改造機が存在。その中でも今回は白兵戦を重視したパンテオン・ウォーリア、パンテオン・ハンマーパンテオン・ベース、パンテオン・ホッパーを投入独特な形状ながら高い白兵戦能力を持ち、手に装備したチェーン付きハンマーや白兵戦用の大型アームにて戦車級や闘士級を殴り飛ばして撃破する等高い戦果を挙げているが、そのあまりにも旧時代的過ぎる戦闘方法は同時に西暦の兵士達を唖然とさせている。


「…どうだ?」

「駄目だ…手榴弾処か対戦車ミサイルもヘリのアベンジャーでも傷一つ無い…」

「戦車砲なら…」

「艦が先に沈みますよ…」

【音声データ記録中】

一部アメリカ艦艇に於いて置きた出来事の一部。アメリカでは仮想敵となる連合の兵器の性能を図ろうと誤射を意図した射撃を連合の歩兵部隊に当てるもハーディマンの火力どころか艦艇に乗せられた両用砲ですら至近距離からの意味を成さず、その頑丈さに驚愕させられる事となる。更に連合が投入した白兵戦戦力が完全なアンドロイドと知らないアメリカ側は行動を記録されている事を見逃しておりコレが後に各国の糾弾やアメリカの推進する計画からの離反を生むという痛恨のミスを犯している。


「此方、エスコート1例のお客様は尻に帆を掛けて逃げ出した様だ。」

『了解、周辺のBETAは?』

「掃討済みだ…到着が早かったが、向こうさんは既に現場から離れていた。弾頭に余裕が無いのは本当らしいな…」

『面倒な…そんなに大事なら後生抱えて腐らせれば良い物を…』

作戦領域の後方の潜水艦隊に置けるやり取り。連合では明星作戦の事態を警戒して作戦領域への武装の持ち込みを厳しく管理していた他後から不必要に入ってくる潜水艦を警戒して警戒網を引いていた。そして、警戒網に沿うように潜水艦発射式のミサイルの射程ギリギリの位置に暫くアメリカ国籍の潜水艦が待機していたが海底からの浮上能力を持ったBETAの通信を受けて直ぐに撤退を開始した。
そして、後に水上や水中でのある程度の活動能力を得たBETAが出現した事で、潜水艦の運用に大きな支障が発生する事態となり、アメリカのG弾ドクトリンは更に厳しい状況での運用を強いられる事となる。

241:ナイ神父Mk-2:2023/01/05(木) 14:01:49 HOST:p561031-ipngn1301akita.akita.ocn.ne.jp
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取り敢えず帳作戦中の動きを弥次郎氏の話の邪魔にならない程度にをば…

何でもない文章なのに何が引っ掛かったのか…
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最終更新:2023年08月23日 22:03