218:194:2023/02/23(木) 21:00:30 HOST:KD106155010187.au-net.ne.jp
現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件フォースシーズン?その14 大空での死闘


突如現れた、二つの敵の新兵器。スカウトチームから送られてきた映像に、柏木達は驚愕していた。


柏木「あ、アー〇ード〇アのスカヴェンジャーじゃねーか・・・」

神崎「しかも、巨大戦艦は・・・EDF4.1のアルゴに酷似しているな」

フェル「・・・別のゲームの因果マデ流れ込んでイル・・・という事デショウカ?」


ここにきての空中戦力の出現に、バルガチームも苦々しい声を上げる。


バルガ2『苦手な奴が来たぞ』

バルガ3『飛行する奴はバルガと相性が悪い。大丈夫なのか・・・?』

バルガ1『弱気になるな。各隊、援護してくれ』


他の部隊に敵空中戦力を任せ、アーケルスとの戦いに専念するバルガ隊。
既に目の前まで来ているのだ。ここは他の部隊を信じるしかない。


飛島「ここに来て、新たな飛行戦力を送り出してくるなんて・・・」

武蔵「しかもどちらも大型だ。骨が折れそうだな」

嵐山「愚痴を言っても仕方がない。やるぞ!」


三人は、支給して貰ったPVMCGを起動させ、対空戦闘用の武器に持ち替える。
戦闘経験が最も豊富という事から、優先的にPVMCGが支給されているのだ。
本音を言うと、それこそ全EDF隊員に支給したい所なのだが・・・流石に先遣隊だけでは、EDF全軍に行き渡らせる事が出来ないでいた。

219:194:2023/02/23(木) 21:01:02 HOST:KD106155010187.au-net.ne.jp
軍曹「戦況に合わせて武器の変更がその場で可能、か。便利な物だ」

隊員B「俺達にも支給して欲しい物だぜ」

軍曹「上に言っておいてやる」


そんなやり取りをしている内に、敵が姿を現す。
最初に交戦を開始したのは、レイ達空戦戦娘達だった。


いちご「他のゲームの敵まで出て来るなんて」

イッチ「作者と原案者の二人、趣味や好みに走り過ぎだよー」

レイ「そう言うメタ発言は禁止ですよ。先輩」


そんなやり取りをしながら、アルゴ目掛けて突進するレイ達。
だが、流石に直掩のスカヴェンジャー達が見過ごす筈もなく、6機中4機がレイ達に襲い掛かる。


レイ「やっぱりそう簡単にはいかないか!」


止む無く、先にスカヴェンジャーから倒す事にする。
だが、こちらの方も一筋縄ではいかなかった。腰部にマウントされたレーザーショットガンをレイ達目掛けて射撃。
しかも、その弾丸はただの弾丸では無かった。
素早く回避行動を取るレイ達だったが・・・何と発射したレーザー散弾が、高速でレイに追尾してきたのだ。


レイ「なっ!?レーザー弾が!?」


予想外の展開の驚愕するレイ。オーバーブーストで無理矢理引き離すが、レーザー弾は高速でしつこく追尾してくる。


レイ「クッ!これじゃ攻撃どころじゃ無い!」

220:194:2023/02/23(木) 21:01:32 HOST:KD106155010187.au-net.ne.jp
だが、同じく回避機動を取りつつ敵機を観察していたイッチが気付く。
敵機は動きを止めており、尚且つ機首の赤いモノアイが忙しなく動いている。


イッチ(まさか・・・)


意を決したイッチは、グングニルを手に敵機に突撃を敢行。
攻撃を察知した敵機は慌てて回避機動を取る。すると、先程までレイを追尾していたレーザー弾があらぬ方向へ飛び去り、程無くして消滅した。


イッチ「やっぱり・・・」

いちご「どういう事?敵が回避した途端、レーザー弾が追尾を止めたんだけど!?」

イッチ「レーザー弾は、敵が直接誘導しているんだよー!」

レイ「・・・そうか!だから、敵は動きを止めて!」


レーザーショットガンのカラクリを看破する事に成功したレイ達。レイといちごも格闘用の武器を展開し、反撃に移る。
だが、格闘戦でも一筋縄にはいかなかった。
対レーザーコーティングを施しているらしい翼で攻撃を受け止め、錐もみ回転しながらの突撃やノーモーションでのサマーソルトキックと言った攻撃で反撃してくる。
相手の方が数が多いという事も有り、レイ達も苦戦を強いられていた。


レイ「くっ!なんて頑丈なの!」

イッチ「翼だけじゃなくて、全身が強固なんだけどー!?」

いちご「ッ!どこか・・・どこか弱点は無いの!?」

レイ「・・・!先輩!いちごちゃん!敵の注意を引いて!」

イッチ「どうするのー!?」

レイ「もしかしたら、モノアイの部分は装甲が薄いかも。そこを攻撃する!」

221:194:2023/02/23(木) 21:02:02 HOST:KD106155010187.au-net.ne.jp
レイの言葉に、二人は意を決して行動を起こす。
そればかりか、周りのイフリート戦闘機隊も被害覚悟で抑え込みにかかる。
イフリートが次々と撃墜される中、1機のスカヴェンジャーを孤立させる事に成功する。イッチといちごが左右から襲い掛かり、其方に意識を釘付けにする。
二人の攻撃を防御し、体勢を立て直そうとした一瞬の隙を突いて、レイがオーバーブーストを起動させて一気に間合いを詰める。


レイ「はああああああああ!!!」


最大出力の斬邪丸・望の刃がスカヴェンジャーのモノアイに突き刺さる。
何度か身体をビクビクとさせたスカヴェンジャーだったが・・・ダメージに耐え切れず、機体が爆発した。
その際、敵機のパーツを視認したいちごが新たな事実を突き止める。


いちご「コイツ、メカじゃないわ!アンドロイドよ!」

レイ「何ですって!?」

いちご「アンドロイドと同じ、緑色の脳みたいな生体部品が確認出来たわ!」

レイ「また厄介な兵器を・・・!早く残りを倒して、地上部隊の支援に行かないと!」


焦りを見せるレイ達だったが、ここを離れる事が出来ない。
まだ3機のスカヴェンジャーが残っている上、そいつ等が物凄いスピードでイフリート戦闘機を撃墜しているのだ。
闘いは、まだまだ終わりそうになかった。

222:194:2023/02/23(木) 21:02:33 HOST:KD106155010187.au-net.ne.jp
以上です。すいません、アルゴの戦闘シーンまで行けませんでしたorz
それと、フェルさん達の出番も次回に持ち越しです。モチベが・・・モチベが足りない・・・orz
次回こそ、プライマー版アルゴの戦闘シーンとなります。しかも、プライマー側は更に戦力の投入を決行。既存の物ながら、ここまでの戦いで疲れが見え始めている人類側が窮地に立たされます。
それを何とかすべく、フェルさんが戦場に赴きます。柏木を連れて(強引に引っ張って行かれたとも言う)
ではまた次回。
wiki掲載は、自由です。

7/2 一部誤字等を修正

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最終更新:2023年07月02日 17:50