736 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2023/03/27(月) 21:07:03 ID:101-142-39-137f1.wky1.eonet.ne.jp [2/3]
乙でしたー
酸素魚雷が米国いったかーって思った直後に気づいた
設計図やら製造ノウハウ受けて酸素魚雷作ったとしてだ、信管大丈夫なのかなぁ
737 名前:ひゅうが[sage] 投稿日:2023/03/27(月) 21:08:32 ID:p6280002-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp [224/297]
736
お気付きになられましたか…(アインシュタイン博士が呼ばれる模様)
747 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2023/03/27(月) 21:27:08 ID:softbank060146109143.bbtec.net [8/18]
737
斯くして
アメリカに輸出された酸素魚雷であったが、その評価は良いものではなかった。
確かに純酸素あるいは純度の高い酸素を燃焼させることにより雷跡を隠すことができ、また速度や射程に優れていたのは確かで「ロングランス」の異名をとった。
史実においても純粋酸素を用いた酸素魚雷を最初に実用化し生産できたのは日本であり、その後も使い続けたのも日本だけだった。
しかし、問題点となったのは、整備性の悪さと信管の問題であった。
前者についてはしょうがないとみる面が大きい。そのスペックの引き換えというべきものであり、純粋な酸素を獲得するだけでも一苦労である。
さらにその酸素を燃焼させ、魚雷そのものを推進させる機構についても通常の魚雷とは違うところもあり、試行錯誤も強いられた。
そしてもうひとつが信管の問題であった。
これは別段日本にルーツを持つ魚雷から、というわけではない。
米国の魚雷の信管は史実においてもとんでもない信頼性の低さに悩まされていたのだ。
これが史実では帝国海軍の米国の魚雷、ひいては潜水艦の軽視につながり、後々に被害が増えたのだから塞翁が馬か。
閑話休題。
この酸素魚雷の導入がある種肝入りで行われたこともあって、その動向は非常に注視されていた。
しかし、信管が役に立ちません、では米国の技術の低さなどが露呈してしまうことになるのである。
そこで、酸素魚雷を使っているからと言い訳し、国外と国内の技術的な差に原因があるとすり替えたのである。
だが、これは米国に渡り技術供与を行い、現地でのデータ収集を行っていた帝国海軍の技術者により不審に思われた。
当たり前だが、帝国は酸素魚雷輸出にあたり、その仕様の確認などを行っていた。
帝国の魚雷も時に不発だったり早発・遅発などもあったのだが、米国から問い合わせの際に得られたデータと違いがあったのである。
斯くして、日本から信管が持ち込まれ、互換テストが行われることとなり---米国の魚雷の問題が特大のモノとなって文字通り炸裂したのであった。
すいません、なんかふと思いついて書きなぐりました。
SSにできるかなーとか思いましたが知識が足りそうにないので、供養で…
最終更新:2023年05月21日 00:40