507 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/02/24(金) 00:36:20 ID:softbank060146109143.bbtec.net [55/110]
憂鬱SRW ファンタジールート 設定集【エーテルレーダー、監視シェルター、ワークラート、モートラート(502仕様)】
エーテルレーダー
設計・開発・製造:CMA
分類:レーダー設備
動力機関:エーテルリアクター+発電機
概要:
対ネウロイに特化させた、エーテルを用いたレーダー設備。
対地・対空のネウロイを遠方から発見し、その動向を探知することができる。
基本的な原理については通常のレーダーと同様に、電波を飛ばし、その反射によって対象を補足する。
変更点としては、飛ばすのが電波だけでなく特定の周波数を与えたエーテルを放つという点にある。
ウィッチの魔力と同質のエーテルをぶつけることで、通常のレーダーを欺瞞できる個体に対しても有効となっている。
また、エーテルは単純な電波とは違うため、地形や気候といった要素による精度の低下などが起こりにくい強みが存在する。
代わりに、稼働にはエーテルリアクターが必須であり、またレーダー自体の整備やメンテナンスにはエーテル技術への理解が必要となる。
その手間などに比例して、調達コストやランニングコストは通常のそれよりも高く、絶対数としては多いとは言えないのが実情。
絶対数の問題から、基本的には重要拠点周辺や要衝などを中心にして配備されている。
地上設備としてのほか、艦艇が搭載するレーダーとしての採用も進められている。
しかし、土地さえあれば設置できる地上設置型とは異なり、艦艇のキャパシティーに依存するため、配備は余り順調とは言い難い。
監視シェルター/シェルター敷設プリンターユニット
設計・開発・製造:CMA
分類:監視用地下拠点/拠点設営用3Dプリンター
動力機関:エーテルリアクター+発電機
概要:
ストパン世界において主にネウロイとの係争地域などに設置されている、地下設置型の拠点とそれを敷設するプリンターユニット。
目立ちやすく攻撃を受ける可能性がある地上ではなく、地下に設置することで安全性などを向上させたものとなる。
元々、ネウロイの侵攻などがないかの監視を行う設備というのは、ストパン世界の技術水準に則ったものであった。
即ち、目視による観測と無線などによる通報という形である。レーダーというのもなくもないのだが、主流は前者であった。
しかし、この手の監視所というのはどうしても設営に時間がかかり、あるいは既存の建造物を活用するなどの工夫が要求された。
そのくせ、ネウロイもその監視所などの役割を察知したのか、戦力を差し向けて破壊などを行うようになったのである。
監視所などがなくては最前線での恒常的な監視や情報収集が滞る、かといって徒に兵士を犠牲にすることは許容できない。
そこでCMAを通じて提案されたのが、地下に拠点を隠匿することによる安全性の確保であった。
そして提供されたのが、地下シェルターを現地で即座に建築できるナノマシンなどを用いた3Dプリンターユニットであった。
現地にある物質を取り込んで素材として利用することもでき、また、殆ど場所を選ばない利点もあった。
さらに本来ならば時間がかかる建設を極めて短時間で行えることから労力もかからず、即座に採用される運びとなった。
まあ、問題の3Dプリンターユニットと基礎素材は現地に持ち込む必要があるので、完全に苦労が0になったかといえばそうではない。
ともあれ、これをダミーの監視所と合わせることによって、監視網の構築と損耗の削減は大きく推進されることとなった。
地下に籠ることによって閉塞感こそあるものの、安全性は飛躍的に高く、居住性なども非常に優れていることもあって現場からの評判は高い。
508 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/02/24(金) 00:37:09 ID:softbank060146109143.bbtec.net [56/110]
ワークラート
原型機:モートラート
改良・製造・運用:ストパン世界各国
分類:作業用パワードスーツ
動力:エーテルリアクター
概要:
ストパン世界が輸入したモートラートをベースとして開発した作業用パワードスーツの一つ。
ストパン世界は歴史的には1940年代ということもあり、重機や作業車両といったものがあまり発達していなかった。
モータリゼーションもそうであるが、その手の車両が普及しきっているかと言われると、微妙なところであった。
無論のこと、日召日本や平成世界からの輸入によって漸進的に進められてはいたが、習熟という面でそれなりに苦心していた。
これの推進には、そもそもインフラやサプライチェーンの確立というものが必要という、段階をすっ飛ばしたゆえの問題が付きまとっていたのである。
その代案として採用されたのが、このMPFや魔導士装備のルーツの一つともいえるモートラートの、作業分野への導入であった。
戦闘などに用いるわけではないことから構造を単純化しやすく、なおかつ生産性や整備性も良好なものとなった。
動力源となるのは低品質のエーテルリアクターでも構わないなど、現場での需要に非常に合致していたのである。
本機の共通構造としては、エーテルにより稼働する各部モーターとアクチュレーター、それらと連動する人工筋肉で構成される。
これにより、装着した人間が通常では持ち上げられない重量物を容易く持ち上げ、運搬するなどができるようになっている。
重機や作業車両と比較すればメンテナンスなどは楽であり、コストもかからないという利点を生み出している。
各国ごとにバリエーションや運用環境に合わせたマイナーチェンジなどは行われているが、概ね共通の規格で作られており、ある程度の互換性がある。
モートラート(502JFW仕様)
原型機:モートラート
改良・製造:ストパン世界各国
運用:502JFW ストライカーユニット回収班 哨戒基地および監視所勤務者
全高(装着時):2m前後
動力:エーテルリアクター
分類:多目的パワードスーツ
武装:
12.7mm重機関銃
各種魔導杖
バトルアックス
その他
概要:
502JFWにおいて用いられているモートラート。
いわゆる寒冷地仕様というものであり、極寒のオラーシャ方面の環境に対応する改装などが行われている。
それらは装着者の体を温めるヒートユニットや接地面積を増やして滑りにくくするスパイクシューズなどに見受けられる。
主な使用者は502JFW直属のあストライカーユニット回収班や、各所に設置された哨戒基地や監視所の勤務者などである。
配備がされた経緯としては、単純に生身での従軍に危険が付きまとうようになったためであった。
502JFW結成以降、オラーシャ方面のネウロイが人類側の設置した拠点や哨戒基地などを狙って攻撃を仕掛けることが増えていた。
ネウロイとの係争地域の奪い合いは一進一退を繰り返しており、その最前線に置かれる監視所などはその役割を理解されたのか標的とされていた。
前述の監視シェルターによる拠点の隠匿といった策も行われてはいたが、そもそも兵士が死ににくいようにすることも求められたのである。
確かにウィッチなどから比較すれば一般兵士の価値は低い、さりとて無視してもいい損害ではないのである。
502JFWに限ったことではないが、正面戦力を支える補助戦力もまた各国から派遣されてきた人材であり、無駄死にさせたり軽率に死なせては困るものであった。
とはいえ、全員が魔導士の素質を備えているわけではないため、エーテルリアクターを用いたPSの装着という形に落ち着くことになった。
戦闘を含めた能力においては、生身を遥かに超えるスペックを発揮できるようになった。
元々がモートラートであったので、ここのスペックに関しては折り紙付きのものであり、それに準じるものを得ていたのである。
ネウロイとの不意遭遇戦などでも生身では扱いにくい重火器の使用や身体能力の増強、防御能力の付与で、生存確率が非常に改善した。
着用さえしていれば駐留する監視所ごと攻撃を受けた際にも致命傷を避けられる確率が上昇したのである。
502JFWの戦闘激化に合わせ、配備数はどんどん増えていき、今では作業用のワークラートと合わせ、なくてはならないものとなった。
509 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2023/02/24(金) 00:37:51 ID:softbank060146109143.bbtec.net [57/110]
以上、wiki転載はご自由に。
多分画面の端っことかに映っていたり、ストライカーユニットをぶっ壊したいつもの面子が駆け込んだりすると思われ。
地下シェルターのイメージは、デスストのセーフハウスですね。
最近は既往症の一つに建造物依存症が追加されてしまってな…(建造物の強化用の資材を背負いながら
配達依存症、ジップライン依存症、国道建築依存症…まっ、いっか
最終更新:2023年10月15日 00:38