656:194:2023/07/16(日) 15:35:30 HOST:KD106154150138.au-net.ne.jp
現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件フォースシーズン?番外編その3 試製JFー6可変人型戦闘機カスタム&JFー6可変人型戦闘機
ヤル研 試製JFー6可変人型戦闘機カスタム
全高:19.8m
全長(変形時):24m
全幅(変形時):19m
機体重量:60.5t
駆動方式(通常時):二足歩行+ホバー走行(単独飛行及び宇宙空間での活動も可能)・(変形時):可変式反重力エンジン及び大気圏内外兼用大型スラスター(複合式)
最大速度:不明(機密による・一説にはマッハ6以上出す事が可能とも言われている)
巡航速度:マッハ2.8
航続距離:4800km
実用上昇限度:制限無し(追加装備無しで宇宙空間での戦闘が可能)
固定兵装
頭部60㎜バルカン砲×2(人型形態時のみ・装弾数300発)
試製高出力レーザーブレード×2(人型形態時のみ・腰部サイドアーマー内)
腕部グレネードランチャー×2(人型形態時のみ・両腕部・装弾数4発)※専用マガジン装着時は20発に増加可能
ゼル兵装造成台座×1(機体下部・変形時のみ使用可能)
オプション兵装
専用レーザーライフル(機体接続式・レーザー銃剣の機能付き)
試製ハイパー・レーザーランチャー(機体接続式・レーザー銃剣の機能付き)
装甲:ヤル研式試製強化型特殊化合張硬繊維装甲
エンジン:ヤル研・試製超高出力小型核融合炉×2(両脚部に内蔵・出力不明)
石川島播磨先端工業・君島・プラット・アンド・ホイットニー 試製可変式反重力エンジン・XAGー4×1及び大気圏内外兼用大型スラスター×2の複合式※他小型スラスター複数
乗員:2名
備考:推論型高性能CPUを搭載
657:194:2023/07/16(日) 15:36:00 HOST:KD106154150138.au-net.ne.jp
ヤル研・君島・四菱 JFー6可変人型戦闘機(超大陸日本側呼称・F-6「蒼風(そうふう)」)
全高:18.2m
全長(変形時):22m
全幅(変形時):18.6m
機体重量:58t
駆動方式(通常時):二足歩行+ホバー走行(単独飛行及び宇宙空間での活動も可能)・(変形時):可変式反重力エンジン及び大気圏内外兼用大型スラスター(複合式)
最大速度:不明(機密による・一説にはマッハ4以上出す事が可能とも言われている)
巡航速度:マッハ2.5
航続距離:4000km
実用上昇限度:制限無し(追加装備無しで宇宙空間での戦闘が可能)
固定兵装
次世代型レーザーブレード×2(人型形態時のみ・腰部サイドアーマー内)
腕部30㎜ガトリング砲×2(人型形態時のみ・両腕部・装弾数500発)
背部ハードポイント×2(変形時のみ・各種兵装及びガンポッドを装着可能)
オプション兵装
専用レーザーライフル(機体接続式・レーザー銃剣の機能付き)
レーザーランチャー(機体接続式・レーザー銃剣の機能付き)
装甲:ヤル研式特殊化合張硬繊維装甲
エンジン:次世代型超高出力小型核融合炉×2(両脚部に内蔵・出力不明)
石川島播磨先端工業・君島・プラット・アンド・ホイットニー AGー4可変式反重力エンジン×1及び大気圏内外兼用大型スラスター×2の複合式※他小型スラスター複数
乗員:2名
備考:推論型高性能CPUを搭載
658:194:2023/07/16(日) 15:36:30 HOST:KD106154150138.au-net.ne.jp
【解説】―――前回紹介した「白鳥」の所でも触れた、空軍向けの新型機。その試作型の魔改造機と、量産型である機体の二つを紹介していこう。
さて、次期主力戦闘機の開発計画が進められる事となったのは良いが、設計者達は頭を抱えていた。何故なら
「どんな機体にするか」
というコンセプトが、しっかりと定まっていなかったからだ。国防陸軍と同空軍の殴り合い・宇宙(そら)の結果の副産物として、空軍を宥める必要から早急に用意しなければならない。
だが、実質上の第7世代であるJF-5ことF-5陣風で現状は事足りており、相対的に旧式化したF-3「烈風」の入れ替えもまだ進んでいない。
なので、当初はF-5の性能向上型でお茶を濁そうとしていたのだが・・・・・そこにとんでもない知らせが舞い込んで来たのだ。
それは・・・
「中独陣営が、『新型の可変人型戦闘機』の開発に成功した」
という物だった。その機体は殲撃56型(Jー56・ドイツ名「ファルケ」)。ガン〇ム00のイ〇クトに酷似・・・というか瓜二つな機体を、中独両陣営は
「新たな国防の翼」
として大々的に一般公開したのだ。実際の所はというと、やはり相変わらず独国面や中国面が発揮されている機体なのだが、やはりショックは大きかった。
事前シミュレートでは、JF-4やJF-5ではやや荷が重いのではと国民に言われる結果となっている。
それ等も有って、F-5の性能向上型というプランは物の見事に吹き飛び、根本的な変更を余儀無くされる。
最終的に
地上・宇宙を問わず全領域で活動出来る可変人型戦闘機
という事になった。この新型機開発計画は非公式に
「Ζ(ぜーた)計画」
と呼ばれ、幾つかの試作を経て新たに開発されたのがJFー6可変人型戦闘機と、その試作機を魔改造した試製JFー6可変人型戦闘機カスタムだ。概要を見て行こう。
これまでのティ連技術の開発のお陰も有って、可変機構に関する知見は十分だったが、性能とコストの関係をどこまで容認するかという問題が有った。
659:194:2023/07/16(日) 15:37:00 HOST:KD106154150138.au-net.ne.jp
「ハイクァーンで製造コストはほぼ無視出来るじゃん?」
と思う人も居るだろうが、もし何らかの要因でそれ等の技術が使用出来なくなった場合、製造・維持コストが途端に大きくのしかかる事となる。
その辺も有って、技術者達による喧々諤々の論争を経て、最終的にコスト度外視の試作型を経て量産性と性能の釣り合いを取って行くという、堅実な方針で行く事となった。
まぁもっとも、ロマンに全振りしてしまうヤル研のバ・・・ゲフンゲフン未来の可能性を常に模索している面々は
「試作ならコスト度外視OKだし、好き勝手出来るぜヒャッハァー!!」
とか考えているみたいだが(ヲイ)
その結果、性能重視なΖ〇ンダム方式とコスト重視のメ〇ス方式の二種類で開発が進められて行く事となる。
なお他にも、アッ〇マーやギャ〇ラン・メッ〇ーラやガ〇C等も検討されたそうだが、様々な理由で没となっている。
それ等を経てまずはΖ〇ンダム方式で開発された試製JFー6可変人型戦闘機カスタムの性能を見て行こう。
まず機体外観だが、元ネタが元ネタだけにΖ〇ンダムそっくりな見た目となっている。
元ネタの最大の売りである可変機構を完全再現を実現しており、地上・宇宙両方での戦闘は勿論の事、エネルギーシールド無しでの大気圏突入能力を有している。
機体内設計の特徴としては、可変を大前提にしている関係上メインエンジンが胴体内ではなく両脚部に分割して配置されている事だ。
仮に片方が破損しても、もう片方のみで戦闘継続が可能となっている。更にそれとは別に、胴体内に補助として試製可変式反重力エンジン・XAGー4×1を搭載している。
従来よりも大幅な小型化に成功している事も有って、胴体内に無理なく収められており、仮に両脚がやられてもこのエンジンと機体各所のスラスターで帰還する事が可能であり、
ダメージコントロールに優れている。
固定兵装は頭部60㎜バルカン砲2門と、腰部サイドアーマー内の試製高出力レーザーブレード。腕部グレネードランチャーに、変形時のみ使用可能なゼル兵装造成台座を装備。
当初はゼル兵装造成台座は装備されていなかったが、丙世界の戦いで、多川・シエ夫婦に配備する機体となったのを受けて、新たに追加されている。
まず60㎜バルカン砲だが、可変機という事も有ってバルカン・ポッド・システムの装着が不可能な事から、新たに試作された兵装である。
牽制やミサイルの迎撃・軟目標への攻撃に威力を発揮するが、やはり整備性に問題ありとされ、量産型では採用されていない。
次に試製高出力レーザーブレードだが、空軍向けの次世代機用に新たに試作された兵装の一つであり、従来型の三割増しの威力を誇る。
ただし、耐久性や製造コストに難ありとされ、最終的にやや出力を落とした次世代型レーザーブレードとして採用された。
腕部グレネードランチャーは元ネタと同じ物であり、グレネードランチャーと呼称されているが簡易誘導機能が備わっている。実質的には近距離用のマルチランチャーとも言うべきものだ。
装弾数は左右2発ずつの4発だが、元ネタ同様に専用マガジン装着時は20発に増加可能となっている。もっとも変形機構に干渉してしまう為、変形したい場合はパージしないといけないが。
660:194:2023/07/16(日) 15:37:30 HOST:KD106154150138.au-net.ne.jp
本機専用のオプション兵装は専用レーザーライフルと試製ハイパー・レーザーランチャーの二つがある。
特徴としてはどちらも機体接続式となっている事だ。これはこの機体が航空機も兼ねているという事から、マガジン式が選択出来なかったという事情でこうなっている。
かなりの高出力を誇っており、長距離用ライフルに迫る射程を誇る。
また、フェイルセーフを目的としたレーザー銃剣の発振器が銃口下部に設置されており、緊急時に格闘兵装としても使用可能となっている。
装甲はヤル研式試製強化型特殊化合張硬繊維装甲を採用。エネルギーシールド無しでの大気圏突入能力を確保する為に、耐熱・対衝撃に優れた素材となっている。
乗員は2名だが、負担軽減を目的に推論型高性能CPUを搭載。機体制御・火器管制を始めたする様々な場面でパイロット達を適切にサポートする。
以上の様に、魔改造を差し引いても極めて高性能な機体となり、中独の関係者達も発狂したそうだが・・・・・やはり問題は調達・整備コストだった。
実質的にフラッグシップ的存在といっても過言では無い豪華な仕様な上、専用部品や可変機構の採用によって整備性は悪化。更に異なる2種類の形態を使い分ける必要性も有って
操縦系統その物がかなり複雑化してしまっている。推論型高性能CPUによる支援が有っても尚キツイのが現状だった。そんな機体を量産化するのは、幾ら超大陸日本で有っても不可能だった。
よって、正式採用に向けてのコストダウンを図る事に。その結果開発されたのが、JFー6可変人型戦闘機(超大陸日本側呼称・F-6「蒼風(そうふう)」)だ。
開発にあたり、まずはあまりにも複雑すぎる可変機構の大幅な簡略化が為されており、これは同時期に開発されていたJFー7可変人型戦闘機の試作型のデータがフィードバックされている。
その為、製造コスト及び整備性は大幅に改善されている。もっとも、その代償としてエネルギーシールド無しでの大気圏突入能力は失われてしまった。
とはいえ、エネルギーシールド有りならそのまま大気圏突入は可能であり、更に元ネタと違い重力下での飛行能力は健在なので、十分に高性能な機体なのは確かだろう。
次に武装面だが、整備性や装弾数の少なさを鑑みて、頭部60㎜バルカン砲は廃止。代わりに両腕部に30㎜ガトリング砲が装備されている。
敢えて口径を減らす事で装弾数を増大。使い勝手を向上させている。
次に腰部サイドアーマー内に装備されている次世代型レーザーブレードだが、試製高出力レーザーブレードをベースに出力を15%増し程度に抑えると共に、より単純な形状にデザインを変更。
耐久性の向上と生産コストの低減に成功している。
そして機体背部にハードポイントが設けられており、各種兵装やガンポッドを装備する事が可能となっている。
オプション兵装は専用レーザーライフルとレーザーランチャーの二つ。試作型を基にコスト低減と扱い易さの向上に成功している。
代償としては射程距離と威力がやや落ちてはいるが、それでも十分な威力を誇っている。
装甲はブルーイーグル等と同じ物を採用。エンジンも通常の物と正式型のAGー4可変式反重力エンジンを搭載している。
この様に、どちらの機体も十分な性能を誇っているが・・・・・コストダウンしたJFー6可変人型戦闘機をもってしてもなお、調達がしにくいお値段となってしまった。
正確なお値段は公表されていないが・・・一説には1個飛行隊を全てJFー6に変更するだけで、国防予算の2割近いお金が飛ぶらしい。
その為、更なる廉価兵器の開発が進められ、その結果として誕生する事となるのがJFー7可変人型戦闘機となる。
次回はこの機体の解説をしていきたい。
661:194:2023/07/16(日) 15:38:00 HOST:KD106154150138.au-net.ne.jp
以上です。連日の暑さにすっかりまいっている事も有って、碌に筆が進まずorz
それでも、何時までも放置するのはよくないという事でどうにか完成させました。
そんな訳で、久々の番外編としてΖ〇ンダムモドキな試作機とΖⅡモドキな量産機をお送りしました。
元ネタ同様、チートに近い性能を獲得するに至りましたが・・・お値段がどえらい事に(白目)
そんな訳で、更なる廉価兵器の開発に邁進して行く事となります。・・・某自由な機体とどちらがコスト的にマシなんだろう(汗)
あ、名前の蒼風ですが、元ネタの機体が青を基調としたカラーリングでしたので、この名前となりました。JFー7の超大陸世界版・F-7の方も既に機体名は決まっておりますので、そちらの方もお楽しみに。
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最終更新:2023年08月04日 22:46