833 名前:657[sage] 投稿日:2023/04/09(日) 02:20:41 ID:180-146-88-141f1.kyt1.eonet.ne.jp [202/241]

憂鬱SRW アポカリプス時系列×GRIDMAN UNIVERSE編 『Super Robot Wars×SSSS.DYNAZENON 幕間 電脳の騎士』


「やれやれ、本当に特撮の世界になってやんの…」

「隊長、レイバーであのサイズを相手にするには…50m以上ありますよ!」

「だよねえ~…民間人の避難誘導優先、連合軍と企業連に連絡、俺達は足止め優先で建造物を盾にして立ち回るしかないでしょ」

γ世界日本 東京湾近郊 蜃気楼怪獣出現時の特車二課のやり取り

地球圏だけでなく融合惑星でも蜃気楼怪獣は見境なく出現
一体だけでなく4、5体纏めて出現する事も多く戦術機やKMFで相手取るには厳しすぎる相手であった

もっとも襲来したフォーリナーなどの戦力と鉢合わせ潰し合いをする事例もあるものの、市街地での被害が増えることもあった。


「ようやく干渉できましたねナイト君準備はいいですか?」

「ええ、こちらは大丈夫です、新条アカネの作った怪獣…何故この世界に?」

「原因は不明です、怪獣がいる世界は境界が脆くなるとは言えこんな「外の世界」にまで怪獣が出てくるなんて「あの時」以来でしたから…」

「俺達がこちらに無条件で来れた事にも…ですね、ただやる事は変わりません、俺は使命を果たすだけです。」

「じゃあナイト君!頑張ってきてください!」

γ世界東京上空 ??? 

ビジネススーツを着た眼鏡と女性と腰に長剣を佩いた背広の青年が駆逐艦サイズの艦艇で怪獣に襲撃される市街地を俯瞰しながらの会話
艦艇のデッキから飛び降りた銀髪の青年の目が赤く輝き…



「お…太田さん!上!?」

「なんだ泉!?ボケッと…なんだあああああっ!?」

「ビルに立ってるの…巨人!?」

「隊長!ビルになんか…!特撮ヒーローみたいな巨人が!」

『グリッドナイト…サーキュラァァァァッ!!』

「うおあああああっ!?か…怪獣が一撃で!?」

γ世界 同上
特車二課の目の前に突如としてビルの屋上に降り立った紫色の巨人
円月輪のような光線を放ち、怪獣を一撃で両断、更に残像を残すような速度で格闘戦に移行し、残りの怪獣を蹂躙した。

834 名前:657[sage] 投稿日:2023/04/09(日) 02:22:34 ID:180-146-88-141f1.kyt1.eonet.ne.jp [203/241]
<<お嬢様緊急事態です>>

<<蜃気楼怪獣の同時出現…これ以上の緊急事態ありまして?まさかほかの勢力も来たとでも?>>

<<その通りです、どうやら我々の世界は特撮の世界になってしまったようです、紫色の巨人が現れたと>>

<<紫色の巨人、まさかフォーリナーの戦力でもきたと…で…も?>>

怪獣迎撃のため企業連の依頼で現場に急行したリンクス刹那
蜃気楼怪獣の一団は紫色の巨人により全て撃破され爆散する光景を目撃する



<<ご迷惑をおかしてすみません怪獣の方は私達で退治させていただきました>>

<<(地球の言語?)いえ、こちらも被害が軽微で済んで僥倖でしたわ、貴方達は何者でして?まさか異星人だとでも?>>

<<申し訳ないですが、今は通りすがりのものとだけ…出来れば攻撃はしないで貰わないと助かります>>

<<名無しと言うわけにはいかないでしょう?それに一切反応を検知させずにこちらにどうやって…っ!?>>

<<ナイト君帰還しましょう>>

<<ま、待ちなさい!>>

上空から降りてきた駆逐艦サイズの艦艇と相対する刹那のAC

問いただすものの巨人は艦艇のデッキの上に着地しそのまま謎のゲートに消えていった
これ以降融合惑星、C.E.地球圏で蜃気楼怪獣が出現すると謎の巨人が不特定に現れ現地を救援する事例が多発することとなる

835 名前:657[sage] 投稿日:2023/04/09(日) 02:23:28 ID:180-146-88-141f1.kyt1.eonet.ne.jp [204/241]
「篁大尉…あの巨人と相対してどうだった?」

「邪なものはあれから感じませんでした…帝国軍部隊を救援しましたが、あの巨人は怪獣を市街地から離そうとしていたようですし」

「タケミカヅチさん曰く…ああ言うのは特撮番組の変身巨大ヒーローのようなものだと言うことでしたが…」

「やれやれ…異星人の襲来の次は救いのヒーローか…この世界は飽きさせることはないな…」

「BETAと違い非常に洗練された姿をしています…他の世界の皆さん曰く偽物のカラーリングみたいだそうですが」

β世界 巌谷と篁唯依の会話

タケミカヅチとの結婚後、日企連に出向した唯依との久しぶりに会話であったが
彼女も紫色の巨人と相対、現地の帝国軍をあっという間に救援し消えていくのを見送るしかなかった

ただ連合側や特撮番組がある世界では紫色の巨人はダークヒーローのような姿だと噂になっていた


「あっははははーーー!本当に私の常識を毎回毎回ぶち壊すのやめなさいよ!解析データは正体不明のエネルギーが物質化した存在!?」

「連合側でも解析できないってどういうことよ!アレは本当にTVの中から出てきたとでも!?」

「せ、先生落ち着いてくださいよ!たしかにウーターマンみたいでしたけども!」

「アンタが前いた世界で放映してたっていう番組よね…そういうヒーロー番組を見て参考にしないといけないってわけ?」

ロンド・ベル隊科学班 香月博士の絶叫

紫の巨人のデータは連合側でも解析不能であり、詳細不明の超高エネルギーが物質化し、意志をもっているとしか思えない解析結果であった
ゼオライマーの開発の協力などである程度耐性は出来ていたとはいえ夕呼のSAN値を再び激減させるには十分であった。


「ナイト君お疲れ様です」

「こちらは大丈夫です、二代目…しかしこれだけ怪獣が出現するとは…」

「怪獣が出現する世界にはそれに対する抗体…アンチボディのような存在が出現することは多々ありましたけどもここは異常です」

「ええ、それは俺も感じました、ここまで多種多様な『可能性』が集まった世界はドライクロイツで戦った以来です…」

「まるで意図的に集められたかのような…そんな意図を感じます」

??? 紫の巨人…グリッドナイトとそのパートナーである二代目アノシラスこと二代目の会話

コンピューター・ワールドを回り怪獣や出現する脅威と戦うグリッドナイト同盟…
今回はコンピューター・ワールドの外でコンピューター・ワールド由来の怪獣が出現し、
現に不明のコンピューター・ワールド自体に時空乱流が巻き起こる事態を察知、現実世界にまで出張してきた

本来は彼等は現実世界に顕現は非常に難しいはずであるがスパロボ30世界に次いで憂鬱SRW世界には容易に転移できてしまい、
何者かの思惑を感じながらも戦う事となる…彼等の使命は世界を護る事であるのだから

836 名前:657[sage] 投稿日:2023/04/09(日) 02:24:11 ID:180-146-88-141f1.kyt1.eonet.ne.jp [205/241]
用語、キャラクター紹介など

グリッドナイト同盟

コンピューター・ワールドから出張してきたヒーローチーム
コンピューター・ワールド全体の異変を察知し、コンピューター・ワールドと繋がってしまった憂鬱SRW世界にまで転移してきた。

現在二人は怪獣の出現数の多さから二代目の体でもある戦闘支援艦サウンドラスで支援を行いながらグリッドナイトが怪獣被害の現場を救援している
CE地球圏や融合惑星では異星人として誤認されており、見返りも求めず怪獣を倒して消えていく謎の存在として困惑を持って迎えられている。

なお本来彼等は電子的な存在であり、現実世界で実体を持つことは非常に難しいはずであるのだが…?


グリッドナイト (戦闘BGM インパーフェクト、UNION)

グリッドナイトは元怪獣でありながらグリッドマンを模倣し偽物から本物となった正真正銘のヒーローである
スパロボ30世界の戦いを経験した記憶を持ち、人型機動兵器対策などもスパロボ30世界の自軍部隊ドライクロイツで経験済みである。

必殺技は円月輪状の光輪を放つ速射可能で近接武器としても使用できるグリッドナイトサーキュラー、腕から怪獣を一撃で消滅させるほどの出力を持つ光線グリッドナイトストームなど
また、グリッドマンを模倣したことによりグリッドマンに対応したサポートメカと合体することが可能である。

837 名前:657[sage] 投稿日:2023/04/09(日) 02:26:07 ID:180-146-88-141f1.kyt1.eonet.ne.jp [206/241]
投下終了 wiki転載などはご自由に
ダイナゼノンユニバース顕現直後の動きなどを
グリッドナイト同盟に関しては特撮ヒーロームーブで周囲に認知が広がってしまうことに
まさにグリッドナイトファイト
+ タグ編集
  • タグ:
  • 憂鬱SRW
  • アポカリプス
  • 融合惑星
  • GRIDMAN UNIVERSE編
最終更新:2023年08月27日 20:00