958 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/04/11(火) 00:55:03 ID:softbank060146109143.bbtec.net [73/83]

憂鬱SRW 「憂鬱SRWヒヨッコ育成講座」5(有翼のフロイライン)


久しぶりだな、憂鬱SRWヒヨッコの諸君!
今日は参戦作品---と言えるかどうかは微妙だが、キャラや要素が参戦している原作についての紹介だ!
言うまでもないがネタバレしているので、要注意だぞ。


〇有翼のフロイライン
制作:Production Exabilities
分類:3Dシューティングゲーム

ざっくりとした概要:
 その敵は、空からやってきた。突如として空から現れ、人類に牙をむいた敵「ブランカー」。
多くが謎に包まれている強敵を前に、人類は結束し、必死の反抗を行った。
 しかし、圧倒的な戦闘力を持つブランカーの前に人類は苦戦を強いられていた。

 そして、ヘルト・システムと呼ばれる装備を身にまとった「フロイライン」と呼ばれる戦力により、反撃が始まる。
 主人公「クラーラ・エルンスト」は少女でありながらもそのヘルト・システムの適正があることが発覚。
 自分のため、世界のため、彼女たちは翼となり、空へと飛び立った。


作風:
 ざっくり言うと、ISやアリス・ギア・アイギスの近未来装備とストパンのような要素を混ぜた作品。
 適合する人間が女性しかいないヘルト・システムを用いて、人類の敵「ブランカー」と戦うというもの。

 インディーズ作品ではあるが、テンポの良い戦闘とスムーズなストーリーは一見の価値あり。
 ただ、インディーズ故の限界があるという非常に惜しい作品ともいえる。

 前述のようにストパンとの共通項が多いために、混ぜても違和感がないと判断して、その要素を取り込むことで参戦という形となった。


フロイライン:
 ここで言うフロイラインとは、ヘルト・システムに適合した兵士のことを指す。
 設定によれば、ヘルト・システムを最初に使った人物について、「フロイラインによりブランカーを撃墜」と報告されたことに由来する。
 現在のところ、ヘルト・システムに適合するのは女性のみで、その数は非常に少ない。適合しない者は、戦うどころか装備一式を装着時に激痛を受けてしまうという。


ヘルト・システム:
 ヘルト・システムは一言で言えば飛行パワードスーツを含むシステムのことであり、3種の兵装を搭載し、空中を自在に飛行して戦闘を行うことができる。
また、アーマードコア・ネクストのように瞬間的な加速や爆発的な推進力の発揮など、機動力でも他の兵器を圧倒する。
この機動力と運動性こそブランカーの戦力に対抗するにあたって強力な武器となっている。

959 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/04/11(火) 00:55:43 ID:softbank060146109143.bbtec.net [74/83]

 しかし、このヘルト・システムは元々はといえば、墜落したブランカーを回収し、それを元手にして開発された装備である。
 人間が作り上げたものであるが、その実態はブランカーの人型個体である「フロイライン」に非常に近しい。
 即ち、毒を以て毒を制すという形となっている。

 このシステムには当然ながら弊害が存在する。
 即ち、長期間にわたってこれを運用し続けると、心身に悪影響が出るものである。
 原作において、クラーラ・エルンストはシステムの影響により、思考及び人間性が戦いに惹かれていくという現象が見られた。
徐々に人間らしさが抜け、機械のように応答し、戦闘を行い、それ以外について関心を示さなくなるなどしていた。
最終的にはシステムに取り込まれたかのように戦闘を続け、自我さえも失いかけてしまった。

 敵のフロイライン曰く、徐々に戦うことだけしか頭の中になくなるとのこと。
 システムに意識が侵食されてしまい、ヘルト・システムと一体化し、文字通りの意味で戦闘マシンとなってしまう用である。
実際、最後の敵となった個体はヘルト・システムに取り込まれた元人間であったようである。

顛末:
 クラーラ・エルンストは、システムに意識をむしばまれながらも、それでも目的を達成した。
自分がだれで、何をすべきで、何をするのかを最後まで強い意志によって忘れなかったのである。
エーリカのもとに帰るのだと、満身創痍で、意識ももうろうとする中で、それでも。
 そして、最後の敵フロイラインを撃墜し、敵母艦を沈めることに成功したのである。

 その後、彼女は奇跡的に発見され、回収された。
 デブリーフィングにおいて、敵フロイラインから得た情報を上官「ルドルフ・デッドマン」に報告した。
 そしてルドルフもまた、ヘルト・システムによる副作用について話した。両者の情報はぴたりと重なった。
 ブランカーに対抗するためにヘルト・システムは必要だが、危険が伴い、犠牲者が出かねないということを再確認した。
そしてルドルフは今後犠牲者を出さないと誓った。

 その後、クラーラと、敵フロイラインの攻撃により下半身不随となったバディのエーリカ・レールツァーと共に空を見上げる。
 今はまだ夜は明けない。けれども、翼は暁に向かって飛び立った。明けない夜はないと信じ、二人は未来を見る。


憂鬱SRWにおいて:
 原作での要素からドイツ系と判断いs、F世界のカールスラントの人間という形で参戦している。
 そしてMPFを構築する要素としてヘルト・システムの初期イメージや設定を取り込んでいる。
 それは単なるビジュアル面やキャラクターとその設定だけでなく、装備している武装なども大きく影響を受けている。
 原作のような悲惨なシステムの弊害は存在しないが、ブランカー以上に強敵であるネウロイと戦うことになるだろう。
 Eisen Flugel(鋼の翼)は虚空を駆け抜けていくのだ。


終わりに:

今回は短いがこんなところだ。
割とマイナーな原作で、ストーリーはやや消化不良なところもあるが、それでもさっくり楽しむには十分な作品だ。
半分はダイレクトマーケティングになってしまったが、まあ、これは作者の趣味ということになるな。
ともあれ、そういう要素を取り込んでいると思ってもらえばそれでOKだ。
F世界のストパンのSSをこれで少しは楽しんでもらえると嬉しい。
それでは、また次回!

960 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2023/04/11(火) 00:56:53 ID:softbank060146109143.bbtec.net [75/83]
以上、wiki転載はご自由に。
ダイマになりましたが、有翼のフロイラインの紹介でした。

今宵は寝ます、おやすみなさいませ。

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最終更新:2023年05月15日 20:32