59:194:2023/02/12(日) 19:20:30 HOST:KD106154148041.au-net.ne.jp
現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件フォースシーズン?その13 異聞・激突する平原


生放送から凡そ一か月後。小康状態だった戦況を打破する為か、プライマー達は世界各地にエイリアンを多数投下。
怪生物達と共同で、激しい攻勢を仕掛けて来た。
並行世界の仲間達やストームチームが居るこのエリアにも、多数のエイリアンと数体のアーケルスが接近。市街地目掛けて侵攻を開始していた。
対するEDF側は複数のタイタンやコンバットフレームを投入。更に後詰めとして、イプシロン自走レールガンと、量産が開始されたばかりのウォーバルガ数体の投入を決定。
並行世界の仲間達と共に防衛ラインを構築し、敵を迎え撃とうとしていた。


本部『進め!』

本部「砲兵の砲撃が始まるぞ」

砲兵『攻撃開始!』


突撃を開始しようとしていたコロニスト及びプロテクテッド・エイリアン(通称アマガエル)に、巨大榴弾砲(難易度補正付き)が降り注ぐ。
コロニストが次々吹き飛ばされて宙を舞う。・・・砲撃の威力が強い為であり、断じてHavok神のせいではない(大本営発表)
アマガエルも最初は堪えていたが、コスモノーツの宇宙服程では無い耐久力が仇となって、鎧を破砕された上で吹き飛ばされている。
だが、コロニスト達も負けてはおらず、体勢を立て直しつつ突撃を開始。ロングレンジ・キャノン装備の砲兵ガエル及び悪名高き多連装プラズマ砲(仮)装備の砲兵アマガエルが、反撃の砲撃を開始した。


フェンサー隊員(以下F隊員)「砲撃が来るぞ!」

レンジャー隊員(以下R隊員)「こっちの空爆はまだなのかよ!?」

フェンサー隊長(以下F隊長)「シールド、構え!」

タイタン『シールドがない歩兵は、タイタンの後ろに隠れろ』

少佐『空爆開始』


少佐のセリフに呼応する様に、複数のフォボスが攻撃を叩きこむ。しかも機数その物が、原作の3倍もの数が投入されている。
ティ連側の好意で、弾薬と燃料・予備パーツ等を増やし、一時的に稼働率を引き上げているのだ。
押し寄せてくるコロニスト達が次々と吹き飛ばされていく。まるで地獄の窯が口を開いたかのようだ。
だが、それでも全てを吹き飛ばすには至らず。更に地中から強化型蜘蛛が多数出現。防衛戦を突破しようと試みる。


本部『総員、攻撃せよ』

タイタン『レクイエム砲の火力を見せてやるぞ!』

レンジャー隊長(以下R隊長)「ここを突破されたら、市街地は焼け野原だ。そんなことはさせない。ここは我々が封鎖する」

60:194:2023/02/12(日) 19:21:00 HOST:KD106154148041.au-net.ne.jp
タイタンの発砲を合図に、各員が戦闘を開始する。
さて、人類側の戦力配置はどうなっているのか。それは、以下の通りになっている。

ストームチーム・・・ストーム1~4

スナイパーライフル隊・・・スナイパーライフル5人×4部隊

ウイングダイバー隊・・・隊長・ライトニング・ボウ 隊員・パワーランス4人×2部隊

フェンサー隊・・・ハンドキャノン5人×4部隊 

強化型ブラッカー・・・計6両

タイタン・・・計18両

BMX12ハイペリオン・・・計2機

ストームチームが勢揃いしている上に、各部隊は原作の二倍。車両は実に三倍の数になっている。
また、二クスはBMX12ハイペリオンに置き換えられている。機数こそ半分になった物の、火力と耐久力を考えるとそれ以上の戦力となっている。
戦局が人類側にやや有利な形で膠着し、その分だけ余裕が出来た証と言える。
なお、艦娘や戦娘はまだ待機している状態である。ドローンを始めとする航空戦力等と言った厄介な存在が確認され次第、即座に投入される事となっている。
まぁ、今までの激戦で少なからず疲弊している事に対する、丙世界側の配慮と言うのも有る。
しかし、ただ待機と言うのも勿体無いので、現在現場へと急行しつつあるレールガン部隊の上空にデロニカに搭乗した状態で、フリンゼ・サーミッサと共に待機している。
これは、原作にて『未来情報』に基づいてプライマーが待ち伏せしていた展開(激突する平原’)が有った為、それを警戒しての事だ。
因みに人型特重機動戦艦・大和だが、立て続けに激戦に投入されていた為、現在整備を行っている最中であり、今回の作戦には参加していない。

一方、ストームチームは脅威度が高い敵(砲兵アマガエル)を中心に、遠距離狙撃で敵を次々と撃ち抜いていた。狙撃していたのは、嵐山と武蔵の二人。残りのメンバーは、その護衛を兼ねている。
嵐山が試作型MR150ファング、武蔵が試作型40ミリレイジキャノンを使用している。
どちらもティ連の技術を流用した試作型の兵器であり、大口径化で更に威力が高められている。無論、貫通属性付きだ。
正確な射撃で、砲兵アマガエルに次々とヘッドショットを叩きこむ。砲兵アマガエルは存在そのものが害悪、慈悲は無い(EDFプレイヤー並感)
対するプライマー側は、ここが一番厄介と判断したのか、更なる増援を送り込んで来た。
上空に複数の降下艇と揚陸艇が出現。正面の降下艇からはクルールが、左右の揚陸艇からはコスモノーツと重装コスモノーツがそれぞれ降下。更に地中から茶蟻の大群が出現し、防衛ラインへと迫る。


嵐山「半包囲か!武蔵は右側のエイリアン共を、戦場は左側のエイリアンを抑えてくれ!正面のクルールは、俺が抑える!」

武蔵「了解した!」

戦場「任せてくれ!バルジレーザーをお見舞いしてやる!」

61:194:2023/02/12(日) 19:21:30 HOST:KD106154148041.au-net.ne.jp
それぞれ手分けして、エイリアン共を迎え撃つ。緑色及び紫色の、シャレにならない火力を持つクルールを優先的に排除していく嵐山。
威力と共に弾速も更に向上しており、遠距離にも拘らずシールドによる防御が間に合っていない。射撃音がするごとに、クルールが一体ずつ撃破されていく。
戦場はバルジレーザー照射モードZで、コスモノーツ達を真上からのレーザー照射で倒していく。厄介なコスモノーツが排除された事も有り、味方部隊が押し返していく。
武蔵が受け持った側は特に圧巻であり、武器を試作型ブラスト・ツインスピアM5と試作型電刃刀 極ニ式に持ち替えて立体高機動で翻弄、更にストーム3が高機動でかき乱す。
懸命に攻撃しようとする敵を、ストーム2達が試作型ブレイザーで焼き払っていく。それ等を掻い潜って押し寄せた茶蟻達も、ストーム4と飛島が呆気無く殲滅した。


隊員B「スゲーな、こいつは!怪物やエイリアンをあっという間に倒しやがったぞ!」

隊員A「試作型だが、この時点でEMCの30%の火力だ。怪物共も一溜まりもないぞ」

軍曹「貴重な試作品だ。無茶やって、壊すんじゃないぞ」

隊員C「了解です!」


左右からの攻撃は失敗に終わり、正面も殆どが討ち取られつつあるその時。ドローンの大群が襲い掛かって来た。
殆どがタイプ1及びブルーカラードローンだったが、少数レッドカラードローンやインペリアルドローン、更にはハイグレードタイプ3ドローンまで混じっている。
オマケに、紅蟻・・・侵略性外来生物αPlus 赤色種及び紫蟻・・・侵略性外来生物α 赤装変異種の大群が押し寄せ始めていた。


スカウト隊員A(以下S隊員A)『こちらスカウト!ドローンの大群を確認!数百機の大群!レッドカラーやインペリアルドローン、ハイグレードタイプ3ドローンも少数混じっています!』

スカウト隊員B(以下S隊員B)『更に赤い怪物の大群が出現!そちらに向かいつつあります!』

本部『なんて数だ!』

少佐『作戦エリアに、多数のドローンが出現!』

R隊長「ドローンが来たぞ!」

本部『くそっ!レールガンの到着はまだか!』

少佐『あと十五分程掛かります!並行世界救援軍が先行、作戦エリアに向かいつつあるとの事です』

本部『だが、ドローンは数百機。持ち応えられるのか!?』

少佐『ここが正念場です。戦闘を続行してください』

62:194:2023/02/12(日) 19:22:01 HOST:KD106154148041.au-net.ne.jp
激しい空襲を受けている所に、並行世界の救援軍の軍勢が到着。フリンゼ・サーミッサを中心として艦娘及び戦娘達が展開し、敵を迎え撃つ。
だがプライマー側は、同じ規模のドローン部隊を更に二つ投入。無茶苦茶な物量に、さしもの人類側も防戦一方に追いやられる。


いちご「全く!蒼空邪軍並みに頭おかしいでしょ!」

イッチ「落としても落としてもキリが無いよー!」

レイ「ですが、落とすしか有りません!」


特に脅威度が高いレッドカラー達を優先して相手取るも、横合いからのドローンの攻撃に思わず愚痴がこぼれるレイ達。
この乱戦の影響も有り、支援部隊が一時離脱せざるを得ない程だった。


少佐『戦娘部隊とEF-28イフリートがドローンと交戦中ですが、敵を抑え込むのに手間取っています』

少佐『爆撃機及び攻撃機が、ドローンから逃れる為に作戦エリアを離脱』

オペ子『砲兵も、作戦エリアから一時離脱するとの事です』

本部『くそっ、支援なしでは地上部隊が持たないぞ!』


旗色が悪くなりつつある状況に、さしもの本部も弱気になる。
更に、悪い報告が重なる。


S隊員A『こちらスカウト!エイリアンの大群を確認!』

S隊員B『多数のマザーモンスター(茶女王)もそちらに向かいつつあり!』

本部『くそっ!レールガンはまだか!』

少佐『あと五分との事です』

本部『それまでに防衛ラインが崩壊しかねないぞ!』


少佐の報告に焦る本部。そこに、空軍からの通信が入った。


少佐『空軍より通信。戦闘爆撃機カムイの編隊が、作戦エリアに向かっています』

本部『馬鹿な!やめさせろ!ドローンの餌食になるぞ!』

カムイ『こちらカムイ1。犠牲は覚悟の上だ。地上部隊を支援する』

63:194:2023/02/12(日) 19:22:31 HOST:KD106154148041.au-net.ne.jp
本部の言葉を振り切り、作戦エリアへと突入する十数機のカムイ。ドローンがそれを見逃す筈もなく、カムイへと群がって行く。


いちご「レイ!イッチ!あれ!」

イッチ「直掩機無しで!?無茶だよー!」

レイ「レッドカラー達は何とか排除したし、援護に向かおう!」


急いで援護へと向かうレイ達。イフリートも、数機がドローンに攻撃を仕掛け、突入を援護する。


少佐『カムイ、敵ドローンの迎撃を受けています。戦娘隊やイフリートが援護していますが、手が追い付いていません』


最大戦速で突っ切ろうとするカムイだったが、多数のビーム弾が降り注ぐ。その火線に捉えられて、半数が撃墜される。


少佐『カムイ、半数が撃墜』

本部『くそっ!』


だが、残り半数のカムイが突破に成功。敵への空爆を開始する。


少佐『残り半数のカムイ、敵上空に到達。空爆を開始します』

R隊員「空軍が来たぞー!」


防衛ラインに突撃中だったエイリアン達は、不意を打たれた事も有り次々と吹き飛ばされていく。
カムイの献身に勇気付けられてか、他の支援部隊も再び前線に戻り始める。


DE-202『カムイに続く。作戦エリアに戻る』

本部『危険だ!ドローンの餌食になるぞ!』

DE-202『危険は承知している。だが、地上部隊を見捨てる訳にはいかない!』

64:194:2023/02/12(日) 19:23:01 HOST:KD106154148041.au-net.ne.jp
そう言って、再び引き返すDE-202。ドローンの迎撃を掻い潜って作戦エリアに再侵入する。


DE-202『こちら、DE-202。作戦エリアに到達。援護を開始する』

戦場「よく戻って来てくれた!目標にビーコンを撃ち込む、105ミリ速射砲で目標を吹き飛ばしてくれ!」

DE-202『了解。ターゲットを指示してくれ』


迎撃で数を減らしつつあるドローンの妨害を掻い潜り、茶女王にビーコンを撃ち込む。
すかさず105ミリ砲弾が撃ち込まれ、茶女王が粉砕される。
その頃には他の支援部隊も戻りつつあり、戦局は再びEDF側に優位になって来た。
そして、優位を決定づける増援が到着する。


イプシロンA『イプシロン自走レールガン、予定地点に到達』

本部『急げ!前線に突入し、攻撃を開始しろ!』

イプシロンA『了解。突入する』

イプシロンA『突入!』


横一列に並んで、突入するイプシロン隊。大急ぎで射撃位置へと向かう。


イプシロンA『隊列は崩していい。横並びで砲撃を食らわせろ!』


そして各車が射撃位置に。一斉に砲撃を開始する。


イプシロンA『電磁誘導砲、スタンバイ!ファイアー!』


次々放たれるレールガンに、コロニストも茶女王も区別なく、一撃で次々と撃破されていく。
総反撃で九割を撃破した所で・・・4体のアーケルスが来襲してきた。


R隊員「アーケルスだ!」

F隊員「4体も居やがるぞ!」

F隊長「一体で街を壊滅させる奴だ、手に負える数じゃない!」

本部『こちらも増援を投下する。バルガ隊を投入しろ。バルガ改も投入する。戦場、バルガ改に搭乗せよ』

戦場「了解!」

65:194:2023/02/12(日) 19:23:31 HOST:KD106154148041.au-net.ne.jp
輸送機・ノーブル計16機を動員し、バルガ改と三機の先行量産型ウォーバルガが空輸される。
防衛ラインの少し前方で切り離し、離脱していく。
全機、特に問題無く投下された・・・と思いきや、バルガ3から報告が。


バルガ3『バルガ3、脚部に僅かな破損!』


      • どうやら、ハズレの機体だったようだ。


バルガ1『全機、バトルオペレーション!』

バルガ1『バルガ隊、アタックだ!』

バルガ2『バルガ2、突っ込むぞ!うおおおおっ!』

バルガ1『バルガ3、どうした』

バルガ3『バルガ3、右足の調子が良くない。・・・俺のじゃない!バルガの足だ!』


      • どこかで見た様なやり取りである(大本営発表)
それとほぼ同じ頃、戦場もバルガ改に搭乗。戦闘を開始しようとした、その時。
スカウトチームから緊急電が。


S隊員A『こちらスカウト!上空に、敵の新兵器が出現!』

本部『敵の新兵器だと!?』

S隊員A『翼の生えたくちばしの有る人型の機体が6機に・・・全長300m以上の巨大戦艦です!』

本部『なんだと!!』


怪獣大決戦の会場に乱入して来た敵の新兵器。
後にそれぞれ『スカヴェンジャー』『アルゴ』と名付けられる兵器の登場で、戦場は更なる昏迷へと突入しようとしていた。

66:194:2023/02/12(日) 19:24:03 HOST:KD106154148041.au-net.ne.jp
以上です。色々とマシマシにした激突する平原でした(ヲイ)
今回の展開ですが、4.1のブルートフォース作戦や5の最大最後の激突の流れも混じっています(マテ)
まぁこういうお祭り系のミッションは、両軍戦力マシマシで盛り上げてなんぼですからね(コラ)。バルガ3の右脚云々のネタとかもやれて、個人的には満足w←殴
そして、最後に突如現れた新兵器ですが、それぞれアー〇ード〇アとEDF4.1に登場した奴の類似機体です。詳しい解説は後程。
次回以降の展開ですが、二種類の新兵器が猛威を振るう中、味方のピンチを何とかすべくフェルさんが柏木を無理やり引っ張って行って、此方に渡る前に渡された新兵器で出撃する予定です(ヲイ)。お楽しみに。
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最終更新:2023年07月02日 17:43