556:194:2023/07/08(土) 16:20:30 HOST:KD106154147190.au-net.ne.jp
現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件フォースシーズン?その23 山奥の産卵地


前回の戦いで、制海権を取り戻しつつある人類。だが、プライマー側に新たな動きが。
山奥の温泉街にプライマーが襲来し、街を占拠。幸い住民は何とか避難出来た物の、市街地に多数の卵らしき物が植え付けられたのだ。
卵を駆除するべく、部隊を派遣するEDF。現地に付いた部隊が見た光景は、何とも悍ましい物だった。


隊員C「おい!見ろ!」

隊員A「なんだこの物体は?」

隊員B「卵だ!でかいぞ!」

軍曹「怪物の卵か。駆除するぞ!」

嵐山「・・・軍曹。この卵は、δ型やε型の卵かもしれません」

軍曹「何?」

嵐山「見た目はα型の卵とヘイズの卵ですが・・・見た事の無い色をしています」


嵐山の言う通り、α型の卵は緑色と青色。ヘイズの卵は赤色とオレンジ色となっている。
まぁα型の方は、緑蟻や青蟻(プライマル種)の可能性も捨てきれないが。


嵐山「まずは遠距離から攻撃を浴びせて孵化させ、卵の種類を確認すべきかと」

軍曹「・・・分かった。嵐山が卵に攻撃を加える。俺達は孵化した怪物が近寄って来た所を攻撃する。誤って孵化していない卵に当てるなよ」

隊員達「「「イエッサー!」」」


少し距離を開けて行動を開始する。まずは緑色の卵からだ。少しの衝撃でも孵化するので、他の卵に当たらない様に慎重に狙いを定める。
誤射しない様に注意しながら、EXAブレイザーを指切り射撃でほんの少しだけ浴びせる。卵が割れて、中からδ型が飛び出す。


隊員C「やはりδ型か!」

軍曹「駆除するぞ!撃て!」

557:194:2023/07/08(土) 16:21:00 HOST:KD106154147190.au-net.ne.jp
飛び出たδ型に、すかさずEXAブレイザーによる集中射撃が叩き込まれる。並行世界の本格介入によって、四年近く早く実用化されたEXAブレイザーの威力は凄まじく、瞬く間にδ型を撃破した。
余談だが、現在ヤル研のマッd・・・ゲフンゲフン最精鋭な科学者達とも提携して、究極のブレイザーの開発も進められているらしい。


軍曹「片付いたな」

隊員C「一度に来ない分、各個撃破しやすいですね」

隊員B「しかし・・・どう見ても百個以上有るぞ。面倒極まりないな」

隊員A「そう言うな。この卵が孵化して怪物共が近隣を襲ったら、計り知れない被害が出る。今駆除するしか無いんだ」

嵐山「それと・・・過去の経験からの忠告ですが、ある程度駆除すると増援が来ますし、残り僅かになったら卵が一斉に孵化します。気を抜く訳にはいきませんよ」

隊員B「・・・・・聞きたくなかったぜ、その情報」

軍曹「そう言うな。来ると分かっていれば、奇襲される事は無い」

軍曹「あと、良いニュースだ。空戦戦娘3名と飛島・ストーム4が増援でこちらに向かっているとの事だ。空から襲撃が有っても、対処出来るぞ」


それは朗報だった。仮にクラーケン等が来ても、十分対応出来そうだからだ。
因みに向かいつつあるのは、スホーイ27・ジュリィとミグ29・ラーチェ。そして元制空戦闘姫のカイの三名だ。
気を取り直して卵の駆除を再開する。なお他の卵だが、嵐山の予想通り、δ型及びε型とその変異種だった。
それを踏まえて、まずは変異種の卵から駆除していく。終盤に一斉に孵化するのが分かり切っている事から、まずは厄介な変異種を排除する事にしたのだ。
集団で来られるとシャレにならない被害を齎す変異種だったが、流石に一体ずつでは如何ともしがたい。一体、また一体と駆除されていく。


本部『δ型とε型の卵か・・・』

少佐『恐らく、大規模な部隊が投入しにくい山奥で繁殖させるのが目的と思われます』

本部『だが、今ならまだ間に合う。一つ残らず駆除しろ』


本部と少佐のやり取りをバックに、少しずつ駆除が進んでいく。だが、予想通り増援が現れた。
山の斜面の地中から巨大なδ型一体と通常のδ型が十体程、更にその奥の山の地中から巨大なε型一体と通常のε型が同じく十体程出現したのだ。

558:194:2023/07/08(土) 16:21:30 HOST:KD106154147190.au-net.ne.jp
本部『プライマーめ。繁殖地を守る為に、部隊を残していたか』

少佐『恐らく、δ型及びε型のマザータイプと思われます。データの収集が必要です。交戦して下さい』

本部『そうせざるを得ない。奴等を残せば、再び何処かで繁殖が行われる。駆除するんだ』

軍曹「嵐山、奴等との交戦の経験は?」

嵐山「・・・有りません。今回が初めての遭遇です」

隊員B「大将もやり合った事が無い奴かよ」

軍曹「まだ距離は有る。ここは慎重に・・・何ッ!?」


巨大なδ型が突如両腕を交互に振ると、そこから目に見える衝撃波がこちらに飛んでくるではないか!


軍曹「あんな距離からだと!?ここから退避するんだ!!」


慌ててその場を離れるストームチーム。幸い距離が有った事も有り、直撃した者は皆無だったが・・・
着弾点の直ぐ近くに有った数個の卵が、衝撃で孵化。δ型とε型数体が襲い掛かって来た。


隊員C「衝撃波で卵が割れるなんて!!」

隊員B「無理矢理孵化させるとか、反則だろ!!」

軍曹「クソッ!!このままでは・・・嵐山!?」

嵐山「俺が奴の注意を引きます!!皆は孵化した怪物を倒して下さい!!」

軍曹「無茶だ!一人で戦うなんて!」

嵐山「あの巨大なδ型以外に、まだ巨大なε型も居るんです!幸い、ε型はやや動きが鈍い。距離もまだ離れています!各個撃破するべきです!」

軍曹「・・・分かった。もう間もなく増援も来る筈だ。無茶だけはするなよ!」

嵐山「了解!」

559:194:2023/07/08(土) 16:22:00 HOST:KD106154147190.au-net.ne.jp
嵐山を信じ、孵化した怪物達を抑え込む事に専念する事にした軍曹。
攻撃地点へとダッシュしていく嵐山を視界の端で見送りつつ、部下達の指揮を取る。
一方の嵐山だが、卵の数が少ない地点へと向かい、戦闘態勢を取る。


嵐山「怪物共め・・・人類の恐ろしさを教えてやる」


そう呟きながら、試作型MR150ファングとバスターショットをPVMCGで形成。またもや腕を振るおうとしていた巨大なδ型に、ファングの一撃を叩きこむ。
放たれた弾丸は、正確無比に鋭い切れ味を誇る右腕に命中。腕が捥げる事は無かったが、怒りを込めた目を嵐山に向ける。
巨大なδ型が大きく跳躍し、両腕を嵐山目掛けて振り下ろす。・・・が、嵐山は絶妙のタイミングで緊急回避を行い、その一撃を躱す。
随伴するδ型が援護しようとするも、嵐山は視線を向ける事無くバスターショットの銃口だけを敵に向けて撃ち抜き、撃破していく。
容易ならざる相手だと判断した巨大なδ型は、再び跳躍して少し距離を離しつつ、衝撃波で攻撃を行う。
だが、これは悪手だった。先程の攻撃である程度衝撃波の軌道を見切っていた嵐山は、冷静に対処。
真横にダッシュしたり、当たる直前にジャンプしたりして衝撃波を躱していく。
そればかりか、バスターショットの射程ギリギリ(180m)で射撃を浴びせ、大量の徹甲榴弾で巨大δ型の外殻を削り取って行く。
さしもの巨大δ型も、大量の徹甲榴弾の乱打には耐えきれず、断末魔を上げて大地に伏した。


隊員A「嵐山がやったぞ!」

隊員B「さっすが大将だ!」


軍曹の部下達も歓声を上げる。そこに、漸く増援がやって来た。


カイ「遅レテゴメンナサイ。戦闘ニ参加スルワ。ジュリィ!ラーチェ!」

ジュリィ「・・・да(ダー)!」

ラーチェ「了解!!」

飛島「δ型の方は嵐山が片付けたみたいね。私達はε型を!」

Sp隊長「分かった!スプリガンの恐ろしさ、見せてやるぞ!」

560:194:2023/07/08(土) 16:22:30 HOST:KD106154147190.au-net.ne.jp
巨大ε型に一斉に襲い掛かるカイ達。だが、敵もさるもの。
巨大なε型が尻尾の先から大量の毒液を噴出してきたのだ。
いや、最早毒液というより毒霧に近いというべきか。慌てて回避する。


ジュリィ「・・・・・クッ、あじな真似を」

ラーチェ「姿が全く見えないんだけど」

飛島「・・・正面から突っ込んでは駄目ね。私が零距離攻撃で仕留める!皆は援護して!」

カイ「分カッタワ!」


二手に分かれ、ストーム4とカイ達が中距離から攻撃を叩きこむ。
特にカイのレールガンの威力は凄まじく、外殻が破壊されてさしもの巨大ε型も怯んで動きを止める。その隙を、飛島は見逃さなかった。


飛島「はああああああ!!」


すかさず懐に飛び込み、零距離でファランクスZATを叩きこむ。
体内をプラズマアークでズタズタにされた巨大ε型は、大量の血飛沫と共に断末魔を上げて動きを止めた。
取り巻きのε型も、ストーム4やカイ達の手で排除された。


飛島「やったわ!」

ラーチェ「さっすがぁ!」

本部『こちらが精鋭部隊だったから上手く排除出来たが・・・一般の部隊にとっては、恐ろしい相手になるだろうな』

少佐『以後、巨大なδ型を『ディミオス』(ギリシャ語で「処刑人」という意味)、巨大なε型を『デスストーカー』と呼称します』

本部『処刑人に殺人鬼か。大仰な名前を付けるな。兵士が怯える』

少佐『名前に意味はありません。 兵士にそのことを徹底してください』

Sp隊長「よし、残りの卵を駆除するぞ」

561:194:2023/07/08(土) 16:23:00 HOST:KD106154147190.au-net.ne.jp
本部と少佐のやり取りはさて置き、体勢を整え直す嵐山達。再び卵の駆除を再開する。
丁度半数を駆除した所で、新たな増援が現れた。プライマー側もこの繁殖地を何とか守りたい様だ。
出て来たのはキュクロプスが二体・・・・・と思われたが、何と両手に超巨大な爆弾を装備しているではないか。


兵士B「キュクロプス・・・・・じゃねーぞ!巨大な爆弾を抱えてやがる!」

兵士C「あんなのが爆発したら、この辺一帯が吹き飛ぶぞ!」

軍曹「だが、擲弾兵やキャノンボールと同様に遠距離攻撃の手段は持たない筈だ。遠くから・・・・・何ッ!?」


何とその新型キュクロプスは、予想に反して手に持っていた爆弾を此方に放り投げて来たのだ。


兵士B「待て待て待て待て待て!?」

兵士A「爆弾を投げて来たぞ!!」

軍曹「退避しr」


軍曹が退避を促そうとしたその時、嵐山がファングとライサンダーによるタクティカル・ファイアで、カイがレールガンで空中の爆弾を狙撃。大爆発を起こす。
幸い距離が離れていた事も有って直接的なダメージは無かったが・・・市街地の一部が吹き飛んで瓦礫の山と化していた。


兵士C「何て破壊力だ・・・」

兵士B「あんなのに巻き込まれたら、一溜まりもねーぞ!」

嵐山「・・・!!軍曹、アレを!!」

562:194:2023/07/08(土) 16:23:30 HOST:KD106154147190.au-net.ne.jp
嵐山が指差す方向を見ると・・・何と新型キュクロプスの手に再び爆弾が転送されているではないか。


兵士A「爆弾が補充されてる!」

軍曹「擲弾兵やキャノンボールと違って使い捨てではない、という事か」

嵐山「ならば投げられる前に!」


プラネット・スーパーカノンを呼び出し、再び投げようとしている新型キュクロプスの爆弾を狙撃する。
本隊を巻き込む大爆発が起き、これで仕留めた・・・・・と思われたが。


嵐山「何だと!?」


何と本体が吹き飛ぶ事無く、健在だったのだ。


兵士C「誘爆しても死なないだと!?」

兵士B「何と頑丈さだ!反則だろ!」

オペ子『いえ!本体も損傷を負っているようです。装甲が剥がれ落ちています!』


オペ子の言う通り、新型キュクロプスの装甲の一部が剥がれ落ち、内部が剥き出しになっている。


カイ「ナラバ、繰リ返シ爆破スルノミ!」


卵の駆除を一旦脇に置き、新型キュクロプスの迎撃に専念する。
爆弾が再び転送されたタイミングで爆弾を狙撃して誘爆させる。最初の誘爆と併せて四回目。さしもの新型キュクロプスもダメージに耐え切れずに爆散した。

563:194:2023/07/08(土) 16:24:00 HOST:KD106154147190.au-net.ne.jp
ジュリィ「・・・排除完了」

兵士A「とんでもない頑丈さだったな」

本部『繰り返し使用可能な巨大擲弾兵。しかも恐ろしく頑丈、厄介な相手だ』

少佐『以後、爆弾を装備したキュクロプスを『メガボマー・ドレッドノート』と呼称します』


何とかドレッドノートを排除した面々。卵の駆除を再開する。
残り1割となった所で卵が一斉に孵化し、人類側に襲い掛かるが・・・そうなるを見越した上で変異種の卵を優先的に駆除してきたのだ。
このメンバー達相手に通常種のみではどうにもならず、全て駆除されたのだった。


本部『プライマーは本気で繁殖地を守ろうとしていた。大規模な守備隊・・・・・・この人数で撃破するとは』

本部『プライマーは繁殖地と守備隊を同時に失った。よくやった』

オペ子『望みはある。あなたはそう思わせてくれる』


この様に、世界の各地での反攻作戦で順調にプライマーに痛撃を与え続けていた・・・・・が。
そのプライマーの手で、『プライマー以上の脅威』と呼ばれる存在が間もなく生まれようとしている事に、誰一人気付く事は無かったのだった。

564:194:2023/07/08(土) 16:24:30 HOST:KD106154147190.au-net.ne.jp
オマケ

ディミオス

δ型の大型種。体色は通常種と同じ。
鎌を叩きつける攻撃はダウン判定が有り、尚且つ狭いながらも範囲攻撃でもある。
更に片腕だけで大きな衝撃波を発生させる事が出来、連続で振り抜いて衝撃波を飛ばしてくる上、両腕で飛ばしてくる衝撃波はダウン判定有り。名前の意味は、ギリシャ語で処刑人の意。

デスストーカー

ε型の大型種。体色は通常種と同じ。
毒液は変異種同様の仕様となっているが、効果範囲が更に広がっており、毒霧に近い。ダメージもさる事ながら、強烈な視界妨害も兼ねている。更にハサミによる拘束攻撃も健在。流石に突進はしてこないが。

メガボマー・ドレッドノート

キュクロプスの派生型。青いカラーリングをしている。
擲弾兵やキャノンボールは重要拠点を数に任せて爆破するのに適してはいたが、遠距離攻撃には成す術がなく、基本使い捨てというのが問題視されていた。
何より、手に持った爆弾が誘爆させられると問答無用で撃破されてしまうのは欠陥とも言ってよかった。
その欠点を改善すべく、試作されたのがこの「メガボマー・ドレッドノート」だった。
改造に当たり、火器類を取り除いてその分で浮いたリソースを装甲の増加に当てている。そして特筆すべきは、爆弾が投擲可能になった事だ。
これによって、遠距離攻撃にもある程度対応可能となっている。その威力は凄まじく、小さな村落程度なら跡形も無く消し飛ばしてしまう程だ。
そして厄介な点は、擲弾兵やキャノンボールと違って持っている爆弾を誘爆させても一撃では死なない事だ。誘爆で倒すなら3~4回は誘爆させる必要がある。
まさに地上を行く重爆撃機と言えるだろう。名前に由来は、ソフトバンクが出していた地球防衛軍2の攻略本の超爆ことメガボマー・ドレッドノートから。

EF-28 イフリート

EDFの主力戦闘機。高度な運動性を誇り、敵航空戦力と互角に戦う事が可能。
兵装も、西側東側を問わず全ての兵装が装備・使用可能となっている。名前の由来はSFC「エリア88」に登場する架空戦闘機、F-200イフリートより。

565:194:2023/07/08(土) 16:25:00 HOST:KD106154147190.au-net.ne.jp
オマケその2 新規戦娘の設定

Suー27

「・・・Suー27よ。・・・呼びにくい?なら、ジュリィと呼んで」

ロシア出身の戦娘の一人。外見は銀髪(地毛)で、ショートボブな髪型。ユニフォームは旧ソ連末期に製造されたパイロット用迷彩スーツをアレンジした物を着用。
蒼空大戦前半時の劣勢の影響で、新規のパイロットスーツが調達出来なかったらしい。カラーリングは元となった機体の色と同じ水色。スタイルは天城と同レベル。
艤装の装備位置は、一般的な空戦戦娘と同じ。背中にエンジンと主翼に垂直尾翼、脚部に水平尾翼と補助スラスターを装備。
武装は30㎜機関砲を右腕に、各種ミサイルを装填・発射出来るミサイルランチャー兼用のシールドを装備している。
格闘戦用の武器は、日本一対で装備している高周波ブレード付きサーベル「シャシュカ」※ロシアのコサック兵等が使用していたサーベル
彼女と後述するラーチェの二人だが、特殊な出で立ちをしている。というのも・・・彼女達姉妹は、普通の人間ではなかった。
旧ソ連時代末期に行われていた実験「超人計画」によって生み出された、デザイナーズベイビーだったのだ。まぁ超人とは言っても超能力が使えるとかそう言うのではなく、常人よりも身体能力が強いと言った程度だが。
秘密施設で様々な訓練を施されながら育っていたのだが、蒼空邪軍の攻撃で施設は壊滅し研究員達も全滅。
皮肉な事に身体能力が強かった彼女達姉妹のみが生き残った。なお、犠牲者の中には卵子提供者である彼女達の母親も居た。その為、蒼空邪軍に対する憎しみは強い。
そう言う過去も有った為か、妹であるラーチェ以外の他人には排他的で冷笑的に振舞いがちだった。
それ故、人懐っこいラーチェがよく横手に構って貰っている事に嫉妬に近い感情を抱いていたが・・・横手の分け隔てしない人柄に何時しか惹かれていったのだった。

Migー29

「Migー29だよ!ラーチェって呼んでね!」

ジュリィと同じロシア出身の戦娘であり、ジュリィの妹。姉同様の銀髪であり、こちらはセミロングな髪型。ユニフォームもジュリィと同じ物を着用している。スタイルは加賀さんと同レベル。
艤装だが、左利きという事も有って腕の装備はジュリィと反対となっている。格闘用兵装は高周波ブレード付きダガー「キンジャール」※ロシア語で「両刃の短剣」
姉のジュリィとは対照的に、男女問わずに人懐っこい性格をしている。・・・だが蒼空邪軍の攻撃直後はかなりふさぎ込んでおり、どうにか持ちだせた愛用のクマのぬいぐるみを手放さなかった程だった。
日本に来る前に一度、ぬいぐるみを彼女の手から離そうと試みたが・・・半狂乱になって暴れた為断念せざるを得なかった程だった。幸いその傾向は、ジュリィの必死の励ましのお陰も有ってどうにか改善できたが。
そんな折、ジュリィと共に日本へと出向する事が決まり、そこで横手達と出会う。父親に相当する人物が居なかった事も有ってか、はたまた横手の人柄故か、横手に懐いてしまう。
肝心の横手はというと、

「父親や兄と接する様な感情だろう」

と思っており、本人も最初はそうだったのだが・・・最終的にはやっぱり彼に惚れ込んでしまい、後日のマリアージュ・システム事件にて、初めての姉妹喧嘩をやらかしてしまう程に。
因みに余談ながら、マリアージュ後の夜戦(意味深)では姉妹二人で見事な連係プレー(意味深)を見せており、横手を翻弄している・・・らしい。

566:194:2023/07/08(土) 16:25:30 HOST:KD106154147190.au-net.ne.jp
以上です。ヤバい位に難産でしたorz
山奥での怪物達の繁殖阻止の為の攻防と、初お目見えにδ型&ε型のマザータイプ・擲弾兵の親玉的存在なドレッドノートとの戦いを経て、どうにか繁殖の阻止に成功しました。
そしてオマケで、今回戦った敵達の設定と解説が無かったEF-28・イフリートの設定。そして名前だけ出ていた新規戦娘であるジュリィとラーチェの設定をお送りしました。
尚この二人の名前の由来ですが、元となった機体の非公式名称・「ジュラーブリク」「ラーストチカ」を捩った物となっています。キャライメージはマ〇ラ〇のスピンオフ・トー〇ル・イ〇リ〇スのク〇スカとイー〇ァだったりします。
ぬいぐるみ云々はその名残です。
順調に反攻作戦が進んでいますが・・・それ等を吹き飛ばす強敵(クローサー様謹製)がもう間も無く登場します。何が来るかは、後のお楽しみにという事で(ヲイ)
次回以降ですが、番外編を数本投下して後にウマ娘ネタに移ろうかと思います。それでは。
wiki掲載は、自由です。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年08月04日 22:37