270 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/03/12(日) 21:44:22 ID:softbank060146109143.bbtec.net [7/73]
憂鬱SRW ファンタジールート 設定集【シュワウルベVM2 (Versuch Massenproduktion 2)】
シュワウルベVM2 (Versuch Massenproduktion 2)
形式番号:Me262VM2
設計元:メッサーシャルフ
開発協力:シティシス魔導工廠(CMA)
生産体制:試作量産型
動力:魔導ジェットエンジン
魔力供給法:ウィッチ直接供給/補助エーテルリアクターハイブリッド仕様
補助演算機関:複合演算宝珠
防御機構:エーテルバリア 魔導反応装甲
全長:1.34m
武装:
レヌスメタルBK-5 50mmカノン砲
PMR-333 マギリングイェーガーライフル
MK108 2連装30mm機関砲
PSB-1010 マギリング・ショット・バズーカ
オプション:
追加増槽
外付け式追加エーテルタンク
12連装ロケットポッド
12.7mm重機関銃
マギリング・ホーミング・ライフル
マギリング・ブレード
防御兵装:
シールド発生補助システム
追加装甲システム
概要:
カールスラント帝国が生み出したジェットストライカーユニット「Me262」の試作型を基に開発されたバリエーション。
CMAの技術を取り込むことにより、技術的に不安のある部分を解消しつつ、さらなるスペック向上を図った意欲作。
元々カールスラントにおいては、強力なネウロイに対抗すべく、魔導士装備や既存のストライカーユニットの改良などを進めていた。
しかし、前進的に進歩していくとはいえ、進捗状況が芳しくなく、またMPFと比較して根本的なスペック差があることに頭を痛めていた。
今のところは高級機としてのMPF、ローコスト且つ国産できるストライカーユニットと棲み分けできている状況である。
それでもストライカーユニットの性能不足が徐々に露呈しつつあり、その打開が求められていた。
その有力候補であったのが、ジェットストライカーユニットというわけであった。
従来のストライカーユニットよりも高級機であり、未だに実証や試験などを重ねている段階だったが、それでも戦力の底上げに期待がされていた。
だが、そのジェットストライカーユニットに関しては開発は難航をしていた。
前述のように新しい魔導士という兵科の誕生とその装備の開発、既存のストライカーユニットの開発などが並列していた。
加えて、CMAを通じて提供あるいは販売されていたエーテル技術を用いたMPFなどの国産化や技術習得などで、リソースが分散していたのである。
さらに悪いことに、オーバーロード作戦において損耗した戦力の補填と防衛体制の構築という仕事もあり、やるべきタスクにまるで追いつけない状態だった。
こうした状況を鑑みて、カールスラントではCMAに対して共同開発を打診した。
CMAが先行して開発に成功していたジェットストライカーユニットの技術を取り込み、早期の開発と戦力化を図ることを目標と定めた。
CMA、そしてバックにいる地球連合としても現地勢力の自助努力は歓迎するものであり、この共同開発計画に賛同。
一応は試作型が完成していたMe262に手を加え、より完成度の高く、高性能なものとすべく技術支援を行うこととなった。
271 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/03/12(日) 21:45:06 ID:softbank060146109143.bbtec.net [8/73]
本機はその中において開発された、MPFの武装および技術の導入により完成およびスペック向上を目指した試作量産型となる。
基礎的な面をMe262に置きながらも、MPFをはじめとしたCMAの技術を上乗せで使うことで、MPFにより近づけることをもくろんだのである。
これの開発とテストについてはエネラン戦略要塞において実施され、CMAがストパン世界の技術に合わせる形で進められた。
これは未だに不安定さの残る技術的な要素をCMAのそれで補い、早期の戦力化及び安定化を図る意図もあった。
カールスラントとしても、自国の技術が徒に流出するのは避けたく、しかし、それの早期配備による貢献と権益確保という二つで綱引きをした結果といえる。
その証左のように、ノイエ・カールスラントにおいては純国産型のMe262の開発ラインが設置されている。
こちらはさしずめ共同開発プランというべきものであろうか?ここから得られたデータは逐次純国産型にフィードバックされているとのこと。
しかし、想定よりも早く純国産型よりCMAとの合同開発機の方が先に完成、ロールアウトし、実戦配備がなされてしまった。
割り当てられた形式番号に対して最も早く実戦配備可能になったのはご愛嬌か。
機体の解説に移る。
主兵装としては、Me262で採用されたレヌスメタルBK-5 50mmカノン砲を採用。
あるいは、状況に応じて長砲身のマギリングライフルである「PMR-333 マギリングイェーガーライフル」を主兵装とする。
副兵装としてはMK108 2連装30mm機関砲もしくはPSB-1010 マギリング・ショット・バズーカを採用。
その他オプションとして12連装ロケットポッドなどを搭載。さらにマギリング・ブレードといった光学兵器の実装に成功した。
防御面では従来のウィッチによるシールドに加え、エーテルバリアと魔導反応装甲を採用している。
これによりストライカーユニットを超え、MPFに匹敵する防御性能を獲得することに成功した。
特に、基本として装着したウィッチの魔力量に依存していた防御手段が、誰もが一定以上の防御を得たことは革新的であった。
特に攻撃力の向上がみられスウォーム攻撃といった手段をとるようになったネウロイに対抗するには必須と判断されていた。
これに関連するが、このストライカーユニット装着時には、ウィッチは専用のフライトスーツを着用することになっている。
耐Gおよび耐環境装備であり、魔力を込めた繊維を採用することにより防御性の上乗せと、身体の代謝などの促進を行う効果がある。
ジェットストライカー自体の信頼性が未だに高いとは言えないこともあり、放り出された際には術式とクッションの展開により装着者を保護する目的もある。
これらのスペックを実現するため、本機は高グレードの補助エーテルリアクター及びエーテルタンクを複数搭載。
これにより潤沢なエーテル供給を可能にし、マギリングウェポンの実装や通常より高性能なスペックを実現している。
加えて、煩雑な機体制御を簡易なものとすべく、複合演算宝珠を搭載して装着するウィッチをアシストする形式をとった。
機体の制御、大量にある火器の管制制御、エーテルバリアをはじめとした防御機構などがウィッチの意志に合わせてオートで行われる。
無論、これらは設定によってマニュアルにすることも可能である。
総合的に見て、この試作機は企図されていた以上のスペックを実現し、量産のめどが立つこととなった。
とはいえ、カールスラントではハイグレードな技術に依存したものであることも加味し、これの制式採用については保留という形をとった。
あくまでも純国産のMe262の完成とブラッシュアップ、さらに輸出型の完成が主眼であり、これはあくまでもデータ取りや繋ぎという意味を持たせたのである。
完成後はエネラン戦略要塞において試験運用がなされていたが、戦局の激化が著しい地域に先行配備がされることとなった。
その中には、オラーシャ方面において攻勢に出る502JFWも含まれており、初期配備分として4機+予備パーツが送られた。
特にオラーシャ方面においては高性能なMPFでさえも苦戦を強いられるネウロイが確認されており、ウィッチでの対処が難しいと判断されたようである。
272 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/03/12(日) 21:45:47 ID:softbank060146109143.bbtec.net [9/73]
武装解説:
原作においても採用されていた主兵装。
ライフルや重機関銃というより、文字通りの意味で大砲と呼ぶべき大口径砲。
CMAの開発したエーテルタンク供給方式のマギリングウェポンの一つ。
単射、速射、照射、着弾後炸裂、拡散とモードを選択して発射が可能であり、あらゆるレンジに適合する。
欠点としては、ストパン世界の技術水準に合わせたため、BK-5かそれ以上に取り回しがよろしくないこと。
原作においても装備された30mm機関砲。
機体積載量が原作よりも多いことから、装弾数は多くなっており、またアシストアームで保持することもできるようになった。
同じくエーテルタンク供給方式のマギリングウェポン。
こちらはショットガンと名前がついているが、どちらかといえば圧縮されたエーテルが文字通り壁として発射される範囲攻撃武装。
その特性からスウォーム攻撃を仕掛ける小型種や高速飛行する敵機へのけん制などにも使われる。
魔導ジェットエンジンを動かすための燃料を詰め込んだ追加増槽。
ネウロイとの戦闘が長時間に及ぶことを見越したものであり、
追加増槽と同様に装着されるエーテルの詰め込まれたタンク。
マギリングウェポンやエーテルバリアの形成の際に中身が先に消費され、空になるとパージされる。
面制圧および対地攻撃を目的としたロケット弾を搭載したポッド。打ち切った後は速やかにパージされる。
機体に装着される近接防御機関砲の一つ。
砲門数としては多くはないのであるが、スウォーム攻撃への対処、主兵装ではオーバーキルとなる小型種の排除に使われる。
ロックオンした標的を追尾するエーテル弾を発射するライフル。
速射性はやや劣り、エーテルを消費するが、それでもほぼ確実に命中弾を得られることから重宝される。
MPFの用いる光学格闘兵装のマイナーチェンジバリエーション。
出力自体はMPFほどではないが、それでも格闘戦において強力なカードとなる。
ネウロイが肉薄攻撃を仕掛けてくることも度々見受けられることから、標準装備が望ましいと戦訓が積まれている。
273 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2023/03/12(日) 21:46:55 ID:softbank060146109143.bbtec.net [10/73]
以上、wiki転載はご自由に。
502に配備されたジェットストライカーの設定でした。
原作以上にゲテモノというか、重武装化されてデカい感じですねぇ…
最終更新:2023年10月15日 00:39