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現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件サードシーズン?特別番外編 サードシーズン中のウマ娘達の出来事 その25
打倒ゴーストウィニングを目標に、更なる特訓を行う事になったトリプルターボ・カナリハヤイネン・キタサンブラック・サトノダイヤモンド、そしてツインターボ。
気になるその内容だが・・・まず最初に行ったのは、現在行っている肉体強化訓練の更なる強化。
具体的にはウェイトリフティングの重量の大幅な増加・走り込み数の増加・平泳ぎや水中スクワットの回数増加だった。
幸いと言うべきか、各ウマ娘ともに伸びる余地は残されており、それを徹底的に引き出していく。
そして、それとは別に新しいトレーニングのメニューが追加される。そのトレーニングに使用する道具が、メンバー達の目の前に鎮座していた。
トリー「・・・これって、タイヤ引きに使う5tタイヤだよね?」
キタサン「それを縦に二つ・・・極太ワイヤーでガッチガチに固定されてるね」
ターボ「もしかして、これを引っ張るのか?」
カナ「せや。二つ合わせて10t程。こいつを牽引する事で、下半身を徹底的に鍛えるんや」
ダイヤ「・・・そもそも動かせるんでしょうか?」
カナ「まぁ最初から動かすのは流石に無理やな。今もやっとるウェイトリフティングと同じ理屈や。動かせなくても力を入れ続ける事で、下半身を鍛えるんや」
そう結ぶカナ。そんな彼女達に、声を掛ける者達が。ヤスさんと南坂・沖野両トレーナーだった。
ヤス「それはいいけど、相当な負荷が掛かる以上は無理は禁物よ」
沖野「そうだぞ。少しでも違和感を感じたら、放置せずに直ぐに俺達に言うんだぞ」
南坂「ええ。体を壊してしまったら元も子もないですからね。細心の注意を払っていきましょう」
カナ「了解や。ほな、順番に始めよか」
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トレーナー達が見守る中、順番にタイヤ引きを始める5人。まぁ流石に初日では動かす事が出来た娘は居なかったが。
それでも努力を重ね続けた結果、まずトリーとカナが1週間で。キタサトコンビが10日で。最も遅かったツインターボも2週間でタイヤが動く様になった。
それ等の筋トレとは別に、食事の改善にも着手。栄養価は勿論の事、とにかく量を今までの倍は食べる様にしている。
何せ今までとは比較にならないハードな特訓で、筋肉の消耗が激しいのだ。消耗を補い、更に強固な筋肉にする為にも栄養を取るのは必須だった。
因みにだが、この五人の頑張りを見て他のウマ娘達も更に努力を重ねる様になり、中央トレセンのレベルが更に向上して行く事となるのだが、ここでは関係無いので割愛する。
そして並走トレーニングだが・・・この二人が名乗りを上げて来た。
レインボー「全く・・・水臭いじゃないの。貴女達だけで特訓するとか。ここに終盤の追い込みのプロが居るってのに」
ブリッツ「そうだぞ貴様等!何故余達を頼ろうとしないのd」メキョ
レインボー「・・・申し訳有りません、御二方。悪気は無いのです、悪気は。・・・ですが、名前のせいか無駄に気位が高いせいで、言葉遣いが」
キタサン「・・・あ、いや・・・そこは驚いてませんので・・・(汗)」
ダイヤ「・・・寧ろ、何も間違った事は言ってないのに問答無用でメキョられた事の方が・・・(汗)」
ターボ「レインボー・・・流石にやり過ぎだぞ(汗)」
レインボー「あら、これはゴメン遊ばせ。オホホホホ」※笑ってごまかしている
トリー「ブリッツ・・・」
カナ「・・・ま、二人の善意は有難く貰とこうか。ブリッツを叩き起こした後での・・・」
何時も通りの夫婦漫才()に少々ドン引きする五人だったが、それはそれとして協力を有難く受ける事に。
自ら言うだけ有って、二人の追い込みの鋭さは確かな物である。並走を経てそれに対する対処法を身に付けていく。五月後半に開催されるオークス及び日本ダービーに向けて、更に力を入れて行く事となるのだった。
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さて、この五人以外の様子だが・・・勿論更なるトレーニングに全力で挑んでいた。
特に特訓に余念が無かったのはマチカネタンホイザとニンジャスナイパーの二人。それぞれ天皇賞春とNHKマイルCに挑戦するからだ。
まずはマチタンが出走する、天皇賞春だが・・・出走メンバーの方を見て行こう。
- マチカネタンホイザ
- メジロマックイーン
- ゴールドシップ
- ライスシャワー
- セイウンスカイ
- タマモクロス
- スーパークリーク
- イナリワン
- テイエムオペラオー
- メイショウドトウ
- エアシャカール
- マンハッタンカフェ
- ナリタタイシン
- メジロパーマー
- メジロブライト
- ゴールドシチー
ターボの有馬記念同様に、錚々たるメンバーがラインナップしている。
果たしてどの様なレース展開となるのか。この時点では誰にも分からなかった。
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以上です。中々筆が進まず難産でしたが、何とか完成。
特訓ですが、基本は勿論としてタイヤの重量を無理矢理二倍に(ヲイ)。コンセプトとしては
「UMAが馬の二倍の力が有るのだから、二倍の重量を引っ張れる様にすればいいんじゃね?」
という、適当極まりない思い付きだったりしまs←殴
ま、まぁこれ位は出来ないとゴーストに勝つのは厳しいかなと。・・・・・それでもキタサトコンビは同着1位が精一杯、トリーとカナに至っては敗北という辺り、やはりゴーストは頭おかし過ぎ(コラ)
どうやって勝たせるかで現在も頭を悩ませています(汗)
それはさて置いて、マチタンがいよいよ悲願のGⅠ勝利の称号獲得へ向けて天皇賞春に出走します。
出走ウマ娘達はどの娘も一流の最精鋭が勢揃い。果たしてマチタンは勝てるのか。では次回をお楽しみに。・・・・・各ウマ娘の性格とかを、簡単にでもいいから把握する作業が始まるお←殴
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最終更新:2023年08月14日 17:14