132 名前:銑鉄[sage] 投稿日:2023/03/31(金) 01:41:56 ID:p477224-ipngn200410kanazawa.ishikawa.ocn.ne.jp [2/10]
でもって、かつてネットの海で拾った
ttp://www.warbirds.jp/
BBS/oekaki2/484.jpg
の画像の機体を妄想して投稿してみます。
一式艦上”複葉”戦闘機
全長:9m
全幅:9.5m
発動機:金星 1350馬力
最高速度:520km/h
航続距離:1600km
武装:ホ5 20mm機銃×4(機首×2、主翼×2)
この機体は日本海軍からの要求仕様に基づくものでなく、三菱が独自に提案したもので、
1万トン級タンカーに飛行甲板を設置し(飛行甲板のみ格納庫、エレベーターは無し。要は和製MACシップ)に搭載する、運用する防空用の戦闘機としてである。
提案の切欠は英国との同盟と英国側での参戦である。現状でイタリアは参戦していないが、ドイツ側で参戦となった場合、
日英間の最短航路である地中海航路がイタリア空軍の攻撃に晒される危険があり、それに対抗する為の提案である。
三菱の機体であるが、かの堀越二郎が一切関わっていない機体である。その理由はこの機体の設計前に海軍側から三菱に対して開発システムに関する”指導”
が入ったのである。その”指導”にしたがって基礎設計と詳細設計を別チームに分ける事になったのだが一朝一夕に出来る事でもなく、
若手を基礎設計と詳細設計に分けて体制を作り、その後ベテランを其々に振り分ける様としたのだが、ベテランを振り分ける前に若手だけで提案したのがこの機体である。
複葉機としたのは、短く、カタパルトも無い(簡易構造の飛行甲板には重すぎて設置できない)飛行甲板で運用する事を前提とした為である。その為に
上翼にスラット及びエルロン。下翼にスラット及び全翼幅スロッテッドフラップ。フラップに連動する可動水平尾翼を装備し、抜群の離着艦を誇った。
複葉機ではあるが、全金属製で厚板張り、層流翼を持ったこの機体は500km/hを超える最高速度と20mm機銃×4という重装備を持ち、
配備当初は敵戦闘機にも十分対抗できた。戦争が進むにつれて一線級の戦闘機への対抗は困難になっていったが、敵爆撃機に対しては十分対抗でき、大戦中活躍し、
”最後にして最強の複葉戦闘機”との異名も持つ。
最終更新:2023年06月18日 22:31