905 名前:弥次郎@お外[sage] 投稿日:2023/05/01(月) 22:03:15 ID:p2570027-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp [11/34]

憂鬱SRW ファンタジールート設定集【カールスラント陸軍3号戦車派生車両+α】


3号指揮戦車KⅡ型

《諸元》
ベース:帝政カールスラント 3号戦車
改装:CMA
運用:カールスラント陸軍
全長:6.61m
車体長:5.56 m
全幅:2.95 m
全高:2.63 m
重量:24.3 t
懸架方式:トーションバー方式
速度:35km/h(整地)26km/h(不整地)
動力:4ストロークV型12気筒ガソリンエンジン
補助動力:補助エーテルリアクター
装甲材:超硬スチール複合合金(エーテルエンチャント済み)
武装:
40㎜対地対空両用マギリングキャノン(ブローニングM2重機関銃)
ブローニングM2重機関銃 ×2

概要:
 CMAがカールスラントの戦車である3号戦車を基に開発した指揮戦車。
 ネウロイに対して戦力不足となっていた旧式戦車のリファイン計画の一環として提唱されていたプランを採用している。

 主な変更点は、装甲材の変更と補助エーテルリアクターの搭載、さらに通信・レーダー設備の増強にある。
速力の向上と防御性の両立を果たし、迅速な機動展開を可能にし、これまでにない行動半径を獲得し、まさに革命的と言えるものであった。

 この高速化によって前線における指揮車両---機甲部隊に限らず空陸のウィッチや魔導士などにより追従できるようになってもいる。
これによって組織的なネウロイへの対応がしやすくなり、また戦場の霧に包まれることもかなり減った。

 本分となる指揮能力に関しては、連合基準では遥か旧式の、平成世界の電子機器およびC4Iの導入などもあり、極めて向上している。
車両内部には電子モニターなども搭載され、さらに小型とはいえエーテル式の対地対空レーダーも搭載したことで自力での索敵力も向上した。

 一方で、通信機器などにリソースを割いたこともあり、武装面は大きく削減されている。
 それでも自衛用に対地対空両用マギリングキャノンを搭載しており、元々の3号戦車からすれば攻撃力を増強させることに成功している。
これはどちらかといえばエーテルリアクターによる電子機器運用能力の、いわばおまけにすぎないのだがそれはさておき。

 その他、3号戦車に対してやや無理をする形でマギリングウェポンを搭載したこともあり、整備性などはそれなりに悪化している。
装甲材や電子機器などは供給品だよりの状況が続いているため、損傷や破損・故障などに対して弱いことも難点といえるだろう。
 それらに目をつむってでも、というのは、如何にカールスラントがネウロイを恐れていたのかを物語る。

 通常の3号戦車と合わせ、これの運用のデータはのちに4号戦車およびティーガーへ反映されることとなり、質的な向上に大きく貢献することとなる。

906 名前:弥次郎@お外[sage] 投稿日:2023/05/01(月) 22:04:01 ID:p2570027-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp [12/34]

武装解説:

  • 40㎜対地対空両用マギリングキャノン
 自衛用に搭載されているマギリングキャノン。
 MPFが用いるものからすれば口径としては劣っており、出力も低いが、それでもネウロイへの対処力は高い。
そもそも、ネウロイに対して有効打を与えやすいという時点で、戦車に搭載される火力としては破格である。


  • ブローニングM2重機関銃
 日本国召喚日本よりもたらされ、現在ではストパン世界で広く使われている機関銃。
 マギリングキャノンの同軸に1門と、車体に2門搭載されている。




Sd.Kfz.9E通信強化型ハーフトラック

《諸元》
ベース:帝政カールスラント Sd.Kfz.9
改装:CMA
運用:カールスラント陸軍
区分:ハーフトラック
全長等:史実Sd Kfz 9に準ずる
動力:12気筒V型エンジン
補助動力:補助エーテルリアクター
装甲材:超硬スチール複合合金
武装:なし

概要:
 積載及びけん引力に優れているSd.Kfz.9を利用して作られた、通信設備及びレーダー設備を搭載した車両。
 最前線においても充実した対空および対地レーダーによる情報収集、さらに通信中継の役目を担うことを企図している。

 役割的にはⅢ号指揮戦車KⅡ型に被っているところもあるが、役割は明確に分類されている。
 KⅡ型が機甲戦力の指揮を重点としている余力で他の仕事を行うのに対し、こちらは純粋に通信やレーダーの役割に徹している。
コスト的にも3号指揮戦車KⅡ型より安いため、指揮官などが乗るそれに追従して展開、通信網を形成するのが常套手段となっている。

 その他の能力に関してはからきしであり、ぶっちゃけ的にしかならない。
 とはいえ、オールインワンの戦力は扱いにくく、コストも跳ね上がることなどから、こうした分業もやむなしとなっている。






3号対空戦車M.Flakvierling2

《諸元》
ベース:帝政カールスラント Ⅲ号戦車
改装:CMA
運用:カールスラント陸軍
全長:5.91m
車体長:5.56m
全幅:2.95m
全高:3.21m
重量:28.3t
懸架方式:トーションバー方式
速度:36km/h(整地)27km/h(不整地)
動力:4ストロークV型12気筒ガソリンエンジン
補助動力:補助エーテルリアクター
装甲材:超硬スチール複合合金(エーテルエンチャント済み)
武装:
連装型マギリングガトリングガン(同軸ブローニングM2重機関銃)×2
6連装対空ロケットランチャー×2
ブローニングM2重機関銃×1

907 名前:弥次郎@お外[sage] 投稿日:2023/05/01(月) 22:04:52 ID:p2570027-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp [13/34]


概要:
 CMAがカールスラントの戦車であるⅢ号戦車を基に開発した対空戦車。
 マギリングウェポンとエーテルレーダー、および照準器を採用した最先端の車両の一つとなる。

 ネウロイの進化に伴い、カールスラントに限った話ではないが、各国はウィッチを含む戦力の更新を急いだ。
オーバーロード作戦時の損害やその時の戦訓を反映させた、より上位となる戦力を求めたのである。
 さりとて、早々に都合よく用意できるわけもなく、既存の兵器を生産して何とか数を揃えることも求められた。
その中で、旧式の三号戦車は数的な埋め合わせを行いつつ、新技術により性能向上を行う素体として着目された。

 対空戦車の名の通り、基本的にはネウロイの航空戦力への対処能力を優先してる。
 主兵装として砲塔の左右にマギリングガトリングガンを2門ずつ搭載、スポッティングライフルを兼ねるM2と合わせて高い弾幕形成力を得た。
 また、砲塔後部には対空ロケットランチャーを搭載。空間制圧を想定した攻撃を行えるようになっている。
 その他については余剰スペースなどの問題から自衛用のM2が搭載されるにとどまっている。
 一応マギリングガトリングガンによる水平射撃により地上目標の破壊も不可能ではないので、この武装の削減については目をつむられることとなった。
 射撃式装置としては当時最新鋭の射撃管制エーテルレーダーと照準器を砲塔部に搭載し、これと連動させることで高い命中率を実現させている。

 これらの運用を可能とするため、動力源としては従来のエンジンに加え、補助エーテルリアクターを採用している。
エーテルの供給はマギリングガトリングガンだけでなく、車体全体への防御力の上乗せ、さらに重量軽減効果をもたらし、機動性なども向上させた。

 総合的なコストとしては、エーテルリアクターとマギリングガトリングガンの分によって通常の3号対空戦車の1.6倍ほどとなっている。
加えて整備性という問題が付きまとい、高騰は一部問題視されたが、コスト以上のスペックで補えると判断されて量産が決定。
CMAの工廠による試作機の制作及び生産ラインの整備の支援もあり、ガリア奪還後のカールスラント軍に配備が進められた。


武装解説:

  • 連装型マギリングガトリングガン
 砲塔に据えられている合計四門のマギリングガトリングガン。
 対空仕様であり、同軸のM2と合わせ、弾幕を形成して航空ネウロイに対して対処を行う。
 単発の威力は低いが、それが高いレートで吐き出されることで破壊力を実現している。

  • 6連装対空ロケットランチャー×2
 砲塔後部に外付けされているロケットランチャー。
 構造として極めて単純なロケット弾を発射し、その炸裂によって空中のネウロイを撃墜する。
 再装填などは不可能ではないが車外に出る必要があるために現実的ではない。
 それでも多数のネウロイの群れに対し、炸裂による空間制圧能力の高さから重宝されている。

  • ブローニングM2重機関銃
 車体内蔵の機関銃。接近してくるネウロイへの対処を第一義としている。

908 名前:弥次郎@お外[sage] 投稿日:2023/05/01(月) 22:05:28 ID:p2570027-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp [14/34]
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だいたいこんなもんですかねー…
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最終更新:2023年08月23日 23:01