898 名前:モントゴメリー[] 投稿日:2023/08/06(日) 23:52:40 ID:116-64-135-196.rev.home.ne.jp [179/216]
日本大陸SS——首都圏高速鉄道網(通勤新幹線)計画③ 水戸通勤新幹線——

【概要】
水戸通勤新幹線は、日本国有鉄道(国鉄)が策定した輸送量増強を目指したプロジェクトである首都圏高速鉄道網計画の一部である。
その名の通り、水戸から帝都東京への通勤用路線として整備された全長約330㎞の路線である。

【計画】
首都圏高速鉄道網計画では6本の「通勤新幹線」が計画された。
本路線もその6本の1つであり、かつその中で最も成功が確信された路線であった。
かの「大蔵省の魔王」でさえも、本路線に関しては特に反対意見を述べず予算を認めている。
何故そこまで成功を確信できたのか?それは「実例」があるからである。
実は、この水戸通勤新幹線の路線は列島日本世界における「つくばエクスプレス」線とほぼ同一なのである。
というよりも、「つくばエクスプレス」こそが通勤新幹線構想の成れの果て。
6本の計画の内、曲がりなりにも線路を敷くことができた唯一の路線なのである。
そして「つくばエクスプレス」線の集客力は夢幻会会員ならばよく知るところである。
なので、本路線は立案から実行まで何の障害も無く進行された。
では何故本路線ではなく成田線が完成第一号なのか?
それは「かつての夢を今度こそは実現させる」という夢幻会鉄オタ部の執念が大蔵省の魔王に打ち勝ったからである。

【路線】
上で述べた通り、路線はほぼ「つくばエクスプレス」線を踏襲している。
しかし異なる点も存在する。
一つ目は東京側の始発が新宿駅になったことである。
これは前回も述べた通り東京駅への一極集中を防ぐためと、小田原線との直通運転を実現するためであった。
もう一つは(当たり前であるが)終着駅が水戸まで延伸されていることである。
沿線には筑波研究学園都市があり、通勤の大動脈となるのみならず筑波山への観光ルートの役割も担うという多彩な顔を持つ路線でもある。

899 名前:モントゴメリー[sage] 投稿日:2023/08/06(日) 23:53:31 ID:116-64-135-196.rev.home.ne.jp [180/216]
以上です。
ウィキ掲載は自由です。

通勤新幹線シリーズ、その3でございます。
今回の路線が一番想像しやすいと思います
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最終更新:2023年08月26日 21:58