815 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/05/01(月) 00:38:36 ID:softbank060146109143.bbtec.net [148/155]
憂鬱SRW ファンタジールート設定集【MPF-002G-3C シュヴァリエTer-C型】


シュヴァリエTer-C型

形式番号:MPF-002G-3C
原型機:MPF-002 ブライト・リッター
設計・開発・製造:CMA
運用:ガリア
全長:2.7m
動力:エーテルリアクター/エーテルバッテリーハイブリッド方式
操縦方式:サイコ・エミュレート・デバイス
防御機構:エーテルバリア/魔導反応装甲
OSおよびFCS:魔導コンピューター「ゼフィランサスBis」

固定武装:
12.7mm近接防御機関砲×2

携行武装:
30㎜アサルトライフル
マギリングライフル
マギリングブレード
マギリングガトリングガン
シールド

選択式搭載武装:
空中機雷散布コンテナ
120㎜滑腔砲
5連装高誘導高速ミサイルポッド
40㎜×45口径機関砲
その他MPFの規格の武装を搭載可能

オプション:
長距離航行ブースターユニット
ハイマニューバユニット
サブアームユニット

概要:
 CMAが開発したMPF-002「ブライト・リッター」を、ガリアがライセンス生産したMPF「シュヴァリエ」がベースとなった機体。
これを戦訓に合わせる形で近代化改修を行ったモデルとなる。形式番号にもある通り、バージョン3のC型(汎用型)を意味する。

 ガリアは他国同様、MPF-001の導入に始まり、その運用ノウハウなどを吸収していった。
 そして、次のMPF-002からはガリアの要望に合わせた装備品や仕様のモデルが提供され、運用されることとなった。
 当然、それは戦訓の蓄積などと合わせることで逐次バージョンアップや改良を重ねており、時代に合わせて強化されてきた。
 一応ガリア向けということにはなっているが、根本的な設計や規格はCMAのそれであり、他国の運用するMPFとの互換性を有している。

 汎用機ということもあって、対地・対空および対大型種など一通りの任務を熟せるような装備となっているのが特徴。
さらに、長距離航行ブースターユニットや運動性と機動性を向上させるハイマニューバユニットでこれを底上げすることができる。

 と、ここまでは一般的なMPFと変わっていない。MPFとして拡張性を実現したブライト・リッターの系譜に沿ったスペックである。
問題であるのは、これが最前線で運用されるには、些かバージョンアップが古い、という点にある。
 最新の戦訓---アーマードタイプ・ネウロイの出現とその対処能力を持たせた装備の提供は、CMAを通じて各国に対して行われていた。
 そしてそれは当然ガリアに対しても行われていたのであるが、その前線配備が確認されていなかったのである。
端的に言って、現地時間1944年10月を超えてもなお、ガリア軍に属するウォーザードが最前線で使うのは型落ち機であった。

 無論、供与された装備の扱いについてはガリア政府およびガリア軍に一任されているのであるが、これにはCMAの担当者も呆れる次第となった。
その原因が運用するウォーザードの不足や、あるいは後方支援体制の不足のみならず、政治的な闘争による取り合いで動かせないということも呆れに追い打ちをかけた。
最新装備がないままでは、アーマードタイプ・ネウロイへの対処が難しいと判明してもなお、その努力がされていないのである。
 しかも、最新鋭機を後方で腐らせ、そのくせ最前線でMPFが性能不足だと文句を垂れるガリアに対してはCMAおよび連合も相当血圧をあげることになった。
 しかし、連合もCMAを通じて抗議を入れたのであるが、結局のところ内政問題であるため、抗議で留めざるを得なかった。
過度な干渉は内政干渉となり、地球連合の掲げる方針に背くことになる。
 そういう事情もあり、地球連合軍は現地に直接最新鋭機を持ち込み「レンタル」という体裁で使うという苦労を抱え込むこととなった。

816 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/05/01(月) 00:39:40 ID:softbank060146109143.bbtec.net [149/155]


 ここまでガリア政府と軍を貶したが、このMPF自体の性能は既存のネウロイやアーマードタイプ・ネウロイ以外には有効であることを記す。
前線将兵が、中央の人間よりも真摯に戦おうとしていることも、ストパン各国や地球連合にとって救いであったのも事実であった。
 まあ、それも後々にぶち壊しにされてしまうのであるが。



武装解説:

  • 30㎜アサルトライフル
  • マギリングライフル
  • マギリングブレード
  • マギリングガトリングガン
 MPFで運用される標準的な武装。着々と近代化を進めており、ファーストロットから性能は向上し続けている。

  • シールド
 自律飛行も可能な追従型シールド。
 特にアーマードタイプ・ネウロイの出現以降、その需要は高まっている。

  • 空中機雷散布コンテナ
 自律浮遊してネウロイに反応して起爆する機雷を搭載したコンテナ。
 航空戦において後方への攻撃能力の一つとして採用される。

  • 120㎜滑腔砲
 腰部に搭載される大型砲。中遠距離で最も威力を発揮できる。
 実弾装備であるため、マギリングウェポンよりも整備性に優れ、信頼性が高いのも売り。

  • 5連装高誘導高速ミサイルポッド
 空対空ミサイルの発展拡大型。追尾能力及び速力を向上させており、命中率が期待できるタイプ。

  • 40㎜×45口径機関砲
 MPFでは一般的な機関砲。高い信頼性があり、対地対空の両方に適合する。

  • 長距離航行ブースターユニット
 長距離展開や高速での長時間航行を可能とするオプション。
 ガリア本土においては防衛戦が主体であるため、あまり使用されていないのが実情。

  • ハイマニューバユニット
 高機動戦闘能力を上乗せるためのオプションユニット。
 後部に接続される4枚の推進翼により、運動性や機動性、瞬発力などを向上させ、機動戦闘でのアドバンテージを稼ぐ。

  • サブアームユニット
 各所のハードポイントに接続される、サブアームとそれを制御するコンピューターユニット。
 腕以外でも武器を保持することができるようになり、戦闘力を向上させることができる。
 無論、それらを並列処理する能力が求められるが、使いこなせば便利である。

817 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/05/01(月) 00:40:41 ID:softbank060146109143.bbtec.net [150/155]
以上wiki転載はご自由に。
ちらっと出演したガリアのMPFについてでした。
次は通常兵器かなー…
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最終更新:2023年08月23日 23:01