29 :YVH:2012/03/01(木) 16:45:12
=大日本帝国、帝都・宙都。秋葉原地区=
-某玩具ショップ-
数組の団体が、店内を物色していた。
「これなんかどうだ?」
ある男が連れに問う。
「んー・・・うん?ちょっと待て。
こっちの方が良くないか?このバ○キリーとか言うやつ」
男はそう言って、某玩具メーカーの○合金を連れに見せた。
「これは・・・げっ!?二万近くするのか、コレ・・・
(予算的に大丈夫か?)」
一方、別の団体では・・・・
「お館様。これなどは、如何で御座いましょう?」
そう言って、執事風の老人が主人に超○金○の一つを示す。
「どれどれ・・・ほう・・これは中々の品ではないか。
これならば、サロンでも自慢できよう・・・」
そう言って、この団体の代表者と思しきお館様と呼ばれた男は
購入を即決する。
こうして、彼らは店内にあった商品を其々の懐具合に応じて
買い漁って行った。
この団体たちは、前者が同盟の技術士官たちで、視察の名目で来日し
研究用と銘打って数組のグループに分かれて「資料として」多数の
合金玩具・プラモデルなどを買い漁って行った。
尚、中にはどう贔屓目に見ても「資料」とは言えない様な人形たちが、
多数購入されていた事を記しておく。
後者は文中から想像できるように、銀河帝国からの貴族階級の旅行者たちで
日本の玩具に魅せられた、所謂‘少年の~‘とやらで、こちらは各々の趣向別に別れ
自分用・子供への土産用・頼まれ品用と多種多彩に買い漁り、意気揚々と故郷に帰国して行った。
その後、各サロンで自慢大会が開かれ、‘素晴らしいっ!!‘やら
‘・・発売されていたのか。無念、出遅れたorz‘などの悲喜劇(?)が展開されたと言う。
【あとがき】
各々の活動資金は、レートがまだ確立されていないので
金等の貴金属や質の良い宝石などを、換金して得ています。
最終更新:2012年03月06日 21:20