327:194:2023/03/08(水) 17:00:35 HOST:KD106154162034.au-net.ne.jp
現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件フォースシーズン?その15 大平原の危機と並行世界に飛び立つ白い奴


レイ『嵐山さん!そちらに2体の羽根付きアンドロイドと巨大戦艦が向かっています!こちらは残り3体を抑えるので手一杯です!』

嵐山「君達がそこまで苦戦するとは・・・。了解した、残りは此方で迎え撃つ」

レイ『奴は機首を突き出しての体当たりとサマーソルトキック、それとレーザーショットガンの弾丸を誘導して・・・ッ!!』

嵐山「もう良い!そちらは自分達の戦闘に集中するんだ!」

レイ『最後に二つだけ!弱点は機首に有る赤いモノアイです!それと、レーザー弾の誘導時に奴は動きを止めます!攻撃して回避を強要すれば、誘導を無効化出来ます!』

嵐山「分かった。今は生き残る事を考えるんだ」

レイ『ご武運を!』


レイからの通信は本部の方にも転送されている。その報告に、本部達も顔を顰める。


本部『空軍ばかりか、戦娘でも手を焼くアンドロイドとは・・・』

オペ子『しかも巨大戦艦の方は、未だ具体的な性能が不明です』

少佐『キュクロプス並みの耐久力を誇る、空を飛ぶアンドロイド。厄介な存在です・・・』

少佐『以後、羽を持つアンドロイドを『スカヴェンジャー』。巨大戦艦を『アルゴ』と呼称します』

軍曹「聞いたな。戦闘用意だ」

兵士B「結局苦労する羽目になるなんてな!」

兵士A「そう言うな。羽付きの半数以上を、空軍と戦娘達が引き受けてくれているんだ」

兵士B「わーってるよ。愚痴っただけだ」

武蔵「来るぞ!」

328:194:2023/03/08(水) 17:01:07 HOST:KD106154162034.au-net.ne.jp
作戦エリアにアルゴと2体のスカヴェンジャーが姿を現す。その巨体に、兵士達は息を呑む。


R隊員「何てデカさだ・・・」

F隊員「あんなの倒せるのか・・・?」


兵士達がそう呟く中、アルゴに変化が。
船体の4分の3に相当する部分が割れ、中から巨大な砲身が出現。エネルギーをチャージし始めたのだ。


R隊員「砲身が出て来たぞ!」

F隊員「攻撃しようとしているぞ!」

R隊長「退避!退避するんだ!」


慌てて射線上から退避しようとする兵士達だったが・・・一歩遅かった。
隊列の丁度中心部分を薙ぎ払う様にレーザーが放射され、スナイパー隊1部隊とタイタン1両が文字通り吹き飛ばされてしまう。


「「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!??!?!?!」」

R隊員「タイタンが吹き飛ばされたぞ!」

F隊員「100t以上有る重戦車が紙屑の様に吹き飛ばされるなんて!なんて威力だ!」


アルゴのレーザーの威力に驚愕する隊員達。
間髪入れずに2体のスカヴェンジャーが急降下。地面スレスレを高速で飛行しながら突撃。機首を隊列の左側に居たタイタンとハイペリオンに突き刺す。
こちらも一撃で破壊されてしまった。

329:194:2023/03/08(水) 17:01:39 HOST:KD106154162034.au-net.ne.jp
タイタン『うわぁぁぁぁぁ!!』

ハイペリオン『やられた!脱出する!』

R隊員「タイタンの装甲を貫くなんて!」

F隊員「あんなの喰らったら、一溜まりも無いぞ!」

本部『弱気になるな!各隊、スカヴェンジャーに攻撃を集中、奴の赤い目を狙い撃て!』

R隊長「アルゴはどうするんだ?」

本部『アルゴはフリンゼ・サーミッサが当たるとの事だ。スカヴェンジャーを速やかに排除し、バルガ隊を援護するんだ』

F隊長「了解!」


本部の指示に従い、2体のスカヴェンジャーに攻撃を集中する。だが、素早い動きで攻撃を回避し、僅かな直撃弾も装甲に弾かれて有効打にならない。


R隊長「くそっ!動きが素早くて、攻撃が当たらない!」

R隊員「攻撃が効かないぞ!」


素早い動きに加え、レーザーショットガンによる反撃まで行って来るスカヴェンジャー。
回避優先な為か無誘導で有る物の、徐々にアーマーが削り取られてしまう。
焦る隊員達。だが、嵐山の一撃が遂にスカヴェンジャーの目を捉える。
回避する方向を的確に読み切った嵐山が、未来位置にライサンダーZの一撃を叩きこむ。狙いすました一撃を諸に喰らい、そのスカヴェンジャーは大きく仰け反って動きを止める。



330:194:2023/03/08(水) 17:02:13 HOST:KD106154162034.au-net.ne.jp
R隊員「動きが止まったぞ!」

R隊長「今だ!目に攻撃を集中するんだ!」


すかさず攻撃を集中する隊員達。スナイパーライフルだけでなく、イプシロン自走レールガンや果てはタイタンのレクイエム砲まで浴びせかける。
怯んだ分だけ回避行動が遅れ、それ等の攻撃を目の部分にまともに喰らってしまうスカヴェンジャー。機首が爆散し、バラバラになって機能を停止した。


F隊員「やったぞー!」


もう一体のスカヴェンジャーも、ストーム隊の集中攻撃を受け爆散。上空を見ると、旭龍2機と共にアルゴへと向かうフリンゼ・サーミッサの姿が。
勝利を確信し、殴り合いを展開しているバルガ隊を援護しようとしたその時。質の悪い知らせが齎される。


S隊員A『こちらスカウト!上空にタッドポウル多数!更にスカヴェンジャー2体を確認!』

S隊員B『空が見えない程の大群だ!』


再び旗色が悪くなったのを察したプライマーは、最後の予備兵力を投入。
スカヴェンジャー2体と、1000体を超えるタッドポウルの大群を投入したのだ。なお正確な数は

タッドポウル(750)
小型タッドポウル(300)
大型タッドポウル(50)

となっている。何が何でも、ここで勝利を収める。その覚悟が見て取れる陣容だ。
嵐山達は急いでミサイル等の誘導武器を装備して激しく射撃を行うが、余りの多さのせいで焼け石に水な状態となっている。
迎撃を掻い潜ったタッドポウルが他の隊員達に次々と襲い掛かる。火炎弾に焼かれたり、口に咥えられた状態で空に連れて行かれたり等され、隊列が崩れ始める。
しかも一部のタッドポウル及びスカヴェンジャー2体はバルガやフリンゼ・サーミッサに襲い掛かっている。飛行する敵というバルガとの相性が非常に悪い敵の攻撃も有り、ダメージが増大。一気に劣勢に立たされる。

331:194:2023/03/08(水) 17:02:43 HOST:KD106154162034.au-net.ne.jp
バルガ1『地上部隊、援護してくれ!』

バルガ2『くそっ!チョロチョロと!』

バルガ3『バルガ3、黄色いランプが光っている。なんだこれぇ』


飛行する敵に翻弄され、思う様に戦う事が出来ないバルガ隊。フリンゼ・サーミッサと旭龍も、タッドポウルの迎撃に掛かりきりとなっている。
各隊が苦戦している様子に、柏木達の顔に焦りの色が見え始める。


柏木「拙いですね。隊列が崩れ始めている・・・」

神崎「何より、ここまでの連戦で皆も疲れ始めている。このままでは、戦線が突破されるぞ」

フェル「増援はどうなっているデスカ!?」

少佐『対空車両ケブラーとネグリング自走ロケット砲を中心とした増援部隊が向かっていますが、まだ20分以上かかります』

本部『くそっ!このままでは、戦線が崩壊する。奴等が雪崩れ込んできたら、市街地は焼け野原だ』


このままでは、戦線が崩壊してしまう。だが、増援が到着するのに時間が掛かる。
この状況を受けて、フェルは有る決断を下した。


フェル「・・・かくなる上ハ、最後の予備戦力を投入するデスヨ」

神崎「予備戦力!?ですが、フリンゼ・サーミッサと旭龍は既に送りましたが?」

フェル「それでは無いデス、アノ機体を使いマスデス!ナノデ、マサトサン。出撃するデスヨ!」

柏木「え゛!?・・・あの機体を、本気で使用するの?」

フェル「今使わずに、何時使うデスカ!さぁ、一緒に出るデスヨ!」

柏木「ちょ!?ま、待ってぇぇぇぇぇ!?!?」

332:194:2023/03/08(水) 17:03:13 HOST:KD106154162034.au-net.ne.jp
そう言って、柏木の腕を掴んでデロニカの指令室から出て行った二人。
一瞬ポカンとする指令室のメンバーだったが、正気を取り戻した神崎提督が慌てて意見具申する。


神崎「か、艦長!格納庫に連絡を!」

艦長「・・・ハッ!?そ、そうですな。格納庫に通達、フリンゼとケラー柏木が出るぞ!」


柏木の進言を受け入れ、格納庫に連絡を入れる。この世界に渡る直前にヤル研からフェル達に渡された機体、その機体のチェックを大急ぎで始める。
一体どんな機体なのか・・・?


フェル「さぁ、マサトサン!覚悟を決メテ、共に戦うデスヨ!」

柏木「・・・この機体で戦闘かぁ。大丈夫かいな?」

フェル「そこはヤル研を信じるデスヨ。何より、現状で残ってイルのはこれしか無いデスヨ」


格納庫まで引っ張ってこられた柏木。その視線の先に有ったのは、新しい人型戦車。
全体のシルエットは以前紹介した78式技術試験用歩行戦車に酷似しているが、頭部ガトリングキャノンが外付け式になっているのを始め、より洗練されたデザインとなっている。カラーリングは白と紺色と赤。

試製178式汎用人型戦車・フリンゼカスタム

新たに開発された178式汎用人型戦車。その試作型を魔改造した、特別仕様な機体となっている。
詳しい機体概要は後日投下予定の番外編で描写するが・・・正式型との一番の違いは、機体のハードポイントがゼル兵装システムとなっている事だ。
何せ皆が敬愛するフェルと柏木の夫婦が搭乗する前提で改造されているのだ。なので、通常の人型戦車の様な一種の縛りは存在していない。
つまり正式型と違い、ティ連技術も躊躇する事無く投入されているのだ。

333:194:2023/03/08(水) 17:03:43 HOST:KD106154162034.au-net.ne.jp
柏木「・・・というか、軍人経験の無い自分が乗る意味って」

フェル「負担軽減の為ニガンナーが別に必要デスから。それにティ連製FCSナラ、それこそ素人デモ当てられるデスヨ!」

フェル「何より、シレイラ号事件の時みたいな格好良いマサトサンを久々に見たいデス。だから、頑張りマショウ!」

柏木「・・・そこまで言われたら、断れんわな。ま、ここは素直に浪漫を楽しむとしますか!」

フェル「流石マサトサン、話が分かるデス。・・・試製178式汎用人型戦車・フリンゼカスタム。イキマス!」


フェルの掛け声と共に、デロニカから機体が射出。衝撃と振動に、柏木が思わず「おおおおお!??!?!」と唸り声をあげている。
空中に躍り出ると同時に機体のゼル兵装システムを起動。背中にGディ〇ェンサーモドキなユニットを展開させ、機動力を大幅に増加。
更に脚部を始めとする各所のハードポイントに多連装ミサイルランチャーと試製重粒子ミサイルランチャーを展開・高性能FCSがタッドポウルを正確にロックオンする。


柏木「ロックオン完了!行っけぇぇぇぇぇ!!」


次の瞬間、大量の空対空ミサイルが次々と発射・タッドポウルに襲い掛かる。
ミサイルに気付いたタッドポウル達は、口に咥えた隊員等を放りだしたりしながら慌てて回避行動を取るが・・・ミサイルは正確に飛翔する。
ミサイルが次々と着弾。最初の一撃目で、300匹以上のタッドポウルが撃墜される。
特に重粒子ミサイルが着弾した大型タッドポウルは悲惨であり、超高密度高質量エネルギーで収束圧壊されて、グチャグチャにされながら一撃で撃破された。
爆発物以外では怯まない(瀕死状態は除く)スーパーアーマー持ちな大型タッドポウルだったが、余りにも相手が悪過ぎた形だ。
勿論これで終わりではない。更に放たれた第二射が残りのタッドポウルに飛来。同じ様に撃墜する。
タッドポウル達の危機を感じ取ったスカヴェンジャーが、バルガへの攻撃を中断してフェル達に襲い掛かろうと突っ込んでくる。が、フェル達は冷静だった。

334:194:2023/03/08(水) 17:04:13 HOST:KD106154162034.au-net.ne.jp
柏木「スカヴェンジャー達が接近中!」

フェル「今度はアレを使用するデスヨ!」

柏木「・・・惑星上でぶっ放して大丈夫なのかな?これ」


柏木がそう呟く物。それはGディ〇ェンサーモドキなユニットを展開させた状態でのみ使用可能となる兵装。

「試製携帯式ディルフィルドゲート砲」

威力を抑えるのを代償に、人型戦車サイズにまで小型化する事に成功した代物だった。
ロングバレルな砲身の砲口部分に空間境界面が形成される。異変に気付いたスカヴェンジャー達が慌てて回避行動を取るが、ロックオンを外すには至らない。


柏木「・・・狙い撃つぜ!」


どこぞのロックオンなキャラのセリフを叫びながら、トリガーを引く柏木。・・・何だかんだ言いつつこの柏木、ノリノリである(ヲイ)
最初のエネルギー波動こそ辛うじて回避するスカヴェンジャーだったが、柏木は動じず冷静にギロチン・バーストなやり方で直撃させる。
直撃を喰らったスカヴェンジャーは内側から装甲諸共歪み、機体強度が耐え切れずに爆散。もう1機も、同じくギロチン・バーストの餌食にする。
チートその物な戦闘力に、さしもの本部達もドン引きしている。


本部『・・・何という戦闘力と破壊力なんだ』

オペ子『・・・敵で無くて、本当に良かったです』

少佐『・・・ゴホン。間もなく援軍が到着します。持ち応えて下さい』


フェル達の活躍を見て、再び力を取り戻す隊員達。嵐山達も誘導兵器を乱射して、タッドポウルの数を減らしていく。
増援のケブラーとネグリングが到着した頃には、その数は100を下回っていた。


ネグリング『待たせたな。残りは俺達に任せろ!』

ケブラー『ファイアー!!』


ネグリングの誘導ミサイルとケブラーの対空機関砲が、残り僅かなタッドポウル達を次々と撃ち落としていく。
10分も経たない内に、最後の一匹が撃破。空の脅威の排除に成功する。残すはアルゴとアーケルスのみとなったのだった。

335:194:2023/03/08(水) 17:04:43 HOST:KD106154162034.au-net.ne.jp
オマケ

アルゴ

プライマーが送り込んで来た新型空中戦艦。見た目は4.1に登場したアルゴと酷似している。
違いは船体内に巨大なレーザー砲・エニグマ砲(少佐命名)を搭載しており、左右の射角こそ皆無な物の、真下から正面に強力なレーザーを発射する。
その威力は4.1のマザーシップが搭載しているジェノサイド砲に匹敵しており、まともに直撃すれば欠片も残らないと言われている。
一方で、この砲を装備する代償なのか、人型形態への変形機能は備わっていない。まぁ艦娘や戦娘との交戦を考えると、機動力皆無な人型形態はデメリットしか無い訳だが。
それ以外の装備は一回のチャージで5回連続射撃を行うラピッドプラズマキャノンや対空用小型プラズマショットキャノン・近接防御用の粒子レーザー砲を複数装備。
そしてラピッドプラズマキャノンは近接用レーザーブレードの発振器も兼ねている。対戦娘戦を意識したという事だろうか。それとプラズマショットキャノンは、スカヴェンジャーの物同様に誘導可能な物となっている。

スカヴェンジャー

プライマーがアルゴと共に送り込んで来た、新型アンドロイド。見た目はアー〇ード〇アに登場する同名の機体とそっくり。
羽が生えているがこれで飛行している訳では無く、内部に何らかの飛行装置(反重力エンジンと推測される)が装備されている模様。その為、実際には増加装甲的な使用がされている。
原作とは違い腕部が追加されており、両手にレーザーショットガンを装備している。特筆すべきは本体機首のモノアイによって、レーザー弾が誘導可能という事だ。
ただし誘導中は動きを止めないといけない為、そこを狙われると誘導が不可能となってしまう。
それ以外の攻撃方法は、ノーモーションで放つサマーソルトキックと、鋭い機首による串刺しがある。特に串刺しの方はハイブーストで加速しながら突撃して来る為、驚異的な威力を誇っており、タイタンの正面装甲すらをも貫く事が出来る程。
全身及び羽は強固な対レーザーコーティングが施された重装甲で覆われており、ダメージを二割程度にまで軽減する。弱点は赤いモノアイで、ここに直撃させた場合ダメージ1.5倍に加え、大きく怯ませる事が出来る。
そう言う意味でも、キュクロプスに飛行能力を付与した機体と言って良いだろう。なお軽武装な為か、キュクロプスよりもコストがやや安いらしく、必ず複数機で出現してくる。そう言う意味では、キュクロプスより厄介と言えるだろう。

336:194:2023/03/08(水) 17:05:13 HOST:KD106154162034.au-net.ne.jp
以上です。アルゴ&スカヴェンジャーの襲撃とタッドポウルの大群による襲撃に、危うく前線が崩壊仕掛ける事に(汗)
何せここまで休み無しで戦っている訳ですからね。疲労に苦しめられる事に。
その状況を打破すべく、フェルさんが柏木と共にヤル研のあたおか・・・ゲフンゲフン最新鋭技術を注ぎ込んだ新鋭機に乗って出撃。見事盤面をひっくり返しました。
          • 自分で書いておいてなんだが、チート以外の何物でも無い(汗)
で、モチーフの機体はガ〇ダムマーク2(エウーゴカラー)となりました(ヲイ)。78式の正式仕様を考えた結果、何故かこうなってしまいましt←殴
性能等は、後日の番外編で。通常の正式版の機体と、その簡易量産型の機体も同じく後日投下しますので。・・・蒼星やグリーンオーガの後継がバーザムになってしまった件(ヲイ)
さて、次回で平原の戦いが終わります。・・・フリンゼ・サーミッサとアルゴの戦い、どう描写したらいい物か(汗)。それでは。
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最終更新:2023年07月09日 12:40