547 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2023/08/05(土) 03:19:08 ID:p467068-ipngn2601akita.akita.ocn.ne.jp [68/154]
憂鬱スパロボ 台詞集その92
ファンタジールート クロスネタ
爪の先に火を灯す様に
「やれやれ、敗戦した訳でも無いのにまるで残党軍だな…」
「送られてきた機体が雑多過ぎますな…どうします?」
「取り敢えず、部品の補充や代用が可能な機体を中心にやりくりしていくしかないな…それでもゲルググが有るだけでも違う」
「ところでこのジムクゥエルは…」
「ジム系は大半自衛隊側に配備してある。上位機種として置いておけば苦労はないな」
連合の派遣人員の会話の一部。
連合ではこの頃宇宙怪獣や各地の戦線への戦力動員が加速して居た事で戦力の不足は深刻となり始めていた。
その為、戦力に関しては主に戦前に製造が行われていたザク・ドムタイプが大半を占め、ユーラシア等から融通されたゲルググやザク改型等が性能的上位機種として頼りにされている事が多かった。また、ノイエDCやガイアセイバーズ等で量産化され、のちに接収された機体を少数ながら配備するが、一般機に対する絶対数は微々たるものであった。
「旧DCに提供した作業改造機であるガザCに関しては、古い民間のラインを手に入れる事で何とか製造を進める事が出来ましたが…」
「流石に、改修済みのゲルググに対しては厳しいな…」
「ドラッツェで宇宙軍の主力の一部を代替して居る事を考えれば、火力を補える当機は重要な戦力に成るかと…」
「ドロスの設備で作ることが出来る機体にも限界が有る以上は止むを得んか・・・」
同上の会話の一部。
ゲートからの物資だけに依存する事に限界を感じていた特地配備の連合軍では、戦力の維持の為に比較的前線を圧迫しない範囲で用意できる製造ライン等の設置を試みていた。その中には旧DCへと提供された作業機改造のガザ
シリーズを中心に、民間からの流用の可能な機体は再製造が進められている。
548 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2023/08/05(土) 03:20:02 ID:p467068-ipngn2601akita.akita.ocn.ne.jp [69/154]
「コレだけまとまった機体、こっちで運用して良いんですか?」
「…本来はこっちで使っても良い位の機体なんですが…」
「何かあるんですか?」
「少し、曰く付きで…」
自衛隊関係者と連合軍人員との会話の一部。
連合ではガイアセイバーズが使用していたジムタイプ、特にクウェルは兵士受けが良くなかった他、協力する勢力である自衛隊や在特米軍に関しても、本土での戦争勃発に当たって多くの人員は少数精鋭で当たらざるを得ない状況となっていた。
その為、性能は有るも比較的数の多くなく発掘数の絶対数も心許ないジム系は、自衛隊などへと積極的に配備が進められる形となっている。
「コレ、本当に潜水艦の中?」
「豪華客船だってここまでの施設なんて…」
「超長期を水中で過ごす前提ですからね…幾ら個室を快適としても限界があるからこそ、こういった施設が必要な訳です。」
「だからって軍艦の中に小川まで作る?」
太平洋方面に新しく配置されたドロス級潜水母艦内に於けるウィッチと連合人員との会話の一部。
元は超長期での宇宙生活を行う前提で作られていたドロス内に設置されていたビオトープや居住区画が、補給に来ていた潜水艦配備となったウィッチ達にも開放されていた。
宇宙でも生活可能なだけ整えられていた居住環境は、同じ軍艦と言う区分にあるとはいえ通常海軍で使用される艦艇とは段違いの規模であり、その居住性の高さに驚かされる事となる。
「コレは…良く手に入れられたな…」
「一個中隊も手に入れられれば良かったのですが…」
「前線が苦しい中、一機手にれられただけでも拾い物だ」
「ビグロやヴァル・ヴァロですら中隊配備には程遠いですからね…」
特地派遣軍に於ける会話の一部。
戦力配備に苦慮していた連合であったがそれでも重要な打撃戦力であるMAも少数ながら配備が進められていた。
しかし、それでも連合の本来想定される配備数には程遠く、偶然手に入れられたビグザムやグワダン級一隻と合わせて拠点防衛の為に各所に切り札として配置が行われている。
549 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2023/08/05(土) 03:20:56 ID:p467068-ipngn2601akita.akita.ocn.ne.jp [70/154]
以上です。WIKIへの転載は自由です。取り敢えずリアクター戦争やアポカリプス直前位の話をば・・・
最終更新:2023年08月26日 20:20