480 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2023/09/12(火) 13:39:35 ID:p482099-ipngn2801akita.akita.ocn.ne.jp [100/187]
憂鬱スパロボ 台詞集その95
アポカリプス編 境界惑星編
「ギルガメスとバララントの侵攻、予想よりも早い様子ですね・・・」
「既に先月までの時点でインド亜大陸が陥落、東南アジアの密林でのゲリラ戦も功を奏さない様子で・・・」
「核で森ごと焼かれて居ますからね・・・壁の施工状況は如何なのでしょう?」
「複数の上陸可能地点を中心に配備が進められております。」
「日本海側を重点的に戦力配置を」
連合軍内の会話の一部。
地球型惑星SB2062に降下した連合軍は境界戦と呼ばれる事態が起きていた日本へと介入。
西日本のレジスタンスを糾合して日本解放戦線を組織。MTを中核として戦力を増強していた。
その後、当該惑星の資源に目を付けたギルガメスとバララント及びその両勢力と敵対する自由惑星同盟が戦力を降下させ境界惑星全体が戦場となっていた。
その為、連合は拠点とした西日本への上陸へと備える為に主要な上陸地点と成り得る地域に防壁や砲台を設置する事となる。
これが新日本協力機構から反発を受けて敵対姿勢を強める形となっている。
「自衛隊を動かす!?しかし、それでは・・・」
「ああ、日本は完全に戦時下になるという事だな。」
「そう迄状況は悪いと・・・」
「既に事態は治安維持名目での兵力運用範囲を超えている・・・解放戦線・・・いや、連合を交戦国として戦端を開き一気に決着をつける。」
北米同盟と日本の高官同士の会話の一部。
既に境界惑星の多くはギルガメスを始めとした異星人勢力との戦争状態にあったが、連合に関して言えば占領地確保後は領土防衛を重要視しており、攻勢には消極的であった。
その為、これ以上戦線を増やしたくない各国の思惑もあり戦闘は散発的な物であったが、連合と敵対する同盟からの要請と協力もあり、
戦力投入数の少ないと思われる連合への対処を優先して行う事を決定したのである。
「駄目だ。ワプス、ワシントン全て沈んでる。」
「燃料もダメです。基地に貯蓄していた分は全て・・・」
「アレは壁を攻略する為に用意されたアメインと航空部隊だぞ、これじゃ作戦が・・・」
「コレだけの被害を受けるだけの大部隊、後方の奴等は居眠りでもしていたのか!?」
横須賀基地に赴いたアメイン部隊の会話の一部。
襲撃の報を聞いた近隣に展開していた部隊は即座に援軍に集まるも彼等が見た光景は、既に沈められた空母と強襲揚陸艦であった。
コレは連合が新日本協力機構と北米同盟支援下の日本の勢力圏沿いに設立した拠点通称「壁」の攻略の為に用意された戦力であったが、
今回の奇襲によって大打撃を受け、壁攻略の計画は練りなおす事となった。
尚、救助直後まで生き延びていたアメインパイロットが最後に残した言葉は「ナインボール」と言う言葉であり北米同盟の兵士を困惑させる形となった。
481 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2023/09/12(火) 13:40:11 ID:p482099-ipngn2801akita.akita.ocn.ne.jp [101/187]
「コレを見てくれ、先日西日本に居る反解放戦線派のレジスタンスが送ってくれた映像だ。」
『おいおい、こりゃぁ・・・』
『島が、動いて居る。』
「別の角度から取られた映像だ。」
「まるで百足ね・・・」
「この機体を解放戦線はセンチピード級武装採掘艦と呼称して居る。現在は太平洋沿岸に居るが日本に近づいてきているという情報もある。
もしこの艦が日本に上陸する様な事が有れば多大な被害を受けるだろう。」
新日本協力機構内に於ける会議の一部。
連合では日本全体に埋没する希少資源ジオライトを回収する為の採掘拠点として原作ではストライダーと呼ばれる機体と同型の武装採掘艦を日本の沖へと投下。
海底に存在する資源の回収に努めていた。もとより紛争地帯に近づく地域でも採掘を行うために運用されるこの機体は、
原作では無理な改造で取り付けられた武装を最初から使用する前提で設置再設計されており、
母艦能力と拠点としての戦闘能力を非常高いレベルで有した移動軍事基地としての役割も担う事となる。
「先ほどのストライダーだけでも脅威だが、解放戦線は此方を確実に降伏させるための兵器の開発を進めているようだ・・・」
『これまた百足みたいなのが・・・』
「趣味の悪い・・・」
「・・・こちらは解放戦線呼称でモルフォと呼ばれる巨大な列車砲・・・らしい」
「らしいってどういう事です?」
「現地の協力者も調査は行っているんだが・・・仮設された嵐山の解放軍基地の近くで一度目撃されて以降見つかって居ないんだ。
この呼称もこの時の情報収集で何とか知ることが出来たのだが・・・」
「それ以降は行方不明・・・」
『フェイクなんじゃねぇか?』
「いや、この写真事態に合成らしき個所は存在しない。存在しているのは確かだ。
形状や確認された地点からレールが敷設されている観点からこの兵器は列車砲の類であると推測されている。
そして、この嵐山から敷設されたレールは我々協力機構側と北米側に設置された壁の両方に続いている」
『つまり、壁を叩かないと安全な向こう側から撃たれ放題になるって訳か・・・』
協力機構内に於ける会話の一部。
協力機構よりのレジスタンスの諜報活動によって、解放戦線の壁の内側の情報も入ってくる協力機構で有ったがそこから齎される情報は余り良い物は言えず、
状況の不利を加速させるものであった。その為、強力戦線では北米同盟から要請されていた壁の攻略協力へと同意。
戦力を集めていたが、その矢先に解放戦線によって横須賀とそこに集結していた北米同盟の戦力が大打撃を受けたという報告を聞く事となる。
482 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2023/09/12(火) 13:42:03 ID:p482099-ipngn2801akita.akita.ocn.ne.jp [102/187]
以上です。WIKIへの転載は自由です。取り敢えず、ネタとしては話して居た境界戦機ベースの惑星に於けるネタをば・・・
謎の多い自衛隊に関しては便宜上戦時下と認めたく無かった政府側が投入を許可しなかった的な方向で・・・
最終更新:2023年09月27日 20:56