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現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件フォースシーズン?番外編その5 海襲改

ヤル研・冨士木・富士岡 水陸両用人型戦車「海襲改」

全高:17.8m
機体重量:52.6t

駆動方式:二足歩行+脚部及び背部ハイブリッド推進器(短時間の自力飛行可能・改修を施せば宇宙での運用も可能)
最大速度:地上300km/h・水中140ノット
航続距離:2200km(プロペラントタンク装備時・3000km)

固定兵装

両腕部四連装アームレーザー砲ユニット(レーザークロー兼用)×2
頭部大型レーザーブレード発振器×1
レーザーダガー×2(腰部サイドアーマー内)
胸部レーザー砲×2

オプション兵装

大型水密コンテナ×1(※人型戦車用の各種武装・ガンポッド等を搭載可能)

装甲:吸音式新型複合装甲
エンジン:次世代型水陸両用小型核融合炉(出力不明)
乗員:1名

備考:推論型高性能CPUを搭載

739:194:2023/07/27(木) 18:01:01 HOST:KD106155008135.au-net.ne.jp
【解説】―――丙世界への介入決定を受けて、ヤル研で運用されている海襲をベースに、作り直しに近いレベルでの再設計を施して実用化された機体。それが、今回紹介する海襲改だ。
本来海襲はあくまでテスト機の1機であり、当たり前ながら本格的な量産は考慮されていなかった。もし丙世界との繋がりが無ければ、プラン自体が提出される事は無かっただろう。
だが、丙世界の敵対勢力であるプライマーが運用している海洋生物・スキュラの存在と脅威が、この機体を生み出す原動力となった。
何せ海から地上に襲撃を掛けて来るこの生命体は、海中は勿論陸上でも高い戦闘力を誇っており、海上交通網やEDF自慢の潜水艦隊の脅威となっていた。
この生物の排除は喫緊の課題であるが、通常の潜水艦では太刀打ちが困難と判断。その対策として、海襲をベースに性能・量産性を大幅に向上させた機体の開発が進められ、量産される事となった。
概要を見て行こう。
まず機体のシルエットだが、やや細身だった海襲よりも機体のシルエットが増大している。これは冷却兼水中用バラストタンクの容量確保の関係でこうなっている。
その結果、より元ネタの機体であるズ〇ッグ・・・・・正確に言うと『機〇戦士〇ンダムF〇1 フォー〇ュラー戦〇0122』に登場したRF〇ゴッグに似た外観となっている。
だが、ヤル研及び今回開発・製造を任される事となった冨士木重工(超大陸世界)・富士岡重工(甲世界)は、ただ真似するだけに満足せず、他の機体の概念も詰め込んでいる。
まず腕部だが、通常のマニピュレーター(178式及び154式共通の物に、耐水圧処理を施した物)に変更。それによって、他の人型戦車の各種手持ち武装をそのまま使用可能となり、汎用性が大きく増している。
クローを取り上げるなんて、ズ〇ッグらしくないではないか、という声が聞こえてきそうだが・・・心↑配↓ご無用である(本田さん並感)
両腕部に装備された四連装アームレーザー砲ユニットがレーザークロー発振器を兼ねており、レーザーダガーと併せる事でジ〇ン水中部の機体さながらのクロー攻撃を可能としている。
また、機体頭部に大型レーザーブレード発振器が固定装備されており、その絶大な威力から対艦・対大型兵器用の切り札として運用されている。
胸部レーザー砲は機体から直接エネルギーを供給して発射する固定兵装であり、四連装アームレーザー砲ユニットをパージした場合は唯一の射撃兵装となる。収束・拡散両モードでの射撃を可能とする。
胸部レーザー砲を除いたこれ等の固定兵装は、緊急時にはパージする事も可能で、生存性の向上に一役買っている。
オプションとしては、各種武装を運搬出来る大型水密コンテナが用意されており、使用時は後腰部にマウントして運搬。陸上に上がった後に、コンテナ内から分解された武装を取り出して使用する。
主に敵陣への強襲揚陸戦で使用されている。難点は、再利用が可能とはいえ調達費用が中々に高価という所か。

装甲には、新たに開発された吸音式新型複合装甲を採用。下手なディーゼル潜水艦よりも静粛性に優れている。
また、エンジンには次世代型水陸両用小型核融合炉を採用。淡水や海水による冷却と空冷による冷却を可能とするハイブリッド方式だ。
脚部及び背部ハイブリッド推進器を採用したおかげで、水中・陸上を問わず高い運動性能を誇る。また、複数の推進システムながら整備のしやすさに配慮しており、稼働率の向上に繋がっている。
因みに改修を施す事で宇宙戦にも対応可能な様になっており、更に後日次元溝への潜行能力の付与を可能とするアップデートを施す為に、引き続き研究が進められているらしい。
こうして完成したこの機体は、丙世界とのディルフィルドゲートによる世界間開通後に実戦投入され、仮想敵であるスキュラを圧倒し、その性能を見せ付けた。
EDFも潜水艦隊の護衛機として採用する一方、潜水艦に同機の運用能力を持たせるべく改装を開始。潜水艦隊の前線復帰には今暫く時間が掛かりそうである。

740:194:2023/07/27(木) 18:01:31 HOST:KD106155008135.au-net.ne.jp
以上です。皆大好き海襲の正式量産型な海襲改をお送りしました。
原型機よりも色々とはっちゃけた結果、ラ〇ズ〇ッグやらゼー・〇ール・RFズ〇ッグの要素をちゃんぽんした代物になりましt←殴
いやー、これ位やらないとスキュラを圧倒するのが難しいですし(ヲイ)
固定武装のパージは緊急時以外にも、陸上戦闘時においても軽量化による運動性の向上という形でのメリットが有ったりします。火力の低下は、コンテナに積んだ手持ち武装である程度補えますし。
さて、番外編ですが次回のながと型潜水艦(二代目)で一旦一区切りになるかと思います。・・・まだ概要が決まって無いや(汗)←殴
ではまた次回。
wiki掲載は、自由です。

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最終更新:2023年08月04日 22:59